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― オーフェンバック王国・都内 ―
あなた「………(駆け寄ってきた璃奈に対し首を振る。あれからずっと探していたが、彼女の姿は何処にも見かけない)」
天王寺璃奈「そっか……他の人たちが見つけてくれているといいのだけど……―――――?(ふと、何かが聞こえたようにその音のする方へ振り返る)」
♪ ~ ―――― (「あなた」と璃奈が振り返った先から、透き通るような歌声が聞こえてくる。女性の歌声だが、その張りのある透明感は、先程会場内で聴いたあの歌姫の歌声にとてもよく似ていた―――)
あなた&天王寺璃奈『――――!?(互いに顔を見合わせて「まさか!」と目を見開き、その歌声のする方へ駆け出していく)』
ウタ「 ♪ ~ ―――――(二人が駆けつけた場所。人気のない廃墟の低い屋上から、足を出したまま腰かけて一人目を瞑って歌を口ずさむ彼女が、そこにいた―――)」
♪ ♪ ♪
物語 君を呼んだ 表紙の向こう側
♪ ♪ ♪
古い歌 口ずさめば 扉は開くだろう
♪ ♪ ♪
懐かしく 切ないのに 見知らぬ旋律は
♪ ♪ ♪
紡ぎ歌 口ずさめば 糸車が回る
♪ ♪ ♪
ただ知りたいんだ まだ知らないから
♪ ♪ ♪
はるかな 海の彼方 秘密の花 君を呼ぶ空
♪ ♪ ♪
さあ歩き出そう 今 風と行こう
♪ ♪ ♪
紡いだ糸はやがており重なり 新たな歌になるから
あなた「……!(ウタが口ずさむその静かな歌に聞き惚れて、すっかり歩みなど忘れてしまっていた)」
天王寺璃奈「……!(それは璃奈も同じだった。彼女だけの大切な時間に踏み入る余地などそこにはなく、ただ離れた距離からその歌声に耳を傾けるしかできなかった)」
♪ ♪ ♪
物語 君を呼んだ 思い出の片隅
♪ ♪ ♪
子守唄 口ずさんで 面影追いかけた
♪ ♪ ♪
ただ消えないんだ まだ遠い声が はるかな 雪の向こう 月の鼓動 時の蜃気楼
♪ ♪ ♪
さあ歩き出そう 今 土を踏もう
♪ ♪ ♪
紡いだ糸はやがており重なり 君が大人になるまで
♪ ♪ ♪
やがては 辿り着く 誰も知らない 空白のページ
♪ ♪ ♪
紡いだ 物語が君の歌がそこで生まれる
♪ ♪ ♪
ただ知りたいんだ まだ知らないから
♪ ♪ ♪
はるかな 海の彼方 秘密の花 君の運命が呼ぶ空
♪ ♪ ♪
紡いだ 糸はやがており重なり 新たな歌になるから
あなた「………(結局、その歌が紡ぎ終わるまでずっと聴き込んでいた。会場で味わったものとはまた一味異なる彼女の歌。音楽に対する純粋な気持ちを、その"想い"を感じ取った)」
ウタ「―――――………?(歌い終えた後、ようやく
「あなた」たちの存在に気づく。目を何度もぱちくりさせてずっと無言を貫いていたが―――)――――― バ ッ (低い屋上よりそのまま飛び降りて、スタスタと「あなた」のもとへ歩み寄っていく)」
ウタ「……?………??…………???(そんな「あなた」の周囲をくるくると回りながらその姿や表情を舐め回すように見つめる。不思議な生き物に出会ったばかりの少年少女のような純粋無垢な瞳で、ただただ「あなた」を見つめている。そして―――――)」
ウタ「――――――― やっぱりだ、間違いない…!(確信づいたように小さく頷くとその表情に明るさが一気に灯り、「あなた」の両手を取った)」
あなた「……!?(ウタの突然の挙動に困惑しつつ、抵抗する様子もなくずっと見つめられた挙句にその手を取られ、思わず硬直してしまう)」
ウタ「 やっと会えた…!ずっと、ずっと「あなた」のことを探していたの! 」
あなた「 ――――― ? ! 」
それは、「あなた」にとってはあまりにも衝撃的な発言であった
これまで数々の冒険をしてきて、様々な人たちと出会った
そこで向き合った人たちの顔や言葉は絶対に忘れたことはない
それでも…今、初めて対面を果たした歌姫から持たされた衝撃の告白
この世にはじめから「あなた」のことを知る者などいないはずなのに、そんな「あなた」を、この歌姫は知っていた―――
天王寺璃奈「 ぇ っ ――――― (ウタの思いがけない発言に同じく動揺する)……知り合いなの…?(小言で尋ねる)」
あなた「……??(璃奈のその問いに首を振る)」
ウタ「……??覚えていないの…?ほらっ、私!私だよ!『ウタ』だよっ!……ほんとに覚えてない…?(困惑する「あなた」の両手を掴んだまま揺れ動かす。嘘偽りのない瞳で訴えかけるそれは、紛れもなく本物の意思。彼女が冗談で言っているものとは思えなかった…)」
あなた「………???(咄嗟に隣にいた璃奈にアイコンタクトを送り、どうすればいいのかその是非を問いかける。「あなた」は本当に何も知らないようだ。あるいは、既に忘れてしまった「記憶」の中に会ったものなのか―――)」
天王寺璃奈「……えっ…と……?(その是非の問いかけにはこちらも困惑しかねていた)……あ、あの……?えっと、「ウタ」ちゃん…だよね……?その…「この子」の……お知合い、なの……?」
ウタ「ふぇ?そうだよっ♪(得意げに満面の笑みを浮かべる)もう随分小さい頃の話になるんだけどね…でも、私にはわかる。「あなた」は"あの時"からずっと変わっていない。いつだって、どんなときだって、私たちは二人で「歌」を歌ってきたんだ。あの日々があるから…私は今も、歌い続けていられる…。私にとって、大切な「記憶」…(自らの胸に手を当てる。その大切な記憶を愛おしく思うように…)」
天王寺璃奈「………(人違いなのかもしれない…なんて、今の彼女の前では口が裂けても言えない。事実、記憶喪失である「あなた」のことを知る人間は今の今まで遭遇したことはなかったのだから。だがもし、本当に…本当に「あなた」のことを知る唯一の人物なのだとしたら…この出会いは、"とても大きな意味"がある)」
あなた「………(ウタから告げられる過去の話に何度も首を傾げている。思い出そうにも、なけなしの記憶を振り絞っても出ないものは出ないのだから。だがもしかすると、過去に自分は彼女と本当に出会っているのかもしれない。失ったもの…その中にある記憶を取り戻す冒険を経て、今ようやく、その手掛かりを持っているかもしれない人物との邂逅を果たし、「あなた」はこの出会いに運命を感じた―――)」
ザッ、ザッ、ザッ、ザッ…――――(だが、その運命の出会いに水を差す様に、雑音のような足音の群れが「あなた」たちを遮った――――)
財団員『 ザ ッ ! ! ! (気が付けば、30人以上にも及ぶ白尽くめの集団が、その廃墟諸共「あなた」たちを完全包囲していた)』
クモ・オーグ「――――― ようやく見つけましたよ。(集団の中から、一際不気味な形相を持つ怪人が背後に腕を回したまま現れた。蜘蛛を彷彿とさせる形状のガスマスクにその素顔を覆い隠した男から、静かな悪意が漂っていた) 初めまして。私は『 エーテル財団X 』所属。人外融合型AUGMENT第1号『 クモ・オーグ 』。以後、お見知りおきを。(その双眸にはあまりにも不釣り合いなほど紳士的な振る舞いでお辞儀する)」
ウタ「……どちら様…?(感動の再会に水を差されたことに業を煮やしたような眼差しで財団と呼ばれる集団を睥睨する)」
クモ・オーグ「そう睨まないでください。我々の目的はただ一つ。歌姫「ウタ」、貴女をお迎えに参りました。(そう言って周囲を歩き始める)…貴女の絶世の歌声は大変すばらしいものです。世界に二つとしてない天からの授かりもの…!その歌声は人々を魅了し、更には世界さえも震撼させる。貴女の歌声が齎す力の絶大さは、既に調査済みです。その力で…我々『財団』のために、いや…世界の為に貢献してみたくはありませんか?貴女様の力で、より多大なる"幸福"を齎すのです…!(グッと天を掴み上げるように自らのスピーチを誇張する)」
ウタ「んー、お生憎様だけど、全く興味がないねー。私の「歌」はそんなことのためにあるわけじゃないし。ねえ、そういうわけだからさ…帰ってくれないかな?今すごくいい気分なの。」
クモ・オーグ「……(否定するウタへと振り返る)……我々「財団」の提案を拒むと?そう仰るのですか?……(しばらく考え込むような仕草を取るが、ウタの強い眼差しを前にこれ以上の問答は無意味と悟ると首を上げた)……残念です。貴女の歌はエーテルを活性化させる不思議な力を持つ。その力があれば、この世界は"幸福"で満たされるというのに…。」
クモ・オーグ「手荒な真似はしたくありませんが、致し方ありません。それが私の仕事ですので。」
財団員『 ザリ、ザリ、ザリ……(クモ・オーグの合図にゆっくりと詰め寄っていく) 』
クモ・オーグ「さあ、勇気を出してこちらにおいでなさい。人間を捨てて美しい世界を共に生きましょう。(背後に回していた両手を広げてウタを歓迎するように歩み寄っていくが…)」
あなた「―――――!(ずっと両者の会話に耳を傾けていたが、ウタの意思を尊重するように、それを否定して恣意的に押し通そうとする財団たちの前へ…果敢にもウタを庇うように立ち塞がった)」
ウタ「……!(「あなた」の勇敢な行動に目を見張った)」
天王寺璃奈「……状況は分からないけど、嫌がってる人に無理矢理なことをするのは、良くないと思う。それに、ウタちゃんの歌声を必要している人たちがたくさんいるんだ。それを独り占めすることなんて、ダメ…!(「あなた」に並んで財団と対立する)」
クモ・オーグ「……何者ですか、あなたたちは。……そうですか。我々「財団」をご存じないとは、なんと不幸な…。ですが仕方ありません。我々の掲げる崇高な計画には小さな犠牲は付き物。ここで排除いたします。」
財団員 → マスカレイド・ドーパント『 \ マスカレイド ! / (全員が一斉に取り出したマスカレイド・ガイアメモリを首元に突きさすとメモリが体内へ取り込まれ、全員の身体が怪人態へと変貌を遂げた)』
クモ・オーグ「 "邪魔者に死を"―――― それが私の仕事ですので 」
あなた「――――!(本性を現した財団を前に、璃奈、ウタと共に追い詰められていく)」
――――― だったら辞めちまえよ、そんな仕事。
ズ バ ァ ――――― ン ッ ! ! ! (刹那、鋭い一閃が財団員たちを三日月状に斬り伏していく。その刃の持ち主は黒衣をはためかせ、「あなた」たちを庇うように馳せ参じる―――)
クモ・オーグ「……何者です。(財団員を斬り伏したその人物へ問いかける)」
キリト「――――― キリト、剣士『キリト』だ!(「黒の剣士」の異名を持つ流離の剣士が、二刀流をその手に立ち上がった)」
天王寺璃奈「――――!?(この窮地を救ってくれた人物の思いがけぬ登場に目を大きく見張った)…キ、キリトさん……!?(かつてコントンゲームショウでともにゲームをプレイした仲間との再会に、驚きながらも目を輝かせた) 」
キリト「よお、久しぶりだな…天才ゲーマー"R"…!いや、天王寺璃奈、だったよな?(背後の璃奈たちへ大胆不敵な笑みを交えて一瞥を与える) ここは俺が時間を稼ぐ。その娘を連れて行くんだ!はぁッ!!(そう告げて財団員へ斬りかかっていく) 」
天王寺璃奈「わっ、ありがとう…! よし、行こう!(「あなた」にコンタクトを送る) 」
あなた「……!(再会を果たしたキリトにお辞儀し、ウタの手を引いて璃奈と共にその場から逃げ出すように走っていく) 」
ウタ「えっ、ちょっ―――― うわわぁっ!?(訳も分からず「あなた」に引っ張られていく) 」
クモ・オーグ「……仲間がいたとは想定外でした。何をしているのです、追いなさい。(逃げ去っていく「あなた」たちを顎で示しながら財団員へ追跡を促す) 」
マスカレイド・ドーパント『 ダ ッ ! ! ! (一部の財団員がキリトを潜り抜けて追跡を開始する)』
キリト「おっと――――――(クモ・オーグの行く手を遮るように剣を突き出した) 悪いが、こっから先は通行止めだ。 」
クモ・オーグ「問題ありませんよ。こんなこともあろうかと、街中に財団員が多数潜伏しておられるので。彼女たちが捕まるのも時間の問題でしょう。 」
キリト「フッ…そいつはどうかな?あんた、「あいつら」のことを見くびってると痛い目を見るぞ。「あいつら」は必ずやり遂げる。それよりも、自分の身を案じたらどうだ?これじゃあ仕事にならねえんだろ?(煽るように不敵な笑みを送る) 」
クモ・オーグ「いやはや…おっしゃる通り――――ですッ!!!(口から蜘蛛の糸を吐き出し、以降キリトと交戦を開始する―――)」
会場・裏にて、赤と黒を基準とした衣装を着たメンバーが集うダンスチーム『Balon』
歌姫ウタの失踪で話題は持ち切りとなり、一緒に探さないかというものが現れるものもいる
だが……その中で眉間に皺をよせた鋭い眼光を持つ男がひとり、
窓の外の風景を見るようで我関せずといった感じだった
メンバーA「"戒斗"さん! あのウタって子がバックレたらしいですよ!探しにいきませんか? 」
駆紋戒斗「……(メンバーAをにらみつけるように向き直るとフンと鼻で笑った)……なぜそんなことをする必要がある?己の使命を投げ出すような女など捨てておけ。(バッサリと切り捨てるように。彼女の歌声に対してなにかを感じなかったわけではない。だが、彼女のあの行動や裏側での楽団の言い争いを聞いていたこともあって、あまりいい感情を持っていないようだった) 」
メンバーB「(うっひゃ~おっかねぇ~) 」
メンバーC「戒斗さん相変わらずだなぁ~……あれ? サブリーダーの「アスラ」さんどこいった? 」
メンバーD「まさか……っ!?ひとりで探しに行ったとか!?カーッ!抜け駆けかよ!! 」
駆紋戒斗「………………(メンバーのあわただしさに呆れの吐息をもらすも)ーーーーーーーーっ!?(なにか直感めいたものが危機を告げる。なにかが起きている。そして、それに興味がわいた)……お前らはこの場で待機だ。俺はアスラを連れ戻してくる。いいな。係の人間の指示に従え!(そうしてひとり進んでいくのであった) 」
― オーフェンバック王国・都内 ―
あなた&天王寺璃奈『……! / はっ、はっ、はっ……!(そんな中、「あなた」は璃奈と共にウタの手を引いて街中を駆け抜けていた。目指す先はグランディオーネが開催されている会場―――)』
マスカレイド・ドーパント『バッ―――ババッ――バッ―――バババッ――――!(そんな「あなた」たちをその背後から追跡する集団が、鼠算のようにあちらこちらからその数を増やして迫り出している)』
宮下愛「……?あ、りなりー!よかった…その娘を見つけられたんだn――――うええぇ!?なにあれぇ!?(そんな時、偶然「あなた」の前に通りかかって安心するが…それも本当に束の間。彼女たちを追いかけ回している謎の集団に仰天する) 」
天王寺璃奈「愛さん!!説明はあと…!すぐに会場へ向かわないと…!ううん、とにかく、早く安全なところへ逃げたい…っ…!!(愛と合流し、そのまま走り抜ける) 」
飛電或人「……ん?何の騒ぎだ――――!?(そんな中、高い建造物の内部から望遠鏡を手にウタの行方を捜していたが、街の喧騒のする方へ振り返り、そこに彼女や「あなた」たちが何者かに追われているのを目撃する) …璃奈たちが追いかけられている…!?あの娘も一緒のようだな…―――― イズ!! 」
