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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

西海夫婦馬鹿善哉4

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匿名ユーザー

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重機本体の稼動とは別の振動が、突如元親を襲った。
大きく右に振られ、傾いた巨体に、見物人の間からどよめきが上がる。
振り回されてたまらず飛び降り、何事かと見上げた元親の隻眼が見開かれた。
重機の右の車輪が、地面に潜り込んでいる。
正確には、地面に開いた大穴にめり込んでいる。
先ほどまでは確かになかったはずのその大穴は、小山のような巨体をすべて呑みこむ
まではいかないが、片輪を地の底へと落とし込み、重機の機動力を完全に奪っていた。
転倒は免れたものの、大きく傾いたこの状態では、もうこの場から動くことはできないだろう。
「……落とし穴ぁ?」
さらさらと土が落ち込むその穴を、さすがにぽかんと眺めるばかりの元親の背後で、くすくすと珠を転がすような笑い声が響いた。
慌てて振り返る。輪刀を片手にいつのまにか忍び寄った元就が、にこりともしないで良人を眺めていた。
「……また、えらく古典的な手を使いやがったな」
「こんなこともあろうかと思ってな」
すまして答え、ゆっくりと手にした刃をひらめかす。磨き抜かれた鉄がぎらりと輝いた。

「良策に古今はない。それに貴様とは違い、我は何事にも極力、節約を心がけておる。
少ない支出で大きな成果を得てこそ、知将の采配よ。どうだこの策、この効果。材料費など一両も費やしておらぬぞ」
「いや、その分人件費かかってんだろ」
「兵など所詮捨て駒よ」
「いうと思ったぜ」

城壁から見下ろす無数の兵を見上げ、元親はこらぁ!と拳を振り上げた。
その頬に、あきれ返った苦笑が浮かぶ。
「おら留守居役ども!これ掘ったのてめえらか!」
「すんません兄貴!でもただ働きです!」
「お方様じきじきのお願いじゃ逆らえませんや!」
「むしろ頼まれた人数よりはるかに多く集まって、予定期間の半分で終わりました!」
「馬鹿野郎どもが、ったく……俺も賃金は払わねえぞ!酒樽で我慢しろよ!」
やったあ!と上がる歓声を尻目に、向き直った元親の前で、元就がゆっくり輪刀を構えなおす。
もう一度苦笑して傾いた重機を眺め、元親は、まだやるか?と肩をすくめた。
「貴様こそ。動きを止めた時点で我の勝ちだろう」
「さあて?あれにはまだまだ、砲弾がたんまり残ってるぜ?」
今度こそ、お前の罠も品切れだろ?と笑う良人に、細い眉が不服そうに寄った。
稼動部から煙を上げる重機を見やり、焦げ目だらけの練兵場を見回して、ふんと鼻を鳴らす。
それから元就は、ようやく抱えていた輪刀を地面に横たえた。
「仕方あるまい。今日は貴様の顔を立ててやろう」
「んじゃ、今回もあいこだな」
うなずいて、元親も槍を地面に突き立てる。
手打ちを済ませた両者の姿に、周囲からほっとしたような歓声が上がった。

「兄貴、お疲れさんでした!」
「姐さん、今日もかっこよかったっす!」
「俺最近、これ見ないと落ち着かなくて!」
「やっと帰ってきたって気になりましたよ!」

手を振ってその声に答える元親の手前で、元就はつまらなそうに周囲を眺め回している。
そんな妻の顔をちらりと見やり、泥まみれ、潮まみれの手をすばやく焦げた着物で擦ると、元親は満面の笑顔で元就!と叫んだ。
振り返った白皙の美貌に向け、パンと打ち鳴らした両手を大きく差し出す。
「おっしゃ、こい!」

切れ長の目が輝く。透けるような白い肌に、微かに赤みが差した。

それでもことさら急ぐことはなく、悠々と良人のそばに歩み寄ると、元就はあくまで優雅なしぐさで、その腕に身を預けた。
嬉しそうに笑って、人目もはばからず痩身を抱きしめると、元親はその体を腕に抱き上げた。
頑健な武者によりそう優美な美女、という、絵物語の一場面のような光景に、再度練兵場がどよめきに包まれる。

「いやー、壁から出てくるのには驚いたぜ」
「ふん、あの程度で驚くな。……貴様のでか物も、あの巨体ならまあ、火力はそこそこのようだな」
「おう、あいつはすげえぞ。今度見せてやるから楽しみにしてな。だから小遣いは保留にしてくれや」
「考えておこう」
「とりあえず腹減った。晩飯はなんだ?」
「今宵は珍品よ。我が手ずから捌いた、ふぐ刺しだ」
「おっ、そうきたか!」
「案ずるな、半分は料理人の手によるものだ。……どうだこの罠、受けて立つか」
「あたぼうよ。俺の舌をなめるなよ?」



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