一応、動画を最後まで見切った事になるのだろう。
ザッ…ザーっと二度三度乱れた画面が、砂嵐に覆われる。
大きく息を一つ吐いてから、元親は白々しく右腕でサンデーの左腕をつついた。
ザッ…ザーっと二度三度乱れた画面が、砂嵐に覆われる。
大きく息を一つ吐いてから、元親は白々しく右腕でサンデーの左腕をつついた。
「おい起きろ毛利…なんか、動画終わったみてぇだぞ?」
「…………っ!?」
ハッとしたように、サンデーは慌てて元親から身を離す。
そして取り繕うようにコホンと一つ咳払いをすると、
次の瞬間何事も無かったかのように元親へと向き直った。
そして取り繕うようにコホンと一つ咳払いをすると、
次の瞬間何事も無かったかのように元親へと向き直った。
「時に長曾我部よ…動画の内容は寸分違わず頭に叩き込んだのであろうな?」
「えっ…? そ、そりゃまぁ…な」
「では手始めに、ザビー教教義第一節を申してみよ」
「えっと…『骨まで愛シテ』?」
「否。それはザビー教教訓その一であろう」
「じっ…じゃあ『死ンダ異教徒ダケガ良イ異教徒デース』…とか?」
「違う。それはザビー教経典の第一節ぞ」
おいおい…全部適当に言ってるのに、何か微妙に正解にかすっちまってるぞ…?
俺は自分が怖ぇよ。
俺は自分が怖ぇよ。
ちょっぴり背筋が寒くなって自らの両手で両腕を抱いた元親を見て、
サンデーは呆れたように深い溜息を吐き出す。
サンデーは呆れたように深い溜息を吐き出す。
「…貴様、少なくともこの動画を見るのは二度目であろう。
にも関わらず、内容が欠片も頭に入っておらぬと申すのか…この痴れ者め」
にも関わらず、内容が欠片も頭に入っておらぬと申すのか…この痴れ者め」
おい、ちょっと待て…二度目?
…っそういえば!!
…っそういえば!!
ハッとしたようにサンデーの顔を凝視した元親を見返し、
サンデーは訝しげに小首を傾げた。
サンデーは訝しげに小首を傾げた。
「…何を驚いておる。
貴様は、我が制作した頁からの入信者であろう?」
貴様は、我が制作した頁からの入信者であろう?」




