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ワドルディ「 大王様、大変です!とんでもない事が判明しました~!!(慌ててデデデアンダーグラウンドロードから出てくる) 」
デデデ「 ワドルディ、どうしたんだゾイ?そんなに慌ておって… 」 ワドルディ「 そ、それがそのワニャワニャワニャ 」 俊「いやぁしかし今日はいいものを見た・・・カービィには無限の可能性があるに違いない!・・・ムフフ。(さっきの擬人化を見て鼻血が出てる) 」 メタナイト「 落ち着け、ワドルディ。この世界の重要な事について判明した。そしてこの城にも深く関係する事がな 」 カービィ「この城に深く関係って…どういう事? 」 メタナイト「 この歴史書によると、この世界には先にこの城、そして大王様、閣下をはじめとした人物が存在していたらしい。(歴史書を持っている) 」 エスカルゴン「以前私が呼んだ歴史書とはまた別のものでゲスね…。 それはつまり、元からこの世界に我々が居たと言うことでゲスか? 」 メタナイト「 そういう事になります。そして「前の大王様」、と呼んでおきましょう。その前の大王様らが何かの拍子でこの世界に来て、途中までは殆ど被害らしい被害も無かった。ところが… 」 デデデ「 うむ、それが妥当だゾイ 」 メタナイト「 ある日、元亜空軍のジャキールが城へ奇襲。そのまま城は成す術も無く占領され、ジャキール城となってしまった 」 デデデ「 何ィ、あんなゴルドーもどきにどうしてやられるんだゾイ!? 」 カービィ「 あー…でも攻撃にすっごく強いから油断をしていたらやられちゃうかも 」 メタナイト「 そして状況はさらに悪化、シルヴィ軍と呼ばれる数年前に絶大な力を持っていた軍隊にさらに占領されてしまい、巨大兵器の製造所となってしまった様だ。 」 エスカルゴン「シルヴィってもう一つの歴史書にも載っていたでゲス。確かカービィ族の中でもかなり…この世界の中でも相当な強者だったみたいでゲスなぁ。今はもう消えちまったらしいでゲスが 」 メタナイト「 それから数ヵ月後、戦争が終わると同時にシルヴィ軍の部下が撤退。元の城に戻った…とこの歴史書に記されていた。 」 ワドルディ「 とんでもない事件があったんだすね…。でもさっきから気になっているんですがどうして以前の大王様達の城は無いのですか? 」 カービィ「 そうそう、僕やメタナイトはすっごく似た人がいるけど大王やエスカルゴンは居ないんだよね。城もこれしかないよ 」 メタナイト「 それは恐らく空間移動したときに我々と同時に移動したのだろう。つまりは、我々がこの世界に来たと同時にこの世界の大王様らがポップスターへ移動した…と予測できる。 」 デデデ「 ほほー、それでこの世界のワシとも出会わん訳かゾイ。 」 メタナイト「 そして今現在もまた違う組織がこの世界を徘徊している…。油断はできませんよ、大王様 」 デデデ「 ぐむむむ、以前この世界に居たワシと同じ道を歩んでたまるかゾーイ!!おい皆の衆、この城の防御面を徹底的に徹底的に徹底的に強化するんだゾーーーイ!!! 」 カービィ「 うーん、僕もこの城を奪い取られるのは嫌だからね…協力するよ、大王 」 ワドルディ「 了解です!大王様!!前の大王様の無念、晴らして見せます! 」 エスカルゴン「それを聞くとチタン障壁くらいじゃ楽に突破されるでゲショうなぁ…星のひとつや二つぶっ壊しちまうとんでもねー奴も居るみたいでゲスから 」 デデデ「 星を破壊だと!?ぐむむ、本当にとんでもない奴だゾイ 」 俊「・・・一つだけ提案がある、防御面だけでなく「兵や王の」防御面や攻撃面にも目を向けてみては・・・どうかな?(デデデに) 」 メタナイト「 謎が多いこの世界の中でも特に謎に包まれた「新世界」という場所にも注意が必要です。あの場所を目指す者、やってくる者総じて極めて戦闘能力が高い様です。閣下の仰られた生半端な防御では簡単に打ち破られてしまいう可能性が高いでしょう…。 」 デデデ「 くそっ、そんなゲキヤバな輩からも守れる完全鉄壁はどうやって作ればいいんだゾイ!? ワシの腕っ節を強くしろということか!? 」 カービィ「 星を破壊は、ちょっと物凄いなぁ…しかもそんなのが沢山いるだなんて 」 ワドルディ「 あわわわわわ… 」
エスカルゴン「仕方ないでゲス。私としても未知数の品ですが、前にカスタマーから購入した『宇宙合金』で障壁を改造してみるでゲス。カスタマーの話によるとエ「超新星爆発以上の衝撃を受けてもヒビすら入らない」そうでゲスからね。本当かは分からないですけどこうなりゃやるっきゃないでゲス!! 」
デデデ「 おおっ、ワシの知らないところでそんな物を!見直したぞエスカルゴン! 」 メタナイト「 向こうが未知の技を使うならば此方も未知の素材を使う…他に手段は無い。一か八かでそうするしか無いだろう 」 カービィ「 エスカルゴン、完成にはいくらくらいかかるの? 」 エスカルゴン「40倍速タイマーを使っても結構掛かるかもしれないでゲス…。 」 デデデ「 そうかゾイ…だが今回ばかりは特別に許してやるゾイ。エスカルゴン、早急に製作に取り掛かるゾイ!! 」 エスカルゴン「了解でゲス。まずはこの合金の増産・改変・強化から始めないといけないでゲス(制作室へ) 」 ワドルディ「 この世界に来てから嫌な予感はしていましたけど、本当に危ないんですね…。 」 カービィ「 こんなに長閑なのにねー、裏があるって事かな? 」 メタナイト「 そうとも言えるだろう。事態はかなり早く表面化してくるが… 」 デデデ「 …実はワシも以前、強大な魔獣と戦ったんだゾイ。それも今までのどの魔獣よりも禍々しくすっげぇきもいデザイン、そしてメチャクチャのムーチャクチャに強かったゾイ 」 メタナイト「 やはりそうでしたか…数日前に非常に大きな戦闘の痕跡が残っていました。残留意思だけでも圧倒される程の物で… 」 カービィ「 どんな魔物だったの!? 」 デデデ「 まずでかい。とんでもなくでかいゾイ。ワシの背丈の百倍以上もある。そして弱点以外への攻撃はわしのパワーを持ってしても全然歯が立たなかったゾイ。 」 ワドルディ「 それはとても強い魔獣ですね…僕じゃ一矢報いる事すらできないかもしれません 」 デデデ「 そして何よりも凄まじかったのはとんでもない威力の技ラッシュだゾイ。超協力なレーザー、隕石落とし、まるで溶岩の様な熱さの炎、技が使えなくなる閃光…本当に最凶の攻撃を連発してきて、さすがのワシも大苦戦だゾイ 」 カービィ「 ほ、本当に凄いね。まるで神様か何かみたいだよ 」 俊「なんか砂っぽい獣だったような・・・、とにかくでかかったな~。(思い出す) 」 デデデ「 ワシの他にも大勢味方が居たゾイ。中にはワシより強いと思う輩も居た。だがそれでも大苦戦、一時は本当に負けるかと思ったゾイ 」 メタナイト「 遠くからも激しい気のぶつかり合いは感じました。ですが、あの気量は尋常な物ではありませんでした…。 」 デデデ「 そして最後にやっと倒したと思ったら、往生際の悪いそ奴はワシ含め全員を真っ暗な空間に吸い込みおった。何やら天使のようなナントカの守護神と言う奴に助けられてそこから出られたんだゾイ 」 ワドルディ「 だ、大王様…よくぞご無事で 」 カービィ「 それは本当に凄いね、僕の知らないところでそんなに凄い闘いがあったなんて知らなかったよ 」 メタナイト「 大王様、そのような敵が今まで幾度もこの世界を襲ってきたのです。その敵に対応する力量を持った人物もかなりの数が居ます、お分かりでしょうか? 」 俊「むむ・・・でもあれよりデカそうな奴だな・・・あいつは炎攻撃しなかったし、その敵はどんな奴だったんだろう・・・。(想像する) 」 デデデ「 ああ、この世界の者の話を聞いていたから大体想像はついたゾイ。今もまた怪しい集団が動き出しておる、ワシの見ていないところでもかなりの動きがあるみたいだゾイ 」 メタナイト「 ええ、敵もこの世界を守ろうとする組織も、そして我々と同じように自身と仲間・親族を護る為に戦う者達もそれぞれ動きを見せています。特に前者はかなり速い動きを… 」 デデデ「 ワシらも自分自身を守る為にまずはこの城防御力を徹底的に強化するんだゾイ!お前達も油断するんじゃないゾイ! 」 ワドルディ「 はい、分かっています大王様!敵一人たりともこの城には入れない意思を持ちます! 」 カービィ「 僕も不意の一撃みたいのには気をつけるよ。奇襲って意外と厄介だしね 」
ジジジジジ、バチバチバチ…カンカンカンカン、ジジジジジッ、バチバチバチバチバチ…バチンバチンバチン、ズビビビビビビ…(40倍速)
デデデ「 流石にまだ時間が掛かるようだ、もうしばらく待つゾイ 」
そして…
エスカルゴン「ふぃー…遂に完成しましたでゲス!! 」
デデデ「 おおっ、でかしたゾイエスカルゴン!どんな物か早く見せるんゾイ 」 エスカルゴン「防御壁の他に幾つか兵器も作ったでゲス。まずはこの絶対防御壁・名づけて「安全第一エスカルの壁」でゲス! 」 デデデ「 ダサい名前だゾイ…。まぁ良い、うまく増産できたのかゾイ? 」 エスカルゴン「ええ、物質増殖液でかなり数を増やせたでゲス。しかも性能が向上した上に厚さまで増えたでゲスから今回の実験も兼ねた製作は…大☆成☆功でゲスよ!! 」 カービィ「 凄いねエスカルゴン、自分の全然知らない素材を上手く扱うなんて! 」 ワドルディ「 流石閣下です。お見事です! 」 俊「Sカルゴン・・・流石だな、仕事の速さには自分が及ばない所がありそうだ・・・。 」 デデデ「 ワドルディ達に早速取り付けさせるゾイ。者ども、早速この防御壁を城の周りに設置するゾーイ!! 」 ワドルディ軍団「(コクコク) (エスカルゴンの渾身の力作・安全第一エスカルの壁を設置作業に取り掛かる) 」 ワドルディ「 僕も手伝いに行ってまいります!(ワドルディ達と共に行く) 」 カービィ「 やった~!これで城の防御力は大幅アップだね! 」 メタナイト「 ああ、これで大規模の奇襲でも耐えることができるだろう 」 エスカルゴン「続いてジャジャーン!見るでゲスこのスターOォーズみたいな槍を!(光の槍を取り出す) 」 デデデ「 おおっ、そんなものまで作ったのかゾイ! 」 エスカルゴン「 ええ、このビームランスの他に超電磁レーザー砲、爆裂陣地雷、バリアーポイント等、様々な兵器を量産したでゲスよ~~!! 」 俊「ライト○イバー・・・みたいだ。(光の槍を眺める) 」 カービィ「 凄い凄い!流石だねエスカルゴーン! 」 エスカルゴン「これをワドルディ達の標準装備にするでゲス。これで軍事力も大幅上昇でゲス! 」 デデデ「 でかしたゾイエスカルゴン!!さっきの大失敗がまるで嘘の様だゾイ 」 エスカルゴン「驚くのはまだでゲスよ!私の最後の切り札である物も作ったでゲス 」 デデデ「 何ィ!一体どんなものだ、速く見せるゾイ! 」 俊「・・・問題点はそんな多機能を使いこなせるか、なのだろうがね。 」 エスカルゴン「お任せを~!では出てくるでゲス!(リモコンボタンを押す) 」
ピッ、シュッ…シャキーン!(製作所から超高速でエスカルゴンを別人レベルにシャープにしたデザインのロボットが出てくる)
カービィ「 わぁ~♪かっこいいロボットだ~! 」
メタナイト「 こ、これは…凄まじい力を感じます 」 デデデ「 おぉーっ!?何ゾイこの戦隊ロボット物の主人公みたいなのは!? 」 エスカルゴン「これが私の最強最大のメカ・「エスカルゴンロボリターンズ・機神メテオインパクトROCKET DIVE」でゲス~! 」 デデデ「 え~い長ったらしい!「エスカルゴンロボR」でいいゾイ! 」 俊「・・・何か聞いたことがある気がするぞ、そのネーミング・・・。 」 エスカルゴン「どこが凄いって言うと…あー勝手に技を放つと危ないんで亜光速移動だけ見せるでゲス。エスカルゴンロボⅢ・「亜光速移動」! 」 エスカルゴンロボⅢ「シャキン…ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!!!!(速すぎて姿が見えず、音しか聞こえない) 」 カービィ「 うわぁー見えないよ!速すぎて全然見えない! 」 デデデ「 こ、こいつは凄いゾイ… 」 エスカルゴン「ゲヘヘヘ、これは渾身中の渾身の力作でゲスよ!…「移動停止」! 」
シュッ…シャキン(エスカルゴンの号令で停止)
エスカルゴン「この他にもエスカルゴンロボⅢには「スターバーストレイ」、「テッポウドーンミサイル」、「超電磁カノン」、「エスケルシールド」、「オラオラコンボ」、「パープルブレイバー」があるでゲスよ~ 」
デデデ「 どこかで聞いたことがある名前もあるが、強力なのは確かだゾイ!でかしたエスカルゴーン 」 俊「ロボⅢ・・・やっぱどっかで聞いたことがある気がする!(主にエスカルゴンが好き過ぎる人の動画で・・・) 」 ワドルディ「 閣下、大王様~!設置工事完了致しました(走ってくる) 」 デデデ「 おぉ完成したかゾイ!どれどれ、見せてみぃ(城壁へ) 」
デデデ城の周りに立派な□囲いの防御壁ができていた
カービィ「 ぽよよ~い!城の周りが囲まれてる、すごーい♪ 」
メタナイト「 これは…かなり防御力が上がっています。恐らく並みの攻撃では傷一つ付かないでしょう 」 エスカルゴン「非常時にはこれを押せば・・・(防御壁内側にあるスイッチを押す) 」
ピッ、ウィーム…ピシャッ!(デデデ城の上方向のハッチが閉じる)
デデデ「 おおっ、上まで閉じられたゾイ! 」
エスカルゴン「通気性についても気孔がいくつかあるから大丈夫でゲスよ。(解除スイッチを押す) 」
ピッ、ウィーム…(デデデ城の上方向のハッチが開く)
エスカルゴン「これだけの物を作れれば私としても作りがいがあるってもんでゲスよ。ずっと作ってたんで私はもう寝ますでゲ…ス…(かなり限界だったのかその場で倒れこんで眠る) 」
カービィ「 ありゃりゃ、こんな所で寝ちゃったよ 」 真庭鳳凰「たいしたものだな。(いつの間にかデデデの隣に。しかも団子食いながら) 」 ワドルディ「 僕が閣下をお部屋に運び致します。よいしょっ、えっほえっほ(エスカルゴンを自室へ運ぶ) 」 メタナイト「 ですが大王様、これでも油断はできません。最低限の注意力は無くさないようにして下さいね 」 デデデ「 分かっておる。大王たるワシにそんな心配など無用だゾイ。だっはっは…貴様いたのかゾイ 」 真庭鳳凰「さっき忍び込んでみた(サラリと)・・・しかし、随分と手の込んだ防御ではないか。まるで、攻められるを恐れているかのように・・・。 」 デデデ「 でぇははは、貴様も言い方が悪いな。ワシは前のワシの二の舞にならないようにしているんだゾイ 」 真庭鳳凰「なるほど。それは非常に最もであるな。だがなデデデよ・・・あまり頑なにはなりすぎるなよ?そうしたせいで滅んだ者を我は知っている。・・・友としての忠告だ 」 デデデ「 だっはっは。ワシもこれ以上は防御的にはならんゾイ。 」 真庭鳳凰「ま、お主の性格上そんなことは無いとは思うがな。 」 デデデ「 そう褒めるでないゾイ、でぇははは 」 真庭鳳凰「褒めてはいないのだが・・・・。しかし、随分と整った城だな。(見上げる) 」 デデデ「 うむ。これならば落城する事も少ないゾイ 」 真庭鳳凰「ここを拠点とし戦闘を行えば・・・・敵の攻撃は防げるであろうなぁ・・・。 」 デデデ「 その通りだがワシは前線で戦うゾイ。逃げるなど大王らしくも無いからな 」 真庭鳳凰「ほーん、お主が前線にか。まぁ最もな話だろうよ。篭っていては臆病者だからな・・・。・・・?なら何故こんな防御壁など作った? 」 デデデ「 この世界に前々から住んでいたワシの城は簡単に落城されたそうだゾイ。その為にもワシや部下はもちろん、城も強くしないといかん 」 デデデ「 カービィ達ももう眠った、ワシももう寝るゾイ。また会おうゾイ(城内へ去る) 」 真庭鳳凰「そうか、しかしそれで守れるのは・・・たかが知れている。どれほど堅牢な壁を作ったとて・・・力を得たとて、敵に目の仇にされれば・・・一瞬で奈落だ。むしろそのようなものは余計に敵を作るのではないかと我は思うのだが・・・そこはわが友デデデよ、どう思っているのだ? 」 真庭鳳凰「帰ったか・・・我と敵対せぬことを祈ろう・・・できればお主とは戦いたくない(消える) 」 |
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デデデ「 だっはっは、昨日は思わぬ助けのお陰で食料に余裕ができたゾイ(城の大広間にて) 」
エスカルゴン「昨日あれから私が店で大量買出ししたのもあるのを忘れないでほしいでゲスよ 」 デデデ「 分かっておるゾイ、さてエスカルゴン。またこの世界の探索にいくゾーイ 」 カービィ「 探検なら僕も行くよ~、どこら辺に行くの? 」 エスカルゴン「食糧危機問題が解決したらすぐそれでゲスか…まぁいいでゲス、どうせ止めても聞かないでゲスからね 」 デデデ「 昨日は森に行ったからな・・・今日は別な方面に向かうぞイ 」 カービィ「 違う方面って…じゃあ冬なんだし南の方へ行かない? 」 デデデ「 南か…暑いのは苦手だゾイ 」 カービィ「 南は駄目だとすると…どっちの方面に行こうかなぁ? 」 エスカルゴン「この世界はとにかく未開拓地域が多いでゲス、そこまで行くのに何が起こるかも分からないでゲスしな 」 デデデ「 まぁ良い、とりあえず適当に西方面にするんだゾイ。まず森に荷でてそこから森を出るぞイ 」 エスカルゴン「結局また森に行くんでゲスか…氷山よりはずっとマシでゲスがね 」 カービィ「 森を出てその後は…分からないから楽しいよね♪ 」 デデデ「 よっしゃ、じゃあ早速向かうゾイ!いざ西方面だゾォォイ(デデデアンダーグラウンドロードへ入っていく) 」 エスカルゴン「でも確か西方面はこの世界で一番危険だとか・・・あ、まったください大王様~(追いかける) 」 カービィ「 待ってよ大王、僕も行くんだから~!(ついていく) 」
タッタッタッタッタッタッタ…(地中からの足音)
デデデ「 (西方面の森林へと出る)よし、ではまずは空から森を出るゾイ。エスカルゴンはバーニアでも使ってくるんだゾーイ (上空へと飛行)
エスカルゴン「あーはいはい、それ位の準備はしてあるでゲスよ(小型バーニアで宙に浮かぶ) 」 カービィ「 本当だ、空からなら簡単に森を抜けられるね 」
―――――――――ドオオオオオオォォォォォオオオオオーーーーーン……ッッ!!!!!!(その時、上空へ浮かんだデデデ達に向かって、森から破壊光線が放たれる) 」
デデデ「 よし、ここからが本番だゾイ。エスカルゴン、この辺りに何か変わった物はないかゾイ(森の外へ降り立つ) 」
デデデ「 どぅおっ!?何事だゾイ!(降りたので避けられた) 」
エスカルゴン「ギヘェェェェーーッ!!死ぬかと思ったでゲス!!(スレスレ回避) 」 カービィ「 わぁぁっ!!森の中に何かあったの!? 」
破壊光線は休むことなく次々と森から放たれていく…
エスカルゴン「ギェェー!危なっかしい、こんなんじゃあ空なんて飛んでいられないでゲス!(森の外へ降りる) 」
カービィ「 誰かが撃っているみたいだけど、いったい誰が・・・うわわっ!(地上へ非難) 」 デデデ「 ありゃ何だゾイ…形の違った花火かゾイ? 」
ドオオオオオオォォォォォオオオオオーーーーーン……ッッ!!!!!!……………(急に光線が止み、辺りがしんとなる)
エスカルゴン「んな訳無いでゲショーが!ありゃどうみても光線でゲス!!当たったら痛いじゃ済まないでゲスよ! 」
黄色いカービィ「ズチャ……ズチャ……(機械音の様な足跡を立てながら森から出てきて、デデデ達の前に姿をあらわにする) 」 カービィ「 止まった…治まったかな? 」 デデデ「 おおっ、カービィに似たのが現れたゾイ。おい貴様!さっきの光線はお前の仕業かゾイ! 」 エスカルゴン「な、なんかスッゲェ嫌な予感がするんでゲスけど・・・。 」
黄色いカービィ→ウベイル「―――――カパ…キュポポポポ……!(口をゆっくりと開かせると、光と雷が集束していく) 」
デデデ「 むむっ、なにやら溜め始めおったゾイ 」 カービィ「 わぁぁ、僕に似た人がまた…でも何か様子が変・・・。 」 エスカルゴン「ちょっ、見るからにありゃチャージしているでゲス!大王様、カービィ、危ないでゲスよーー!!(正面に立たないようにしている) 」 ウベイル「キュポポポポ………ドオオオオオオォォォォォオオオオオーーーーーン……ッッ!!!!!!(ある程度口元が輝きを増すと、先程デデデ達を襲ったあの破壊光線より太い、雷を纏った光線を一直線上に放つ) 」 カービィ「 そういえば何かエネルギーが充電して…わわっ!(ウベイルの目線と違う方向へ) 」 デデデ「 おいエスカルゴンよ、何をそんなに怯えて…ぬおっ!ギャーーーーー!!!(直撃) 」 エスカルゴン「あー!大王様ァーーーッ!!! 」 ウベイル「……カポン…ッ(煙を出している口が閉じる)…標的(ターゲット)を確認、殲滅、殲滅。ズチャン…ズチャン……(歩み寄っていく) 」 デデデ「 ぐおおっ…貴様ぁよくもやりおったなぁ!!許さーーーーーーーん!!!!(ウベイルにジャンプして殴りつける) 」 カービィ「 わわっ、どうみても言葉が通じそうな相手じゃないよあれ・・・まるで機械みたい 」 ラクト「雰囲気がよろしくないようですね……一体何事 」 ウベイル「ガキィーーーン……!(デデデの渾身のパンチが脳天に直撃するが、鈍い音が響いただけで何の異変もない模様) 」 エスカルゴン「さ、さすが大王様でゲス。あんなのを食らってピンピンしてるでゲス…。しかしあの無表情さがまた恐ろしいでゲスなぁ…(汗) 」 デデデ「 こ奴硬いゾイ!まるで鉄の塊を殴っているようだゾイ! 」 エスカルゴン「いや、どうみても機械でゲス。頭からコードが飛び出しているでゲスよ… 」 ウベイル「殲滅、殲滅。(壊れた顔の左上部分から伸びているコンセントの様なコードでデデデを絡み取り、カービィの元へ投げ飛ばす) 」 カービィ「 機械なだけに凄い頑丈なみたいだね…。なら、どうやって攻撃を・・・ 」 デデデ「 どぅおっ!?どぅうおわぁーー!(投げられる) 」 カービィ「 うわわっ、危ないでしょ大王ー!(緊急回避) 」 ウベイル「カポン…ッ…キュポポポポポ……! ドピュピュピュピュピュン…ッ!!!!!(再び口元に光を集束させ、今度は一瞬の内で唯の破壊光線を連射させ、辺り一面を焼野原に変える) 」 エスカルゴン「奴は見ての通りかなり硬いでゲス。生半端な攻撃じゃビクともしないでゲショうなぁ… 」
ドッカアアアアアァァァアアアアーーーーーンッ!!!!!!!!!!ドッカアアアアアァァァアアアアーーーーーンッ!!!!!!!!!!ドッカアアアアアァァァアアアアーーーーーンッ!!!!!!!!!!ドッカアアアアアァァァアアアアーーーーーンッ!!!!!!!!!
ラクト「うっつっつ…離れるのが吉か… 」
デデデ「 あちちちっ!やりたい放題やりおって、ワシを怒らせてタダで済むと思うなぁーー!!(横スマッシュをクリーンヒット) 」
ブワァ……ッ!!!(しかし破壊光線による土煙の範囲が広く、周辺の確認すらままならない状態である)
カービィ「 わぁぁっ!!本当に兵器みたいだね…。機械、機械といえば・・・ 」
エスカルゴン「ぶわっほ、土煙が凄いでゲス! 」
土煙が消滅すると、そこにはもうウベイルの姿は何処にも無かった…
デデデ「 何ッ!消えおったゾイ!くっそ~逃したか!! 」
カービィ「 あれっ居ない…。いつの間に消えちゃった? 」 ラクト「硝煙に紛れて逃亡したか…? 」 ライオンカービィ「カービィ~!(走ってくる。) 」 エスカルゴン「しっかしまぁとんでもない奴でゲしたなぁ…あんな奴がこの世界にを徘徊しているんでゲスか・・・ 」 カービィ「 逃げた…みたいだね。あ、ライオンカービィ 」 ライオンカービィ「この森どうしたの?食料探しに来たと言うのに・・・。(カービィに。) 」 カービィ「 僕にもよく分からないんだよ・・・この辺をうろついていたらいきなり襲われて… 」 カービィ「 今度奴の顔を見たらボッコボコにしてやるゾイ! 」 エスカルゴン「やれやれ、普通じゃないのは本当でゲしたなぁ… 」 ライオンカービィ「さっき一瞬でウベイルに似たようなのが見つけたけど・・・。(カービィに。) 」 エスカルゴン「ウベイル?確か歴史書に載っていたでゲスな・・・だとしたら奴もかなりやり手でゲス 」 カービィ「 じゃあさっきのがウベイル?へぇー…僕に似ているのに、無機質な人だったよ 」 デデデ「 ふん、名前を知ったところでワシの怒りは消えんゾイ。 」 ライオンカービィ「その時君達が居て、そのウベイルみたいなのが急に何処か行っちゃったみたいだね・・・?(←一瞬だったのでウベイル本人だということは知らない。) 」
中年の男「ウベイル…か。もしかしてお前さんたち、あ奴に襲われたな?…まあ、辺りを見れば一目瞭然か…。(突如現れる) 」
カービィ「 おじさん、誰?何かを知っているみたいだけど 」 エスカルゴン「ええ、突然襲われたでゲスよ。本当に一時はどうなるかと思ったでゲスから 」 中年の男「私か?ああ…この辺に住んでいるただの人間だ。あ奴のことも、森の事も多少知っているのさ。 」 ライオンカービィ「丁度ウベイルを倒そうとするカービィ族が僕の一員に居るんだ。(カービィ達に。)・・・名前は?(男に。) 」 ラクト「森?これはまた不思議な… 」 デデデ「 貴様はこの辺りの住民かゾイ。今度奴に会ったら倍返しで制裁してやるゾイ 」 カービィ「 へぇー、あの森だけじゃなくてウベイルの事も知ってるんだ 」 中年の男→安高「私は安高だ。そうか……しかし無事生き伸びているだけ運が良い。 」 安高「あ奴は…まあ、見ての通りカービィ族なんだが、君たちも見ただろう?あのレーザー。そう、言われるまでもなく奴は機械でもある。その事は肌で感じ取ったはずだ。 」 ロボット「 人型 ボール型 ロボモ イロンナノ イルネ ガッタガタ 」 デデデ「 うむ、殴ったときに分かったゾイ。頭蓋骨にしては硬すぎる 」 エスカルゴン「機械っつてもありゃ完璧に兵器でゲスなぁ… 」 ライオンカービィ「見た目が機械だってことしか分からなかったけど・・・。(男に。) 」 カービィ「 あのレーザー、普通のレーザーよりもずっと強くて半端じゃ威力じゃなかったよ 」 安高「……奴の正体はな……数年前、ある天才的な頭脳を有す科学者の改造手術により生み出された…生きた兵器。またの名を―――――“カスラット”と言う。そう、今君たちを襲ったのはウベイルであり…カスラットなのだ。 」 デデデ「 カスラットぉ?それが奴の本当の名前かゾイ 」 安高「いや、奴の元々の名はウベイル。そしてカスラットと言うの名称はフランス語で“破壊者”を意味するのだ。……雷を操るカービィ族、ウベイルが…何らかの目的でその科学者と手を組み、自ら肉体改造を要求した……と、私は推測している。 」 ライオンカービィ「後でこのことをUFOカービィに知らせようかな。 」 安高「科学者の名か…?聞けば誰もが驚くと言われた…あの混沌の女神の最強配下の一人、“Dr,キルゴア”だ。 」 ラクト「カービィ族のお話……安高様、それは我々に対する忠告ですか? 」 安高「当り前だとも。これ以上被害が増えては……大変な事態に陥ってしまうからな。 」 デデデ「 あくまで推測かゾイ 」 ラクト「なるほど……被害を軽減…しかし言葉だけではただ”気をつけよう”としか想えませんね…(困った表情) 」 安高「 Dr,キルゴアから更なる改造手術を受け…人格のない完全な生きた兵器「カスラット」と化した奴は…あの森に訪れた、或いはあの周辺にいる者たちを襲い続けている。目的はよく分からないが、その科学者との間にあった“何か”が関連していることは確かだと思われる。……私が知っているのはそれだけだ。(森とは反対の方向へと歩いて行く) 」 エスカルゴン「つまりこの辺をうろついている奴を無差別に襲っているっていう訳でゲスな。危険地帯でゲスなぁ・・・ 」 ラクト「やれやれ…レインド、貴方ならどうする…カービィ族については貴方の方がよくしっているはず…… また面倒なことに 」
※後、フラウノス?との戦闘。
巨大な藍のカービィ「わぁ~、見てみなよ、カブーラー。下で何かやっているよ~。(遥か上空にて) 」
カブーラー「(藍のカービィを乗せて浮遊している) 」 巨大な藍のカービィ「あ、なんかもう終わったみたいだね。ちょっと寄り道していこうか? 」 カブーラー「(デデデたちの元へ急降下していく) 」 デデデ「 む、あれはカブーラー…なんでこんなところに浮かんでいるんだゾイ? 」 巨大な藍のカービィ「やあ、君たち。今の結構凄かったね。只者じゃないらしい、ウッヘ(笑) 」 デデデ「 だっはっは、その通り。只者じゃないゾイ 貴様は何でカブーラーに乗っているんだ? 」 巨大な藍のカービィ「何って……だってこの子、君が捨てたんだろう?デ・デ・デ・陛・下・殿。(皮肉っぽく)可哀そうだね、カブーラー……まさかこんな処で元々の主に出逢うなんて。でも大丈夫、君はもうボクの物なんだから…ウッヘヘヘ… 」 デデデ「 何、ワシは捨てた覚えはないゾイ!?…まぁそんな事は良い、貴様もさっきのイベリコ(ウベイル)の仲間かゾイ!? 」 巨大な藍のカービィ「でもこの子は言っている…マウントデデデでの戦いの後、カービィにことごとく敗れたから焼却炉行きだと言われた、君にね。……ん、何の事だい?僕の仲間はカブーラー、この子だけさ。 」 カービィ「 わぁ、カブーラー懐かしい! 」 カブーラー「(カービィが居る方向を見つめている。よく見ると目の色は黄色から緑に変色している) 」 デデデ「 なんだ、そうなのかゾイ…ぐむむむ、記憶から完全に消えておるゾイ 」 カービィ「 あれ…僕のほうを見てる? 」
巨大な藍のカービィ→サキヘル「ボクの名はサキヘル。丁度いい、ここでこの子の、あの日の無念とやらを晴らしてあげようじゃないか…!……え、カブーラー、「まだ早い」って?……分かった、君がそういうなら……。 」
カブーラー「(睨んでいる訳でもないが…何か、カービィに対して訴えをかけているような…そんな感じがする) 」 デデデ「 何一人でブツブツ言っているんだゾイ、気味が悪いゾイ 」 カービィ「…何か言おうとしているのかな?でも、声はしないし・・・ へー、残機99よりも便利そうだね! 」 サキヘル「うるさい。とにかく、今日ここで君に会えてよかったよ。宣戦布告をしよう、次に君と出逢う時……そのでかっ腹に風穴をあけてやるよ。カブーラーの無念は僕の物なんだからね…!さあ帰ろうか、カブーラー……“新世界”へ。 」 カブーラー「ヒュンヒュンヒュンヒュン……(上昇していく)……(その時眼もとから小さな滴が、カービィの頭上にポトリと落ちる)……ゴゥンッ…(何処かへ飛び去っていく) 」 デデデ「 貴様も新世界とかいう場所の住民かゾイ!…こりゃ気づかなかったゾイ 」 カービィ「 …涙?まさかね… 」 デデデ「 ふむ、奴も何かとんでもない力を持っているような気もするゾイ 」 |
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~デデデ城~
デデデ「 あー…暇だゾイ。エスカルゴンよ、何か面白い発見でも無いのかゾイ?(王座で物凄く退屈そうにしている) 」
エスカルゴン「以前森でとんでもない目にあっておいてよくそんな事が言えるでゲスなぁ…まぁ、もう私もいちいち驚いていられなくなったでゲスが 」 カービィ「 今度こそ南の方に行って見ない?冬だし丁度いいと思うんだ! 」 デデデ「 暑い所かかゾイ…。夏じゃないから、まぁ勘弁してやるかゾイ 」 エスカルゴン「確か南方面は砂漠に繋がっているんでゲしたなぁ…一応私は水分対策バッチリなんで大丈夫でゲス(スポーツ飲料をたっぷり所持) 」 デデデ「 しかしあの砂漠を歩くのかゾイ…そうだ、デデデカーを持っていくゾイ!デデデアンダーグラウンドの広さなら楽に入るからな 」 エスカルゴン「あの車を入れるでゲスか…でも確かに大丈夫でゲスな、排気ガスも殆どないでゲスから 」 カービィ「 車で行くのなら楽だね、冬でも暑い気分を味わえるなんてまるでサウナみたい 」 デデデ「 よーし、では早速出発だゾーイ!(車庫へ急ぐ) 」 エスカルゴン「あー、そんなに急がなくてもいいでゲスよ~…(車庫へ行く) 」 デデデ「 エスカルゴン!早く来んか、すぐに発進させるゾイ!(すでに車に乗っている) 」 エスカルゴン「分かっていますからそう急かないで欲しいでゲスよ、ったくもー…(車ごとデデデアンダーグラウンドロードに入る) 」 カービィ「 待って、僕も行くよ~!(車に乗り込む) 」
ブロロロロロロロロロ…(デデデアンダーグラウンド内を通って行く)
デデデ「 だっはっは、ワシの言ったとおりだゾイ。やっぱり車も楽に入れる広さだったゾーイ 」
カービィ「 本当だね、広いとは思ってたけどここまで広いとは思ってなかったよ 」 エスカルゴン「一応通気性もあるでゲスから排ガスも大丈夫でゲスからね、これは便利でゲス~ 」
~カオス界南部 名も無き砂漠~
カァァ…(冬なのにも関わらず強い日差し)
デデデ「 どぅっはぁー!暑い、暑いゾイ!(日傘をさす) 」
エスカルゴン「冬だってのにまるで常夏でゲスなぁこりゃ… 」 カービィ「 ホロビタスターを思い出すねー…あの時も暑くて暑くて仕方が無かったっけ 」
ヒュゥゥゥ…(360度全部砂景色)
エスカルゴン「で、見渡す限り砂ばかりでゲスが、どっちに向かうんでゲスか大王様?また発信機があるんで迷う心配はないでゲスよ 」
デデデ「 うーむ…とりあえず前へ前へ進むのみだゾイ! 」 エスカルゴン「はいはい、分かりましたでゲス。そっちの方が私としても楽でゲス 」 カービィ「 ほーんと、見渡す限り砂ばかりだね~…(きょろきょろ) 」
ブロロロザザザッ、ブロロロロロロザザザッガタンッブロロロロ…(砂漠を車で走行)
……の…か………?こ…こ……へ……(三人しかいない砂漠世界で、囁くような謎の声が聞こえる)
デデデ「 あぁん?エスカルゴン、変な声だすな 」
エスカルゴン「私は何も言ってないでゲスよ、でもなーんか聞こえるでゲスねぇ・・・? 」 カービィ「 空耳かなぁ?その割にははっきりと聞こえてたけど 」 球体の砂「……此処へ訪れてきたのか…?旅人たちよ…。(突如デデデカーの目の間に姿を現す) 」 デデデ「 どぅおおぁ!?何ゾイこいつは! 」 エスカルゴン「ちょっちょっブレーキブレーキ!! 」
ブロロ…キキキィィッ!!