イズ「はい、こちらを!(或人の叫びに、ずっと手にしていたアタッシュケースケースを開く) 」
飛電或人「 カ シ ャ ン ッ ―――― \ ゼロワンドライバー ! / (アタッシュケースの中にあった「飛電ゼロワンドライバー」を手に取り、装着する) \ジャンプ !/ \オーソライズ !/ (続けざまに取り出したプログライズキーのボタンを押し、ドライバーへオーソライズ) 」
飛電或人「――――― 変 身 ッ ! ――――― 」
飛電或人 → 仮面ライダーゼロワン「 \プログライズ !/ \トビアガライズ ! ライジングホッパー ! !/ \A jump to the sky turns to a riderkick./ (キーをドライバに―装填することで、令和1番目の仮面ライダー「ゼロワン」へと変身を果たした)――― た ぁ ッ ! ! ( パ リ イ イ イ イ ィ ィ ィ イ イ ン … ッ … ! ! )(建物の窓ガラスをそのまま突き破り、建物の屋上へと着地。屋根から屋根へと高い跳躍力をもって移動し、一気に「あなた」たちのもとへと迫ると―――) 」
仮面ライダーゼロワン「―――― と り ゃ あ あ ぁ ッ ! ! (先頭を走る財団員目掛け飛び蹴りを繰り出しつつ街中に着地した―――)―――愛!璃奈たちを頼むッ! 」
宮下愛「―――― アルトン!?わ、わかった…!とにかくここは任せたよー!(ゼロワンの登場に驚嘆するが、彼を信じて璃奈たちの後を追う) 」
あなた&天王寺璃奈『―――!? / えっ、或人さん…!?ううんっ…今は、逃げることに専念しないと…!(互いにゼロワンの登場には驚きはしたが、今は無我夢中に目的の場所へ向かうことにした)』
月牙…………(次の瞬間、上空から何やら叫び声が聞こえ、同時に黒い閃光がその方向より弾ける)
マスカレイド・ドーパント『――――!(ふと上空を見上げ、こちらに迫る黒い閃光に驚き、硬直してしまう―――)』 」
黒崎一護「天衝!!!!!!(上空より黒い斬撃が三日月の如き軌道を描き、マスカレイド・ドーパントたちを呑み込む)……大丈夫か?アンタら……多分……アンタらの方が悪者だよな!!(そう言うと自らの
斬魄刀、「天鎖斬月」を財団の者たちに向けて構えた) 」
エレイン「 ギュウ ゥ ゥ ン (遠方から火を吹く長柄武器を抱え"音速"で飛来。その武器は魔法の箒と呼ぶにはあまりにも鋼鉄であり、銃と呼ぶにはあまりにも魔法の箒であった。手にしたそれは先端に蒼の粒子を束ね)聖剣よ!私に応えるのだ…… >> 力 を !! << (極光、ガレオン砲、ゲロビーム、エクスカリバーといわんばかりの極太光線を広場へ放ちマスカレイド・ドーパントを一層しにかかる) 」
マスカレイド・ドーパント『―――― ズ ガ ア ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! ! (一護とエレイン、両者の放つ大技が炸裂。街の至る箇所へ――壁に激突したり、木箱を貫きながら倒れ込んだり――と吹き飛ばされていくが、それでも敵の増援はわらわらと現れる)』
仮面ライダーゼロワン「 さてっと…!(そのまま一護と並び立ち、財団員の前に立ちふさがる) お前たちを止められるのはただ一人 ―――――― 俺 だ ッ ! ! (親指で自身を指し示し、そのまま財団員へ跳びかかっていく) 」
アスラ「---------------ザッ(会場から出てすぐの角。あなたや璃奈に連れられた「ウタ」の姿をみて、ニヤァァと笑う)おい! こっちだ!!早く逃げてこい!!(あなたや璃奈に向かって手を振る。チームバロンの衣装を着ているのですぐに目立つ) 」
あなた&天王寺璃奈『……! / ……わっ、誰だか知らないけれど、ありがとう…!(見ず知らずのアスラに導かれるままに、彼のいる場所へと向かっていく)』
ウタ「ひ、ひぃー…っ…!なんなのぉ~~~…っ…!?(ずっと手を引かれながら走っていることや、想定以上の規模で謎の組織に追われている事態にただただ困惑している) 」
アスラ「おう!こっちだ!早く早く!!(片手を大きく振りながら、もう片方の手を背中に回している。その手の中には奇妙な"ウォッチ"が握られており)さぁ、ホラ来るんだ。ウタを連れて、ここまで……! 」
DOMAN「『主殿……主殿……聞こえますかな、主殿……拙僧にございます……あなた様の忠実なサーヴァント、DOMAN(100点の発音)にございますれば……。 これは人生経験豊富な拙僧からの助言にございまするぞ……。 土壇場で何処かへ、大声で誘導しようとする者は信用してはなりませぬぞ…… 裏口から助けようというのであらば目立たぬようそれとなく連れ込む者。 大声で、敵に察知されるかもわからぬ手段で誘導しようなどと、そこには助ける以外の意図がございますれば…… いけませぬ、いけませぬぞ主殿…… 』(この陰陽師、直背越能内に) 」
暁美ほむら「(警備員として潜入していたが…)全く何体いるのよ…?(蜘蛛軍団目掛け手りゅう弾を投げランチャー付きアサルトライフルをぶっ放す) 」
あなた「――――――!!(DOMANからの助言が脳裏にずきりと突き刺さると、突然その足を止めて急ブレーキする。善良を取り繕うアスラをじっと凝視した末に―――)―――― ダ ッ ! (彼から逃げるように璃奈たちと共にUターンしていく) 」
天王寺璃奈「えっ――――!?(突然血相を変えてUターンした「あなた」に困惑しながらも、それに従うように走り出す)…ど、どうして…――――!(ここで「あなた」の意図を察したかのように首を上げた)ひょっとして…!(ふと背後のアスラへ振り返り、その邪悪に満ちた豹変ぶりに驚愕する) 」
アスラ→アナザーバロン「あ、テメっ!! 待ておい!!(くそ、なんでだ……なんでバレた!? こうなったら実力行使だ!)ーーーーーーーー『バロン』 変身。(ウォッチを起動。黒い渦が彼を取り巻き。くたりとしたバナナの皮のように溶解したようなデザインの大鎧をまとった怪人然とした姿で現れる)まぁぁぁぁぁてぇぇぇえええええええええええええ!!!(両手に巨大なククリ刀を持ってあなたたちを追いかける) 」
黒崎一護「何の騒動かはわかんねぇけど……(斬魄刀を構え、霊圧を高める)何かアンタらが物騒なことしようとしてんのは分かる!!見過ごせねえな!!(ゼロワンと共に敵の大軍へ突っ込み、天鎖斬月の得意とする高速戦闘を仕掛け、次々と斬り倒し、斬撃の嵐の如き無双を見せつけながら)月牙……天衝!!!(そのまま敵陣の真ん中で霊圧を噴出、斬撃波として解き放つ) 」
―――――― ズ ガ ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ン ッ ! ! ! ! (一護とゼロワンの一撃が財団員の群れに炸裂し、街の頭上にその白い狼煙が上がった)
DOMAN「それでよいのですぞ、主殿。では早速、マジルカでの新技ラッシュに乗り遅れて一人寂しい思いをしました拙僧の勇姿をご覧に入れる(遠方、建物屋上の貯水タンクの上に立ちその様子を視認していた) 化ーーーーー召ーーーーー破ーーーーー滅ーーーーーーーーーーー 波ァ―――――――――――――――――ッッッッ!!!!!!(両手からどす黒い謎光線をアナザーバロンへぶっ放す。顔だけ迫真) 」
宮下愛「待って待って待って!何あの人こわい!怖すぎるよおおお!!(豹変し、更には変貌さえも遂げたアスラに涙目で睨みつけながら璃奈たちと並走している) 」
仮面ライダーゼロワン「璃奈たちの元へは行かせない…ここで止めるッ! キュピーン ! (装填されたキーを再び押し込む)(―― “ ラ イ ジ ン グ イ ン パ ク ト ” ――) っ は あ あ あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ ぁ ー ー ー ッ ! ! ! \ ライジングインパクト ! ! / (上空に跳躍。天で折り返し、急降下しながら財団員共に向けて一護の攻撃とタイミングを合わせてライダーキックを炸裂させた) 」
ヒュ ・ ・ ・‥… ト ン ッ (宙から虚を切り裂き円陣の軌跡を描く物体が飛来、あなたの進路を塞ぐように床石に突き刺さり) BOMB★ (星マークやドクロマーク、コミカルな印をばら撒き菌雲が爆ぜる。紙吹雪が舞い散る中、床石にに刺さったキングのトランプが2mにまで巨大化し、壁のように立ち塞がった)
ルッジェーロ「 グルンッ (トランプが回転ドアのように旋回、表面の王と代わるように、シルクハット、派手な柄のベスト、整った口ひげといった、中世の紳士然とした男が姿を表す。男はシルクハットを手に一礼すると)――――ご機嫌よろP!!…… って風じゃないようだね。タイミングまずった……? あー……ゴホンッ 心配ゴム用!!この脚長おじさんにまかせなっすァい!!(胸をドンと叩き"過ぎ") ゲホッッt ゴホッッッ……え、ええと……どこへ逃げようというのかね……?ゲッホゴホッッ!!肋逝ったかも…… 」
あなた&ウタ『――――!? / こ、今度はなにぃ~…!?(突如現れた巨大なトランプ…そこから現れた謎の男性「ルッジェーロ」の姿にまた足を止めてしまう)』
アナザーバロン「ぬぉお!?なんだこりゃ!? ぬおおおおおおおおおおお!!(ククリ刀で防ぐようにDOMANからのビームからぶつかるも)ちょ、なんだこの、うぇえ! 光線からなんかうめき声聞こえるぞ!? 呪いか!? えぇい、どりゃああああ!!(ザクンと光線を切り裂く)くそぉおお、俺の邪魔をしやがってぇええ!! おとなしくその女をよこせ! それを財団に差し出せば、俺は王になれる!! 」
ホムラ「――――!(その頃、都内に鳴り響いた衝撃と…そこに上る狼煙に気づき仰ぎ見る)……まさか…!(その方角を目指して駆け出していく) 」
ルッジェーロ「オッケー、ビリーブミー……。率直にこっちの札を明かしちゃおう。ウタちゃん!!(ビシッと指差し)君をスカウトしにきた!! が、僕は時と場を弁えることのできるジェントルメン……。ここは君達の生きたい場所へ向かう手助けをしよう、後で改めて要相談ということでここはひとつ穏便に…… ゴフッッ(咽び帰りながら蹲る)実はさっき着地ミスっちゃったみたいで……種も仕掛けもあるからね、手品なんて…… 」
エースバーン「おいおいおいっ…なにやってんだコンチキショー…!!(衝撃音を感知し、壁から壁へと蹴り上げて屋根上に飛び移ると、狼煙の上がる方角へと跳躍移動していく) 」
ウタ「やだ。だっておっさん、胡散臭いもん。(んべーと舌を出してルッジェーロの提案を無下にする)私には…「この子」がいるもんね!(そう言って「あなた」の腕に抱き着いてその背後に身を寄せる) 」
DOMAN「ンン……拙僧の自慢の呪詛が通用せぬとは。では…… ”物理的”呪いをご馳走してさしあげる。 バッバッバッバッバッバッシュッッッ バッ!!!!!!!!!!!(イケメンサイヤ人のように高速あやとりをするかのように謎の貯め行動をし、その途中何かを握り潰しながら謎儀式を終え、両手を前へ突き出す) "ガーリック"砲ォォォォオーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!(今度は黄土色の謎光線をアスラへ向かって解き放つ) 」
ベール「おっ、いたいた。多分"あっち"じゃね?(都内上空を空飛ぶ箒に跨って飛行していたところ、目撃した狼煙を目指して速度を上げて飛んでいく) 」
謎のニンジャT「もらっタ!!!!!!(脚を止めているウタ達の頭上から現れ、短刀で不意打ちをかまそうとする)グワーッ!!!(ビターン!!!!不意打ちし損ねて地面へ激突!!) 」
黛冬優子「純潔に咲け―――『紅華』ッ!!(会場の方向から飛来し、三又の斬魄刀で空中に居るドーパント達を纏めて斬り捨てながら現れ)………居ると思ったらこんな所に……会場も街も滅茶苦茶じゃない!?どうなってる訳!? 」
宮下愛「うわっ!?なになに!?ちゃーっ…痛そう……えと大丈夫~……?(謎のニンジャTを心配そうに覗き込む) 」
ハンター(財団)『 ド ド ド ド ド ド ド ド … ! ! (「財団」に所属しているものと思われる黒スーツを着込んだ謎の男たちが、常人以上の速度で「ウタ」を追跡しに迫っていく)』
ルッジェーロ「ほう?それはそれは…… てっきり君は"目に映る全て"が胡散臭い、敏い子供なのかと思っていたよ。僕に限った話じゃないだろう?"胡散臭い"……信じられない者ってのは(顎に手を当て、無精髭を弄ぶかのようにさすりつつ首を傾げる) 君は完成されている、その歌声、歌への情熱、芸術への理解、聞き入ってくれる者達との向き合い方……歌姫として成立している。わかっていないのは"君を囲う大勢だ"。 君にあやかってここまでやってきたオーケストラ、君にあやかって食いつないできたスポンサー諸君…… 信じられるもの、それって"君自身と歌"以外に何かあるのかい? 」
………ガシッ!!(次々と土の蔓がハンターを捕まえる)
ブルック「 ヨホホホ…―――― 失礼。(ハンターたちの前に横から歩くようにその退路を妨害すると、手にしていた仕込み杖を構え―――)――――はい、もう、"斬っちゃいました"。(瞬間的に彼らの背後に現れた時には既に仕込み杖を水平に構えていた) “鼻唄三丁矢筈斬り” (チャキンッ――――!)(刀を納めると同時に、ハンターたちの身体が斬り裂かれた) 」
ウタ「――――ッ!(ルッジェーロのすべてを見透かした物言いに、見事に図星を突かれてしまう)……それは……っ…(そして目を伏せる。自分には、「歌」以外何もない。夢も、望みも、家族も、友人も…――――) 」
アナザーバロン「えぇいまたビームなんか出しやがって! ――ハァ!(ククリ刀に力を集中させバナナの湾曲を彷彿させる斬撃波をいくつも作りだし、謎光線に向かって撃ち放つ) 」
あなた「―――――!(言い淀むウタを庇うように一歩前へ突き出した「あなた」。事情も素性も分かるわけはない。だが、今目の前にいる「彼女」が心の底から望んでいるものの為に、その力になれるように手を差し伸べたい。そう訴えかけるようにルッジェーロと対立する) 」
ハンター(財団)『――――!?( ズ バ ア ア ア ァ ァ ァ ン ン ッ ! ! ! )(土のツタに絡まれたところに、ブルックの斬撃に斬り伏せられ次々と倒れ込んでいく)』
謎のニンジャT「とあーーーッ!!!(床に激突するもバッと起き上がり)何の話をしているんですカ!!!!覚悟してもらいますヨ歌姫ウタに十三彗星のエトランゼ!!ここであなた方を捕まえて手柄を立てて地位と名誉を手に入れまス!!ついでにそこの胡散臭いオジサンモ!!!(そう言って背中より風魔手裏剣を取り出す) 」
