戦国BASARA/エロパロ保管庫

政宗×女幸村8

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 一つの布団に二つの枕、横に座った甲冑姿の幸村が、そこにいた。
政宗の絶叫に呼応するように幸村も叫ぶ。
「政宗どのぉぉぉっ!再びあいまみえる日を、この幸村、心待ちにしており申した!」
 槍を構える姿も堂にいっている。
間違いなく、宿命のライバル、真田幸村だった。
「~~っ、Hey,新床にもぐりこむとはいー度胸じゃねえか。つーか花嫁衣裳着てたのもアンタか」
 幸村はきょとんと目を見張り、槍の穂先を下げる。
「左様にござるが。着慣れぬもので往生したでござる」
「アンタの空気の読めなさはどうなってんだ、妹の婚礼邪魔するやつがいるかっ」
 がりがりと頭をかきながら凄むと、幸村はにこりと笑った。
「某の婚礼でござる」
「Ha!……はぁ?」
 あざ笑おうとした声が喉奥でとまる。
幸村は嘘などつきそうもない、澄んだ目で政宗を見ていた。
「某は真田幸村、真田家の次女でござるよ」
「幸、だろ?」
 悪あがきじみた言葉を搾り出すと、幸村は手にした槍を誇らしげな目で見つめた。
「某、初陣にてお館様にお褒めの言葉を頂き、更にはもったいなくも村正の槍を頂戴いたした。それより村正から村の字を取り、幸村、と名乗っているのでござる」
 頬を輝かせて語る様子に、政宗はその場にへたり込んで長い吐息を尽いた。
「アンタが信玄がらみで嘘をつくわけがねえな。…OK、じゃああんた、女だったのか」
 幸村は不思議そうに頷いた。
「隠したことなどないはずでござるが…政宗殿、気づかなかったのでござるか?」
 節穴呼ばわりした自覚はなさそうだったが、政宗はむっとして気遣いなく応えた。
「悪いな、Jacket一枚で戦場を駆け回る女がいるとは思わなかったモンでね」
 さすがに幸村もむっと頬を膨らませた。
 子供か。


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