デデデ「 やい、貴様は何者だゾイ!いきなり目の前に飛び出しおってからに… 」
エスカルゴン「やれやれ、間一髪でゲス…。 」 球体の砂→(ダークマター(?)「むぅ…唐突ですまない。私はこの地帯に住んでいるダークマターの一族だ。…何、マター族だからと言い、他の奴らの様に無暗に襲いかかったりなどはしない。寧ろ…私は族のなれの果て、今は晴れて自由の身だ。(外見は全身砂で出来たダークマター) 」 ダークマター!?それならいいんだけど…何でこんな荒れた砂漠に居るの? 」 デデデ「 そうだゾイ、自由ならばもっと怠けて遊んで豪遊すべきだゾーイ! 」 エスカルゴン「そりゃ大王様の考えでゲショーが… 」 ダークマター(?)「うむ……出来れば触れない方が良い、星の戦士よ。私もまた、「あの方」から外れてここに住み着いているだけだ。……それよりお前たち、この地帯の地形を知っての上で走行しているのか? 」 ダークマター(?)「む、むぅ……(汗(何とも言えない様子) 」 デデデ「ワシらは今この地域を探索しているんだゾイ。だからまだ全然わかっていないゾイ 」 エスカルゴン「といっても見渡す限りの大砂漠、大した発見はいまだ無しでゲス 」 カービィ「 僕達は全然知らないよ、この辺には始めて来たんだから 」 ダークマター(?)「そうか……。…お節介だと思うが、この地帯は私が案内してやろうか?何せ…この地帯に足を踏み込んだ旅人は皆、誰もここを抜けて言った経路は無い。その証拠に…当たりの砂を見渡してみろ。砂に白い物体が埋まっているだろう?あれは頭蓋骨だ。 」 カービィ「 本当!?じゃあ案内して~♪ 」 デデデ「 だーっはっはっは!この程度のもので朽ち果てるとは情けない奴だゾイ!(頭蓋骨を見て) 」 エスカルゴン「自分の足で歩かずに、しかも日傘差してるアンタが言う資格ないだろーがよ…(小声) 」 ダークマター(?)→デザートマター「ん……分かった。紹介が遅れたな、私はただのダークマターだが…この地帯ではよく「デザートマター」と呼ばれている。そう呼んでくれても構わない。(デデデカーの上に浮遊する) 」 デザートマター「ここからなら……西の方角にちょうどいい名所スポットがある。その方角に向けて一直線に走行させるといい。 」 デデデ「 デザートマター!?うまそうな名前だゾイ 」 エスカルゴン「そっちの意味じゃ無いでゲスよ…。西でゲスね、分かったでゲスよ(西方面に車を走らせる) 」 カービィ「 じゃあよろしくね、デザートマター。西のほうには何があるんだろ 」
ブロロロロロロロロロ…
約20分後、砂嵐のせいでよく見えなかったが、崩壊したピラミッドが見えてきた
デザートマター「食べても旨くはないぞ…。(汗)…見えてきた、あそこだ。(崩壊したピラミッドを見つめ) 」
おおっ!あれが絵本にも載っていたピラミッドとかいう奴かゾイ!しかし歪な形をしているゾイ… 」 エスカルゴン「見事にぶっ壊れているでゲスなぁ…作り方がいい加減だったのか、それか何かに壊されたかのどっちかでゲしょうなぁ… 」 カービィ「 きれいな三角形じゃないね…壊れてる 」 デザートマター「あのピラミッドはな……去年3月11日、この世界で紛争を起こしていた新時代機関により、巨大地震が発生してな…その影響がここまで届き、今はもう崩れ落ちてしまったのだ。 」
エスカルゴン「自然現象…いや、人工での自然現象の影響でゲスか。新時代機関って組織も歴史書に載っていたでゲスな 」
デデデ「 で、あんなに壊れたわけかゾイ。耐震加工がなっとらん 」 カービィ「 ピラミッドにそんなの付いてないでしょ。それに巨大な地震だって言うし 」 デザートマター「しかし運よくも入り口は瓦礫で塞がってはいなかった。一応中に入り込む事は出来るが…実は私な、このピラミッドだけに関しては無知なもので…。(恥ずかしそうに) 」 エスカルゴン「そりゃあ何が起こるか分からないでゲスからな、普通は入れなくて当然でゲス 」 デザートマター「中がどんな構造なのか、どんな罠が仕組まれているのか、宝の在り処など…全く知らない。極めて危険性が高いが…どうする?最も、ここへ連れてきた私が言えたことでもないが…。 」
デデデ「 よっしゃ!じゃあワシらが第一探索者になってやるゾイ!(興味津々) 」
エスカルゴン「でも大王様、色んな罠があるかもしれないんでゲスよ?それでも行くんでゲスか…? 」
デデデ「 だーっはっはっはっは!そんなものでワシが退くとでも思ったか!それとも貴様怖いのかゾイ、臆病者めが 」 カービィ「 大王って本当、怖いもの知らずだね…。 」 デザートマター「おお、実に頼もしい限りだ。私の心も興味で満ちている。行くなら是非とも同行させてもらおう。 」 エスカルゴン「あーはいはい、立派でゲスねー。どうせ止めたって聞かないでゲショーからもう何も言わないでゲス 」 デデデ「 では早速突入だゾイ!行くぞエスカルゴーン!(エスカルゴンを引っ張ってピラミッド内部に突入) 」 Sイーグル「(デデデが居る砂漠の空中で飛び回っている。)(体が水色で翼が水で出来ていて、嘴があるカービィ族。) 」 エスカルゴン「ちょっ、何で私まで…アレェー!!(無理やり連れて行かれる) 」
~崩壊したピラミッド・内部~
カービィ「 何か飛び回ってる・・・?まぁいいや、僕も行こうっと(付いていく) 」
デザートマター「久々に高鳴ってきたぞ…。(後を追う) 」 エスカルゴン「もー…大王様に付き合ってたら命がいくつあっても足りないでゲスよ。それにしても暗いでゲスなぁ(LEDライトで内部を照らす) 」
照らした内部には、棺桶がたくさん立っていた
デデデ「 お、こりゃ何ゾイ?何かが入っているゾイ 」
デザートマター「こ、これは……。(目を凝らして見渡す) 」 カービィ「 棺桶だねー、きっとその中にミイラが入ってるんだね 」
ズッ……(棺桶の一つから音が鳴る)
エスカルゴン「ン?何か重大な発見を見つけたでゲスか? 」
デデデ「 おおっ、一つ動き出したゾイ! 」 カービィ「 い、一体何が出てくるんだろ… 」 デザートマター「……(汗) 」 エスカルゴン「イヤーな予感しかしないんでゲスがねぇ…(汗) 」 球体のミイラ「…………ゲッ ゲッ ゲッ(棺桶から出てくる) 」 エスカルゴン「ギヘェェーーッ!出たでゲスーーッ!! 」 デザートマター「ナンテコッタイ/(^o^)\(ミイラを見て) 」 デデデ「 ぬおおっ!?何ゾイ、こいつは!包帯でぐるぐる巻きだゾイ 」 カービィ「 変な形のミイラ…やっぱり、居たんだ・・・。 」 球体のミイラ「……ゲーッ ゲッゲッゲッゲ……(ゆっくり歩き、カービィたちに近づく) 」 デザートマター「ミイラ……本当に実在していたとはな、だが、興味深い…。 」 エスカルゴン「そ、そんな事言ってる場合じゃないでゲス!早く逃げるでゲスーッ!!!(ミイラから逃げ出す) 」 恐竜のミイラ「……ベローン(棺桶から出てくる) 」 デデデ「 あ、こら待つゾイエスカルゴン!この臆病者めがーー!!(エスカルゴンを追う形で走る) 」 カービィ「 わわっ、今度はヨッシーのミイラみたいなのが… 」 デザートマター「おおっ!!これまた珍しいな。 」
ポチ…(駆け出したエスカルゴンが、何やら怪しいスイッチを踏んだようです)
エスカルゴン「えぇっ!?今何か嫌な音がしなかったでゲスか!? 」
デデデ「 だっはっは、貴様が急に走ったから何か起こったんじゃないのかゾイ 」
ヒュンヒュンヒュヒュヒュン…ッ(なんと突然真横の壁からたくさんの槍が平行に飛び交ってきた)
真四角のミイラ「……!!(棺桶から出た直後、怪しいスイッチを押した様子にとても驚く) 」
デザートマター「やはり予感は的中したか…侮れん遺跡だな。(汗) 」 エスカルゴン「うぉぉっ!ひぇぇ!おっとっとっとぃ!あ、危なかったでゲス…(間一髪で回避) 」 球体のミイラ「……ゲゲーーッ!!(槍がとても刺さる)ギャギャギャ…!!! 」 デデデ「 臆病者にはお似合いな制裁だゾイ。だっはっはっは…じゃあ戻るぞエスカルゴン(エスカルゴンを連れてさらに奥の層へ) 」
ズザザザザザアアァァアアアアーーーー……ッ!!!!!(今度は背後の天井から流水が発生し、デデデたちを奥の奥へと流しこんでいく)
恐竜のミイラ「(ひょいひょいと槍を避ける) 」
デデデ「 どぅおおーーっ、だはは!何だか知らんがこりゃ楽だゾイ。いざ奥へゆかーん! 」 エスカルゴン「ギヘェェー!何でゲスかこりゃガポガバベベベ… 」 真四角のミイラ「(体が槍をはじく) 」 カービィ「 ぽよ!?何この流水…これに乗れば奥に行けるかも!(自ら流水へ入る) 」 デザートマター「……!?(浮遊をして水を裂ける)(この流水…まさか…。)(急いで流されたデデデたちを追う) 」 流水によって流された先は、巨大な大広間であった。
デデデ「 だっはぁ!おぉっ、広い空間に出たゾイ! 」
巨大な大広間には見渡す限り、過去の訪問者たちの物であろう骨が散らばっていた… 」
エスカルゴン「ぶわへェッ…な、何でゲスかここは?だだっ広い広間でゲスなぁ… 」
球体のミイラ「…ゲハッ……(流水に流され、地面にぶっ倒れた) 」 カービィ「 骨が散らばってる…やっぱり楽な探検じゃないみたいだね・・・ 」 デザートマター「ほう……なるほどな。先程の槍によって仕留められた者たちは皆、ああやって流水で一掃され、この大広間に片付けられたのか。やれやれ、ますます興味深くなってきたな、この遺跡…。 」 デデデ「 こんな軟弱者どもとワシは違うゾイ!だっはっは 」 エスカルゴン「こりゃまだまだ仕掛けがありそうでゲスなぁ…あぁ、おっかさん。私今ここで命のともし火が消えるかもしれないでゲス…。 」
奥を見ると、不思議な事に青々しく輝いた廊下が見えてくる
恐竜のミイラ「(流水に流され、大広間に着地) 」
真四角のミイラ「(流水に流され、球体のミイラの上に落ちる) 」 球体のミイラ「グヘッ!!(真四角のミイラの下敷きになった)……ゲゲッ ゲゲッ(それでもなお息はある) 」 デザートマター「……?妙だな、こんな処で…。(奥を見て) 」 球体のミイラ「……まったくオマエら、内部へ入っちまうとはな(突然、しゃべる) 」
青々しく輝いた廊下を抜けると、そこには……大きな菱形のクリスタルがいくつも浮遊しており、古代の模様が刻まれた白い大理石の柱が何本もたっていて、神秘的なゾーンが広がっていた
カービィ「 ここは…何だろう?すごく綺麗だけど… 」
恐竜のミイラ「…………失敗 」 エスカルゴン「まるでここだけ別世界みたいでゲスな…神秘的でゲス 」 デデデ「 おおぅ…こりゃ美しいゾイ 」 デザートマター「なんと……!まさかあのピラミッドの地下にこんなところがあったとは… 」
チロロロロ……(清らかな水が優しく、心地よい音をたてて流れている)
Sイーグル「(カービィ達の背後から飛んでくる。) 」
エスカルゴン「しかしこんな凄い物いったい誰がどうやって何の為に作ったんでゲショうね? 」
更に奥へ進んでいくと階段が見え、少し高いところにこれまた立派な宝箱が置かれていた
デザートマター「うむ……聞いたこともないからなぁ…。私としても、良い発見に出逢えて感動だ…。(部屋中に見惚れて) 」
カービィ「 あれ、君はさっき飛んでた・・・よくここまでこられたね(Sイーグルを見て) 」 デデデ「 よっしゃぁー!ついに宝箱を見つけたゾォォイ!すぐにオープンだゾイ!(何の用意もせず即効で開ける) 」 Sイーグル「最近では毎日来てるんだ。ここに水があるって聞いたから。(清らかな水に入る。) 」 エスカルゴン「あー大王様!何が入ってるかも分からない上に罠かもしれないでゲスのに… 」 球体のミイラ「ゲッ ゲッ ゲッ……宝箱には触れんな(階段で立ち止まるが、デデデが先に行ったことに気づいてない) 」
バッコォーーンッ(中からボクシンググローブが飛び出てデデデの顎にアッパーを食らわす。恐らくミイラたちが仕組んだ悪戯だったようだ)
球体のミイラ「ゲッゲッゲ、やっちまったのか 」
デデデ「 あぐふぉ!!貴様~、よくもワシを馬鹿にしおったなぁ!このこのこのこの(宝箱を殴りまくる) 」
ドッコンドコドコドコバコンバッコン…
ズゴ……ズゴゴゴゴゴゴゴ………ッッ!!!!(宝箱に衝撃を与えた途端、遺跡全体が徐々に大きく揺れ始める)
エスカルゴン「ブワハハハハ!今のは傑作でゲス! 」
デデデ「 おおっ、何ゾイこりゃあ…!? 」 カービィ「 何だかこのピラミッド全体が揺れてるみたいだけど… 」 球体のミイラ「ゲッゲッゲ、そいつはただの置物だよ……位置からずらした瞬間、仕掛けが作動する 」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ッッッ!!!!!!!!!!!(天井から瓦礫が降ってきて、今にもこのピラミッドは完全に崩壊しようとしている)