ルッジェーロ「おっと、今の発言は楽団諸君に失礼だったね。謹んでお詫びしようとも、歌姫も演奏者もこぞって一流だ、才能がある。 だが……"才"は"情熱"を曇らせてしまう。ウタちゃん、本当は君だけなんじゃないかい?あの吹奏楽団の中で本当に音楽を愛してやまないのは。実のところ、少しでも舞台で喝采を、脚光を浴びる自身に酔いしれたいだけなんじゃないかな。さもなくば……"君だけで成立するステージに並び立とうだなんて"思い上がった考えは起こさないだろう?(そう囁きか掛け、言葉を紡ぐごとに歩を進めウタへ歩み寄るが……)」
マスカレイド・ドーパント『ザッ、ザッ、ザッ、ザッ――――― シ ュ バ バ バ ッ ! (冬優子に切り捨てられていく財団員たち。だがすぐに、その脇道から増援が出現し、彼女に襲いかかろうとするが――――)』
ゆゆこ「 あら~、おいたが過ぎましてよぉ~…――― 死符“ギャストリドリーム” (何処からともなくふらりと現れては、その口上と共に至る箇所より飛来してきた大量の光蝶「反魂蝶」が大きく拡散。触れる者を爆撃する大群の蝶が舞い、マスカレイド・ドーパントたちへと襲い掛かる) 」
魂魄妖夢「 修羅剣“現世妄執”―――― ズババババババッ、ザキィンッ、ザキィンッ、ザキィィィイインッ!!!(一度の一振りで空間一帯に縦横無尽に斬撃が波が迸り、マスカレイド・ドーパントの大群を斬り払う) 大丈夫ですか!?お怪我はありませんか…!?(冬優子へ歩み寄る) 」
ルッジェーロ「おや、これじゃ僕が悪者みたいじゃないか(あなたと対峙。"つまらないもの"を見るかのような冷淡な眼差しを向け、 バックルから銃を取り出すような仕草をし……) ボンッッ (拳銃から"花束"が飛び出し、すぐにしおれてしまう)これってぇ……フラれちゃったってことぉ!!?(しわピカめいた顔でグシャグシャに泣きながら汚い高温を発する) しかたない、道化はクールに去るぜ(肩をすくめせせら笑うと、壁へ背をつけ、 あなたやウタへ"道を譲る")引き止めて悪かったね。お先へどうぞ……ま、どこへ続いているかは……"何処を目指しているのか"は君達しか知らないだろうが 」
ヒロ「…遅くなったな(土の蔓の主。ハンターを見据えつつ現れる) 」
あなた&ウタ『……―――― ダ ッ ! / …違う……違う!私は、ただ…――――― えっ、わっ……!?(そのままルッジェーロと静かに睨み合っていたが、そのまま彼を横切っていく)』
天王寺璃奈&宮下愛『愛さん、私たちも! / えっ…?!あ、うん…!と、とりあえず元気でね~…!(謎のニンジャに気を遣いながらも「あなた」たちに続いて走っていく)』 」
DOMAN「ンンンンンーーーーーー……かかりましたな(謎光線が切り裂かれると同時に勢いを失い四散、液体となってアナザーバロンへ降り注ぎ…… ) ム ワ ァ ッッ (ニンニク、"ガーリック"を腐ったチーズと混ぜ炎天下に晒し納豆に練り込んだかのような悪臭が纏わりついてしまう) ご存知でない?"ガーリック砲"にございますれば。ンンンンンーーーーハッハッハッッハ!!!!! 」
メディ「ピロリ、ピロリ…――――「主様」たちの座標位置を確認。ウタ様を無事見つけられたようですね…!(衛星ゼアの情報を受けて「あなた」たちのいる方角へと向かっていく) 」
黛冬優子「(ザコ共はともかく、厄介そうなのはウタの目の前に居るスカしたおっさん……加勢したい所だけど、まずは…)ザコ共の数を減らして、会場に戻らないと……ね!!(わき道から現れたドーパント達に、刀とは逆の手を向け)破道の三……(鬼道を撃ち込む前に、魂魄妖夢によって切り払われたドーパント達が目に入り)……うわっ、凄い斬撃……ありがとうございます!私は大丈夫です、でもそこら中大騒ぎで…! 」
謎のニンジャTぐぬぬ!!そいつが逃しても私が逃しませんヨ!!(そう言って手裏剣を構え、投擲しながら建物の間を飛び交い一行を追跡)手裏剣影分身の術ー!!!(そう言って印を結ぶと、手裏剣が増殖する。二枚に。)……私にはこれが限界でス…… 」
宮下愛「……!りなりー!あれに乗って!会場行きの電車だよ!!(ちょうど停車している路面電車を指し示す) 」
ヒロ「………璃奈ちゃん!(「あなた」たちを探し回っている) 」
天王寺璃奈「うわわっ…!?手裏剣…!本物の忍者…!?(だが、辛うじて二枚に分身下手裏剣に当たらず難を逃れる)……!うんっ、わかった!(愛に促されるまま「あなた」とウタの三人で路面電車へ乗り込む) 」
アナザーバロン「ぎゃああああああああ!!?(ビチャビチャ、プ~ン)くそがぁ、地味な嫌がらせしやがって……(突如空間にジッパーが現れ、開くとその中へとスポンと入ってしまう。そして)でりゃああああ!!(DOMANの真上にジッパーが現れ、一気に開くとそこからアナザーバロンが飛び出てククリ刀を振るう) 」
ルッジェーロ「―――――残念だよ、君には死ぬまで笑顔で居てほしかったんだが(横切っていくあなた、ウタをお嘘ぶり一つ見せつ伏見がちに笑い)……………………。………………フ く あ、あ”……ア"ッ!!!! ア"ア"ア"ア"ア"ン"ン"ン"ウ"ンウ"ン"ァ"ァ"ァ"ひ、ひどぃ……ひどいよぉぉぉ~~~~!!ま、まだサインすらもらてないのに……こ、こんなッ 三流キャバだってもっとマシな接客するのに………ッ!!えぐっ お"おおおおおおッホホオッホオオオオオオン!!!!!!!!(ニンジャTに手裏剣を構えられているとか周りでは乱戦になっているとか、そんなことは気にせず赤子(汚い)のように泣きわめく) 」
運転猫「んえ~~~、まもなく発車します。(車内アナウンスを流し、路面電車を発進させる) 」
エーテルショッカー戦闘員『イーーーーッ!!!(路面電車へ乗り込もうとするウタたちを、その後ろから追いかけようとしている)』 」
黒崎一護「月牙……天衝!!(再び霊圧を高め、黒い斬撃を広範囲にばらまくように放ち)ハァ…ハァ…クソ、キリがねえな!! 」
宮下愛「あとは何とか振り切ってね! あっ…―――ダメーーーッ!(電車へやってくるショッカー戦闘員の一人を突き返す) 」
DOMAN「なッッ……こ、これは……スティッキー・フィン ッッ >> 斬 << ギャアアアアアーーーーー!!(クリティカルヒット!斬奪チャンス!!) 」
仮面ライダーゼロワン「ハァ、ハァ……ああ、まったくな…!(いつのまにか一護と意気投合しているのか、互いに背中合わせになっていた) 」
黒い戦闘機「――― ゴ ォ ォ ォ ォ ォ … ッ … ! ! (そんな最中、オーフェンバックの領空に迫る一機の戦闘機。黒光りのボディを誇るそれは音速で空を駆け抜けて、瞬く間に都内へと侵入。その上空から「あなた」に引き連れられているウタにターゲット指定を行い、急降下していく) 」
三刀流……(次の瞬間、「あなた」一行の周囲で聞き覚えのある声が響き)
マスカレイド・ドーパント&ハンター『 ド ド ド ド ド ド ド … ッ … ! ! (様々な人物たちの妨害を受けながらも、財団員たちは生身で電車を追いかけていく)』
アナザーバロン「くうう!この呪術師が!俺の邪魔をするなぁあ!!(斬奪、ではなく、SEKIROのあれが出てきてDOMANの心臓部に向かって刺突を繰り出す) 」
ミア・テイラー「…ヒロ!(彼の目の前から走って現れる)璃奈は…!? 」
ホムラ「――――!(ちょうど現場に到着した次の瞬間、聞き覚えのある声にはっとなる) 」
キャス「………(目を丸くパチクリさせ、路面電車に乗り込んできたあなた、ウタの姿に何度か瞬きする)ほ、ほへ~~……これって映画の収録~~? 村長の目にはウタちゃんと、ん~~~名前も声も知らないあいつらが乗り込んでいたように見えるんだけど……。 」
ヒロ「…!(ミアを見て)…いや、まだ見つかっちゃいない。しらみつぶしに追跡するしかない状況d…………………………?(ハンターが電車を追いかけていくのを見て)…あの電車か!? 」
ゾロ「”黒縄・大龍巻”!!!(路上電車に追いすがる戦闘員やハンター、ドーパントにニンジャ(?)を纏めて巻き込むように、斬れる竜巻がその場で吹き荒れる) 」
ウタ「はぁ、はぁ……もうっ……なにがなんだか…――――って…まさかこの電車、会場に向かっているの…?!さっきも会場へ行けとかなんとか…もしかして、『団長』に言われて…!?待って…!それなら降りる!もう戻る必要なんかないんだから…!(車内で「あなた」と璃奈に詰め寄る) 」
アコロ「奇遇ねキャス先輩……っていうことはこれ集団幻覚でもない限りマジよ、たぶん……(みたらし団子を片手に同じくパチクリさせ)ってすっごい汗……!大丈夫?何があったの、なんかさっきから街が騒がしいような気がしてたけど……(あなたへ駆け寄り、続けざまに車窓を一瞥)うわ!!絶対原因あれじゃーんッ!!パパラッチ!?特大スキャンダル!?もう、何処の国でもマスコミってマズゴミね!! 」
マスカレイド・ドーパント&ハンター『 ! ! ? ( ズ ッ バ ア ア ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! ! )(ゾロが放つ鋭い竜巻にみるみると呑み込まれ、四方八方へと吹き飛んでいく)』
謎のニンジャT「え、あ、アバーッ!!!!!(黒縄大龍巻に巻き込まれ、全身を切り裂かれながら上空へ吹っ飛び)斬れる竜巻ダ~~~~!!!!どこまで追ってくるんダ~~~~~!?ぐべッ(そのまま地面へ激突、動かなくなった) 」
あなた&天王寺璃奈『……!? / 待って、落ち着てウタちゃん…!違うの…!ちゃんとみんなで話し合えば、きっとわかると思うから…!それに、今は――――(そう言いかけた時、偶然にも同じ車内でキャスとアコロと遭遇。早い再会に驚いたのも束の間――――)』
ミア・テイラー「会場行きの列車…!(路面電車を見て)次の駅で先回りするか! 」
ヒロ「さ、先回りぃ!?そんな簡単な……… 」
DOMAN「ぐわァーーーーーッ!!お、おのれ新免武蔵……おのれ六賢者共……おのれ……勇者リンクーーーーー!!!!!(鮮やかな斬撃が全てヒット!もれなく死亡し……) バサッ (DOMANの姿が消失、代わりに両断された"式神"が風にさらわれ飛んでいく) 」
ゾロ「取り敢えず走ってたら妙なところに出くわしちまった……(そう言って一刀流に切り替えながら電車の天井に乗り)おいてめェら。こりゃどういうことだ? 」
黒い戦闘機 → 黒いフェイス「 ガ シ ャ ガ シ ャ ガ シ ャ ン ッ ――――――― ガ グ ゥ ォ オ ン ッ ! ! ! (低空圏に入り、戦闘機は機械音を掻き鳴らしながらその姿形を変えて、一体の起動兵器へと完全変形を遂げる。それは、彼らの冒険の中で何度もその行く手を遮ってきた、あの黒い身体を持つ顔つきの起動兵器であった)――――― ガ シ ャ ア ア ア ァ ァ ン ッ ! ! ! (ウタたちが乗車している路面電車の上へ飛び移るように盛大に着地した) 」
エースバーン「ホムラ!(ホムラと合流する)一体何が起こってる!?この騒ぎは何d――――!!?(ふと、既に発進してしまった路面電車の方角を見据える。そこに、かつて二度も戦った黒いフェイスの姿を捉えると―――)――――まさか、あの中に…!?おいよせッ、やめろテメェ!!!(一目散に電車を追いかけていく) 」
アナザーバロン「…………(式神。陰陽道に通じているわけではないがなんとなしに概要は知っている)……あのヤロウっ。アイツさえいなければ……俺が今ごろウタを財団に引き渡せていたんだっ! くそ!!(ガツンと八つ当たり)ともかくどこへ行ったか探さねえと……俺が粛清されちまうんじゃ元も子もねぇからな(再びジッパーの奥へと入り、その奥に広がる森の奥へと走っていった) 」
―――― ズ ウ ゥ ン ッ ! ! ! (黒いフェイスの着地に伴い、電車が転倒寸前になるほどの激しい揺れを引き起こす)
ミア・テイラー「……言っただろう?ここは音楽家の聖地。ボクのためにあるようなものだ!…はぐれるなよ!(近道を知っているのか、道を逸れて走り出す) 」
あなた&天王寺璃奈『―――!!? / きゃんっ…?!(激しい揺れに転びかける)……!!? / あっ…このロボット…あの時の…!(車内の窓から黒いフェイスの姿を捉え、表情が青褪める)』
ホムラ「あれは―――――ッ!?急ぎましょう!!今ならまだ間に合いますッ!(エースバーンと共に電車を追いかけていく) 」
ヒロ「エースバーン!多分あの中に璃奈ちゃんたちが…!(追いかけていくエースバーンを見て)……回り込めるってのか!(ミアについていく) 」
アコロ「う、ウタちゃ……さん?あーもしかして……(口論になっている様子に何かを察し顔がひきつるのもつかの間) どぅわぁーーーッ!!?(列車全体が揺さぶられ天井にぶつかる寸前まで身体が浮き、続けざまに床に叩きつけられる)いったぁ~~い……こ、こんどはなn ギャァー!!怪獣映画ァー!! 」
ゾロ「うおっ……!?(飛び乗って来た黒いフェイスの衝撃で大きく揺れるも、倒れずそれを睨み付け)なるほどなァ、斬りがいのありそうな奴が出て来たじゃねェか!(そう言って「和道一文字」を構える) 」
運転猫「落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください落ち着いてください(グビグビグビグビグビグビbbbbbbbb(自らを落ち着かせるためにストロングゼロを呑み始める運転手) 」
キャス「おぉ~~~……これがリアル解像度82Kってやつ……?(糸目で正座したまま、身体が浮こうと動じず)ん~~~……まあなんとなく事情は察したよぉ~~……。しょーがない(おもむろに口ひげを装着、その場で伸びをしゆるく身構える)村長なんて無力なNPCだけどさ、若者のためにがんばっちゃおう~~ 」
黒いフェイス「 ズ ゥ オ ン ッ ―――― バ ギ ャ ア ア ァ ン ッ ! ! ! (その鋭い爪で電車の屋根を引き裂き、むき出しになった車内に起動兵器の顔面が迫った) 」
キィーン!!(進行方向の先から黒いフェイスに向けてものすごい勢いで土の球が迫る)
暁美ほむら「これじゃキリがないわね…(バイクにまたがり使い捨てランチャーを構える) 」
ゾロ「おっと!!(黒いフェイスが列車内に入り込んだのを見ると、自らも地面としている天井を切り裂いてくり抜き、車内へ侵入すると)一刀流「居合」”獅子歌歌"!!(その黒いフェイスに斬撃を奔らせ、その次の瞬間にはその斬撃の軌道に移動) 」
ベール「うっっおまじかやべえ!!!(騒ぎを聞きつけようやく「あなた」たちが乗っている路面電車、それに襲い掛かる黒いフェイスを上空から俯瞰する) 退けぇーコノヤローッ!!!(黒いフェイスへ急降下落下し、側面へ目掛け突撃を仕掛けるが…)―――あばーーーーっ??!!(逆にはねのけられてしまい、その辺の川へドボン)ズボボボボッ!!!川の中にッ!!石がッ!!!ズボボボボボボボbbbbb(※金槌なのでおぼれかける) 」
黒いフェイス「 ザキンッ、ザギィィィイイイイインッ!!!(土の球を右腕で振り払い、左腕の爪でゾロの斬撃と真っ向から衝突し合う) 」
キャス「 ガコンッ(グリップが垂直に取り付けられたバズーカ砲をトンファーのように手に取り) そいやッッ >> ゴ ンッッ << ぁぁ~~ (アッパーカットの要領で車内から飛び上がり黒いフェイスの顔面へバス―カーの砲塔を叩きつけ) カチッ バッッ グ ッッ オ ン ッッ (ゼロ距離でトリガーを引き、爆炎を叩きつけにかかる) 」
メディ「――――璃奈様ッ!!(その時、路面電車と並走するようにメディカル号と共に登場する)みなさま、こちらへ避難を!(できるだけ電車に車体を寄せていく) 」
ボンッ!!!!(振り払われた土の球が破裂する)
あなた&天王寺璃奈『……! / メディ…!ありがとう、助かったよ…!(もはや半壊した窓から身を乗り出し、並走しながら接近するメディカル号の屋根上へウタと共に飛び移っていく)』
ホムラ→ヒカリ「任せるよ、ヒカリちゃん! / ええッ!!(ここでようやくヒカリと身体を入れ替える)―――― このぉ…ッ!!(聖杯の剣を手に光速度で黒いフェイスへと迫り、その背面へ光輝の斬撃を振り下ろす) 」
ヒロ「…まさか本当に回り込めるとはな(列車の進行方向で土のボール片手に待ち構えている) 」
ミア・テイラー「音楽一家をなめるなよ?…あの車…君の仲間が か!(メディを見て) 」
ゾロ「チ……!!馬力は図体相応だな!!(斬撃を受け止めた黒いフェイスに対し、続いて「三代鬼徹」を抜刀)二刀流・”犀回”!!(二本の刀を角に見立てて回転、そのまま勢いを殺さず「閻魔」を抜刀し)一剛力羅・二剛力羅!”二剛力斬”!!(隆起させた筋肉と共に、三本の刀を叩きつけ吹っ飛ばそうとする) 」
エースバーン「―――― っしゃオラァッ!!!(路面電車へ追いつくタイミングで大跳躍し、ヒカリの攻撃に合わせて黒いフェイスの背面目掛けライダーキックをお見舞いする) 」
ポリゴン2「 ニュッ (メディカル号備え付けの端末から顔を出し、初めて乗り込んできた人物、ウタを凝視する)ジィィィーーーーーーーーー…………………………… >> ペッッ <<(狙いを定めてつばを吐き、端末の中に潜っていく) 」
黒いフェイス「 ガ ッ ――― ド ォ ン ッ ! ! ! (キャスが手繰るトンファーのアッパーカットに顔面が吹き飛び、大きく仰け反る。そこにヒカリの斬撃ちエースバーンの蹴りを背面に受けてさらにその巨体が沈みかける) ガ ッ ギ ギ ギ ギ ギ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! ! (だが三人をその長い腕で振り払った後、今度はゾロの力強い斬撃に対し両腕の爪で真っ向から斬り合い、激しい火花を散らしていく。その余波は半壊状態の電車に更に夥しい爪跡を残していく) 」
ヒロ「……あぁ!あれに飛び乗る!…失礼!(ミアを抱え上げ、手から放った土の蔓をメディカル号に巻き付けて飛び移る) 」
アコロ「ヒィー!! 普通に列車が限界っぽいー!!お邪魔するー!!(遅れてメディカル号へ飛び移り、車体にしがみつく)もーーーー!!ここ音楽の国よね!?ハリウッドじゃないよねぇ!? 」
ウタ「ひーっ、ひーっ……もうやだぁ…!疲れたよぉ……?(ぺしょりと崩れかけたところにポリゴン2と目が合う)ちょーーーーーっ!!!!(からの唾をかけられて悶絶する) 」
ゾロ「チッ!頑丈じゃねえか!!列車が持たねえ!!(再び三刀を構え)一世三十六煩悩、二世七十二煩悩、三世百八煩悩……(背後へ跳びながら、黒いフェイスに向けて刀を構え)”百八煩悩鳳”!!(その列車の中から黒いフェイスを斬撃で追い出そうとすると同時に、その反動で列車の壁を突き破り外へ跳び出る) 」
ヒカリ&エースバーン『ラビー!合わせて! / っしゃあ、任せろッ!! (二人同時に勢いをつけて―――)―――― はあああぁぁぁああーーーッ!!! / どらあああああぁぁぁああーーーッ!!!(聖なる光と業火が織りあい、互いの斬撃と蹴り技に集約されて黒いフェイスへと解き放たれた)』
黒いフェイス「 ド ギ ャ ア ア ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! ! ! (ゾロ、ヒイカリ、エースバーン、三人の同時攻撃がその全身に盛大に炸裂。その巨体に大きな風穴が開き――――)――――― ズ ボ ガ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! ! ! ! (跡形もなく爆散したのだった) 」
マスカレイド・ドーパント『――――― ブオン、ブオンッ、ブオオオオオオオォォォオオンッ!!!(だが今度は、ウタが乗り移ったメディカル号を包囲するように、バイクに乗った財団員たちが迫り出していく)』
.>>そこまでだァーーーーーーーーーー!!!!!<<(追いすがるマスカレイド・ドーパント共に向かって迫真の銀河万丈ボイスが聴覚を潰しに襲いかかる)
「「「「「 ご 機 嫌 よ う 下 郎 の 皆 さ ん !!!!! 」」」」
マスカレイド・ドーパント『 ! ! ? (※MGアラート音)(その謎ボイスに一斉に振り返る) 」
耳をツン割くほどの爆音で一昔すぎるイントロが描き鳴らされる
スピーカーが備えられたデコトラの荷台の上には、筋骨隆々な五人の男達のシルエットがあった―――――!
サウザー「>>カモカテペテー♪ デンゴゴ デンゴゴ デデデー デンゴゴ デンゴゴ デデデー♪<< チャ チャ チャ デレレデッデ♪ チャ チャ チャ デレレデッデ♪ デンデゴデンデゴデッデレデッデレデー♪ 」 」
慣れーション「>>>シン!シュウ!レイ!ユダ!そして聖帝サウザー!!言わずとも知れた南斗聖拳伝承者達!!合わせて『南斗De5Men』!!!!!世紀末溢れる劇場版
カオスドラマへ、愛の戦士たちが颯爽と降り立った!!!!!!!<<< 」 」
ド 【 世紀末バンド 南斗de 5MEN ~エキストラモヒカンの皆さんををそえて~ 】 ン!!
サウザー「敵は全て下郎!!ここはありがたく『南斗De5Men』にあずけよ!!! やっておしまい!!下郎の皆様!!!!!! 」
スターウォーカー「 *私も加わろう (どさくさに紛れて参上するこの星は――――!?) *この音楽祭にはヘドが出る… 私こそがオリジナルのスターウォーカーだ (オリジナルのスターウォーカー 参戦! サウザーの股間部で一番星のように輝いているぞ! ▽) 」
モヒカンの皆様「「「「「「「「ヒャッハァーーーーーーーーーーーーーー!!!!! (エキストラのモヒカンのみなさんがバイクに乗って現れ、うぇーいしながらエーテル財団へ襲いかかる)~引き裂いた、闇が吠え♪ 震える帝都に~♪~」」」」」」」 」
レイ「 ~愛の歌高らかに~ (三輪車を乗りこなし、斬撃を伴う五指を振りかざし白鳥のごとく流麗な動きで敵を切り裂く!!) 」
シュウ様「 ~躍り出る戦士達~ (ロードバイクを駆り、地獄坂(ただの急斜面)を駆け下りながら、サドルに手を付き回転蹴りで敵をなぎ倒していく(※真似しないでください)) 」
エキストラあおむし「(バイクに跨ってハロウィンのアルバイトをしている) 」
シン「 ~心まで 鋼鉄に 武装する >>乙女<< ~ (マリオカートに乗り、自身の周りを衛生のごとく動き回る赤コウラを蹴り飛ばし、エーテル財団の使者を撃墜。乙女の
ハンサムスマイルを決める。惚れるなよ) 」
ファルコ(北斗の拳)「 >>悪を蹴散らして 正 義 を 示 す の だ << (新人!!幻の6マン!! デコトラの先端に足をつけ、サーフボードにうつ伏せになり、前へ突き出した腕に斬撃の円陣を纏わせただ前進するだけで敵を八つ裂きにする恐怖の魔王が完成した!!) 」
サウザー「 ~ 疾走れ 光速の 帝国華撃団♪ ~ (デコトラの助手席から顔を出し泣く子も笑い(死に)だす聖帝スマイルで、音楽の都の有権者の皆様に手をふる。 聖帝サウザー、聖帝サウザーでございます。清き一票をお願いします) 」
「「「「「「 ~ 唸れ 衝撃の 帝国 歌劇団 ~ (デコトラが黒いフェイスの爆発に突っ込む。連鎖的に周りのみなさんも吹っ飛び、空中でキメポーズ!! ご視聴ありがとうございました★) 」」」」」」
~カモカテペテー♪~
~ デデッデデデッ♪ デデンッ♪ (完)~
ナンでジャモなアイツ「なんで音楽祭にバイクがあんだよ!!!教えはどうなってんだ教えは!!!!!お前ら禁じられた文明機器を平気で乗りこなしてんじゃねえか!!!分かってんのか!!!??H〇(ピー)NDAが生まれたのは人間が機械に甘えたせいだろうが!!!!!金取んのかよ!!!??くそったれ!!!!!!!(ビークルモードに変形したミライドンに跨って世紀末軍団にちゃっかり同調している) 」
ユダ「(俺の出番……あ、なんでもないです) 」
天王寺璃奈「……!やった…ホムラちゃんたちがやっつけてくれた………?!?!?!〖 ˙-˙ 〗(無事黒いフェイスが撃退されたことに喜んでいたが、風のごとく現れた世紀末軍団にデフォ目で絶句) 」
ミア・テイラー「…あっ、璃奈!無事か!(ヒロをガシガシと叩きながら彼に抱え上げられ車の上に着地) 」
ブルック「ヨホホホホホ!!ゾロさーん!!ゾーローさーん!!!(一方、路面電車が走行する脇にある川の上をギャグマンガ走りで並走する骸骨の姿が!)探しましたよー!ヨホホホホホッ!!(戦闘中のゾロへ呑気に帽子を上げながら挨拶) 」
メディ「そのままお帰り下さい(爆破で星になった南斗De5Menやスターウォーカーを見届けることなく運転を続ける)…敵の数も減りましたね… このまま会場へ向かいます。よろしいですね…? 」
ベール「―――― ザ パ ァ … ! ゼェ、ゼェ……チ、チヌカトオモッタ……(一方その頃、なんとか川から抜け出せた) 」
ゾロ「ブルックじゃねェか!探したぞ!(反動でメディカル号の壁に突き刺さりながら)こりゃどういう状況だ!!おれァ聞いてねェぞ(そう言いながら外壁に突き刺さった状態から天井に登る) 」
ブルック「聞きたいのはこちらの方ですよ!んもーーーーー!ナミさんがかんかんですよ!ルフィさんたちも何処かへ行ってしまいましたし…とにかくこのまま「彼ら」と行動しましょう!一大事みたいですからね!あわよくば…歌姫のパンツを見せてもらえるかもしれませんし…ヨホホホホホホホホhウゴアァッ!!!!(有頂天になったあまり前方の街灯にぶつかり、そのまま置いていかれる) 」
ウタ「待って…!待って……それ、だけは…っ……(すがるように「あなた」の裾をぎゅうと掴む) 」
東條希「(トムキャットと呼ばれる機体で駆けつけるも時すでに遅し)倒された後やね…(帰投する) 」
キャス「ほふぅ~~……ヴィっちゃんからチラッと聞いてたけどすごいんだねぇ君達ぃ~~(しれっとメディカル号に座布団を敷き正座。糸目でくつろいでいた)……。(ウタを横目に見、眠たげな瞳の中で、"
ヴィヴィ"とその姿が重なる)……。まあ、ほら、さ?このまま状況を整理せずに人が集まるところに行っても、結果的により大勢を巻き込むことに鳴るかもしれないしぃ~~……回り道してこうよぉ~~村長年だから腰がさぁ~~…… 」
あなた&天王寺璃奈『……!……。 / ……うん、わかった。(ウタの気持ちを察した二人が互いに頷き合う) メディ、会場は後回しにする…!何処か、落ち着ける場所へ向かってほしい…!(屋根上から運転席のメディへ叫ぶ)』
メディ「……?かしこまりました。(あくまで「あなた」と璃奈の考えに従い、会場への進路を切り替えるようにハンドルを切る) 各自へ通達。今からスマホ端末に合流地点をマーキングします。そちらへ合流の方をお願いします!(耳元のヒューマギアモジュールを起動し、遠隔地にいる仲間たちに連絡を送る) 」
ウタ「……!………(「あなた」たちの取った行動に一度は目を見張ったが、ひとまず会場を後回しにする方向性に安堵したのか、ようやく張り詰めていた重い溜息を吐き出した) 」
ヒロ「痛い痛い、どこも変なとこ触ろうとは思ってないから(ミアにバシバシ叩かれながら着地)……?…なにかあるのか? 」
仮面ライダーゼロワン→飛電或人「……ふぅ…なんとか片付いたな……―――?(財団員を一掃し終えて変身解除した直後、メディからの通信を受ける)……わかった!今から向かうよ。 よかったら、あんたもどうだい?(共闘していた一護へ「一緒に来ないか?」とハンドサインを送る) 」
ヒカリ&エースバーン&ベール『わかったわ! / ラジャー! / えっ、ちょ…マジ?服乾かしてからでいい?今スケスケなんですけど…(各々にメディからの通信を受けて反応する)』
黒崎一護「ん……ああ、いいぞ(或人へそう返し、斬魄刀を始解へと戻す)オレも人探ししててな……そのついでにでも 」
キリト「(その頃――――)―――……あんたもしぶといな。(ずっとクモ・オーグと交戦を続けていたが、歴戦の猛者ということもあり全くと言っていいほど息が上がっていない) 」
クモ・オーグ「―――それが私の仕事ですので。(低い体勢でキリトと対峙し合っていたが――――)……?失礼。(キリトに手をかざし、スマホを取り出して着信に出る)……はい、私です。………はい……はい……はい、はい………――――かしこまりました。(淡々と返事をし電話を切る) 申し訳ありませんが、急用が入りました。それでは私はこの辺で失礼いたします。 シ ュ バ ッ (全身を大の字に広げるように勢いよく後退跳躍。キリトの前から完全に姿を消し去った) 」
キリト「ッ、待て――――!(追撃を試みるが、取り逃がしてしまう)……―――― ス チ ャ ン ッ (双剣を背面の鞘にしまい、渋い表情をひとつ浮かべる)……どうやらこの国に黒い陰謀が渦巻いているようだな… 一刻も早く璃奈たちと合流しないと…(そう独り言を呟いて颯爽と踵を返した) 」
あなた「……――――――!(突如巻き起こった歌姫を巡る大事件に、「あなた」はやがて来(きた)る新たな戦いに決意を結んだ――――)」
そして彼らを乗せたメディカル号は会場を、更には都内からも離れていくのだった――――
― Bar「グリルビーズ」 ―
メディ「―――………と、いうことで…璃奈様の指示を受けて都内から離れた落ち着ける場所へ無事に着きましたが……えっと、その前に何かいただきますか…?(いろいろ疲弊している一同へ顔を向ける) 」
天王寺璃奈「う、うん…そうする……急にあんなことが起きたらさすがに疲れちゃった……璃奈ちゃんボード、くたくた…〖 > q < ;〗(テーブルの上に突っ伏している) 」
あなた「………(怪我はないようだが、くらくらする感覚に頭を押さえつけながらお店のメニュー表を見つめている) 」
ウタ「それ、すっごい賛成……私なんかもう、いろいろ振り回されちゃって……(だらしなく舌を出しながらぜーぜーと荒い呼吸を繰り返して氏んでいる) 」
エースバーン「なんだお前らだらしねえなぁ~!?日ごろからちゃんとトレーニングしてんのかよ~?まっ、それなら俺はキャロットジュースでも貰おうかな……って、ねえのかよ!(メニュー表のドリンク欄に絶句) 」
ホムラ「まあまあ…?突然の事態でしたもんね…!まずは、休憩しましょう、休憩!えっと……おすすめは……(メニュー表に視線を落とす) 」
ベール「トゥーゴーベンティディカフェアドクアトロショットエキストラシロップエキストラキャラメルエキストラモカエキストラホワイトモカツーパーセントエキストラホイップエキストラチョコソースエキストラキャラメルソースエキストラチップウィズシトラスバニラクリームフラペチーノとかねえの?ないなら昆布茶でいいよ(帽子を脱いで寛いでいる) 」
ヒカリ(精神世界)「いや妥協点のボーダーラインどうなってんのよ…(ホムラの中からベールにツッコミを入れる) 」
宮下愛「あっはは…♪りなりーの新しい仲間たち、本当に愉快だね…♪(机に突っ伏してる璃奈の背中を摩りながら微笑んでいる) 」
ヒロ「お疲れ璃奈ちゃん…お冷持ってきたから飲むかい…?(璃奈に水を差し出そうとするが………) 」
Sans「――― よお、アンタら。この店は初めてか?(そんな一行のもとへ、カウンター席に居座っていた一人の人物が話しかけに現れる。二頭身サイズの骨だらけの人物は、彼らに不敵な微笑みを浮かべている) 」
ミア・テイラー「Sh○t.その水はボクが渡す(ヒロが差し出したコップを掴み、奪い取ろうとする) 」
ブルック「ギャアアアアアアアアアアア!!!!!お、お、お……お化けえええええええええええ!?!?!?!?!?骨だらけなのに喋ってるなんてありえないですよ!!!い、いったいどうなっているんですかああぁ!!?(Sansの姿にびっくり仰天) 」
ヒロ「………いや、待ってなんかいつもより握る力強くない?(奪わせんと手を引く) 」
あなた「……?(聞き慣れない声に顔を上げ、そこで初めてSansと目が合った) 」
ゾロ「あんなぁブルック……てめェが言うことかァ?(Sansに軽く会釈しながら、ブルックを刀の柄で小突き) 」
ブルック「あっ!!!!それもそうでしたぁ!!!流石ゾロさん!これは一本取られましたねヨホホホホホホ!!!(愉快気に大笑いする) 」
Sans「おお、俺に似た兄妹もいるじゃねえか。まあ、なんだ。何喰うか迷ってんなら、オススメがあんだ。アンタらも食うかい?グリルビーズのバーガー。それとコーラもあるぞ。マスター、こいつらにバーガーセット頼むわ。(カウンター越しに注文を呼びかける) 」
店主のはらぺこあおむし「どうぞ…(そう言って有無を言わさず大量のハンバーガーが山積みにされた大皿やドリンクコップを引っ提げてテーブル上にドカッと置くと、あおむしは持ち場に戻りハロウィンのアルバイトを始めた) 」
天王寺璃奈「ヒロさん…ミアちゃんと喧嘩しないで…〖*゜▿゜*〗 え…?あ、うん……この国にはまだ来たばかりで…わっ…!?(山盛りのバーガーに目を丸くする)…えっと……い、いいの…?〖*╹▿╹*〗(Sansに目くばせしながら) 」
Sans「なぁに、俺の奢りだ。見慣れない奴等をもてなすのも常連の計らいって奴だからな。……ああ、俺か?俺は『Sans《サンズ》』っていうんだ。この店の常連だよ。よろしくな。まあ挨拶はこの辺にして、食えよ。腹減ってんだろ? 」
あなた「……♪(Sansに深々とお辞儀する) 」
ミア・テイラー「Shut up!普段こんなことしているんだろう!たまには譲れ!(えっ?)(ドッタンバッタン大騒ぎ) 」
ウタ「いいの!?やったー!そういうことなら遠慮なく…いただきま~~~す♪(我先にハンバーガーを手に取ってがっつき始める)モクモク……ん~~~~~~っ、おいし~~~~~~~!✨(幸せそうに頬張る) 」
ヒロ「いや本音出てる(だる)ほ、ほら璃奈ちゃんもそう言って………えっ俺?あっちからつっかかってきたよね!? 」
エースバーン「うまほ~~~~~~~!✨ 俺も俺も!!(山盛りバーガーに手を伸ばして口いっぱいに頬張る)んめぇ~~~~~~!ジャンキーなメシなんて久々だ~~~~! 」
ゾロ「これがハンバーガーっつう奴かァ?いいな、『アレ』もこの料理作れるかなァ?(そう言ってハンバーガーを取って口にし始める) 」
天王寺璃奈「嬉しい…ありがとう…♪うんっ、ハンバーガー…大好きなんだ…♪〖* >▿< *〗(Sansにお礼をしてありがたくハンバーガーをひとつ手に取る) ほら、二人とも…喧嘩しているとハンバーガー無くなっちゃうよ…? 」
ベール「タダメシ最高~~~~~~~~~~!(むしゃむしゃとお下品に食らいつく) 」
謎のウサギマークW「(別席で物凄く幸せそうな顔をしながら同じハンバーガーセットを貪っている。一人で。) 」
ファーストフードのピエロ「ハンバーガー四個分くらいかな?(しれっと他の客がそのハンバーガーを四個分横取りしていく) 」
関羽調理長「マスタード?ケチャップ?そんなものはない。お酢でもかけなさい。(ぐう畜) 」
パンダマン「(調理長の横暴ぶりを食い止めるべく厨房へ身を乗り出し拳で対抗する) 」
アーニャ「おいし~♪(カリカリベーコンバーガーを食べている) 」
謎の客「ポン酢ちゃんチロリ(関羽の言葉を受けてピエロのハンバーガーにポン酢をかける) 」
謎の客「ポン酢ちゃん(ry(アーニャのカリカリベーコンバーガーにもかける) 」
ホムラ「まあ…!ご親切にどうもありがとうございます…♪それじゃあ、ありがたくいただきますね…♪(Sansにお辞儀してコーラを飲み始める)……うっ…?!すごく…口の中がシュワシュワする……こ、これがコーラ……(初めて飲んだようだ) 」
ミア・テイラー「hamburger!…覚えてろよ(ヒロにそう言い、ハンバーガーを食べ始める) 」
ヒロ「(なんで?)(璃奈の前に水をそっと置き、食べ始める) 」
アーニャ「(だる)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(表に)"出ろ"。(そういうと謎の客の両手にぎっちりと縄で縛り、それを自分の愛車である三輪車の後部にくくり付けて時速300kmの速さで引きずり回す) 」
宮下愛「ハンバーガーか~!そういえば愛さんはいつもマックのハンバーガー食べマックリしてるから違うお店のものは新鮮だよ~!マックだけに…あははははっ♪(ハンバーガーを片手に一人で爆笑しだす) 」
ブルック「ありがとうございます~!いただきますねー!いや~~~、こういうジャンクフードを食べたのは、実に何十年ぶりでしょうかねぇ~~~…(ゾロの隣でコーラを飲み始める。そして骨だらけの身体からそのコーラが四方八方へ跳び散っていく) 」
Sans「いい食いっぷりだな。しかしなんだ…都内から離れたこんなところへわざわざ食いに来るとは。………ああ、さてはアレだろ。この二日間はあの音楽祭で都内は人がいつもよりひしめき合っているからな。大方、どの飲食店も満席で飯にあり付けなかった…そんなとこだろ?……違う?俺に会いに来た?おいおいよしてくれよ。そんなこと言ったってケチャップしか出ねえぞ。(ズボンから未開封のケチャップボトルを取り出す) 」
メディ「……いえ、そういうわけではないのですが…(複雑な事情のため言い淀む) とにかく本当にすみません、食事をいただいてしまって…。(深々とお辞儀する) 」
ゾロ「あァ、すまねェな本当に奢ってもらっちまってよ。おれたちはそうだな……色々とゴタゴタに巻き込まれてる真っ最中でなァ。何やらこの歌姫とかいうのが狙われてるっぽくて…… 」
Sans「……ほゥ~~~~?(メディとゾロの発言から察してウタの方へ一瞥を与える)…………まっ、がんばれよ。お前さんらならきっと上手くやれるさ。おおっとみなまで言うな。分かってるさ、どういう状況かってことぐらいな。だがきっと成し遂げられると信じてるぜ… オーフェンバック全店食べ歩きツアーという大層な目標をな!(※全然違う) 」
Sans「…ほんじゃっ、俺は腹も膨れたしそろそろ行くわ。お前さんらとはまた何処かで会えそうな気がしないようなそうでもないようなやっぱりしそうでしな……あー……まあいいや。ほんじゃな。(それだけを言い残し、ひらひらと手を振りながらその店を後にした) 」
あなた「………!(ハンバーガーを頬張りながら、立ち去っていくSansに手を振って見送った)………(その際、Sansの背中に何かを感じたようだが、この時はそれ以上のものはなく、結局理解できないまま席に着いた) 」
天王寺璃奈「あっ……えと、ありがと…!(店を後にするSansの背中へ頭を下げる)………フランクだけど、親切な方だった。私も、大人になったらあんな風に誰かにハンバーガーをたくさんご馳走したいな…(と、茫然と呟きながらさらに食べ進める) 」
ブルック「いい人でしたね~……結局あの方も私と同じく蘇りでも経たのでしょうか?世界は広いですねぇ…ヨホホホホ! 」
ゾロ「……あのサンズとかいう野郎……(深刻な表情で、訝しむようにその背中を見送り)……俺の見立てだと…… 」
メディ「Sans様、ありがとうございました。(立ち去る彼へお辞儀を送る)……もう少し休憩の時間を取りましょう。それに…まだ詳しいお話も聞けていないですし……(ウタの方へ振り返る) 」
ゾロ「……相当な怠け者だな!!(その表情のままそう言い放つ) 」
ミア・テイラー「璃奈のハンバーガー、是非ともご馳走になるよ!(ググイッと璃奈に) 」
ブルック「……?ゾロさん、どうかしましたか?そんなナミさんに睨まれた時みたいにすごい顔しちゃって~。心配しなくても、ナミさんは今頃都内の換金ショップに入り浸っておりますよ。ほらっ、この間、渦巻だらけの島(※
リューズ島のことと思われる)で拾った銀色の羽。あれを高く買い取ってもらおうと店員と熾烈な交渉をしているはず…ヨホホ、相変わらずナミさんは手厳シィー! 」
ヒロ「…大人になった後輩にご馳走ねぇ(ミアの様子を見てボソッと) 」
ベール「なんだと!?つまり、ニートなのか!?親の金で見ず知らずの他人にバーガーを驕ったというのか!?クッソ羨まs…いやいやけしからんな!(ゾロに謎同調) 」
宮下愛「愛さんも!りなりーにバーガーをご馳走されたーい♪ 」
あなた「……!(メディの発言から「そういえば」と顔を上げて隣のウタの横顔へ視線を向けた) 」
ゾロ「いやあのタイプにはおそらく親はいねェ……実家からは離れて暮らしてるか、それか親がいないかのどっちかだ……つまり兄弟姉妹か恋人のヒモ……或いは普段ぐうたらしてる割に少ない仕事でガッツリ稼いで来るタイプだと見たぜ……!! 」
ミア・テイラー「………キミには絶対分けないからな(ヒロの胸ぐらを掴み) 」
ウタ「……???なぁに?私の顔になんかついてる?(見つめてくる「あなた」と視線が合い、ふふっとほくそ笑んだ)……ああ、そっか。そうだったね…(だがその視線から全てを察し、飲み干してからになったグラスをコトンと置いた) 」
セクター「この店の風格、決して上級なものじゃあない。それでもイイね、味わいがある。神が如く、俺の舌を唸らせるだけの喫飯(ブレイキングタイム)を授けるだけのことはある(店の隅っこ、ビッグマウスと対面しつつコーヒーを嗜んでいる) 」
天王寺璃奈「……ぁ……!(見つめう「あなた」とウタの姿に、ようやく今の状況を思い出したかのようにぴくりと微動した) ……えっと…あ、まずは自己紹介から、かな…?私、天王寺璃奈。よろしくね。〖*╹▿╹*〗 」
ホムラ / ベール / エースバーン『私はホムラと言います…♪ / フッフッフッ…よくぞ聞いてくれました!何を隠そうこのあたしこそ!世界を揺るがした大いなる魔女!人呼んでベーr / 俺はラビーってんだ!よろしくなあ! / ちょっとー!まだ名乗りの最中なんですけどォーーーー!!!?』
メディ「はじめまして、メディと申します。以後お見知りおきを。(深々とお辞儀する) 」
ブルック「おっと…これは私たちも改めて名乗っておく必要がありますね。コホンッ…えー…死んで骨だけ、ブルックです!ところでお嬢さん…?もしよろしければ……パンツ、見せていただいてもよろしいでしょうkドブェァーッ!!(ゾロにはたかれる) 」
宮下愛「愛さんこと、宮下愛だよー!これを機に私のことを愛してね♪「愛」だけにっ☆(ウインクを飛ばす) 」
店主のはらぺこあおむし「お気に召していただけてなによりです…(コップを拭きながらセクターに会釈する) 」
ゾロ「ロロノア・ゾロ(ニィッと笑いながら、シンプルにそう名乗る。いつもの調子のブルックを刀の柄で殴りながら) 」
セクター「おっと……こっちの方がいいか(ビッグマウスに手のみで会話を施し、雰囲気を変える)君のような節足動物が営むとは、神はやはり試練を与えたがる。その壁を超越するには、さぞ非凡な才能が必要なはずだが……(鈍行な程、ゆっくりと席を立つ)コツコツコツ(あなた一行と会話することもなく、彼らの席を横切り退店する) 」
ウタ「わ、あ………(一人一人名乗り出す面々に挙動不審になる)………すごいね、みんな、お友達なんだ…?(「あなた」に視線を向ける) 」
あなた「……♪(「かけがえのない仲間たち」―――そんな彼・彼女たちを誇らしげに見つめてウタにそう視線だけで応えた) 」
天王寺璃奈「……その、ウタちゃん… さっきはいろいろあって聞けなかったけど、ほんとは、聞きたいこと…たくさんあるんだ。まずは…えっと……(いきなり「楽団」の話を切り出しても警戒される。それなら…――――)――――あっ (何かを思い出したように声を上げる) 」
天王寺璃奈「…そうだ、さっきの、話の続き…!どうして、ウタちゃんは「この子」のことを知っているの…?その話、詳しく聞きたい、かな……!(隣に座っている「あなた」を促しながら) 」
あなた「……?(璃奈の質問を聞き、再びウタの方へ振り返る) 」
ウタ「……(璃奈の質問に一拍置いて、その身の内に溜め込んでいた"想い"を吐息と共に零しだした)……あれは、私が小さかった頃、かな。物心がついた頃、私には両親がいなかった。そんな私みたいな身寄りのない子供が集まる児童養護施設に私もいて、そこでもずっと一人だった。誰もいないところで歌を口ずさんで、ピアノを弾いて…「音楽」だけが私の心の拠り所だったの。 」
ウタ「そんなある日、今の場所が窮屈に感じた私は時々施設を脱走して、海がよく見える丘の上へ冒険したりした。海も、雲も、月も、太陽も…自然にあるもののすべてが綺麗に見えるところ。私にとって特別な場所だった。そんな場所に、やってきたの…―――――「あなた」が。(ここでようやく「あなた」と向き合う) 」
あなた「……??(「え、自分…?」と自らの顔を指さしては何度も首を傾げる) 」
ウタ「施設の子でもない…だけど、この辺りに住んでいるようにも思えない、不思議な子で… でも、目が合った時…なんだか私に近いものを感じたんだ。「あ、この子もひとりなんだ…」って…。孤独を分かち合った私たちは、それからというもの…いつものように丘の上に腰かけて、二人で歌を口ずさんだ。初めてだよ…ひとりでいた時よりも楽しいなと思えたのは。 」
ウタ「………だけどある日…「その子」は現れなかった。その日はとっても綺麗な夜だった。幾つもの彗星が流れていて、それらはとってもゆっくりと流れていて… そんな流れ星に願ったんだ。「もう一度、「あの子」に会いたい」…って。そしたらね…!目の前が真っ白に包まれて…気が付いたら私は、施設ではない何処かの建物の中で眠りから目を覚ましたんだ。 」
ウタ「目を覚まして真っ先に飛び込んだのは、「あの子」じゃなくて…実は『団長』(Dr.ライト)だったんだけど。あの人の話を聞いて、どうやら私は…自分がいた世界から、この『
ケイオス』っていうところ流れてきちゃったみたい。そんな、帰る場所も無くなった幼い私を…「団長」は、受け入れてくれたんだ。 」
ウタ「…私を拾ってくれた「団長」はこう言ってたんだ。『12の彗星』が落ちたあの日…あの日、私も一緒にこの世界に落ちてきたってことをさ…――――― 」
ヒロ「ヒロだ、よろしく………!?その日って…! 」
ミア・テイラー「ミア・テイラーだ。 ………音楽か(ウタの話を聞いてふとつぶやく) 」
天王寺璃奈「(ウタちゃんに、そんな過去が… そこで、「この子」とも出会って…―――――)――――!?(だが、話の中で聞こえた『彗星』というワードに過剰反応する)…「12彗星」が落ちたあの日に、ウタちゃん"も"…?(衝撃の告白に目をぱちくりさせる) 」
店主のはらぺこあおむし「またのお越しを心よりお待ちしております…(退店していくセクターへ深々とお辞儀する) 」
DOMAN「ンンンンンンン? もしや流星の子案件ですかな?(床下から顔を出す ハァイジョージィ) 」
ウタ「……?(「どういうこと?」と小首を傾げる) 」
メディ「今お話しいい感じなんです。(無言でDOMANをテーブル下へ押し込もうと話の傍らで謎奮闘をしだす) 」
天王寺璃奈「……じ、実は、ね……恐らくだけど、「この子」も……その『彗星』が落ちた日に、この世界にやってきたみたいなんだ。偶然なのかどうかは今でもわからないけれど。だって…「この子」は大切なものをすべて失っちゃったから。「言葉」も、「感情」も、「記憶」も…… 」
ウタ「……!……だから、私たちが過ごしたあの日々も、思い出せないんだね……(何処か寂しげな瞳で「あなた」を見つめる) 」
ホムラ「……だから私たちは、「この子」が無くしたものを取り戻すための冒険をしているんですよ。(璃奈へ続く様にウタに語り出す) 」
メディ「ええ。その鍵を握る場所まで、あともう一息… 」
エースバーン「もうすぐ俺たちの冒険も終わっちまうが、それで「こいつ」が元通りになってくれんのなら、いいじゃねえかって…!(後頭部に腕を回してにししと笑う) 」
ベール「いろいろ寄り道はしてきたけどね~。まっ、それも新たな思い出になったんじゃない?(くすりとほくそ笑む) 」
ミア・テイラー「………?(璃奈の様子を見て)12彗星………確か… 」
ブルック「……「忘却」とは、恐ろしいものです。積み上げてきたもののすべてが虚無の彼方へ消えていく…。私も、大切なものをたくさん失いました。それらを忘れないように、ずっと思い出として大事に抱えて…。失ったものは帰ってこない…だからこそ、取り戻せられるのなら、是非とも取り戻してほしいものです。 」
宮下愛「……彗星が落ちた日……あれは、私たち同好会にとっても、特別な日になったよね…。りなりーは立派にも冒険に出たけれど、『 しずく 』もいなくなって…(何処か悲哀を含んだ眼差しを浮かべる) 」
DOMAN「―――――(メディと奮闘する最中、顎に手を当て思案するように天井を仰ぎ見)さて……『本当にそうでしょうかな』(一瞬、眼球に空いた底なしの穴が、あなたを深淵から覗き込む) ンンンン、そういえば拙僧私用がございました。一旦失礼をば……(溶けるように床下の暗がりへ消えていく) 」
ヒロ「………愛の様子を見てそっと背中に手を添える)大丈夫。しずくちゃんはきっと見つかる……… 」
あなた「………(自らの胸に手を当てて、これまでの冒険の日々を思い返す。結局何一つ失ったものを取り戻すことはなかった。けれど、新たに紡がれたこの世界での思い出は、確かに「今の自分」を形作っている。そのことを強く実感し、記憶が失っても満更でもなさそうに、自信気に顔を上げた) 」
ウタ「………そう、だったんだ……(自分だけが知っている「あなた」。だけど自分の知らない「あなた」の話を聞いて、すっかり夢中になるように何度も強かに頷いていた)………戻るといいね。そしたら、私と過ごした日々もきっと思い出すよ…!私は…忘れないから…決して……――――(息を呑むように、その思い出を奥底へとしまい込んだ) 」
ゾロ「……そんな話だったんだな……おれァてめェらの事情あんま知らなかったからなァ……いいな、応援できる 」
天王寺璃奈「……うんっ…。(明かされた「あなた」とウタの過去。だが、「あなた」がその記憶を思い出せない以上、これ以上その話題を引き出すことは困難。そろそろ頃合いかと覚悟を決めて、恐る恐るウタと向き合う…)……え、っと……そうだ…!その、『楽団』のことなんだけど……どうして、抜けちゃったの…?こんなこと、部外者の私たちが聞くことじゃないというのは分かっているけれど…でも…… 」
ウタ「……(璃奈のその問いに天井を仰ぐ)……―――― 私の思うような「音楽」ができなかったから、かな。 」
天王寺璃奈「……?(ウタの発言に、どこか既視感が過る) 」
ウタ「…さっきの話。『団長』と出会い…それから私は『楽団』のみんなとも出会った。みんなで奏でる「音楽」は楽しかったけど……でも、それも最初だけ…。いつからか互いに方向性はみんなバラバラだって気がついて、口喧嘩する日々も増えていった… 」
ウタ「 「オーケストラに歌唱なんか必要ない」、「そもそもメロディーが私の歌声についていけていない」だの…ああ言えばこう言って…。結局、グランディオーネの演奏会前日までその口論は終わらなくて…耐えられなくなった私は、ひとりで舞台に立つことに決めたんだ。 ……そして今に至る、って感じかな…(伏し目がちに) 」
ミア・テイラー「………(「あなた」を見て) 」
天王寺璃奈「……!(そうだ、これ……確か、せつ菜さんが言っていたことと…)(昔、同じ仲間から聞いたのある事例を思い出したようにはっと顔を上げた)……私の友達もね、昔はみんなと音楽の方向性で喧嘩しちゃって…その夢を諦めるかどうかって、大きな溝ができちゃったことがある。お互いにやりたいことがあって、それは決して譲れなくて…協力していくことなんて無理なのかなって、諦めかけていたみたい… 」
天王寺璃奈「……でも、その子たちはね、自分の「大好き」な気持ちや想いを捨てずに、互いに腹の底を割って話し合って…結果的に、自分の気持ちも、相手の気持ちも尊重できるような…そんな、素敵な結末を迎えて、今も夢を追いかけている。それを聞いて、私もすごいなあって、感心しちゃった。 」
天王寺璃奈「…私にはそんな経験はない。だから、ウタちゃんに強いことは言えない。ウタちゃんにはウタちゃんの事情がある。そのことを考え直してほしいなんて言わないよ。でも…私は…ううん、私たちはみんな、ウタちゃんの歌声と、その歌に合うメロディーが上手く合わさった時…きっと、とてつもなくすごい「音楽」が生まれるんじゃないかって、期待している。 」
天王寺璃奈「グランディオーネなんかに出なくてもいい。でも、夢を簡単に手放さないでほしい。それが…私たちの、ウタちゃんに対する切実な"想い"、かな。(「あなた」と目を合わせながらウタと向き合う) 」
ミア・テイラー「………‥(ウタの話を聞いて思うところがあったのかハンバーガーを食べる顔を俯かせる) 」
あなた「……!(璃奈と頷き合い、ウタと視線を交わす) 」
ホムラ「そうですね… たとえ音楽祭でなくても、素敵な音楽はいつだって、どんなときだって、誰かに奏でられるもの…。そしてその音楽のある日々が、私たちの暮らしを豊かにしてくれる。特別な舞台に拘ることなんかない… 自分が奏でたいと思った時に奏でる。その素直な気持ちに従えばいいと…私は思います…♪(優しく微笑む) 」
エレイン「パーティメンバーの入れ替えはよくあることです! まず自分をメインの添えます! つよつよメンバーで自分を固めます! 最後に自分を入れ替えてつよつよパーティのできあがりです! ぐやツーに書いてありました! 」
ヒロ「………………(璃奈の言葉を聞いて) 」
アコロ「縁起でもないわ!!ていうかそれPKMNの話!!(エレインの服の袖を引っ張り隣の隣の隣の席へ引っ張る)ほほほほ!オジャマシマシタァー 」
ゾロ「……辛口な意見になっちまうが、いざって時に自分以外を……特にその団体の長を立てられない奴はその団体にゃいねェ方がいい……そしてそういうのは大概……人の下に立てねェタイプだ……だがてめェは……いや、おれはもう何も言うまいよ…… 」
キャス「青春だねぇ……村長の若い頃にもこういう頃があったのかなぁ…‥ふぉっふぉっふぉ(付け髭をつけ隣の席に突っ伏し糸目でウタ達を見守る) うーん……やんなき事情だねぇ……エレインちゃんじゃないけど大事なのは自分の思いだからね音楽…自分の心を自由に解き放つのも大事なような、でもソロじゃやってけないからそうでもないような~~…… 」
エースバーン「喧嘩したっていいじゃねえか。ぶつかんなきゃ相手の本心なんか理解できねえもんだからよ。(かく言う自分も、
月の都ではじめて「あなた」と出会った時もそうであった。人間不信であるが故に強く尖り「あなた」に思いの丈をぶつけたが、その本心を真っ向から受け止めてくれたからこそ、互いの気持ちを通じ合えたのだから…) 」
ヴィヴィ「まあ言いっぱなしも言われっぱなしもフェアじゃないからね……。関係って続けてくにせよ切るにせよ、問題に直面する都度"決着"(ケリ)をつけないと前に進めないのかなって……(ズゾゾゾゾゾと抹茶ラテをすすりながら)ていうかなんか偉い面子のとこに居合わせちゃったんだけどなにこれ。私は貝、ムール貝。マイマイカタツムリ、はがねドラゴン…… 」
ベール「あたしゃライブ会場より、裏路地でひっそりとやっすいラブソングを歌ってるしがないシンガーソングライターの音楽になーんか心打たれちゃうんだよなー……あ、そういう話じゃない?そう… 」
DOMAN「(拙僧の『レッツゴー陰陽師!滅びよ安倍晴明』も推してくだされ…推してくだされ…) 」
ポリゴン2「 ロリ以外の歌はパスで 」
メディ「……(一同の話を聞いて、なるほどと理解したように相槌を打つ。Dr.ライトのお願いを受けてウタを会場へ戻す…それが是だと思ってた。だがそれでは根本的な解決にはならない。彼女の真意や、その"想い"へ真摯に寄り添うこと…それが彼女や楽団の為になる。主の璃奈を見て、自分もそうであろうとまた一つ「決意」という名のアップデートを行った) 」
ウタ「……!(自分の行いを否定されるのかと思っていた。だけど、実際はそうではなかった。自分の考えを肯定し、それでもまだその先の可能性を促す希望に溢れた言葉に、思わず…)……―――――ふっ…♪(噴き出してしまった) 」
ヒロ「………歌いたい歌を歌う………か(ウタを見てふとつぶやく) 」
ウタ「………ありがとう。ちょっぴりだけ……ほんのちょっとだけだけど、胸が、空いたや。(ふう、とため息を一つ吐き出す)……本当は、本当はね…?私のことを拾ってくれた団長の為にも、それに…今日まで一緒に練習してきた団員たちの為にも、報いてあげたい。そんな気持ちは確かにあったんだ。でも、爆発する感情に押し潰されて…何も見えなかった……ダメだな、私…(あははと自嘲気味にせせら笑う) 」
ヒロ「………でも、こうして打ち明けたことで見えるようになったんだ。…これから、どうしたい?(ふとウタに問いかける) 」
エリアス「(ヴィヴィの手荷物から青く発光する蝶が気まぐれに現れ、ウタの注文した品に止まる)―――横からしつれいー。どうだい、言葉にすると案外自分が見えてくるもんだろ? 頭の中では感情という掴みどころのない液体を順序立てて並べることも整理することもできない。ならいっそアウトプットして箇条書きでもいいから一度並べてみるといい、それらをより単純化した"課題"に大きく振り分けるんだ。 案外、整理をつけてから思ったことを全部話すだけで円満になったりするもんだぜ?(軽快な豊永ボイスでそう告げると、蝶は気まぐれに天井辺りへ飛び立った) 」
ヴィヴィ「 ガシャーンッ ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ(テーブルの上に飛び乗り虫取り網でエリアスを拘束しようとする)くたばれ!!くたばれ!!くたばれー!! 」
ウタ「……誰かの前で自分の音楽を披露する… 自分の人生の中で、これ以上の高揚感はない。誰かの為に「歌」を歌う。それが私の生きる意味なんだ。それが思うようにできないこともあるけれど……でも、その先にきっと、今まで感じ得なかった、何かすごいものが待っているんだとしたら……―――― 」
ウタ「…………私、やっぱり戻ろうかな。……ううん、戻り…たい……な……。戻って……また、みんなと、「音楽」を……――――(躊躇いながらも、身を捩りながらも、奥底にある"想い"が出かかっているのが分かる) 」
あなた「……!(ウタの本当の気持ちに触れられる。その瞬間を、「あなた」は喜ぶように思わず身を乗り出しかけた) 」
天王寺璃奈「……!じゃあ……!(ウタの心変わりを垣間見、その瞳に輝きが灯る。だが…―――――) 」
駆紋戒斗「カランカランカラン……(突如店の扉が開き、睨みをきかすような顔で入ってくる。そして面々を見渡し、――『ウタ』を見つけた)……ふん(どかどかと一行の隣の空いている席に座る……………………(怒気にも近い重苦しい空気を醸し出しながら、ウエイターによって運ばれてきたコーヒーに手を付ける)) 」
ゾロ「あ゛ん?(店内に響く強者のオーラに、ギョロリと眼を動かしその方向へ視線を向ける) 」
天王寺璃奈「……!(隣のテーブル席に座り込んだ駆紋戒斗を見つめ…そして、二度見する。彼の服装に過る既視感……―――)―――――― ぁ … ! (そう…ウタを付け狙ったアスラと同じチーム・バロンの赤と黒を基調にしたダンス衣装に、嫌な予感が過ったのだ) 」
鬼塚夏美「(一同から離れた席でウタの方を見ている) 」
芹沢あさひ「(両手をべたべたにしながらハンバーガーをモリモリ食べている)……向こう、なんか雰囲気妖しくなってきたっすけど大丈夫なんすか? 」
ウタ「――――!(同様に戒斗の方へ振り返り、そして…彼と目が合った)……!その衣装……貴方、さっきの奴(アスラ)の仲間じゃ…!(思わず席を立ちあがり戒斗と距離を置く) 」
和泉愛依「……しーっ……ちょっと今ストップだって、冬優子ちゃんまだこっちまで来てない……っていうかハンバーガーって言ったら凄い嫌な顔してたけど……とにかく今はストーップ……(あさひと同じテーブルで) 」
ヌマクロー「(芹沢あさひのフライドポテトをもさもさ食べている) 」
駆紋戒斗「……ズズズ(コーヒーを一口)ずいぶんな慌てようだな。そして怯えも見える。………どうした?俺になにか言いたいことでもあるのか?(カタンと勢いよくカップを置く)俺に戦闘能力はなく、なおかつお前たちには頭数がある。恐怖する理由などどこにもないはずだ。……それとも(ここでようやく鋭い視線と顔を向ける)弱者は群れなければ、俺ひとりに対しても不安でいっぱいになるのか? 」
ヴィヴィ「ヴィヴィってねーし、名前ヴィヴィだけどヴィヴィってねーし……(ヌマクローのフライドポテトを束でもさもさ食べながら)なんか湿ってる…… 」
ウタ「弱者……?何言ってんのあんた……?"さっき"はこっちよりもさらに大勢で私のことを散々追いかけ回したくせに…!!(負けじと、ずかずかと戒斗に詰め寄っていく。財団と手を組んでいたアスラのことから、この目の前にいる駆紋戒斗も同類であると勘違いしているようだ) 」
ゾロ「────チャキ……(周りを制止し、落ち着かせる意図もあり警戒するウタ達の前に刀を添え)……いやァ、悪ィな。剣士のサガでよ……強ェ奴を見つけると、意志とは無関係につい殺気立っちまう……悪ィな(戒斗へ強い視線を向ける。意図としては、一行の警戒心をやわらげ、同時に相手に牽制することでこの場を収めようとするただの脳筋に収まらない配慮があった) 」
ポリゴン2「(使えるなその言い回し……)パルデア地方は出禁にしなければ、僕一匹に対しても不安でいっぱいになるのか? フフフ……こわいか 」
エースバーン&ホムラ&ベール『スンスン………??なあ、なんかアイツ、バナナ臭くないか……? / シーッ…今は静かにしましょう…! / あ、ほんとだ。なんかバナナの香りする。そんなバナナ…(隅っこでひそひそ)』
デッドプー「 えっ!!? (バナナ臭い発言で思わず出来を立ち上がり大声を上げる)スンスン……(自分のスーツの匂いを嗅ぐ)本当だ!!生姜臭い!! 」
芹沢あさひ「ズズズズズー……(平然と音をたてながらストローでジュースを飲み干し)見てください、ほら、アレ!!思いっ切り一触即発っすよ!!先に動いた方が不利なんすかね?? 」
ポリゴン2「 えっ!!? 小学生!!? 」
駆紋戒斗「-----"さっき"?(ウタの発言に違和感を覚え始め、頭の回転の中でようやく答えにいきつく)……なるほど、そういうことか。それは災難だったな。----このグランディオーネに恐れをなして楽団員との不和を無様にさらした挙句、敵ともいえる存在に追いかけまわされるとは。ずいぶんと数奇な運命だな。(ウタにつめられようともすまし顔でまたコーヒーに口をつける)……ふ、強者か。お前ほどではない。刀を抜く前から、すでにその気配を醸し出せるお前は、強いーーーーーーーー(ゾロに対し素直に賛辞を送る) 」
宮下愛「う、うわ~……何この空気、すごく…居心地悪いというか……ンブッwwww 生姜臭いに、小学生……プププッ……む、無理……wwww(こんな状況下でしょうもないダジャレを連想して笑いをこらえている) 」
ヒロ「………(スッと璃奈の前に立つ)お前は奴らの仲間か…! 」
ウタ「―――――!(戒斗の発言に思わぬところから図星を突かれ、腹の底から煮えたぎる感情が沸騰を始める)……なによ…ッ…?あんたに何が分かるっていうわけ…ッ…!?(だが、こちらは戒斗のように事態の点と点を結ぶことができず、ただ愚直に戒斗に対して感情をぶつけることしかできない) 」
天王寺璃奈「……!ま、待って、ウタちゃん…!落ち着いて…!(ヒロに庇われながらその背後から声をかけるが、まるで聞こえていない) 」
ミア・テイラー「………(ヒロと同時に璃奈の前に立つ)………璃奈はボクが守る。(何故か関係ないところで璃奈を巡ってヒロと不穏なムードになっている) 」
ゾロ「……へッ、お互い様か……(感情を抑えられないウタを制止するように再び刀を添え)落ち着け。コイツは少なくとも敵じゃねェ……あの襲ってきた奴らとは無関係だ。アイツらみてェなのとつるむタイプとは思えねェ……だが…… 」
ヒロ「……………おいおい、いい武器持っとるんか?おん?このケイイガワのグローブでも使って攻撃でも守ってるか?(バチバチ) 」
デッドプール「(おっとっと(古の駄菓子)こいつはまずい雰囲気だ、楽しいカッフェ的にはアウトだぜまったくよ~~) ン"ン" あー…あっれれれ~クモンっちじゃーん!(駆紋に軽い足取りで近寄りマブダチのように歩み寄る)ってさっき会ったわゔぁーかwwwww そういえばお前と似た服着てる連中に会ったから声かけたんだけどさーwwww"全くの赤の他人で縁もゆかりもないらしくて"びびっちまったぜwwwww流行ってんのそのファッションぬ フォヌカボウwwwwww 」
ブルック「ススス……いや~…おっかないですねぇ。美しい女性相手にあの睨み様…お化けよりこわい……!ひいいいぃぃぃぃいい!!!(コーラを飲みながら震えている) 」
和泉愛依「いやいやいやいや駄目っしょ流石に…あとなんか戦う感じじゃないっぽいし……違うよね??あっあとあんまり音立てないであさひちゃん… 」
駆紋戒斗「(感情をむき出しにして食って掛かるウタの反応をジッと観察し)そうして怒鳴れば周りが動く、か。なるほど確かにその通りになっている。(面々に視線を向けて)ひとつ気に障ることがあればそれに囚われもう力が出せない。典型的な弱者の思想だ。楽団員もさぞお前に手を焼いたことだろう。俺の主義ではないが、同情する。……………そんなお前がまた戻ったところで、果たして本当に歌えるのか?(怒りなどはない、ただ真っ直ぐ彼女に目を向けて問うように鋭い視線を向ける) 」
ウタ「――――――っ?!(その問いに、硬直する。戻りたいという気持ちは確かにある。だが、戻った後は、どうする?彼らになんて声をかければいい?楽団のもとへ帰ったところで、また同じことの繰り返しになるのではないか?そんな不安が、一気に溢れ出してくる) 」
メディ「……ウタ様……(彼女たちの会話に介入する余地も権利もない。ここから先は、ウタ本人の気持ち次第なのだから―――そう判断し、ただ静かに見守り続ける) 」
ミア・テイラー「(ピキッ 金だけかかったオンボログローブで守れると思ってるのか?(バチバチバチ 」
駆紋戒斗「(黙りこくってしまうウタを横目にやや優し気な口調で)……この店から2ブロック先にある路地裏。そこのマンホールの中へ入り北へ1km進めばこの国から抜けられる。その区域には怪しい連中の姿はなかった。行くなら今がチャンスだろう。信じられないというのなら調べてみるといい。異能かなにかでわかるんだろう?(なんとすんなりと逃げルートを教えた) 」
ウタ「なっ―――――!?(自分が逃げることを前提に話を進める戒斗の発言に絶句する)………どうして……っ…?なんで…っ……?"そう"だって決めつけるの……ッ…? 私はッ…!!逃げてなんか―――――(そう反論しようとするが…) 」
鬼塚夏美「………(突如逃げ出した歌姫………色々と背景がありそうですの。とりあえず追跡あるのみですの………) 」
ヒロ「これでもアレのエースだぞ?おん?(バチバチバチ ……あれ、敵じゃないのかお前 」
ミア・テイラー「アレにいくら金をドブに……… 何のつもりだ?(戒斗に) 」
駆紋戒斗「貴様を見ていればわかる。大方さっきまで逃げていたが、こいつらにほだされてもう一度戻ろうかななど手のひらを返したんだろう? 己の『意志』ではない、他者の懐柔によってだ! そんなものに『使 命』と立ち向かえるほどの力があるか? なんの覚悟も責任も持たず、このグランディオーネに立とうなぞ、ちゃんちゃらおかしいにもほどがある。このグランディオーネに出るのに一体どれほどの敗北者がでたか貴様にわかるか?血のにじむような努力をしてそれでもこの舞台に立つことがかなわぬ者たちもいる。そいつらの意志を引き継ぐわけでもなく、糧にするわけでもない。――お前に、なんの価値がある?」
ゾロ「……嬢ちゃん……言い方はキツイがこいつの言ってることは全く以て正しい。勝負の世界ってのはそういうモンだ……そして、生半可な覚悟じゃあどうしようもねェのも、な……!! 」
駆紋戒斗「(そして言ってはならないだろうセリフを、ウタに吐き捨てる)ーーーーーーーー失せろ。自分の力で使命に立ち向かおうともしない奴に、居場所などない。―― 邪 魔 だ (ひとりの表現者、ひとりの参加者、ひとりのダンサーとしてウタに憎悪のこもった𠮟責をあびせる) 」
ウタ「 ッ゛ ! ! ! (もう、ダメだった。彼が言い放つ一言一句のすべてが今の自分に深く突き刺さる。反論の余地はない。未来に希望を見出せない。掴みかけた一縷の光を取り逃がしてしまい、奈落の底へ転落するような感覚が押し寄せ、ついに―――――) 」
ウタ「―――――――― ダ ン ッ ! ! ! (耐え切れず、店の外へと飛び出してしまった) 」
火拳の客「取り消せよ今の言葉…………………………(“敗北者"のところではなく"邪魔だ"に反応して立ち上がるが店員に取り押さえられ退場させられる) 」
あなた&天王寺璃奈『―――!? / ウタちゃん!!(店を飛び出した彼女に驚愕し、慌てて追いかけていく)』
和泉愛依「冬優子ちゃん居なくて良かった……今のやり取り、本音だったら絶対ひどい事考えそうだし…… 」
鬼塚夏美「……………(彼の言ってることは正しい。でも…) 」
ヒロ「……!追いかけるぞ!(璃奈たちを追う) 」
駆紋戒斗「……………………(出ていったウタと追いかける面々を見ながら、一息つくようにまたコーヒーを飲もうとするも)カタン(コーヒーは冷めきっていた) 」
店を飛び出した彼女を追いかけるように、一同は身を乗り出し走り出すが…―――
― 無人会場 ―
そこは、今はもう使われていない剝き出しの舞台が広がる会場
扇状に広がる錆塗れの観客席は空席でもあることから殺風景であり、物々しい雰囲気を醸し出していた――――
ウタ「ハァ……ハァ……ハァ……――――(そんな廃れた舞台の上に、歌姫は立っていた。今にも溢れそうになる涙の代わりに重い息を何度も吐き出して、その表情を更に蔭らせていく――――) 」
あなた「……!(慌てて彼女を追いかけた先に広がる無人の会場。そこに立つ彼女の後姿に足を止めた) 」
天王寺璃奈「はっ…はぁ……――――ウタちゃん…!!(息を切らして追いかけてきた。舞台の上に立つ彼女の背中を見つめるが、なんて声をかければいいのかわからない。そんな複雑な想いに、胸が締め付けられていく) 」
ウタ「………――――――― ほんとはわかってた。私に「帰る場所」なんてないってことくらい。(静かな嘆きを吐き捨てる) 」
ウタ「……結局私には何もないんだ。だからいつだって目を瞑って歌を歌い続けた。そうすれば自分の中で何もかもが思い通りになるから。患いも争いも狂いもない幸せな世界。そこはいつも音楽に満ちていて、辛いことも苦しいこともない、ずっと永遠に続く場所。そんな世界になればいいなって、「心」から思いながら…そうやって歌い続けてきたんだ。 」
ウタ「 いつかそんな時代が来るのなら…きっとそれを " 新時代 "っていうんだろうね 」
ようやく、歌姫は振り返る
だがその瞳はすっかりハイライトを失い、深淵の如き闇が広がっている――――
ホムラ「……!?ウタさん…様子が何か変ですよ…!?(舞台の上で歌を披露した、あの時の輝きを感じられないウタに動揺する) 」
ゾロ「てめェらよせ!!今のアイツを追うのは逆効果……!!……なんだ、随分と様子がおかしいじゃねェかよ……!! 」
エースバーン「……ああ……やべえな……やべえにおいがプンプンしやがる……!(警戒心にうさ耳が振動する) 」
メディ「ウタ様を何とか落ち着かせなければ…しかし…っ……今の彼女の精神状態はあまりにも不安定…!下手な言動はかえって彼女を刺激させます…! 」
ベール「ど、どうしよう…っ……!?こ、子守歌でも歌うか…?ぼうや~~~~よいこだねんね~~し~な~~~~~…♪(※クッソ音痴) 」
ヴィヴィ「(一歩引いた立ち位置から事を見守る。掛ける言葉は見つからない、探しもしない。ただ)こういう時さ、ごくふっつーに……ただ嫌になっちゃうのが、自分には"ない"ってことなんだろうなぁ……いろいろと…… 」
ブルック「これは不味いですね…!もはや今の彼女に「音楽」の話はタブーです…! 」
宮下愛「どうしようどうしよう…!?のあみーの一件とは全く違うし…これじゃあ愛さんにもどうしようもできない…!(離れた後方からただ心配そうに見守ることしかできない) 」
ウタ「……!……そうか……!そうだ…っ…!そうなんだ! 私に"何もない"んじゃない……最初から、この世界に"何もいらない"んだ…!!「歌」だ……私の「歌」だけがあれば、みんなが平和で幸せになれる…♪歌と共に紡がれる幸せな世界…私と一緒なら、どんな夢も叶う…!みんなを怖がらせるものなんて何もない。それが私の望む、「 新時代 」…♪ (あはあはと壊れかけのブリキ人形のように、あるいは幻覚に囚われたかのように、支離滅裂な言葉を零しだす) 」
天王寺璃奈「ウタちゃん…!?ウタちゃん…っ…!!ダメだ…もう、聞こえない……っ…?(舞台の上で狂喜乱舞する彼女に瞳孔が揺らぐ) 」
あなた「……?……!?(「あなた」は、そんなウタに何かを感じ取った。かつて感じたことのある違和感…憎悪……そう、これは――――) 」
璃奈さん、あなたの席からは観えていますか?暗くて眩い、あの「空白の劇場」を照らす影光を
十二星夜が瞬き落ちたあの日から ―― 世界は「はじまりの暁(あさ)」を迎えました
「箱庭」の幕開けは遍く人々をその劇場に招き、忘失の彼方へと誘う大宴を始める
十二使徒の名優たちが演じる素晴らしい舞台なのです
そして宴が幕引く時、想いを転(まろ)ばすこの混沌とした星は生まれ変わります
軋轢や葛藤に苛まれた悲劇は、朝焼けに溶けて、円満で決意に溢れた喜劇へ
――― ようこそ、ここが 渾沌思想劇場【 [[空白の箱庭]] 】 です ―――
あなた「――――――――!(―――― そう、「あなた」は気づいてしまった。今の歌姫・ウタは…これまで何度も対峙してきた大いなる存在『 箱庭 』の劇団員と"同じ存在感"だったのだ) 」
ゾロ「……こりゃ不味くねェか……!?(その狂気に陥ったような様子を見て、咄嗟に腰に差した三刀のうち二刀を抜刀、臨戦体制になる) 」
ヒロ「あの野郎、なんてことを………(ウタの暴走を見て)」
――――― 正解(エサクタ)!! ―――――(立ち込める暗雲、彼女のために充てがわれた舞台、その他一切は有象無象と言わんばかりにウタの周囲に影が落ち、彼女の立つ場所だけが光源の恩恵を受ける。 そんな歌姫を祝福するかのように、声高らかに誰かが叫びを上げた) 」
ウタ「 一生、私の、「歌」だけ、聴いて、楽しく、暮らそう、よ♪お友達の、みんなも、「あなた」もっ♪私の、「歌」を、聴いて、幸せな、気持ちに、なろうよっ♪ (狂気を孕んだ表情で、嗤う―――――)」
ルッジェーロ「 待ち侘びた、待ち焦がれた、待ちくたびれた!!君が、お姫様が、世界で一番の歌姫が舞い降りるまでこの舞台は実に退屈で!散漫で!!そしてありきたりの大安売りだった!!!! さあさポップコーンは買い上げたかな諸君、それが最後の晩餐と知れ!!ああとも"歌"以外何も要らない、"ウタ"以外誰も要らない! この世界には、この舞台には君という歌姫という光!!その他一切が影という暗幕に並ぶ備品!!君だけの世界だ!!君だけの物語だ!!望むままに歌い給え!!(建物の屋上、ウタを照らし出すスポットライトを両脇に、男は演説めいて拍手喝采を送る。今の彼女、全てを肯定するように) 」
