呻くように問われて、政宗は痛そうな表情で呟くように返答した。
「父上は俺が当主になれば喜んでくれた。小十郎たちは俺が天下を狙い戦に勝てば誉めてくれた。俺は皆が考えるmeritに応えないと大事にしてもらえねえ。当然だ、出来損ないなんだから」
「出来損ないなどと・・・!」
激高しようとするが言葉を継がれて黙らされる。
「俺はやっぱり出来損ないだよ。父上撃ち殺すことになったのも奥州落とされたのも俺のmisconductだ」
弱く嘲笑って政宗は幸村を見上げる。
「さ、もういいじゃねえか。とっとと初夜とやらをやっちまおうぜ。ま、やっぱ気味が悪いだろうから、形だけでも・・・」
ぷちん、と何かが切れる音がした。
「父上は俺が当主になれば喜んでくれた。小十郎たちは俺が天下を狙い戦に勝てば誉めてくれた。俺は皆が考えるmeritに応えないと大事にしてもらえねえ。当然だ、出来損ないなんだから」
「出来損ないなどと・・・!」
激高しようとするが言葉を継がれて黙らされる。
「俺はやっぱり出来損ないだよ。父上撃ち殺すことになったのも奥州落とされたのも俺のmisconductだ」
弱く嘲笑って政宗は幸村を見上げる。
「さ、もういいじゃねえか。とっとと初夜とやらをやっちまおうぜ。ま、やっぱ気味が悪いだろうから、形だけでも・・・」
ぷちん、と何かが切れる音がした。
乱暴に政宗を押し倒し、着物を剥ごうと襟に手をかける。
「やっ、よせ、せめて灯を消してくれ!」
驚いて藻掻くが
「黙れ、何でもするのだろう。大人しく寝て、啼いていればいい」
低く怒りのこもった声で一喝されると、びくりと体をふるわせて抵抗をやめる。
着物がはだけられると癒えぬ醜い痘痕が目に飛び込んだ。
「見るな・・・」
政宗は辛そうに目を背ける。
「指図するな」
ぼそりと吐き捨てるように命じて愛撫が始まる。
胸の僅かな膨らみを揉み、首筋を舌で辿る。
くりくりと乳輪をこねると、すぐにきゅんっと乳首が堅くなった。
強めにそれをひねり上げると、のどの奥で小さな悲鳴が聞こえた。
ふと、政宗の顔を伺うと目尻に涙を溜めて天井を見つめている。
顔は紅潮しているが、表情は平坦だ。
それが無性に腹立たしい。
不意に、右目には涙が溜まるのだろうかと疑問を抱き、目を覆う布に手をかける。
その途端だ。
「うっうああああ!やめろっやめっやめてくれっ」
半狂乱になって政宗が抵抗を始めたのだ。
豹変ぶりに驚くが幸村はかまわず布を外そうと力を込めた。
「やめてくれ、後生だ。これだけはやめて・・・!」
「うるさい」
はらり。
男女の力の差か、はたまた体勢の問題か、あっけなく布が落ちる。
「あっ!!いやっ!」
悲鳴を上げて政宗はばちんと音が鳴るほど勢いよく
右手で布の代わりに右目を覆ってしまう。
「見ないで・・・頼む・・・見ないでくれ」
俯せて布団にそこを押しつけるように必死で隠す政宗が哀願する。
「見せよ」
出来る限り冷淡な声で命じてみるが
「・・・嫌だ。嫌だぁ」
頑として譲らない。
「何故、そこまで右目を隠すのでござる」
嘆息し、今度はなだめるように優しく問えば、しゃくり上げながらぽつぽつと答が返ってきた。
「こっこれ以上、お前に、き、嫌われたくないんだ。お前はっ、や、優しいから平気な顔をしてくれるだろうけど、絶対、絶対心の中で気味悪いって思う。そ、そんなの嫌だ、嫌なんだ。お前には、お前にだけは見られたくないんだ・・・親だって疎んじたこの顔を見せたくない・・・嫌われたくないっ」
じわりじわりと布団に透明な染みが広がる。
「やっ、よせ、せめて灯を消してくれ!」
驚いて藻掻くが
「黙れ、何でもするのだろう。大人しく寝て、啼いていればいい」
低く怒りのこもった声で一喝されると、びくりと体をふるわせて抵抗をやめる。
着物がはだけられると癒えぬ醜い痘痕が目に飛び込んだ。
「見るな・・・」
政宗は辛そうに目を背ける。
「指図するな」
ぼそりと吐き捨てるように命じて愛撫が始まる。
胸の僅かな膨らみを揉み、首筋を舌で辿る。
くりくりと乳輪をこねると、すぐにきゅんっと乳首が堅くなった。
強めにそれをひねり上げると、のどの奥で小さな悲鳴が聞こえた。
ふと、政宗の顔を伺うと目尻に涙を溜めて天井を見つめている。
顔は紅潮しているが、表情は平坦だ。
それが無性に腹立たしい。
不意に、右目には涙が溜まるのだろうかと疑問を抱き、目を覆う布に手をかける。
その途端だ。
「うっうああああ!やめろっやめっやめてくれっ」
半狂乱になって政宗が抵抗を始めたのだ。
豹変ぶりに驚くが幸村はかまわず布を外そうと力を込めた。
「やめてくれ、後生だ。これだけはやめて・・・!」
「うるさい」
はらり。
男女の力の差か、はたまた体勢の問題か、あっけなく布が落ちる。
「あっ!!いやっ!」
悲鳴を上げて政宗はばちんと音が鳴るほど勢いよく
右手で布の代わりに右目を覆ってしまう。
「見ないで・・・頼む・・・見ないでくれ」
俯せて布団にそこを押しつけるように必死で隠す政宗が哀願する。
「見せよ」
出来る限り冷淡な声で命じてみるが
「・・・嫌だ。嫌だぁ」
頑として譲らない。
「何故、そこまで右目を隠すのでござる」
嘆息し、今度はなだめるように優しく問えば、しゃくり上げながらぽつぽつと答が返ってきた。
「こっこれ以上、お前に、き、嫌われたくないんだ。お前はっ、や、優しいから平気な顔をしてくれるだろうけど、絶対、絶対心の中で気味悪いって思う。そ、そんなの嫌だ、嫌なんだ。お前には、お前にだけは見られたくないんだ・・・親だって疎んじたこの顔を見せたくない・・・嫌われたくないっ」
じわりじわりと布団に透明な染みが広がる。