エスカルゴン「仕掛け?い、一体何が起こるでゲしょ… 」
デザートマター「ふむ……不味いな、脱出しなければ。 」 エスカルゴン「ちょっ、ちょっちょっ!!!大王様、何かすんげーヤバイでゲス!早く脱出するでゲス! 」 デデデ「 ぬぉぉっ、こりゃいかんゾイ。どこから出るんだゾイ!? 」 カービィ「 まったくもう、大王が何も思わずに宝箱を開けるから・・・それより出口はどこだろ!? 」 恐竜のミイラ「出たいのなら、ついてきなさい(どこかへ行く) 」 エスカルゴン「このままじゃこのピラミッドごと押しつぶされちまうでゲスよ!一体どこに出口があるでゲス~!? 」 デデデ「 くそっ、来た道は一方通行だゾイ! 」 カービィ「 ど、どうしよう…これ本当にまずいよ 」 球体のミイラ「ゲーッゲッゲッゲ!教えちまうのかよ、つまんねー 」 デザートマター「落ち着こう、今は先ず…あのミイラ共に賭けてみるしかない。 」 恐竜のミイラ「……ドーン!!(鼻の部分で壁を壊す) 」
壊れた壁の先は、外の砂漠だった
デデデ「 おおっ!でかしたゾイ!脱出だゾーーイ!!(外へ飛び出す) 」
デザートマター「しめた…!礼を言う。(外へ飛び出す) 」 エスカルゴン「ギヘェェーー!もう持ち堪えそうにないでゲスーッ!!(慌てて穴から出る) 」 カービィ「 あ、ありがとう!助かったよ!(穴へと駆け込んだ) 」 Sイーグル「(こっちも飛んで脱出。) 」 恐竜のミイラ「……君たちは、このピラミッドがどういう所か知らずに来たのか?(外に出ている) 」 デザートマター「私はてっきり、名所スポットだと勘違いしていた…。(汗) 」 デデデ「 だーはっはっは!楽しい所だったゾイ。ああ、全く知らんで入ったが何か悪いかゾイ 」 カービィ「 うん、全然知らないで入ったんだ。大王達も入っちゃったし… 」 エスカルゴン「ゲヘェッ、助かったでゲス…。私は入りたくなかったのに大王様に無理やり連れて行かれたんでゲスよ 」 恐竜のミイラ「…私と彼がミイラのフリをして追い返しておけば、君たちと話すことも無かったようだが……これも偶然か 」 デザートマター「…? 」 デデデ「 何、貴様らはミイラじゃないのかゾイ 」 カービィ「そういえばこのピラミッドのミイラにしては動きが早かったり仕掛けに引っかかったり… 」 エスカルゴン「妙な雰囲気を醸し出してたでゲスが、お前達何者でゲス? 」 ヨッシー「 (包帯を外す)ああ、申し遅れた。ラクダと呼んでくれ(ベージュ色のヨッシー) 」 球体のミイラ「ゲーッゲッゲッゲ!ありゃあ大昔の欲張りのへそくり金庫みてーなもんだ、王の墓は表向きってワケだ 」 カービィ「 …ヨッシーじゃん!何であの中に居たのさ!? 」 デデデ「 だっはっは、昔の王の隠し金庫だったわけかゾイ。 」 デザートマター「ほう…あのピラミッドの地下は金庫だったのか。納得。(頷く) 」 エスカルゴン「ラクダにしては形状が変わっているでゲスな・・・ 」
ヨッシー→ラクダ「ああ、ラクダは名前だ…気に入ってる。あの中の理由?彼とこの遺跡を探索しているだけの事だ(球体のミイラを指す) 」
カービィ「 彼ってそっちの丸いミイラと? 」 デデデ「 所謂探索隊みたいなものかゾイ 」 球体のミイラ「ゲゲーッバラすことねえだろ!馴れ合いはでぇーきれぇーだ(包帯を外す) 」 ラクダ「 探索隊…そうだ。私はピラミッドの中の生物たちに興味があり、彼は…… 」 エスカルゴン「それであんな棺桶の中に入っていた訳でゲスか…ご苦労でゲス 」
赤カービィ「 (包帯を外した)ゲーーッゲッゲッゲッゲ!包帯をひっぺがすのは何十年ぶりか、忘れちまったぜ!!(赤いカービィ) 」
カービィ「 赤カービィ!久しぶりだね…何か笑い方が変になったね 」 デデデ「 カービィに似ている形だと思ったらやっぱりそうだったのかゾイ!色は違うようだが… 」 ラクダ「 彼は……財宝目当てだ。君たちは、あのピラミッドの中にまた入るつもりでいるのか? 」 エスカルゴン「今度は赤色でゲスか、色々なのが居るでゲスな 」 デデデ「 だっはっは、ワシはただなぞを解き明かしたいだけだゾイ。だが宝を見つけたらそれはワシの物だゾイ! 」 デザートマター「驚いた…先に先客がいたなんてな。…む、風が強くなってきたな。これ以上居ては体が朽ちてしまうので、私はここまでだ。僅かな間であったが、お前たちとの冒険…中々楽しませてもらった。礼を言おう…そして、また何れ会おう。サアァー……(砂漠の砂と一体化して消える) 」 赤カービィ「 変か?ゲーーッゲッゲッゲ、オレは気に入ってる!オマエはちーっとも変わってねえな、その思ったことを口に出すような感じは 」 ラクダ「 おやおや……砂漠の精霊かなにかでしたか(消えるデザートマターを見ながら) 」 ラクダ「 また入るつもりなら、ある注意をしておきます。入ることを止めはしません…… 」 カービィ「 僕はいつもこんな感じだからね、またね~ 」 デデデ「 注意とは何だゾイ、言ってみろゾーイ 」 エスカルゴン「あんな危険な遺跡じゃ注意点は幾らでもありそうでゲスな・・・ 」 赤カービィ「 止めねーのかよ!気まぐれだな! 」 ラクダ「 中の罠にはもちろんのこと、中に住み着いている生物たちには、じゅうぶんお気をつけください……彼らは「ミイラ」です 」 デデデ「 ミイラ?あんな包帯ぐるぐるな奴など怖くないゾイ 」 エスカルゴン「いや、見た感じでもあんなに恐ろしいのに中身はどんだけの事かわからないんでゲスから・・・ 」 ラクダ「 ミイラたちは突然、ピラミッドに住み着いたのです……ある人間が財宝を隠した当時、生物はいなかったのです。何百年か何千年後か知らず、突然に…… 」 エスカルゴン「じゃあそのミイラ達が勝手に住み込んだって訳でゲスか、一体何の為に…。 」 デデデ「 どうせこのピラミッド内の宝を独り占めしようという魂胆じゃないのかゾイ 」 カービィ「 うーん、そんな単純な理由じゃないと思うけど? 」 赤カービィ「 俺たちにとっちゃ都合の悪い話だ!財宝目当てでやってくる連中が、次々にミイラの餌食になる! 」 ラクダ「 私は、なぜピラミッドの中でミイラが次々に現れたのかを知りたい 」 エスカルゴン「そりゃそうでゲスな…普通は簡単にしねるでゲス 」 カービィ「 何でって…うーん、何処から湧き出てきたんだろ? 」 デデデ「 くそぅ、ぜんぜん分からんゾイ! 」 赤カービィ「 そしてオレは、欲張りなヤツの財産、すなわち財宝を取る!邪魔者を追い返しつつな 」 ラクダ「 だから知りたいのです……君たちと会うのが、これで最後であると祈りたいものだ。ミイラは、不死身だ 」 デデデ「 だっはっは!ワシも似た事を思いついたゾイ 」 カービィ「ミイラは不死身…怖いね・・・。 」 エスカルゴン「私はこんな所二度と御免でゲスよ、危なっかしすぎるでゲス 」 赤カービィ「 ゲーーッゲッゲッゲ!!オレは、オマエらにまた会うのを楽しみにしている!次に会うときは止めやしねぇ、悪運を祈ってるぜ! 」 カービィ「 僕はまた機会があれば入るよ・・・うん、僕はまた会えるといいって思ってるよ! 」 デデデ「 ワシの気分が乗ればまた突入してやるゾイ、だっはっはっは 」 赤カービィ「 ゲッゲッゲー!そーこなくっちゃな!そろそろ戻ろうぜラクダ!(ヨッシーの上に乗る) 」 エスカルゴン「そのツーショットも中々貴重でゲスな、似合ってるでゲス 」 ラクダ「 …さっきも言ったが、入ることを止めはしない。ただ、準備と覚悟は怠らないように……ではまたっ!(赤いカービィを乗せながら、ダッシュでピラミッドの中へ) 」 デデデ「 また会おうゾイ!今度会うときは最深部だゾイ! 」 カービィ「 まったね~、ヨッシー、赤カービィ! 」 赤カービィ「 そりゃどうも、次に会うときには乗せてやるよ!「運が良けりゃ」な、ゲーッゲッゲッゲッゲ!(ヨッシーと共にピラミッドへ) 」 エスカルゴン「さて大王様、どうするんでゲスか?また再挑戦しようって言っても私はもう嫌でゲスよ 」 デデデ「 うぅむ…今回はこの砂漠全域の探検が主な目的だったからな、また次の機会に準備万膳で突入するゾイ 」 カービィ「 うん、それが良さげだね…あの様子だとまだまだ奥がありそうだし 」 デデデ「 よし、ではエスカルゴン。もっとこの砂漠を探索するゾーイ!(デデデカーに乗り込む) 」 エスカルゴン「分かりましたでゲス、今度私も準備してからなら行くでゲス~() 」 カービィ「 あっ、僕も乗るってばー!(車に乗り込む) 」 エスカルゴン「では発進でゲスよ~ 」
ザザザッ、ブロロロロロロザザザッガタンッブロロロロ…ガタタンッブロロォム…(再び砂漠を車で走行)
デデデ「 しかしこの揺れはなんとかならんのかゾイ、乗り心地最悪だゾイ 」
エスカルゴン「そんな事言ったって仕方ないでゲス、砂漠の砂が凸凹してるんでゲスから… 」 カービィ「 僕はこの感じ、面白くて好きだよ~ 」 エスカルゴン「しっかしもう何にもないでゲスなぁ…サボテンと人骨と砂の山が少しあるくらいでなーんにも見当たらないでゲス 」 デデデ「 くっそ…やはりあのピラミッド以外には何もないのかゾイ? 」 カービィ「 ホロビタスターには地下遺跡もあったりしたんだけどね…そういう訳でも無いのかな 」 デデデ「 くそっ、砂漠の探索はいったん終了だゾイ。また次に探索するゾイ! 」 エスカルゴン「分かりましたでゲス、また次の機会でゲスね~…しっかし今回も色々あったでゲスなぁ・・・(デデデアンダーグラウンドロードへ車ごと入っていく) 」 カービィ「 うん、びっくりしたけどとっても面白かったよ!これだから探検はやめられないね♪(デデデ達と共に行く) 」 デデデ「 でぇはははその通り!この危険と隣りあわせで生まれる面白さが最高だゾーイ! 」 |
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~デデデ城~
デデデ「 暇だゾイ…おいエスカルゴン、また何か新しい発見は無かったのかゾイ(デデデ城・城壁から双眼鏡で周りを見ている) 」
エスカルゴン「昨日あーんな危険なピラミッドに行ったでゲしょうが!それともまたどこか探索に行くんでゲスか? 」 デデデ「 昨日はやむを得ずに退散してしまったゾイ…。今度は北方面に向かうゾイ 」 カービィ「 北って、こんな寒い時に…幾らなんでも北はやめようよ 」 デデデ「 ふむ、そうかゾイ…とりあえず腹が減っては探索もままならん。エスカルゴン、すぐに夕飯の準備をするゾーイ 」 エスカルゴン「あーはいはい、分かりましたでゲス。早速ロボに作らせますでゲス~(自室へ) 」 デデデ「 さて、できるまでの間に探索の準備をしておくかゾイ(広間へ) 」 カービィ「僕も準備しておこうかな?…もう何も準備する必要なかったっけ、まーいいや(デデデと共に) 」
デデデ「 あー…くそっ、また暇になってきたゾイ。おーいエスカルゴン!(王座で退屈している) 」
しーん…
デデデ「 何だ、あ奴居ないのか?ワシに言わんと勝手に出歩きおってからに… 」
ワドルディ「 大王様、エスカルゴン閣下は先程外で何かを掘っておられましたよ? 」 デデデ「 何、まさかあ奴この世界に眠る財宝を独り占めしようという魂胆かゾイ!おいワドルディ、何処で見たんだゾイ!? 」 ワドルディ「 城から少し西に行ったところにある湖の近くです。「レーダーに何か自然物じゃない物が探知されている」と言っておられましたが…。 」 デデデ「 くそ~、ワシに黙って出て行った上に財宝まで独り占めしようとは…許さんゾォォイ!!(城から飛び出していく) 」 ワドルディ「 …財宝と決まった訳では無いんですけどね(汗) 」
~カオス界 名も無い湖~
エスカルゴン「よっこらせ、よっこらせっと…ふぃー、中々出て来ないでゲスなぁ(湖付近でスコップで穴を掘っている) 」
ズドドドドドドドド…(地響きするほどの足音)
エスカルゴン「でもあの反応は地雷でも貴金属でもないでゲス。一体何が…ん?(足音を聞いて) 」
デデデ「 エ~ス~カ~ル~ゴ~ン~!!!貴様、よくも宝を独り占めにしようとしたなーーー!!!(激怒しながら走ってくる) 」 エスカルゴン「ギェェーッ大王様!?違うんでゲス、これは発掘してから研究した後に大王様にお見せしようかと思いましてでゲスね… 」 デデデ「 黙らんかぁーー!!(エスカルゴンにジャンピングハンマー) 」
ドゴォォォン!!