飛電或人「はぁ、はぁ……――――!(そこに、ようやく一向に合流しに現れる) メディから送られてきた情報を基に来てみれば……いったい何が起こっているんだ…!?(来たばかりということもあり、状況を把握しきれない) 」
キリト「――――――ッ!?(向かい側から遅れて馳せ参じる)……くそッ…嫌な予感が的中してしまったか…ッ……?(立ち込める緊迫感に、背に帯びた剣の柄に手を添える) 」
黒崎一護「また騒がしくなったと思ったら……今度はなんだよ!?(或人に続くように現れ、背中に背負った斬魄刀を構えようとする) 」
サウザー「ハッ……!!どこかで俺よりも、この南斗極星聖帝サウザーよりも目立っている奴の気配がする……!!許せんッ!!!!ガタッガタッガタッガタッ 」
白桃と純白…二対の翼を生やすウタ
その片方が、じわじわと黒く染まり出していく――――
???「……なんだこの気配は?まさか『財団』が?いや、そうではない。じゃあなにが起きている!?(街中で異様な気配を感じ取る) 」
天王寺璃奈「(このままじゃ…もうっ……―――――)――――― みんな、お願い…!ウタちゃんを止めて…!このままじゃ、ウタちゃんは帰ってこなくなる…!!(悲痛な叫びをあげる) 」
鐘嵐珠「(現場にかけつけ)ちょっとこれ一体どういうことなの!? 」
あなた「 ! ! ! (璃奈の叫びと共に、「あなた」は決意を抱く。未だ思いせない記憶に眠るであろうウタを救おうと、果敢にもその足を踏み込んだ) 」
ルッジェーロ「………ッスゥゥゥウ………。『止める』? 何を言っているんだ、何をほざいてやがるのだ、何を、日も落ちていないうちから何をいびきのような寝言を囀っているのだこの……っ 大根役者は……????(口ひげを弄りながらも璃奈を見下ろす。その手は筋張って震えており、紳士的に造ろうと振る舞ってこそいるが、燻る激情を抑止できない、とでもいうような演技めいた冷淡な目で見下し……) 訂正しろ!! 『 帰 っ て き た 』 のだ!!オーケストラも、積み上げられたド三流の有象無象のアーティスト気取りのエゴイストも、貴様ら有象無象の観客も、その他一切も彼女の為の備品に過ぎない!! これが、この方が!!『歌姫』ウタだァーーーーー!!!!! 」
そして、「あなた」たちは対峙する
未だかつてない大いなる存在の、その一端―――「 詩想 」の名を象った化身と
ウタ「 ここからはじめるよ ――――――― 私だけの「 歌物語 」を 」
「あなた」たちがウタと対峙する、その一方で――――――
― オーフェンバック王国・地下神殿 ―
松明が機能しない程に真っ暗な地下世界
そこには何百年にも及ぶであろう歴史を感じさせる灰色の石柱が、更なる深淵へと誘うように並列している
そんな中に、三つの影が参画を描くように佇んでいた――――
クモ・オーグ「――――………申し訳ありません。「作戦」は失敗に終わりました。(不気味な闇が広がる地下世界にて、誰かと対話している) 」
アスラ「……(歯を食いしばりながらダラダラと嫌な汗を流し続ける)もう少しで……………もう少しでいけるはずだったんです。クソ。 」
ボンドルド「―――― ご苦労様です。(背後に腕を回してその姿を曝け出すのは、深淵の穴からの使者―――"黎明"を冠する者。その異質な存在感はこの地下空間さえも霞ませる程の歪みを帯び、されど当の本人は行きドルような様子もなく、泰然とした佇まいで彼らと向き合った)……歌姫の捕獲の失敗は残念ですが、仕方ありません。総力を決していただいたところ申し訳ございませんが、『財団』の皆様にはしばらく待機をお願いしていただきたいのです。 」
クモ・オーグ「承知いたしました。何かあればすぐに動けるようにしておきます。「計画」が成就するまで、我々『財団』と貴方がたの契約は継続中ですので。行きましょう、アスラ。(ボンドルドへ会釈し、クルリと踵を返していく) 」
アスラ「わ、わかりました!(クソ、落ち着け! 俺は王になる男だ。こんなところでつまづいてられねえんだよ!!)(クモ・オーグについていきながらアナザーバロンのウォッチを握りしめる) 」
ボンドルド「………さて…(二つの影を見送り、自らも踵を返す。立ち並ぶ幾つもの石柱が促すその先へ歩を進めようとするが…)―――――― 出てきなさい。そこに居るのは分かっているのですよ。 (背後を向けたまま、そこにいるはずのない何者かに語り出した) 」
…………。(石柱、まごうことなき石柱である。黎明卿、ボンドルドの足から伸びる影に覆われたこの石柱に言葉を発する術も、要求されて何を出すこともない)ズ……ズ……(筈だった。影、炭で黒く塗りつぶすかの如き暗闇が石柱から伸び、それはやがて"獣"の姿を映し出す)
DOMAN「―――――ンンンンンンン……何を戯言を仰る。拙僧、生憎居留守に御座いますれば(などと戯けた言を発するがこの"獣"、悪びれることなく、袖に両腕を交差させて爪を隠し嘲笑(わら)う) 」
ボンドルド「これはこれは。珍しいお方がおられたものです。影の中に物理的に潜みながら盗み聞きとは、斬新ですね(DOMANとは対照的にどこまでも機械的に。まるでテキストを読み上げているかのように起伏はなく、しかしそれでいて声の奥に秘めるある感情が見え隠れしている) 」
DOMAN「ンンンソソソソ……おかしなことを。拙僧、まごうことなき通行人D。レッツゴー陰陽師!滅びよ安倍晴明の、ライブパフォーマンスの練習をしておりましたところ怪しげな男達の取引現場に遭遇した高校生探偵のようなものにございますれば(にっこりと猫撫声で物腰柔らかく、固く、冷たい機械的なボンドルドとは大将的に受け答えをしていた)ーーーーーなどとシラを切り通すつもりでしたが…… 」
DOMAN「 やめました。 (目を開き、黒曜石のような眼球が、松明の灯りをおどろおどろしく映し、表情が消える)――――白状いたしますとも、告発いたしますとも。拙僧、マイマスターの忠実な下僕なれば、それを害そうとする影あらば "好まれぬ手段で人知れず"葬るのが役目というもの。ええ、ええ、外道は外道を以て葬る。というやつにございます。なので…… そこなニンニク臭いあなたの部下を着けて参りましてな? 」
ボンドルド「ニンニク? あぁなるほど。そういうことでしたか。………主君に対する忠義、そこに純も不純もありません。たとえ手段が過激でもその思いに嘘偽りはないものである。むしろそのように自らの意志で忠義を示せるアナタの"愛"を、尊重いたします。(両腕を軽く広げるようにして、声色もやわらかく。本心からの言葉をDOMANに) 」
DOMAN「…………。………………………………………………………………………………( "愛" それを聞くや笑顔を貼り付け、小首をかしげたまま膠着した。それこそ化石されたかのように)………ソソソソソ……、いやはや、秘めたる思いを称賛されるとはこそばゆいですな。ンソンン……左様、拙僧 ゾ ッ コ ン ❤ にございますれば……。 しかし愛とは衝動、それは移ろいやすいもの。 多感で好奇心旺盛な拙僧は、ンン……未知なる遭遇に都度心が揺さぶられてしまうのんです。ああ、いけない!!その"石柱"は主のご友人を傷つけるもの……ッ!!しかし、しかし惹かれてしまう!!これが禁断の……―――――― 」
DOMAN「 恋 ッ !! にございましょうか!!? などと……ンンンンンン……いえいえ、いけませんいけません。行けないものほど氣になってしまうのが人の性なれど、節操……ああンっ!!抑えられませぬ!!先っちょだけ、先っちょだけでも……ああッ!!(自らを抱くように腕を交差させ、仰け反り、上体を撚る。その最中、黒曜石のような獣の目は、絶えずその石柱を睨みつけていた) 」
ボンドルド「……………………(DOMANの奇行、言動、そしてその奥に秘める"なにか"をフルフェイス越しに観察するようにジッと黙ったまま、彼の様子を見守るようにたたずみ)身に余るほどの情動。その感受性と好奇心は私も見習わなくてはなりませんね。やはり外へ出てよかった。まだまだ世界は未知にあふれかえっている。アナタのお陰で再確認できました。……………………ところで、その主君は今どちらに?もしもよろしければ、ぜひともアナタの主君にもご挨拶を申したいのですが。 」
DOMAN「ンンンンンンン……身の程知りなされ"黎明卿"。マイマスタァは多忙な身なれば、挨拶程度拙僧がこの呪符でSMSの如く送って差し上げる。"呪"符です故、お付きの看護師に破かれるでしょうが(ニッコリと微笑みやんわりと断る。) さて、真面目なお話をしますと拙僧、サーヴァントとして僅かなりともマスターを害するやも知れぬ物の正体は把握せねばなりませぬ。不躾ではございますが、そちらの石柱……なにかご存知であれば詳細をお伺いしても? 」
ボンドルド「おやおや、すでに私をご存じでしたか。しかしアナタもなかなか鋭い方ですね。なにか学問を?興味がありますね。ぜひともご教授を………と、今言ったところで秘匿は避けられないでしょうね。しかし、石柱ですか。ーーーーーーーー実に困りましたね。これは神殿であるなら特段珍しくもない材質のものでして。ーーーーーーーー注目すべきは、この"神殿そのもの"と言っておきましょうか。 」
DOMAN「ンンソンン、宮仕えにして多彩にございますれば諜報活動もそれなりに……(ボンドルドに促され、まず天井、続けて壁、床と順に神殿全体に視線を移し)フム―――――神殿とは元来神を祀るモノ、このオーフェンバックにおける神……皆目検討もつきませんな。敷いてあげれば"音楽"そのものが信仰の対照……しかし、しかしこのような辺境に置いておくなど、敬うべき者に対する態度とも…… 否 (思い当たる節がある、そしてかつてそれを"取り込んだ"覚えがある事に気付く) 」
DOMAN「己より上と認めながら、忌避し遠ざけるもの、しかし立ち向かってはならぬモノ……。 " 邪 神 " でございますかな? 」
ボンドルド「音楽の神、…ミューズ、弁財天、ブラギ、ガンダルヴァ、アステカ神話においてはウェウェコヨトルなど、いくつも存在が確認されています。しかしこの神殿の形状や様式はそのどれにも当てはまるものではありません。……神社、そう荒ぶる御霊を鎮めるための神社というのが私の感想ですね。五行思想には詳しくありませんが、この神殿内部の石像や石柱の配置、ただ祀るにしてはいささか、ね(フルフェイスからもれるくぐもった声色。ほんの一瞬垣間見れた本性。フルフェイスを走る不気味な光が神殿を見渡す) 」
DOMAN「鎮める……ッハッハァー……さながら許しを請うかのような有様。さながら此度の音楽祭はまつろわぬ神に捧げられるべくして備えられたかのよう。ンンンソンン……こういったみみっち……失敬、涙ぐましい努力はなかなかそそられますなぁ(ボンドルドの視線を追い神殿を見渡す)ともすれば"巫女"も様式美的に入用にございますな?ンンンンンン~~~……例えば、そう、エーテル財団の皆々様がお求めになられた「あれな娘」、とか? 」
ボンドルド「"巫女"。なるほど、良い表現です。アナタのボキャブラリーの多さには感服します。ええ、そうですね。巫女の力。……えぇ、彼女の才能は素晴らしい。その力、その極限、その"最果て"。――ぜひ見たい(この部分だけより機械的に抑揚のないボイスで語る) 」
DOMAN「"果て"に至るには道筋が必要に御座いましょうや。 神殿 巫女 ……そして(ノイズ混じりに現在地、ウタ、劇団員と順にフラッシュバックし思考が軽巡。顎に手を当て、眼球に空いた穴はボンドルドを深淵から覗き込む。彼の頭部に灯る灯りを飲み込まんとばかりに)そして 『 禁断の歌 』 ですか 」
ボンドルド「……(深淵よりの目。自分も背が高い部類のはずだが、その瞳を宿したDOMANを見上げねばならないほどの圧力が全身にほとばしる。しかし彼は微動だにせず。常に自然に。精神的はもちろん、肉体までも深淵にささげた己が魂を持ってそのプレッシャーを真っ正面から受け止め)………そこまでご存じだったとは。御見それしました。都市伝説とばかり歴史の隅で埃をかぶる【それ】は、-----実在します。(そう明言する。特に隠す必要などないと、すらりと流すように)しかし残念ながらその【楽譜】が未だ見当たらずで難航しております。なんとかしたいですよね。なので、"巫女"が近くにいればどうにかなるのではないか。そう思いましてね(グルンと人形のように非生物じみた首の動きでDOMANを見る)」
DOMAN「 (非人間めいた"動き"。その所作は物理的な体現のみならず、そこに彼の精神性を垣間見たような錯覚に陥りかけ、思わず身震を抑えるように、自らの腕を掴む)……。ンン、フ、フフ……クックック…… いやはや、こういった美麗な国であればこそ、影は濃く、醜く、故に固く重い封をするおものではと勘ぐっておりましたが……(手を顔に添え、抑えきれない衝動、渇望、何より"悦"を制御しようとする) これは"個人"としての助言にございますので、戯言と聞き逃していただければ……。 "手を下さずとも望まれよ、さすれば邂逅は叶う"。 何せもはや、あの娘も、この国も"手遅れ"にございますればな……。 」
DOMAN「古来より歌は、そこに伴う意志は人々を勇気づけ、力を与え……血湧き肉踊る闘争にさえ駆り立てた。 人に与することも、そして"害する"ことも御座いました。 はてさて、此度の祝祭に奏でられるは"賛美歌"か、それとも――――― 」
蘆屋道満「――――――― 罪人へ送る鎮魂歌となるか。はてさて、此度はどうなりますことか。 」
ボンドルド「ーーーーーーーー"ただ待て、しかして希望せよ"。ということでしょうか。なるほど、これほどに頼もしい助言は初めてです。感謝いたします。……………手遅れ、ですか。それはまだ早計というものです。阻止されるのか、それともこのままゆくのか。まだ決定はしていません。もっとも、私としてはぜひとも見てみたい。禁断の歌の先、その光景に。 」
ボンドルド「歌に関しては不勉強でしてどのようなものかは想像するも難しい。ですが、-----――きっと美しいと思います。えぇ、きっと、愛に満ち溢れた歌であると。でなければーーーーーーーーーー【地 獄】などいうものを呼び寄せるなどできないと、そう思います。 」
………。(深淵で行われる静かなる対話に「耳」を傾ける者がいた。そう。文字通りの「耳」が、石柱の一本…その影から直接生えており、会話を盗み聞きしていたのだ)
ニコ・ロビン「――――――(その「耳」を生やしていたのは、身体の一部分を自由自在に生やすことができるハナハナの実の能力者である考古学者の女性。石柱に生やした「耳」を消滅させ、それを介して得た情報を、彼らから遠く離れた箇所で密かに整理していた) 」
ニコ・ロビン「……『 禁断の歌 』……『 地獄 』……(知り得たそれらの聞けば震えが出る不吉なワードを呟き、思考を巡らせる)………やはり、この国に眠る伝説は本当だったのね…―――――(その真偽を更に決定付けるために、彼女はその場から静かに、それでいて急いで姿を消した) 」
最終更新:2024年03月23日 23:01