戦国BASARA/エロパロ保管庫

雨夜の品定め9

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bsr_e

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狩衣の紐を解き、襟を寛げる。
袴の紐も解き、じき、元就の全てが元親の目に曝されようとしていた。
柔らかい胸に触れ、腰を抱き、さらに下部へと降りる元親の指を、元就が慌てて制する。

衣擦れの音がする度に、覚悟を決めたかのような表情をする元就を痛々しく見ていた元親は、
一度その手を止め、しっかりと抱きしめた。

「…怖いか」
「怖い………」
素直に、頷く。
「…男が女に、そのう…何を、どうするか……えっと、わかっている、か…?」
元親がなんともいえない表情で、問う。
「頭では…。さっき、女連中でもそうした話をしたし」
生真面目な表情で、元就が答える。

(男も女も、集まればそういう話か)

そう思いながら、元親は男同士で女人の品定めをしてことも思い出した。
下世話な話題に、毛利元就の話はでなかった。
猥雑な話に出されたら、元親は平静ではいられなかったかもしれない。

「あんたは、誰の品定めをした…?」
元親の穏やかな右目が、元就を見つめる。
「貴様だ。我を、男と思うて目もくれぬ、鈍い男と………」
言うなり、元就が元親の首に抱きついた。
「…我も、貴様が、好きだ………」
「その物言いは、難だが………。嬉しいぞ、元就」
「…名は呼ぶな、というのに」

狩衣を脱がせるのを助けるように、元就が体を動かす。
その繊手が、元親の衣類も剥いでゆく。
抱き合い絡み合い、接吻を繰り返しながら、ふと、元就が怪訝そうな顔付きをした。

「……どうした…」
「…我の足に……さっきから当たるのは…何だ」
「………ああ」
なんと説明しようか、元親が苦笑した。
「あんたを感じ、昂ぶっている俺だよ…」
「………あ…」
意味がわかったようで、元就の頬が真紅に染まった。

「…大丈夫か……?」
頬を撫でながら、元親が耳元で囁いた。
「え?」
「……最初は、みんな…痛がるようだし。あんたは、さっき怖いと言った」
元就は、形のいい薄めの唇をほころばせた。
乱暴で繊細さの欠片もないと思っていた男の、意外な気の使い方が妙に可笑しかった。

「さっき、奥州の政宗が、我に言ったことがある」
「あ?」
元就が勢いよく体を起こし、元親に覆い被さった。
「長曾我部を押し倒してしまえ、とな」

肌蹴た小袖から零れたふっくらとした白い胸が元親の目の前に揺れ、赤い頬が元親の頬に触
れた。
「固いな…。そして、熱い」
自分の体に触れるものを確かめるようにして、元就は呟く。
「あんたの、ここも、熱い。濡れているのが、わかるか?」
細い体を押し倒し返して、小袖の内へと手を忍び込ませた元親も囁いた。

一度覚悟を決めれば、女人のほうが腹をくくるらしい。
元親の指の動きを、もう制しなかった。

誰にも触れさせたことのない秘部に這う指が、心地よい、と感じられた。
敏感な部分に触られて、元就が甘く低く呻く。
何度も指でなぞられ、ぬるりと中指が差し込まれる。
「…あっ……!…長曾我部…っ!そこは………」

体をずらそうとするが、元親は許さなかった。
元就の秘口をこじ開けるように、中を探るように、指がゆるゆると動き始めた。
やがて、指が増やされる。
中指と薬指が抉るように蠢き、秘口と尖った肉芽を弄られ、元就は体を仰け反らせた。


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