人物
『
僕らの物語』の主人公。本名不明。「序章」より登場。
外見は中性的な顔立ちをした10もしくは20代の人間で、少年とも少女とも取れるが性別は不明。
初期の服装や備品も所持しておらず、これといって容姿に特徴がない
(これは、参加者及び閲覧者のイメージにお任せする、という企画者の意図によるもの)。
ある日、12彗星と共に何処かの世界から混沌世界へと突然誘われたことが原因で記憶喪失に陥る。
その影響により感情や言葉までもが失ってしまい、まともにコミュニケーションを取ることが困難となっている。
色泉にて気絶していたところ、
璃奈をはじめとする住民たちに発見され、永琳の治療で一命をとりとめる。
目覚めた後は上記の様々な障害を患ったことに絶句するが、時間と共に治るだろうとのことでしばらくは安静にしていた。
それからは住民たちと楽しい日常を過ごしていたが、ある日、何かに誘われるように旅に出ることを決意。
誰よりも寄り添ってくれた璃奈をはじめ、彼女たちの付き添いとして同行する
ヒロ、
そして璃奈が造り出したヒューマギアの
メディの三人を連れて、記憶を取り戻すために「
願いの谷」へと向かう冒険へと出発する。
感情を失ったが故にいつもは無表情な佇まいだが、
時々ボケを体で表現したり周りで八茶けている輩に便乗するなど、ユーモラスな一面もある。
これは、共に過ごしてきた仲間たちの影響を受けている側面がある。
様々な冒険や戦いを通じて成長し、「第1章」では天の聖杯であるホムラと同調しそのパートナーとなったことで聖杯の剣を有し、
「第2章」では誰かの"想い"を継いでその人物に"なりきり、演じる"ことで、彼らと同じ能力を一時的に発揮するという新たな力に覚醒する。
「第3章」ではエレン・ベーカーの死をきっかけに哀しみと、
彼女の命を弄んだクラウスへの怒りの感情を無表情の中で強く感じ入ることで徐々に失いかけていたものを取り戻す描写が見られた。
「第4章」では幽々子と妖夢の関係から、絆という誰かとの強い結びつきを絶たせないために自らの強さがまた一つ進化する。
「第5章」ではクラウス一派との激戦を通じて仲間たちの存在感を改めて実感し、共に乗り越えてまたひとつ成長を遂げる。
「第6章」では仲間である或人の危機を救うために旅を放棄して彼のもとへ駆けつけるなど強い衝動に駆られる描写が見られた。
「第7章」では
特異点だった
ベールが辿ってきたその運命を垣間見、彼女の"想い"を継ぐことで
特異点の力の一旦である羽ペン「
キーブレード」を握りしめることとなる。
最終更新:2025年07月17日 09:55