いつになく厳しい言い方に戸惑いながらも、謙信は懸命に要求に応えようとする。
「…んっ……こう?」
「そうそう…」
口を開けると涎がでそうになる。一旦ごくりと飲み込んで、もう一度口を軽く開いて
信玄の上下の唇ごと食いつく。信玄は自分からは行動を起こさず、流れに身を任せて
謙信と忍び達の行動を静観する。
「…んっ……こう?」
「そうそう…」
口を開けると涎がでそうになる。一旦ごくりと飲み込んで、もう一度口を軽く開いて
信玄の上下の唇ごと食いつく。信玄は自分からは行動を起こさず、流れに身を任せて
謙信と忍び達の行動を静観する。
「ああ、嫌だ…ぎこちなくて見ていられませんわ、謙信様!」
「全然だめだね。…もうやめてくんない、大将が可哀想だからさ」
「そ、そんな……」
忍び達に悪態をつかれ、また責めるような視線を受けることに耐え切れなくなった
謙信は平静を失う。
取り乱して今にも泣き出しそうに顔をわななかせながら信玄の腕に縋りつく。
「ああっ、ごめんなさい…わ、わたくしは…どうしたら…っ…」
その体の震えが信玄の腕に伝わる。
「お前ら…悪ふざけもたいがいにせい!」
さすがの信玄もいらついた様子で忍び達を睨む。
「全然だめだね。…もうやめてくんない、大将が可哀想だからさ」
「そ、そんな……」
忍び達に悪態をつかれ、また責めるような視線を受けることに耐え切れなくなった
謙信は平静を失う。
取り乱して今にも泣き出しそうに顔をわななかせながら信玄の腕に縋りつく。
「ああっ、ごめんなさい…わ、わたくしは…どうしたら…っ…」
その体の震えが信玄の腕に伝わる。
「お前ら…悪ふざけもたいがいにせい!」
さすがの信玄もいらついた様子で忍び達を睨む。
その刹那、信玄と謙信の眼前に水柱状の大きな水しぶきが上がり、視界を塞がれて
しまった。かと思うと、容易く忍び達に背後をとられ、絡めた腕も強引に解かれて
ふたりは引き離される。
しまった。かと思うと、容易く忍び達に背後をとられ、絡めた腕も強引に解かれて
ふたりは引き離される。
「ははっ、どういうつもりかって?……いいかげん、じれったくてね」
佐助が謙信を捕まえたまま信玄の真向かいの縁に座り、信玄を見据えて言う。
「…何が」
「本当はお互い欲しくてたまらないくせにさ、無理して抑えちゃって」
謙信を後ろ抱きにして腿の上に乗せ、胸下に腕を回す。
佐助が謙信を捕まえたまま信玄の真向かいの縁に座り、信玄を見据えて言う。
「…何が」
「本当はお互い欲しくてたまらないくせにさ、無理して抑えちゃって」
謙信を後ろ抱きにして腿の上に乗せ、胸下に腕を回す。
「なっ…」
「いいじゃない、心も裸になっちゃえば………俺達が手伝ってあげる」
と、謙信の形の良い胸を人差し指でそっとなぞる。
「…ちょっぴり手荒かもしんないよ?」
と、意地悪く謙信に囁く。
「あ、あっ…だ…だめっ…」
先のことで心が乱れてしまっている謙信は、佐助の行いをすんなりと受け入れられる
わけではないが、本気で抵抗するべきなのかどうか迷ってしまい、体を強張らすこと
しかできない。
「いいじゃない、心も裸になっちゃえば………俺達が手伝ってあげる」
と、謙信の形の良い胸を人差し指でそっとなぞる。
「…ちょっぴり手荒かもしんないよ?」
と、意地悪く謙信に囁く。
「あ、あっ…だ…だめっ…」
先のことで心が乱れてしまっている謙信は、佐助の行いをすんなりと受け入れられる
わけではないが、本気で抵抗するべきなのかどうか迷ってしまい、体を強張らすこと
しかできない。
「佐助ぇっ!立場をわきま、え…うあっ?」
信玄は佐助の厚かましい振る舞いを制しようとするが、突如股間を刺激する感覚に
驚いて言葉が途切れる。
「どこを見ている…」
「ふ…くっ、くのいち……離さぬか」
信玄の横からかすががぴたりと身体を寄せ、不気味に微笑みながら陰茎を
ぎゅうと掴む。
「ふふふっ、離しません…貴方様のお相手は私…」
信玄は佐助の厚かましい振る舞いを制しようとするが、突如股間を刺激する感覚に
驚いて言葉が途切れる。
「どこを見ている…」
「ふ…くっ、くのいち……離さぬか」
信玄の横からかすががぴたりと身体を寄せ、不気味に微笑みながら陰茎を
ぎゅうと掴む。
「ふふふっ、離しません…貴方様のお相手は私…」