戦国BASARA/エロパロ保管庫

政宗×女幸村6

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匿名ユーザー

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双方乗り気の縁談は、とんとん拍子に纏まった。
小十郎がとっとと押し付けようとしてんじゃないだろうな、と呟いたほどである。
そして政宗は、隣に畏まって座る女らしきものをそっと盗み見る。
緊張しきっているようで、その動きはがちがちとぎこちがない。
顔の半分は華やかな衣装につつまれてよく解らない。
派手好みの伊達者に対抗してか、婚礼衣装はいくぶんかぶいて、頭はおろか目元までを隠しているのだ。
だが、ちらりと覗く唇に塗られた紅は確かにあの日、小十郎に買ってこさせたものと同じに見えた。
そして、その顎の線は能天気にずんだ餅をほおばっていたそれと同じに。
いやいやいやいや気のせいだろ、と女にしてはやたらでかいシルエットから目をそらす。
たとえば着膨れている、たとえばよく似た兄妹、あるいは発育がやたらと良かった。
袖から覗いた指先がゴッツイ気がするのも気のせいだ。
いくらか上の空の政宗を置いて、式は滞りなく済んだ。



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