アットウィキロゴ
戦国BASARA/エロパロ保管庫
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

戦国BASARA/エロパロ保管庫

元親+ザビー時々元就(♀)4

最終更新:

bsr_e

- view
メンバー限定 登録/ログイン
「首を…はねる…? ちょっと待て!アンタ、何言って…」

澄みすぎていて何も映しはしない瞳から目を逸らし、
眼下に見降ろした毛利の姿を見て思わず息を飲んだ。
白い着衣を染め上げていくかのように、
太ももの怪我とは別に股の辺りからもじわじわと血が滲んでいる。

そう…あの日毛利は、合戦のさなか突如酷く重い月経に見舞われていた。
だから船戦を早々に切り上げようとし、厳島に布陣した際も
「これは策である」と本陣から部下を遠ざけ…
たった一人で腹部を蝕む鈍痛に耐えていたのだ。

「……………」

毛利が不自由な身体で両足を摺り寄せるようにして、
未だ広がり続けている出血の痕を必死に俺の視線から隠そうとしている。
もちろん俺は慌てて顔を逸らし毛利を視界に入れないようにしたが、
そんな俺を一瞥すると毛利は自嘲気味な冷笑を漏らした。

「クッ…ククッ…。戦場においても女は斬らぬ…
 否、例え総大将であろうとも所詮女など斬る価値も無し…と申すか…」

「そっ…そうじゃねぇよ!」

「ならば早う、我が首を刎ねよ!!」

「……っ!!」

哀願にも酷似した、悲痛な叫び。
だがそれに応える事が出来る筈も無く…俺はとっさに碇槍を放り投げると、
肩に引っ掛けていた羽織の両袖を、毛利の腰の辺りにきつく結びつけた。
そうして毛利の下腹部から膝までをすっかり羽織で覆い、
何事かと瞳を瞬かせた毛利を抱き上げようとした時だ。
-毛利の援軍の弓兵達が本陣に駆け込んできた。

「もっ…元就様!!??」

「おう!アンタ等、丁度良かった…休戦だ休戦!!!
 アンタ等んトコの総大将が怪我して…」

「貴様等、何をしておる!!速やかに戦を続行し、我もろともこの男を射殺すのだ!!
 この男は敵軍の総大将…長曾我部元親ぞ!!」

「なっ…!!」

その場に居た全員が、毛利の怒号に凍りつく。
…この女、こんな状況で何言ってやがる!?

「駄目だ!休戦だっ!! 毛利の手当てが先だ!!」

「ならぬ!戦を続けよ!! 今此処で長曾我部を討つのだ!!!
 えぇい貴様等、何故我の命令通りに動かぬ!!
 まさか我ではなく、敵の総大将の命令に従うと申すか!!」

このままじゃ、埒があかねぇ。
そう思った刹那、毛利が苦悶に顔を歪める。
そして二度三度大きく体が震えると、ついにそのまま…毛利は意識を手放した。

「…何故誰も…我が命令に従わぬ…。
 そうか…我…が、女だから…」

意識を手放す寸前に、毛利の口の端から細く漏れた自虐の言葉。
そいつが耳に飛び込んできて、俺は反射的に毛利を抱きしめていた。

バカ、違ぇよ。
誰もアンタの言う事を聞かなかったのは、アンタが女だからじゃねぇ。
ここに居る誰もが、アンタを大切に思ってるからだ。
なのに何でアンタには、それが解らねぇ…。

毛利にだけ聞こえるように耳元でそう呟いたが、
既に失神している毛利には届かなかったろう。
それでも、言わずには居られなかった。



最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー