戦国BASARA/エロパロ保管庫

少女2

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bsr_e

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だれでも歓迎! 編集
「捨て置くのか?」
収める時機を逃した獲物を佐助に向けたまま、かすがは疑問を溢す。
自分ならば生かしては置かない、と。
「この城は俺様の領域だもの。進入経路も退路も一目瞭然」
賊を捕まえる為に、態と残してあるんだよ、と佐助は事無げに言う。
忍なのだから、その言葉で姿を消すべきだ。
けれどかすがは、じっと佐助の顔を伺う。
本当、イイ女だと佐助は思って、だけど忍には何処までも向いていない仕草に苦笑を漏らす。
「じゃあ、貸し一、もらっとこーっと」
何を、と言われる前に佐助はちゅ、と音を立ててかすがの唇を奪った。
凍りつくかすがの目前で、佐助はにへ、と軽薄な笑みを浮かべ、するりと天井裏から降りる。
「そっれじゃあね~、かーすが!」
笑い声を残して去った男を追いかけるわけにも行かず、かすがは涙目で唇を拭い、呻いた。
「あの男……次にあったら殺す!」
毒でも含んでやればよかった、と後悔しながらも、咄嗟に避けなかった自分の気持ちには、かすがは気付かないでいた。

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