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  • 自分を隠すための仮面

CFロワイアル @ ウィキ

自分を隠すための仮面

最終更新:2011年08月24日 22:38

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だれでも歓迎! 編集

自分を隠すための仮面 ◆DIAm5T7lI6



 ◇ ◇ ◇


 ゆっくりと雲が流れ、隠れていた月が顔を出した。
 生い茂る樹木の隙間を月光が通り抜け、森林にたたずむ青年を薄く照らし出す。
 険しい表情と茶色く染めた頭髪を露にした彼は、木場勇治という。

 木場が己の首に手を伸ばすと、眉間に刻まれていたしわが深くなった。
 擦るようにして確認すると、リング状の物体が首にはめられていることが分かる。
 夢であって欲しかったが、先ほど眼前に広がった光景は真実であったようだ。
 殺し合えとの命令も、二人の少女が息絶えたのも現実なのだ。
 ぎり、と、歯の軋む音が響く。
 壇上にいた殺し合いの企画者たちの姿が、木場の脳内にフラッシュバックする。
 少女の死を嘲笑っていた彼らは、人の心を持ち合わせていない。
 そんな彼らが、生き残るために他者を殺せと――人の心を捨てろと強制している。
 まるで、自分に人間を殺せと命じてきた『スマートブレイン社』のように。
 だというのなら、人間をやめろと命ぜられたのならば。
 木場勇治は、いったいどうするのか。
 そんなもの、とうに決まっている。
 これまでだって、ずっとそうしてきた。
 一度命を落としてオルフェノクとして蘇ってなお、必死で人間として生きてきたのだ。
 ゆえに殺し合いの儀であろうとも、木場は殺し合わない道を選ぶ。
 この場でも普段と変わらず、他者を殺そうとする者を倒し、人間を守っていく。
 決意を固め、木場は上空を見上げる。
 頭上に浮かぶ月が、やけに明るく感じた。

「俺だけじゃなく、君もいる」

 殺し合いの儀とやらの説明の際、木場は友人の姿を視界に捉えていた。
 乾巧という名の彼もまた、木場と同じくオルフェノクである。
 オルフェノクでありながら、人間としてファイズに変身して戦っている。
 抱え込んでいた悩みも、それも先日振り切ったらしい。
 誤解が重なってしまい何度もぶつかってしまったが、いまとなっては頼もしい同志だ。

 大魔王バーンと呼ばれた老人が、どのような力を持っているのかは分からない。
 あれだけの人数を気付かぬうちに集め、全員をバラバラに移動させる。
 ダイと呼ばれた少年が放ったエネルギーの射線上に、滝壺と呼ばれた少女を移動させる。
 これらは似ているかもしれないが、だとしてもバーンがなにをしたのかまでは判断できない。
 だけど、と木場は思う。
 数ヶ月前まで、オルフェノクの存在も知らなかったのだ。
 人類を遥かに上回る身体能力に、鋭く研ぎ澄まされた五感、そして人間の知性を持つ人類の進化形態。
 かつての木場が聞けば、人類はオルフェノクに屈するしかないように思えるだろう。
 しかし現在、木場は人間としてオルフェノクと戦っている。
 かつては知らなかった脅威相手に、どうにか人の心を失わずに戦えているのだ。
 ならば今回だって、未知の脅威と戦っていけるのではないだろうか。
 そのように考えた木場が、微笑を浮かべかけ――勢いよく振り返る。
 表情は、再び険しいものへと戻っていた。

「いまの声は……ッ」

 悲鳴が、木場の鼓膜を震動させたのだ。
 足元に転がっていたリュックサックを掴み取り、木場は勢いよく駆け出す。
 声色から、おそらく少女があげたものであると思われた。
 殺し合い開始早々に、少女が叫ぶような事態になっている。
 その事実に歯を噛み締めながら、木場は声がした方向を睨みつける。
 悲鳴の源までは距離がある。オルフェノクの敏感な聴覚で、なんとか捉えられたのだ。
 このまま走っていたのでは、間に合わないかもしれない。
 僅かに思考を巡らせ、木場は決断を下した。

