- 佐助×かすが
- 性描写アリ
甲斐の虎、武田信玄の言葉に佐助は息を飲んだ
それは信玄に対面して座る上杉謙信の隣に控えていたかすがも同じだった
「聞こえなかったか佐助よ、ここで上杉のくのいちとまぐわってみせよ、と申したのだ」
それは信玄に対面して座る上杉謙信の隣に控えていたかすがも同じだった
「聞こえなかったか佐助よ、ここで上杉のくのいちとまぐわってみせよ、と申したのだ」
信玄が上杉謙信との酒の席を設けろと言ったのは突然だった
上杉謙信のところへ用件を伝えに言ったところ謙信もまた
「わたくしもちょうど、しんげんにはなしがあったのです」
とのことだった
上杉謙信のところへ用件を伝えに言ったところ謙信もまた
「わたくしもちょうど、しんげんにはなしがあったのです」
とのことだった
そして上杉謙信はかすがと武田信玄の館に招かれ、酒と肴が振舞われ今ここに居る
沈黙を破ったのはかすがだった
「け、謙信様っ!!私はそのようなこと・・・!!」
わなわなと肩を震わせながら謙信の方を向いた
「わたくしのうつくしきつるぎ、いまはそのようなことをいっているばあいではないのです」
静かに謙信はかすがをなだめた
「け、謙信様っ!!私はそのようなこと・・・!!」
わなわなと肩を震わせながら謙信の方を向いた
「わたくしのうつくしきつるぎ、いまはそのようなことをいっているばあいではないのです」
静かに謙信はかすがをなだめた
「さいきんよるにしのんでくるおとこをこころまちにしてこころここにあらず、とひびをすごすまちむすめがふえているのです」
スッと目を細め、謙信は佐助の方を見た
「そのおとこのようしをきけばちょうどしんげんのところのしのびににていると・・・」
スッと目を細め、謙信は佐助の方を見た
「そのおとこのようしをきけばちょうどしんげんのところのしのびににていると・・・」
「奇遇だな謙信よ・・・ 儂の所の男共も同じ。とあるくのいちの色仕掛けで内密の情報を漏らしてしまった者がおるのだ」
クク・・・と信玄は小さく笑った
クク・・・と信玄は小さく笑った
佐助とかすが、双方に心当たりは充分あった
お互いの情報収集のため、忍の「体術」を使っていたことを・・・
お互いの情報収集のため、忍の「体術」を使っていたことを・・・
「そこでどうじゃ、お互いの手駒同士の技を競わせては?」
そして信玄が言い出したのだ
「まぐわえ」
と。
そして信玄が言い出したのだ
「まぐわえ」
と。