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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

月に群雲5

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nozomi

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行為の後は、いつも虚しくなる。
俺は乱れた衣服も汚れた体液もそのままに、ただ空ろに身体を投げたしていた。
虚しい。
満たされる躰とは裏腹に、決して満たされる事のない心。
それは、陰と陽の様に快楽に溺れれば溺れる程、遠ざかって行く様な気がした。
死にたい。
ぽつりと暗い感情が陰を差す。
何故あの場で死ねなかったのだろう。何故あの時死なせておいてくれなかったのだろう。
近頃は、その様な事ばかり考える様になっていた。
そんな虚ろな俺の眼差しを、覆い隠したのは久秀だった。
「憎しみも、女としての悦びも、君の瞳に光を灯すまでには到らないのか」
久秀は、残念そうに嘆息を漏らした。
続いて告げられた言葉は、俺が予想だにしなかったものだった。
「……では、戦力として君が欲しいと言ったらどうする?」
どくん、と心の臓が踊り、俺は目を見開いた。
「次の相手は伊達の小倅でね……君があの厄介な竜を足止めしてくれると非常に助かる」
伊達の……
その名を聞いて、指先が、かたかたと震え出した。
亡くしていた筈の感情が、身体の内側でうねりを上げている。
だが、闘えない。
俺にはもう、闘う資格など残っていない。
「……某は……もう誰にも仕える気はござらぬ」
やっと絞り出した声は、震えていた。
「それは残念だ……が、別に我が軍門に下ってもらわなくても構わないのだよ。君が望むなら、ただ単騎駆けてくれるだけでも良い」
それはなんと、甘美な誘いなのか。
今でも目を閉じれば、まざまざと戦の風景が思い描かれた。
馬を繰り、頬に当たる風の感触も、他では味わえぬあの高揚感も、全て鮮明に覚えている。
「考えておいてくれたまえ」
いつの間に戸口に立っていたのか、久秀は既に身形を整えて、立ち去り際にそう告げた。
今一度、戦場に……
その夜は、眠る事が出来なかった。


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