エスカルゴン「ギヘェェー!?だから違うって行ってるだろーがよ!まずレーダーに反応している物質は貴金属じゃないでゲスから! 」
デデデ「 何ィ、ならば貴様は何を掘っているんだゾイ? 」 エスカルゴン「それが分からないから今掘って研究しようかとしてるんでゲスよ、ったくもー…いきなり殴るなんて酷いでゲス 」 デデデ「 だはは、何だそういう事かゾイ。どれ、ワシが替わりに掘ってやる(ドリルハンマーで地中を掘っていく) 」
ドッコンドッコンドッコンドッコン…
エスカルゴン「ふー…まぁ手伝ってくださるのはとてもありがたいでゲス 」
ドッコンドッコンドッコンドッコ…ガキィン!
デデデ「 おっ、何か硬い物に当たったゾイ。どれどれ…(地中に手を突っ込む) 」
デデデの手にはやや大きめで正方形の黒い鍵付箱があった
デデデ「 ん?何ゾイこれは…くぬぬ、開かないゾイ。鍵がかかっておる 」
エスカルゴン「妙な箱でゲスね…ちょっと見せてくださいでゲス。あー…この鍵のタイプはディンプルキーでゲス、開けるのにはちょいと手間がかかるでゲショうなぁ 」 デデデ「 くそっ、中に何があるかも分からんから壊すこともし難いゾイ!おいエスカルゴン、至急その鍵を開錠するゾイ! 」 エスカルゴン「了解でゲス。でも色々と道具も必要なんで城へ戻って開けるでゲス(城へと向かう) 」 デデデ「 よぉーし、城へ戻ってアンロックだゾーイ!!(城へ戻る) 」
そして…
キィ、キリキリキリキリ…ゴリゴリ、キリキリキリ・・・(エスカルゴンの自室から響く音)
デデデ「 おいエスカルゴンよ、まだかゾイ!? 」
エスカルゴン「そ、それがこの鍵穴想像以上に頑丈でゲして・・・もう少し待って下さいでゲス 」 デデデ「 まったく未熟者めが…さっさとしろゾイ! 」 カービィ「 ねぇねぇ大王、さっきからエスカルゴンは何をやっているの? 」 デデデ「 拾ってきた箱の開錠だゾイ。奴が無能だからまだ時間がかかるみたいだゾイ 」 カービィ「 へぇ~、じゃあその中から食べ物が出てくるかもしれないね♪ 」 デデデ「 或いは新作ゲーム機やカードが入っているかもしれんゾイ、だーははは 」 エスカルゴン「(んな訳あるかっつーの…どう考えてもねーゲス) 」
そして約1時間後…。
キィ、キリキリゴリゴリキリ…ジャコンッ!
エスカルゴン「よっしゃーぃ!やっと開いたでゲス~ 」
デデデ「 おおっ、早速見せるゾーイ!!(エスカルゴンを突き飛ばして) 」
ドンッ!
エスカルゴン「おゥッ!? ったくもー人使いの荒い…。(突き飛ばされて) 」
カービィ「 何が入っているのかな、楽しみ~♪ 」 デデデ「 ではオープンだゾォォォイ!!(箱を開ける) 」
中には古びたメモ帳、小瓶、ビデオテープ等が入っていた
デデデ「 むむっ…意外と地味だゾイ 」
カービィ「 ありゃりゃ…ちょっと期待外れかも 」 エスカルゴン「現実はこんなもんでゲスよ。それより何やら色々入っているでゲスなぁ 」 デデデ「 どれ、まずはこの汚い手帳から見てみるかゾイ(古びたメモ帳を手に取り、開く) 」
「木…虫…女……あ………は……も…駄……転…」(比較的綺麗な字で書かれているが赤黒い物が付いていて殆ど読めない)
デデデ「 んん~?何ゾイこりゃあ、全然読めんゾイ 」
カービィ「 何か赤黒い物が付いてて読めないね…駄?転?下駄で自転車・・・かなぁ? 」 エスカルゴン「木虫女、泣き虫って意味でゲスかねぇ?解読は難しいでゲス…それに手帳に付いた物は何か変でゲス 」 スカーフィ「かぅー。(デデデの衣服からひょこっと出てきてメモ帳を覗き込む) 」 メタナイト「 これは確実に、誰かが意図的に埋めたものだな。何か重要な情報がある可能性がある(やって来る) 」 デデデ「 おおっ!?貴様一体どこから出てくるんだゾイ! 」 カービィ「 わ~いマジックみたーい♪ 」 カービィ「 あ、メタナイトも~。でも誰が何の為にこんなの隠したのかなぁ? 」 スカーフィ(擬人化)「ポンッ☆(デデデから離れて擬人化変身)あ、お気にせずにどうぞ♪ていうか、久しぶりだね…♪(デデデに微笑みながら軽く手を振る) 」 メタナイト「 それは不明だ。だが調べてみる価値はあるだろう…。 」 デデデ「 貴様スカーフィだったのかゾイ!?ぐぬぬぬ…意外とかわいい顔をしおってからに 」 カービィ「 そりゃあ分からないよね…。へぇ~スカーフィも人間になれるんだ、僕もできるよ! 」 エスカルゴン「しかしこの箱と鍵穴も凄いでゲスなぁ、「宇宙合金」並の強度があったんで破壊は無理でゲしたよ。んで、今ちょっと調べたらこの赤黒いものからルミノール反応が出たんでゲスが…コリャ何かの冗談でゲスか?(汗) 」 デデデ「 ルノワールエンドウ?何ゾイそりゃあ 」 エスカルゴン「あー、大王様は気にしないでいいでゲスから 」 スカーフィ「さっき湖で掘り当てた物が気になって…ついてきちゃった。えへへ…♪…わぁ~!凄く使い込んだようなメモ帳だー…。 」 スカーフィ「カービィじゃん、久しぶりだね♪かう!?カービィもなれるのー?(目を輝かせ) 」 カービィ「 ルミノール反応?へぇ~…本当によく使われてるね、まるで古い辞書みたいだ 」 カービィ「 なれるよ~♪ 」 メタナイト「 ふむ…そうだとすると、この手帳を書いた人物は無事ではないかもしれない。 」 エスカルゴン「でゲスなぁ、しかもメモ帳のほぼ全体に広がっていたからタダじゃ済んでない…かもしれないでゲス。・・・何か洒落にならない物見付けちまったでゲス 」 デデデ「 だっはっは、そんな読めん手帳など放っておくゾイ!そんで…こりゃ何だゾイ(小瓶を手に取る) 」 カービィ「 元気ドリンクぐらいの瓶だね。あ、何か入ってるよ? 」 スカーフィ「かう、仲間だね♪ルミノール……確か、ヘモグロビンの検出に用いられるあれだよね。 」 デデデ「 おぉ確かにそうだゾイ、これは… 」 カービィ「 男の子の姿になったり女の子の姿になったりしちゃうんだけどね…。ヘモグロビンって…何 」
カラン…(菱形で赤く暗い宝石のようなものが入っている)
デデデ「 おぉ、宝石が入っているゾイ!…でも光が鈍い、大した価値もなさそうだゾイ 」
カービィ「 本当だ…半透明だしなんか少し色も濁ってる 」 メタナイト「 まるで力を失ったかのような状態だな。ただの石では無い様だが…。 」 エスカルゴン「材質不明、無機質か有機質かどうかさえまだ分からないでゲス。・・・これはまた後で私が調べておくでゲス 」 スカーフィ「かぅ……性別は決まっていないんだ…なんかスゴいな。人間の血液の中に含まれている物だよ♪かぅ…?(目を瓶に通す) 」 カービィ「 えへへ、そういう事だね。へぇー、じゃあ血だねあれ(汗) 」 デデデ「 ほんで次は…これはビデオテープかゾイ、ラベルが貼っていないゾイ 」 カービィ「 DVDも出て大分経つのにビデオテープなんて何か古臭いね 」
ビデオテープは傷だらけで赤黒い汚れが付いていた
エスカルゴン「しっかしまぁ傷が多いでゲスな、しかもまたこれは…(間)…あぁ、ルミノール反応でゲス 」
メタナイト「 テープ自体にも損傷があるようだ。全て見ることは難しいかもしれないな 」 スカーフィ「男の子にもなれるなんて羨ましいなぁ…。…かうー……(瓶やビデオテープを見て傾げるばかり) 」 デデデ「 ただの(ピー)ビデオじゃないのかゾイ?だっはっはっは 」 カービィ「 もしそうだったらこのビデオ燃やし尽くすけどさ 」 カービィ「 君は女の子って決まってるんだよね。それは僕からもうらやましく見える様な…ハッキリ分かっているって事だし 」 スカーフィ「ガクガクブルブル(テープから距離を置いて震えている) 」 ワドルディ「 皆さん、此処におられたのですか。それが…閣下が見付けられた物ですか? 」 デデデ「 だっはっは、冗談だゾイ。そう恐れなくて良い 」 スカーフィ「そう…かな?でも時々だけど、男にも生まれてみたかったなぁーて思う時もあるんだ。 」 デデデ 「 あぁそうだゾイ。堀り出したのはワシだがな 」 カービィ「 不思議だけど見て「わぁ!」って思うような物は無いよ、ワドルディ 」 スカーフィ「かぅ……(ほっと胸を撫でおろす) 」 カービィ「 ふーん…確かにそう思うこともあるかも知れないね。でも女の子ならやっぱり女の子のままがいいと思うな 」 ワドルディ「 そうなんですか…色々なものが入っていますね 」 デデデ「 とりあえずそのビデオは後で見るとして…まだ何かあるゾイ(箱の中を探る) 」 スカーフィ「そうかな…?かぅー…♪(ちょっと嬉しそう) 」
デデデが取り出した物は、また小瓶と布切れ、そして古い絵だった
カービィ「 うんうん。君の人間姿、すっごい可愛かったし♪ 」
エスカルゴン「結構入っているでゲスね 」 カービィ「 また小瓶が入ってたね。今度は何だろ(小瓶を見る) 」 スカーフィ「ぁ、可愛い絵ー…♪(古い絵を指して)かうかう、そんな事…ないよ。(少し顔を赤らめて) 」 カービィ「 僕のは…こんな感じだしね。ほら(自らの擬人化♂・♀姿の写真二枚を見せる) 」
ト…(なんと入っていたのは青い瞳の眼球だった)
カービィ「 うわわわっ、目玉ぁ!!? 」
ワドルディ「 わわっ、気味悪いですね…。 」 メタナイト「 これも持ち主の物か、或いは魔獣の類か…しかし、何故瓶にいれておく必要があったのだろうか…? 」 エスカルゴン「不気味でゲスな…ちょっと気が引けるでゲスがそれも後で調べてみるでゲス 」 スカーフィ「わあぁ…♪可愛い―――――――Σビクッ!?(写真を手に取ろうとした途端眼球が視界に入り飛び上がる) 」 デデデ「 (瓶を置き)全く、こんなもん保存しておく気が知れんゾイ。それでこの布切れはゴミか? 」
布切れは何かで引き裂かれたような物だった
エスカルゴン「きっと元は何かの織物の一部だったんでゲショうなぁ 」
ワドルディ「 もう見る形も無いですね…。 」 カービィ「 でもなんでこんな布切れまで入ってるんだろ 」 デデデ「 こんなゴミまで入れるなんて訳がわからんゾイ。それでこりゃ…何の絵だ? 」 スカーフィ「かぅ……(絵の方に気になっている模様) 」
それは女の子が好んで描くような可愛らしい花畑の絵だった
デデデ「 ふぅーむ、女子が好みそうな絵だゾイ 」
エスカルゴン「んまぁプリティーでゲス~。さっきの目玉とは雰囲気が全然違うでゲス 」 スカーフィ「かぅ~…♪やっぱり可愛いな~…。(すっかり絵に見惚れている) 」 メタナイト「 この絵は…かなり無邪気な絵だな。まるで子供が書いたようだ 」 カービィ「 本当可愛いね~、きっと女の子が書いたんだね 」 デデデ「 だっはっは、こりゃ癒される絵だゾイ 」
箱の中にはもう一つ絵があった
デデデ「 お、まだ絵があるゾイ、今度はもっと可愛らしい絵かゾイ? 」
スカーフィ「うんうん、そうだね♪……かぅ…?もう一枚あるみたい…。 」
その絵は赤黒い剣が描かれているものだった。絵には赤い手形も幾つか付いている
デデデ「 こりゃぁ…剣かゾイ?赤ばっかりですっげぇ禍々しいデザインだゾイ 。さっきの絵との差が凄いゾイ…。 」
