戦国BASARA/エロパロ保管庫

幻惑の炎4

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nozomi

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相変わらず半兵衛の体は痩せていた。
肉が薄く骨が浮き出ている病的な細さだ。
それでも、肩や腰のあたりは女性らしい柔らかさを持っており、白く透けた肌に青白い血管が浮いて見える。

この前抱いた時よりも明らかに衰えている、そう感じたが、こんな所で手加減をしても
彼女は不機嫌になるだけだろうと思い、元就は目の前の肌に歯を立てた。
「…っ……君は人肉を好むのかい」
血は出ないが、うっすらと赤く歯型が残る。
「いや…歪む表情を眺めるのが愉しい、それだけのことよ」
その後を愛おしむように、今度は柔らかな舌で首筋をなぞりあげる。
「悪趣味なのは相変わらずだ…」
くくっと喉の奥を鳴らすように笑い、紫瞳を細める半兵衛の顔を一瞥し、元就は行為を続けた。
「…人の事を言える立場か」
「それは否定しないよ…ねえ?」

…この体はいつも熱を持っているからね、昂るとなかなか鎮まってくれないんだ

最初の夜、半兵衛がぽつりと漏らした言葉を思い出す。
彼の…秀吉の腕を求めたらきっと僕は壊れてしまうよ、理性が内側から沸き起こる衝動に勝てないからさ。
そう言って自嘲する彼女の顔に昏い陰が落ちていた。

「やはり君はひどい男だよ、本当にね」
背中に回された半兵衛の指がするりと肌を撫で上げた。
元就は男性にしては細身だが、抱きついてみれば意外と肩幅が広い事に気付く。
もっとも、いつもの戦装束で立つ姿を見ただけでは分からないのだが。
「我には何も求めておらぬのだろう」
「……あぁ、そうだな…僕らには感情など関係ない」
単純な肉欲のみの関係だからね、と小さな声で言うと、息をつく。

半兵衛の胸は掌に余る程度の大きさだが、肉の落ちた体とは思えない弾力を持っていた。
ゆっくりと下から上に持ち上げるように両の乳房を揉み、次第に存在を主張し始めた先端を指で摘む。
不意討ちを受けて、組み敷いている彼女の体がびくりと肩を跳ね上げるように震えた。
「…痛っ……」
潰す気なのかと非難の声を上げる半兵衛を見下ろしながら、元就は薄く微笑する。
「それだけか?」
更に指で挟んだ乳首を口に含み、歯と舌で細波のような刺激を与える。
「……くぅ……ん、んん…」
痛みと快楽を与えられ、半兵衛の喉から零れる声に艶を含んでいた。
眦に涙を浮かべ、瞼を固く閉じて必死に耐えようとしている。
「声を殺す必要はなかろう?」
元就の低く抑えた声が耳元で響く。
滅多に人が近寄ることのない部屋だ、他人に声を聞かれる可能性はほとんどない。
半兵衛の唇の端をちろりと舐め、元就は薄く開いたそこから舌を差し込んだ。
逃げようとする体を床に押し付けるようにして抑える。
「う…ふぅ……ん…はぁ…」
口腔を執拗なまでに蹂躙され、細い喉からくぐもった嬌声を上げる。
間近にある青白い半兵衛の顔を冷静に眺めながら、元就の手はそのまま胸元から臍の脇を撫でるように過ぎると
その下へと滑り落ちた。


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