『この借りは、絶っ対万倍にして返してやるからな…』
確かにそう思っていた。
だがあれから一週間。
…こんなにも早く、チャンスが訪れるとは。
確かにそう思っていた。
だがあれから一週間。
…こんなにも早く、チャンスが訪れるとは。
元親は自分の目前に鎮座し、悪びれも無くズズッと茶を啜るザビーの巨躯をジッと睨みつける。
そんな元親の思惑を知ってか知らずか、ザビーは茶碗を持った両手を膝の上まで下ろすと、
心底困り果てたように一つ溜息を吐いた。
そんな元親の思惑を知ってか知らずか、ザビーは茶碗を持った両手を膝の上まで下ろすと、
心底困り果てたように一つ溜息を吐いた。
「で、教祖様自らわざわざ四国まで出向いて来るたぁ…一体何の用だ」
「ザビー、今日は折り入ってアニキに頼みが有るヨ」
「…? どういう風の吹き回しだ」
「あの日以来、サンデーすっかり元気無くしちゃったヨ。
だからザビー教のおかげで愛に目覚めたアニキに、サンデーを見舞って欲しいノ」
だからザビー教のおかげで愛に目覚めたアニキに、サンデーを見舞って欲しいノ」
とどのつまり。
あの後毛利は教祖様の寵愛が、未だ愛を理解しきれずにいる自分から
愛を理解している俺の方に移ろいでしまったのだと思い込んだ。
だからエセ教祖がいくら取り繕おうとも、それを心の底から信じる事が出来ず、
塞ぎこんじまったらしい。
あの後毛利は教祖様の寵愛が、未だ愛を理解しきれずにいる自分から
愛を理解している俺の方に移ろいでしまったのだと思い込んだ。
だからエセ教祖がいくら取り繕おうとも、それを心の底から信じる事が出来ず、
塞ぎこんじまったらしい。
「毛利の奴…そんなに気落ちしちまってるのか」
「それどころではありませヌゾ!サンデー懺悔室にも顔出さなくなっちゃったヨ!!
だから動画の更新が出来なくて全国の信者の皆サン達から苦情のお手紙がザックザク!
もうザビー踏んだり蹴ったりダヨ…」
だから動画の更新が出来なくて全国の信者の皆サン達から苦情のお手紙がザックザク!
もうザビー踏んだり蹴ったりダヨ…」
「そっちは自業自得だろうが。ざまぁ見ろ」
「アニキ!そんな鬼みたいな事言わないデ、ザビーを助けてちょうだいヨ~!」
「……………」
毛利が懺悔室に行かなくなって、動画更新が滞ってる。
…願ったり叶ったりじゃねぇか。
だがその代わり、毛利がすっかり元気を無くしちまった。
一体、どうしたら良い…。
…願ったり叶ったりじゃねぇか。
だがその代わり、毛利がすっかり元気を無くしちまった。
一体、どうしたら良い…。
室内に、沈黙が落ちる。
傍らに置いてあった自身の茶碗を片手で掴み喉を潤すと…
元親は心の内にずっと引っかかっていた疑問をザビーにぶつける。
傍らに置いてあった自身の茶碗を片手で掴み喉を潤すと…
元親は心の内にずっと引っかかっていた疑問をザビーにぶつける。
「なぁ、アンタ…何で毛利を普通に抱いてやらねぇんだ」
「サンデーはタクティシャンだけあって、とても聡いネ。
だから懺悔室には敢えて危険日付近にしか来なかったヨ」
だから懺悔室には敢えて危険日付近にしか来なかったヨ」
「…なっ!?…アイツ教祖様の子を身ごもる気満々だったって事かよ!!」
「そうデス!でも、サンデー孕ませたってザビー教的には百害有って一利ナシ!
いくら信者の皆サンが「俺、ボテ腹の娘のエロ動画でだって全然抜けるよ」とか言ったッテ、
ンナモン建前上の話デ、結局テメェ等他人のガキ孕んじまったクソ女なんかよりモ
処女の方が万倍好きダロ!?好き過ぎて思わず入信したくなっちまうんダロ!!??」
いくら信者の皆サンが「俺、ボテ腹の娘のエロ動画でだって全然抜けるよ」とか言ったッテ、
ンナモン建前上の話デ、結局テメェ等他人のガキ孕んじまったクソ女なんかよりモ
処女の方が万倍好きダロ!?好き過ぎて思わず入信したくなっちまうんダロ!!??」