メタナイト「 ふむ、この絵からも微弱な残留思念を感じるな。今までの物全てから感じるが…。 」 スカーフィ「全然違うね…さっきのと…。(汗) 」 エスカルゴン「ちょっとまさかこの流れじゃまた…。少し待ってくださいでゲス……・・・・ウゲヘェッ、この絵に塗られてるもの全部からルミノール反応でゲス。こりゃちょっと洒落になんねー量でゲスよ(汗) 」 メタナイト「 何と、この絵の塗料すべてがそうなのか…!もし全て同一人物の物だとするとこれは確実に命に関わる規模だぞ。 」 カービィ「 へぇー…凄いね(汗) なんかホラーゲームみたいな雰囲気の絵だ 」 ワドルディ「 僕にはとても怖い絵に見えます…。 」 スカーフィ「かぅ……なんとなく、だけど……(改まった表情で口を開き) 」 デデデ「全く、よく分からん絵だゾイ 」 カービィ「 なんとなく…?」 エスカルゴン「洒落になんねーもんばっかでゲスがね。私は歴史書かなんかだと思ったんでゲスが 」 ワドルディ「 ホラーゲームよりずっと怖いです… 」 スカーフィ「……これらの持ち主、何だか、誰かに助けを求めているような感じがする。ううん、そうじゃなくても……何か、何かに甘えたがっているような……。かぅ……ううん、なんでもない。(俯く) 」 メタナイト「 確かにその可能性もあるな。何かこの物々からは禍々しさの他に…恐怖・絶望・悲哀と言ったものも感じられる。 」 エスカルゴン「そりゃぁ、ちょっと洒落にならないってレベルじゃないでゲスな… 」 デデデ「 ふぅーむ、確かにどことなく悲しさを感じなくも無いゾイ…よく分からんがな 」 カービィ「 でも、それが誰かなんて分かる筈も無いしね 」 デデデ「 で、これで全部かゾイ?(箱の中を見る) 」
箱の中にはもう何も無かった。赤黒い物で汚れている…
スカーフィ「かぅ……。(この子…きっと、誰よりも苦しんでいるんだ…。昔の私なんかよりも………ううん、悪い事を比べちゃ駄目。でも…この子……。)(切なげな表情でこれまでの物を見渡す) 」
デデデ「何だもう無いのかゾイ、きったないな 」 エスカルゴン「ゲヘェッ、中にまでこびり付いて… 」 メタナイト 「 手負いの状態で物を入れた可能性が高いな。それも重傷か瀕死の状態と見られる…。 」 カービィ「 …大王、早速そのビデオの中身見てみない? 」 デデデ「 よっしゃ、丁度此処にエスカルゴンに引き渡したワシのお古のビデオデッキ付きテレビがある、早速再生だゾーイ(ビデオテープを入れる) 」 エスカルゴン「そのテレビもだいぶ旧型でゲスが、何とか動くはずでゲス 」
ウィーン、ガチャガチャ…
デデデ 「 よし、入ったゾイ。」
カービィ「 何が写るんだろう…。」
ザザサッ,ザザザザザーザザザッザザザッ…(ノイズが多いものの先程の湖が見える。だがレンズに赤黒い物が付いていて見えにくい)
スカーフィ「……。(デデデの背後に隠れて見ている) 」
デデデ「 これは…さっきの湖かゾイ?くそっ、汚れていて見辛いゾイ 」 メタナイト「 此処までに付いているとは…。通常の撮影ではない様だな 」 ワドルディ「 あわわわわ… 」 カービィ「 誰が写してるんだろ…すっごく、怪しい雰囲気 」 エスカルゴン「ウヘェーッ、カメラレンズにまで付いて…なんとか見えるでゲスが 」
ザザサッ,こザザサごザザーザサで゙ザッザサ最゙ザッザザ期ザ(女子の声が辛うじて聞こえる)
カービィ「この声は…女の子?何を言っているか分からないけど・・・。 」
スカーフィ「……?(耳を傾けて声を聞きとる) 」 デデデ「 さぁな、ワシにもさっぱり分からんアンノウン(不明)ビデオだゾイ。くそっ、姿は無しか 」 メタナイト「 ふむ…。(冷静に見ている) 」 ワドルディ「 こ、怖すぎです… 」
ザザザザッザザ…ザザザーザも…ザザザッ、ザザう…ザザザ心、ザザッザザッ体…ザーーーザザッ壊…ザザッザザザれ…ザザザあ…バシャッ―(画面が赤い液体で覆い尽くされる)ザーーーーーーーー
ワドルディ「 こ、これはホラービデオですか? 」
カービィ「 何だかよく分からなかったけど、普通じゃないって事だけは分かったよ 」 エスカルゴン「それにしても最後にブシャって付いたのは…あぁ、考えたくないでゲス 」 メタナイト「 …只事ではないな 」 スカーフィ「Σヒッ…!?(思わず体を竦め、尻餅をつく)…か……ぅ…。 」 デデデ「 何だもう終わりかゾイ、誰も映らなかったゾイ 」 カービィ「 こんなもの見たら腰を抜かしてもおかしくないよね…大丈夫?(スカーフィを引っ張る) 」 スカーフィ「……あ…!…ありがと…。(はっと我に返って、手を取って立ち上がる。まだ若干、体が震えている) 」 デデデ「 とにかく、あの湖に何かがあるのかもしれないゾイ。もう一度あの湖に行くゾイ! 」 エスカルゴン「もう何も無い可能性もあるでゲスが…まぁ行ってみる価値はない事も無いでゲスね 」 ワドルディ「 ぼ、僕は怖いので遠慮しておきます…。 」 スカーフィ「かぅ……そ、そうだね…! 」 メタナイト「 私は歴史書とこの品々を照らし合わせ、何か共通点がある物が無いか調べてみる事にする。(自室へ) 」 カービィ「 僕は行くよ~、こういうのって何か面白そうな事がありそうだからね 」 デデデ「 よっしゃぁ!では行くゾーイ!!(城を出て行く) 」 エスカルゴン「はいはい、今私も行くでゲスよ(デデデと) 」 カービィ「 待ってってば~!僕も行く!(付いていく 」 スカーフィ「ポンッ☆(元の姿に戻ってデデデの肩に乗る) 」 デデデ「 だはは、これが本当の肩車かゾイ(違う) 」
そして…
エスカルゴン「ん~、やっぱり何の変哲も無い湖でゲスな(湖を覗き込み) 」
カービィ「 綺麗なだけで他には特徴は無いね、結構深いみたいだけど 」 スカーフィ「(肩の上)かぅー……(辺りを見渡す) 」 ビッグボム「 (導火線に火がついたまま湖へ落っこちる) 」 デデデ「 大馬鹿者めが、湖の中にも入って調べるゾイ!(エスカルゴンを蹴り落とす) 」 エスカルゴン「あドォッ!? アゲーーーッ!!(湖に転落) 」
ドッポーン…
デデデ「 だっはっは、今落ちた爆弾と仲良く探せゾイ 」
カービィ「 ちょっと大王やりすぎだって!エスカルゴン、大丈夫~? 」 ??「 貴方が落としたのは金の爆弾ですか、それとも銀の殻のカタツムリですか(湖から出てくる) 」 デデデ「 だははは、この程度で参っていては半人前だゾイ 」 スカーフィ「…♪(なんか笑っている) 」 カービィ「 わわっ、何か出てきたぁ!? 」 デデデ「 そんな綺麗なエスカルゴンがあるか!もっとすっげぇ汚い奴だゾイ 」 ? 「 貴方は正直な人ですね。では両方をあげましょう、ポイ(ボム兵とエスカルゴンを湖から出す)湖にごみを投げないでください… 」 スカーフィ「(肩の上でけらけら気持ちよさそうに笑い転げている) 」 ビッグボム 「 生きてるっ!生きてるぞーっ!(導火線に火がついたまま) 」 エスカルゴン「ギヘェーー!寒い、寒い、寒いでゲスゥゥーーーッ!(走ってくる) 」 デデデ「 何ゾイ、だらしの無い奴め。こうなりゃワシが直々に確かめてくるゾーイ(湖へもぐる) 」 デデデ「 おっと、お前は水中非対応だゾイ(スカーフィを降ろす) 」
ピョンッ ザッパーン!!
カービィ「 エスカルゴン、これで暖まるといいよ~(ファイアで焚き火) 」
エスカルゴン「おおぅ有難いでゲス!ガタガタガタガタ…(焚き火で暖を取る) 」 スカーフィ「かうー?(降ろされてその場でコロコロしている) 」 デデデ「 (水中)うーむ、魚や蟹がいる位で特に何も無いゾイ。 」 ?「 おや、今度はペンギンが……(湖の中にいる) 」 デデデ「 (水中)ワシの見当違いだったかゾイ?くそ…おわっ、また貴様かゾイ 」 ?「 ここは物を入れたら金か銀の物を作り、両方持って湖に現れるという伝統があるのです。生き物はお引き取り願います 」 スカーフィ「かぅかぅ…(ころころ転がりながらカービィたちの元へ寄る) 」 カービィ「 いや~、可愛いねー…(スカーフィをなでなで) 」 スカーフィ「かぅ~……(物凄く嬉しそうな表情) 」 エスカルゴン「アガガガガガガガガガ…(未だ暖をとっている) 」 デデデ「 何ゾイ、そうなのかゾイ…じゃあこの湖に落ちたものは全部貴様が拾ってしまってるわけかゾイ 」 カービィ「 吸い込もうとしたらおぞましい姿になるだなて…考えられないなぁ 」 スカーフィ「かぅかぅかぅ…(ただただ焚き火の周りを転がっている) 」 ?「 ええ、いくつかは自分で使っちゃってます 」 ビッグボム 「 たき火だーひゃっほー(たき火に入る) 」 デデデ「 じゃあこの湖には何も無いわけかゾイ。完璧に見当違いだゾイ!くっそぉ~・・・(悔しそうに湖から上がる) 」 エスカルゴン「アガガガガガガガガガ…アゲェッ!?お前が入ったら…! 」 ?「 またのお越しを…湖への不法投棄は厳禁です 」 カービィ「 ころころかわいーねー♪ 大王お帰り~、何か見つかった? 」
ドガアァァン!!!!!(ボム兵が爆発)
デデデ 「 何の手ごたえも無しだゾイ。さっきエスカルゴンを拾ってきた奴が居ただけだったゾイ 」
エスカルゴン「アゲェーーッ!な、何の因果でこんな目に…ケホッ 」 スカーフィ「かう~…?(爆風で吹き飛んでデデデの肩に見事乗っかる) 」 デデデ「 だはは、爆発に巻き込まれたかゾイ。湖の中には何も無い、となると湖の周りが怪しいゾイ 」 カービィ「 湖の周り…ちょっと木や岩があるくらいだけど、ちょっとだけ探してみるね(のんびりと) 」 エスカルゴン「あ~でも今ので暖まったでゲス。私も調べてみますでゲス~(木とか調べる) 」 デデデ「 どれ、ワシも探してやるとするゾイ。感謝せぃ(何か無いか探す) 」 スカーフィ「……!かうかう!(「そろそろ帰らなくちゃ」と肩の上で跳ねる) 」 デデデ「 貴様も帰宅時間かゾイ、また会おうゾイ。 」 スカーフィ「かぅ♪(デデデの頭を軽く突いて飛び去っていく) 」
そして約30分が経ち・・・
エスカルゴン「大王様、ちょっと来て下さいでゲス~(岩の近く) 」
デデデ「 おおっ、何か見つかったかゾイ!? 」 エスカルゴン「いや、形では分からないんでゲスが…この岩から多量のルミノール反応が出たでゲス。かなり前の物でゲスが降水や降雪の後でも残ってる程でゲスから…かなり大規模な後でゲス 」 デデデ「 何、じゃあ此処がさっきの撮影現場かゾイ?…至って普通に見えるゾイ 」 カービィ「 大王~、何か見つけたよ!これは…何だろうね?(土まみれの何かを持ってくる) 」 デデデ「 何ゾイそりゃ…土の固まりかゾイ 」 エスカルゴン「いんや、土まみれなだけで何かあるでゲス 」 カービィ「 とにかく洗ってみるね~。えいえいえいっ、ウォーター!(ウォーターになり、強い水流で洗う) 」
バシャバシャバシャバシャバシャ…
カービィ「 土がどんどん取れてきた、もうちょっとだよ 」
デデデ「 おおぉっ、だんだん見えてきたゾイ 」
汚れが取り払われ…それはボロボロになった子供の履くような小さな赤い靴だった
エスカルゴン「これは…靴でゲスね。小さい上にかなり損傷が激しいでゲス 」
カービィ「 これは木の根あたりを掘ったらすぐ出てきたよ? 」 デデデ「 本当に小さい靴だな、どう見ても子供用だゾイ 」 エスカルゴン「ちょっと待つでゲス、その靴からも…案の定、ルミノール反応でゲス。 」 カービィ「 何だか血なまぐさい話になってきたね…。で、この靴も調べるの?エスカルゴン 」 エスカルゴン「ええ、かなり大規模な物なんで大体どんな奴の物なのかは分かる筈でゲス 」 デデデ「 よっしゃ、じゃあ早速大研究を命ずるゾイ!さっさと城へ戻るゾイ、エスカルゴン!(エスカルゴンを引っ張り城へ) 」 エスカルゴン「あ~はいはい、分かったからそう引っ張らないでほしいでゲス!アイテテテッ(引っ張られていく) 」 カービィ「 早いうちに結果が出ても…それよりもいい結果が出てほしいなぁ(城へ帰る) 」
~デデデ城~
デデデ「 ふぉぉぁぁああ…おっと、もうこんな時間かゾイ。そろそろ起きねばいかん(自室で昼寝をしていた) 」
デデデ「 そういえばエスカルゴンの奴、もう研究はすんだのかゾイ?もし済んでいなかったら制裁を喰らわせてやるゾイ、だっはっはっは(自室を出る) 」
トットットットッ…
