戦国BASARA/エロパロ保管庫

利まつ剃毛2

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bsr_e

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そのときかけられたは入室の声は、控えめすぎてまつの耳には入らなかったらしい。
唐突に襖が開かれ、室内に足を踏み入れようとした慶次の笑顔が固まった。

「…………」
「…………」

まつも硬直しているが、流石の慶次も言葉が出ない。
何しろ慶次の視界に映っているのは

夜具の上で、袷の前を開いてその中に手を差し込んでいるまつ、
という、あまりに刺激的なものだった。

「……失礼」
「ま、待ってください!慶次!」

彼にしては限りなく慇懃な詫びの言葉で張りついた笑顔のままドアを閉めようとした
慶次を慌てて呼び止めた。

「…う、ん…、でも…」

 ふすまを5センチほど開けてそこから覗かせた目をしきりに瞬かせながら、慶次はそうっと覗いた。
バクバクと波打つ心臓を宥めなつは自身に落ち着けと言い聞かせながらゆっくりと言葉を紡ぐ。

「誤解です。いいから早く入って閉めて。」
「…失礼します」

 気を取り直したらしい慶次が、ようやく室内に入って来た。

「…あの…」

 怪訝そうな表情の慶次を前に、まつは黙って袷の前をそっと開いた。

慶次は屈み込んで目を見張る。
さらされた下肢には、肌より幾分暗めの色をした本当に控えめな毛がすべて3ミリほどの
長さで生え揃っている。
見るからに痛々しく赤く腫れた皮膚は、ところどころ引っ掻き傷になっている。


「これは…」

露わになったまつの下腹部を見て、慶次が眉を顰める。

「何でまたこんなことに…」

ここで下手にごまかしても誤解が広がるばかり。
覚悟を決めた。
自称遊び人の甥。もしかしたらなんとかしてくれるかもと淡い期待を持って
まつは事の顛末を説明した。

なにも無いソレをそれは嬉しそうにしていた利家。
生えたら嫌われるのではと思ってしまった自分。

慶次の視線が宙を彷徨う。我が叔父にそんな趣味は無いはずである。
明らかな否定を示すまつに慶次は目眩を覚えた。


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