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佐助×かすが(死にネタ)5

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bsr_e

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だれでも歓迎! 編集
 佐助の足取りは重い。泥沼の中を歩いているようであった。
 佐助はかすがを自分の隠れ家とも言える茅屋に匿っていた。
 佐助にはわかっている。きっとかすがを殺せはしない。それは既に一度、かすがを殺し
てしまったからだ。あの喪失感は二度と味わいたくない。だから殺せない。しかし、命令
だ。逆らうことは出来ない。やらなければならない。相反する思いを抱きながら、いつも
よりゆっくりと時間を延ばすかのように歩いた。
 緩い傾斜の山道をある程度まで登ると、ふっと道から逸れ、道のない険しい林の中
を進んでいく。しばらくすると、少し拓けた場所があり、そこに目指す茅屋がある。この
山には人嫌いの世捨て人が住んで居るらしい、という噂は聞いた事があった。佐助が
ここを見つけたとき、すでに当人は亡くなっていて、無人となっていたのを勝手に使用
するようになったのだ。それは、人一人が住むくらいがやっとの小さいもので、半分朽ち
ている状態だった。簡単な修繕はしたが、それでも雨漏りがしなくなった程度でぼろぼ
ろな状態は変わりない。だが、寝るくらいには困らなかった。ただ、この茅屋がある場所
に来るまでの道は無いも同然で、普通の人間ならば迷ってたどり着けない。佐助がこ
こを見つけたのも、まったくの偶然であった。それに、ここには部下には近寄らせないよ
うにしているし、幸村の動向には気を遣っていた。一体どこから発覚したのか、今の佐
助には見当も付かなかった。

 かすがは、居た。佐助が与えた山吹色の着物の上に男物の羽織を肩からかけて、
ぼんやりと外を眺めている。煙のように跡形も無く消えてしまえばいいと、半ば本気で
佐助は思っていただけに、かすがの姿を見たときは胸が潰れる思いだった

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