 ――ぐじゃり。

 そんなゲル状の物質をぶちまけたような音とともに、木場の顔面に紋様が浮かぶ。
 一瞬ののち、全身が歪んで膨れ上がり、別の形を作っていく。
 変化が終わったとき、木場の身体は灰色の鉱物じみたものとなっていた。
 鎧や兜を装備しているかのような刺々しいボディに、右手に両刃の西洋剣を握っている。
 これこそが、木場勇治の正体であるホースオルフェノクの姿。
 オルフェノク形態の移動速度は、人間時とは比べ物にならない。
 右手の剣で邪魔な樹木を斬り落としながら、木場はすぐさま悲鳴の源へと到着した。

 そこにあった人影は二つ。
 黒い髪を背中まで伸ばした少女と、同じくらい黒髪を伸ばした少年。
 両者とも中学生程度だと、木場は推測する。
 悲鳴は少女のものであったものの、少年のほうも声変りを迎えていない可能性がある――のだが。
 どちらが悲鳴の主なのかは明らかだった。
 少女がへたり込んでしまっているのに対し、少年のほうは立ち尽くしている。
 そしてその少年を護衛するかのように、彼の背後には巨人がいた。
 額から二本の角を伸ばし、少年を囲うように長い腕を曲げた、燃えるように赤い身体の――樹木より大きな巨人が。

「…………ッ」

 思わず息を呑んでしまうが、木場はすぐに我に返る。
 割って入るように少女と少年の間に立ち、少年を見据える。
 視線を少年に向けたまま、少女に逃げるように促そうとして――言葉を口に出せずに呑み込んだ。

「いやああああああああっ」

 後方で絶叫が響いてから、木場の背中と頭に小さな衝撃が数回走った。
 頭に当たったものが、身体を滑るように足元に落ちてくる。
 木場はつい目で追ってしまい、少女に石をぶつけられたのだと分かった。
 鋭敏な聴覚が、遠ざかっていく足音を捉える。
 オルフェノクの強固な肉体は石を投げられたくらいで、痛みを感じない。
 そのはずなのに、なぜか木場は衝撃を受けた箇所から意識を離せなかった。
 どうして助けに入ったはずの自分が、石をぶつけられたのか。
 木場には分からない。
 まったく分からない。
 思いもよらない――と。
 そう思い込もうとする木場へと、静かに声をかけられる。

「『バケモノ』」

 足元から視線を外して向き直ると、少年は木場を見つめていた。
 長い髪と一緒の黒い瞳で、さながら夜闇のように暗く冷たく。
 なにを言っていると返そうとして、木場には声を出すことができなかった。
 本当は推測できていた少女が逃げた理由と、浴びせられた言葉が同じであったのだ。
 動揺する木場の心を見透かしたかのように、少年は口角を吊り上げた。

「彼女に、そう言って驚かれてしまったよ」

 少年の言葉に呼応するように、巨人が掻き消える。

「こいつを使えるのか確認しようとしただけなのにね」

 そう言って、少年は目を細める。
 数刻ののち、木場はようやく人間の姿に戻って口を開く。

「そう……だった、のか」

 平静を装ったつもりで、口調がたどたどしくなってしまう。
 返答しながら改めて少年の姿を眺めると、木場にとって奇妙な服装であった。
 上半身を隠すようにマントを羽織り、カウボーイを思わせる裾の大きなズボンを穿いている。
 両耳につけた大きな円型のピアスには星形が刻まれ、両手にはめた厚手の手袋にも星が描かれている。

「まったく。人間は困ったものだと思わないかい、勇治。
 少し自分たちとは違う力があるだけでバケモノ呼ばわりなんて、ね」
「それは……ッ」
「『違う』かい? 君も石をぶつけられてたじゃないか、少し姿が違うだけなのに」
「…………だけど」
「そう思いかけているんじゃないかい? ただ、否定したいだけで」
「ッ! なにを知ったような口を――」
「僕は、未来王・ハオ」

 木場の反論を遮るように、少年が自らの名を明かす。
 咄嗟に声を張り上げただけで、実際はまだ木場のなかで思考が纏まっていなかったことを分かっていたかのように。

「そりゃあ知ったような口だって利くさ。王だから」

 ハオの顔から笑みが消え、またしても暗く冷たい視線を向ける。
 木場はなにも言い返せない。
 王だからという答えに納得したワケではなく、自分のなかにある疑問に思考が支配されている。
 自分やハオをバケモノ呼ばわりするのが人間なのだろうか。
 自分は人間を守ろうとしているのに。
 人間であろうとしているのに。
 もしもそんなものが人間であるのならば、人の心を守り抜いていることに意味はあるのだろうか。
 ――と、そこであるクリーニング屋が木場の脳内に蘇る。
 乾巧がオルフェノクだと知っても、自分がオルフェノクだと知っても、あのクリーニング屋の人たちは受け入れてくれた。
 人間を超えた力を持ちながらも、人間の心を持っている。そうちゃんと説明すれば分かってくれるのではないだろうか。
 ちょうど、そう考えた瞬間であった。
 まるで思考が落ち着いたのを見計らったかのように、ハオが切り出す。

「さて、彼女を追わなくちゃね。任せていいかい?」

 目を見開く木場に、ハオは浮かべ直した笑みを返す。

「だって『人間は守らなくちゃいけない』んだろう?
 けど、僕は怖がられてしまっている。なに、その姿ならさっきの姿を連想することはないよ」
「だが……」

 木場は、言い淀んでしまう。
 たしかに、人間の姿ならば恐れられることはないだろう。
 しかし人間を守るために戦うことになれば、オルフェノク化するしかない。
 もしもそうなれば――――
 話せば理解してくれると信じたいものの、木場は背に走った衝撃を忘れることができない。

「必要ならば、これを持っていけばいい」

 言いながらハオが取り出したのは、ジュラルミンケースであった。
 木場のよく知るアルファベットが、大きく描かれている。
 人間を殺してオルフェノクの社会を築かんとする、スマートブレイン社のロゴである。
 ジュラルミンケースが開けられると、出て来たのは携帯電話とベルトと両刃剣。
 コードを打ち込んだ携帯電話型デバイスをベルトのバックルに収納すると、装備者の全身をパワードスーツが包み込むギア。
 それについてはよく知っていたが、ハオが取り出したものは木場の知識にはない。
 同封された説明書によると、このギアの名前は『オーガギア』。
 木場の知る『ファイズ』『カイザ』『デルタ』ではないが、それら三つのギアのようにギリシャ文字を元にしているようだ。
 スマートブレイン社が新開発したのだろうかと推測しながら、木場は説明書に目を走らせていく。
 『上の上のオルフェノク以外は適合できず灰化する』という文を読んだと同時に、ハオは告げる。

「何せ、僕には必要のないものなんだからね。欲しければ、ただであげるよ」

 続けて、一言。

「もう人間の前で、あの姿にならずに済むじゃないか」


 ◇ ◇ ◇


「本当に、本当に、ほんっとうに、ご迷惑おかけしましたっ!」

 佐天涙子と名乗った少女に深く頭を下げられ、木場は困惑したような口調で制する。

「やめてくれ。別にそこまでしなくていい……」

 走り去った佐天を発見するのに、木場はさしたる労力を費やさなかった。
 袖のないキャミソールに、七分丈のズボンに、素足で穿けるミュール。
 そんな森林を進むのに適さない出で立ちであったためか、少し離れたところでくずおれていたのだ。
 パニックに陥っていた佐天が立ち上がって逃げようとするのを引き留め、どうにか落ち着けたところである。

「でも、本当に心の底から感謝してるんですよ?
 木場さんがあたしの前を偶然通りかかってくれなかったらと思うと、ゾッとします」

 屈託のない笑顔を浮かべる佐天から、つい木場は目をそむけてしまう。
 彼女が自分と出会うまでに、どんな目に遭ったのかはもう聞いている。
 ホースオルフェノクの姿であった自分をどう見ていたのかも、話された。
 だが、あれが自分だと話せば受け入れてくれるはずだ。
 そう信じたいのに、口に出すことはできなかった。
 背負っているリュックサックの中にあるだろうジュラルミンケースが、木場の脳裏を過る。
 結局、ハオが取り出したオーガギアを貰ってきてしまった。
 オルフェノクである自分を人間は受け入れてくれると、思っているはずなのに。
 そのつもりなのに、オルフェノクとしての自分を隠すことができる道具を手にしてしまっている。

「どうしたんですか?」

 心配そうに見上げてくる佐天からも、視線を逸らす。
 彼女が自分の様子を気にしていることくらい、木場には分かっていた。
 けれど、彼女の邪気のない笑顔を直視できなかった。

「名簿とか道具を確認しておこう。俺も、いままで忘れてた」

 穏やかではない心中を隠すべく、木場は頬を緩めて微笑を作る。
 佐天は怪訝な顔を浮かべてから、思い出したように慌てて背負っていたリュックサックを下ろす。
 そんな微笑ましい動作も、自分を人間だと思っているから見せてくれるのだろうか。
 真実を話しても、このままでいてくれるのだろうか。
 そんなことを考えると、あるはずのない背中と頭部の痛みが意図せず蘇る。
 ハオが別れ際に呟いた言葉が、不意に木場の頭のなかで響いた。



【F-3/森林(西部)/1日目・深夜】

【木場勇治@仮面ライダー555】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品1~3(未確認)、オーガギア@仮面ライダー555
[思考・状況]
基本行動方針:人間を守り人間として生きたい、が――
1:佐天とともに行動。
【備考】
※参戦時期は40話以降、長田結花死亡前です。


【佐天涙子@とある科学の超電磁砲】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品1~3(未確認)
[思考・状況]
基本行動方針:帰りたい。
1:木場とともに行動。
【備考】
※参戦時期未定。次以降に任せます。


 ◇ ◇ ◇


 佐天涙子が逃げるように走り去り、木場勇治も佐天を追って駆けて行った。
 その場所に、未だハオはいた。
 これまで出会った二人に共通していたことがあり、そのことが気にかかっていたのだ。

 ハオは、他者の心を読む『霊視』という能力を持っている。
 読むというより、勝手に流れ込んでくるといったほうが正しいか。
 別に知りたい知りたくないなど関係なく、知ってしまうのだ。
 ゆえに、分かるのだ。
 佐天も、木場も、この殺し合いに呼び出されるまで霊を見たことはない。
 にもかかわらず、彼らはハオの持ち霊であるスピリット・オブ・ファイアを視認できていた。
 空気を媒介にして具現化させたとはいえ、オーバーソウルは本来ただの人間には見ることができない。
 一人だけであるのならば、偶然にも現在になって目覚めたというのはありうる。
 が、二人だ。
 そんな偶然はないのだ。
 となれば、おそらくは大魔王バーンがなにかしたのだろう。
 あっさりと、ハオはそう結論付ける。
 殺し合いの説明の際に、壇上にいた者たちの『制限がかかっている』という思考も流れ込んできていた。
 意味が分からなかったがなるほどこういうことか、とハオは胸中で呟く。
 彼がスピリット・オブ・ファイアを具現化させていたのは、そもそも制限という言葉が気にかかったためなのである。

「でも、見える程度でどうにかなるのかな」

 あえて口に出したのは、バーンたちが盗聴しているのを分かっているからだ。
 知っていてなお、あえて聞かせるように告げる。

「ここにいるうち九割は、『黒雛』を使うまでもない」

 無論、参加者の思考も読み取っている。
 思考が分かれば、実力を察するくらいできて当然だ。

「にしても『殺し合いの儀』ね。
 さっきまでのシャーマンファイトもそんなもんだし、特に変わりもないな。
 僕はシャーマンキングにならなくちゃいけないし、なんとしても帰らなきゃね」

 シャーマンファイトは、シビアである。
 いないのならば脱落したものと見なされ、シャーマンキング候補から外されてしまう。
 しかし、ハオにはすぐに帰る方法がある。
 バーンたちが参加者をこの場に連れてきた方法を使えば、帰ることができるのだ。
 だから焦ることもない。
 思いを馳せるのは、この場にいるハオの半身たる麻倉葉だ。
 彼を殺すのは、彼が強くなるのをやめたときである。
 それまでは殺さない。あくまでシャーマンファイトが終わるまで、だが。
 この殺し合いで、葉はどれだけ強くなるのか。
 ハオの相手をするには力不足な参加者ばかりだが、葉レベルならば対等のものもいるだろう。

「いい舞台を設けてくれたな、バーン」

 殺し合いの儀の本来の目的もまた、ハオは知っている。
 ハオにとってはあまりに下らなく、どうでもいいものであった。
 バーンといい。
 佐天涙子といい。
 木場勇治といい。
 一切合財――――

「ちっちぇえな」

 遠ざかっていく木場勇治へとかけたのと同じ言葉を吐き捨て、ハオは木場が向かったのと異なる方向へ歩み出した。



【F-3/森林(中央部)/1日目・深夜】

【ハオ@シャーマンキング】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品0~2(確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:さすらう。
1:とりあえず、木場が向かったのとは別方向へ。
【備考】
※参戦時期は葉とコーヒー飲んで以降、ムー大陸に行く前。


それでも変えられぬ道よ 投下順 [[]]
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