デデデ「 おいエスカルゴンよ、以前の物々の研究はすんだのかゾイ?(エスカルゴンの部屋に) 」
エスカルゴン「あー大王様、大体察しがつきましたでゲスよ 」 デデデ「 よっしゃ、早く教えるゾイ! 」 」 エスカルゴン「えーとまず一つに血液の成分が人間のものじゃあありませんでゲした。と言ってもヘモグロビンの形が似ていたりしていますでゲスから、大丈夫でゲした(血液成分の分析書を見て) 」 エスカルゴン「大丈夫ってのはルミノール反応が出ているのに血液じゃないかじゃないかって思ったんでゲスが、しっかりと血液の特徴を持っていたので血液だったので大丈夫、ってことでゲスよ 」 デデデ「 おおぉ…ではそ奴は人間ではないのだな。 」 エスカルゴン「その通りでゲス。…。(次は赤い黒宝石のようなものを出す)んで次にこの宝石についてでゲスがこれからは何かの細胞で出来てるでゲス。つまりきっとこれは「生き物の体の一部」でゲス。 」 デデデ「 何ィ、これが体の一部かゾイ!?こりゃ意外で面白いゾイ、だっはっは 」 カービィ「 へぇ~、生き物の一部だなんて考えが付かなかったね(部屋に入って来る) 」 エスカルゴン「(眼球入り瓶を出し)そんでこの目玉についても人間とは違う細胞で出来ていたゲス。ただ一つ気になったのが… 」 デデデ「 気になったのが・・・何だゾイ?早く言え 」 エスカルゴン「これは傷が少ないでゲス、普通こんなに綺麗に目玉が取れる筈がないでゲス。一体どんな理由で取れちまったのか…それが疑問でゲスなぁ 」 カービィ「 んー、確かに傷一つ付いてないから気になるかもしれないね 」 デデデ「 傷一つ付けずにくり貫いたって訳かゾイ、それよりなんで目玉が取っておいてあるんだゾイ? 」 エスカルゴン「さぁ、そこまでは察しが付かないでゲス…。 」 デデデ「 何ゾイ、肝心な所を突き止めてないのかゾイ! 」 エスカルゴン「幾らなんでもその時の状況は分からないでゲスよ! 」 ワドルディ「 大王様みたいなことを言いますね…。」 カービィ「 まぁまぁ、落ち着きなって大王 」 デデデ「 ぐぬぬぬぬ…相変わらずのアンポンタンめがぁ 」 エスカルゴン「(赤い靴を出す)それでこの昨日見つけた靴、これのサイズ予想以上に小さかったでゲス。幼稚園レベルでゲした 」 デデデ「 そこまで小さかったのかゾイ!なんたることだゾイ 」 カービィ「 そこまで小さいとは思わなかったよ、人間の靴サイズなんて良く分からないから 」 エスカルゴン「分かったのは赤い結晶は何かの生物の一部って事と、この目玉と血液も人間の物じゃない、そしてこの靴のサイズは幼稚園レベル。こんだけでゲスな 」 カービィ「 後は女の子だって事と、絶対に無事じゃない事だよね。これは昨日から分かってるけど 」 デデデ「 ふぅむ、何やら難しい話になってきたゾイ 」 エスカルゴン「ざっと言えば人間じゃない、性別は女の可能性が高い、小さい子供の可能性がある…といった感じでゲスな 」 カービィ「 人外で傷だらけの女の子…うーん、何か痛々しい話になりそうだね 」 エスカルゴン「全くでゲス、テレビなら直に映せば間違いなく放送禁止になるでゲスよ 」 デデデ「 だっはっは、そう残酷な話にはならんゾイ。なぜならワシがついておるからな 」 エスカルゴン「その自信はどこから来るのか疑問でゲスが、私もそんな結果が出るといいと思うでゲスな 」 デデデ「 ワシが見つけたんだ!だからワシに運命を決める資格がある、これぞ第一発見者の絶対特権だゾォォォイ! 」 カービィ「 物凄く無理やりな理論だけど…突っ込む気力も出ない 」 ワドルディ「 (今、また大王様の叫び声が聞こえましたね…。) 」 メタナイト「 その情報が全て的確ならば、それらの条件に一致する人物は絞られる(歴史書を持って部屋に入って来る) 」 カービィ「 あっメタナイトー、何か分かった? 」 メタナイト「 ああ、今の話と歴史書を照らし合わせたから大体は分かったぞ。この世界の人物に子供は少ない様だ、歴史書にも年齢が10歳以下の者…それも外見年齢がそう見える者を含めても該当者は少ない。それも幼稚園児となると6歳以下、ごく僅かだ。10代ならばかなり多いが…。 」 エスカルゴン「あぁ、確かに子供は少ないでゲス。少子化ってのがこの世界にもあるんでゲスかねぇ? 」 カービィ「 そういう意味でも大変なのかもねー、此処ってさ 」 デデデ「 どぅはは、その程度の問題などどうって事はないゾイ 」 カービィ「 どういう魂胆で言えるの?…敢えてこれ以上は聞かないけどさ 」 エスカルゴン「でもこの靴とあの絵からして精神年齢も子供なんじゃないでゲスかねぇ 」 デデデ「 何ゾイ、漫画の話などするでないゾォォイ!! 」 カービィ「 うん、幼稚園に飾ってあるような絵だったしね。漫画よりすごい事がいろいろ起こってるんだけどさ・・・。 」 メタナイト「 それに加え、その赤い宝石のような物体を体の一部にし、女性であり、微小な子供だという事を照らし合わせると…果たしてそんな人物がいるかどうかは疑問ではあるがな(歴史書を捲り) 」 デデデ「 だっはっは、魔獣の中でもそんな奴はいなかったゾイ 」 エスカルゴン「その最初の赤い石みたいなのが体の一部な奴がどんなのか知りたいでゲスな。普通ありえないでゲス 」 カービィ「 何かのコアだったり、或いは…マルクとか?ダイナブレイドは羽根だから違うし 」 メタナイト「 その人物は…ふむ、やはり中々見つかるものではないな(歴史書を捲りつつ) 」 デデデ「 そりゃあこんな奇妙な物持っている生き物なんて…見たことがないゾイ(赤い石を見て) 」 カービィ「 しかも子供だって言うし…ほんと、そんな人存在するのかなぁ 」 エスカルゴン「この石はコアみたいに生命の源ってワケじゃあ無いみたいでゲス。でもこれは…私の予想では同じものが二つ以上付いているんじゃないでゲスかねぇ? 」 ワドルディ「 でも、何故そう思うのですか? 」 エスカルゴン「だってこれは一つにしては微弱すぎる細胞しか無いでゲス。それにこれは…同等の細胞とリンクしていたような形跡もあったんでその可能性が高いでゲス。 」 デデデ「 さっぱり分からんゾイ…とにかく、その石を付けてる奴は二つよりたくさん体に付けているという事かゾイ 」 カービィ「 本当、難しいね…まるで刑事にでもなった気分 」 メタナイト「 その物体の数が二つ以上、そして女性、推定年齢は6歳以下か…。難しい条件だな(歴史書) 」 デデデ「 えぇい話し合ってばかりじゃなにも解決せんゾイ!エスカルゴーン、もう一度あの湖の周りを捜すんだゾーーイ!!(エスカルゴンの首をつかんで城を飛び出す) 」 エスカルゴン「ちょっ大王様、いきなりそんな事言われましてもグゲェッ…ちょ…苦し…(連れて行かれる) 」 カービィ「 今度もまた何か無いのかな?僕が見つけたのは靴だけだったけど…。(付いていく) 」
~カオス界 名も無き湖~
カービィ「 うーん…やっぱり湖には特徴は無いね。中にも何もなさそうだし…(きょろきょろ) 」
デデデ「 昨日ワシが潜って調べてみたけど、変な奴が居ただけだったゾイ。そいつがぜーんぶ落し物を拾ってるからなんにも沈んでなかったゾイ 」 エスカルゴン「こういう時にこれの出番でゲス。高性能物質探知機「エスカレーダー」の役立つ時でゲス(小型探知機を取り出し) 」 デデデ「 すっげぇだっさいネーミングだな! それは良しとしてお前のヘボ発明が本当に役に立つのかゾイ? 」 エスカルゴン「ええ、土や石等の一定量以上在る物質意外には殆どの物に対応する優れものでゲス!これを作るのに探知機5個は潰したでゲスから 」 カービィ「 へぇー…優れものかどうか決めるのはまず確かめてからにしようよ 」 デデデ「 そうだゾイ!お前のヘボ発明品でさっさと捜すゾイ 」
真庭鳳凰「・・・・・・・・・・・。(デデデたちを木に寄りかかりながら見ている) 」
ウィンウィンウィンウィンウィン…(探知機起動)
エスカルゴン「ん~…ちょっと待ってくださいでゲス、もう少しで探知検索が終わるでゲスから 」
デデデ「 まったく、早くするゾイ! 」 真庭鳳凰「・・・随分と急がしそうだな、デデデよ。 」 氷冬「(湖へと繋がる川を凍らせながら歩いている)こっちの方が涼しくていいかも。 」 デデデ「 何だ貴様かゾイ、見てのとおり今ワシはちょいと探し物中だゾイ 」 カービィ「 あ、川を歩いてる人がいる…凄ーい 」 真庭鳳凰「探し物・・・・ひょっとして、黒い箱の中にあったものに関連するものか?(デデデに)・・・・・忍法・・では無さそうだな(氷冬をみて) 」 エスカルゴン「ん~…探索レベル「弱」では反応なしでゲスな。では次は「中」で… 」 氷冬「♪~……?……わ、私?(自身の顔を指してきょとんとなる) 」 デデデ 「 何ィ、貴様あの箱について知っているのかゾイ!? 」 カービィ「 アイスで川を凍らせてアイスカッターでやれば僕も真似できそう 」 真庭鳳凰「ごきげんよう(氷冬に) 」 真庭鳳凰「・・・・知っている、がどうしても知りたいのなら自分で探すが良い。我は止めはせぬ、正直・・・掘り起こされた時は焦ったが・・・。 」 氷冬「ぇ…あ、こんばんは――――わっ、それ…もしかして貴方の!?(目をキラキラと輝かせながら鳳凰の毒刀「鍍」を指す。) 」 真庭鳳凰「・・・ん?ああ、これは我の刀だ(氷冬に) 」 デデデ「 ぐぬぬぬ…くそっ!貴様なんぞに教えてもわんでも良いゾイ!おい、エスカルゴンまだか!? 」 氷冬「わぁ…♪見事な拵え…黒刀の一つなのかしら?(まじまじと鍍を見つめ) 」 カービィ「 ちょっと禍々しくもあるけど、強そうな刀だね 」 真庭鳳凰「頑張るがよいぞ(デデデに)・・・・カオスソードの中でも「変体刀」という部類に入る刀だ。銘を毒刀「鍍」という(氷冬に) 」
ウィンウィンウイィンウイィン・・・ビカーン!!
氷冬「カオスソード…噂に聞く光の剣ね。けど、変体刀…それは聞いたことないわね、ちょっと興味が出てきたかも。ぁ、ごめん。剣士故に…つい人の刀を見ると惹かれちゃうんだ。(苦笑)…あれ…?そう言えば貴方達、何処かで会ったような…?(デデデと鳳凰の顔を互いに見合わせる) 」
エスカルゴン「よっしゃーぃ!反応アリでゲス、場所はこの辺りでゲスな、よっこらせ(岩の下を覗き込む) 」 デデデ「 貴様とは一回だけ会ったことがあるゾイ・・・おぉっ、早速見せるゾイ!(エスカルゴンを押し退けて) 」 真庭鳳凰「いや、一介の剣士が剣に興味を持つ葉当たり前のことだ。混沌の魔獣の時に共闘した。場がメチャクチャであったから覚えておらぬのも無理は無い。 」 エスカルゴン「おっとっとぃ!ったくもーすぐこれなんでゲスから…。(押し退けられる) 」 デデデ「 どれどれ…何かあるのかゾイ?えぇい邪魔な岩だゾイ、ぬおりゃぁーー!(ハンマーで岩を粉砕する) 」
ドゴッ!バッコォォォォォォン!!!
氷冬「……あーっ!そうだったね!確かにあの時一緒にいたね、二人とも。 …えへへ、そう…?(照れくさそうな表情)……あら、何だろう…? 」
真庭鳳凰「まったく、騒がしいな(デデデ達を見て) 」 カービィ「 大王が静かにするときなんて、無いに等しいからね・・・ 」 真庭鳳凰「(フッと笑い)お主の様な者であれば「奴」も会いたがるであろうな・・・・そういえばお主の名は?(氷冬に) 」 デデデ「 よしよし、見易くなったゾイ。さぁて何があるんだゾイ 」 氷冬「…?(奴…?)ぁ…雪桜氷冬、氷冬(つらら)でいいよ。…貴方達は…? 」 真庭鳳凰「我は元真庭忍軍十二頭領が一人、真庭鳳凰だ。 」
岩の下には色とりどりの小さな石があった
デデデ「 ワシこそが偉大なる独裁者・デデデ大王だゾイ。おんやぁ、こりゃ何だゾイ?(石を拾う) 」
エスカルゴン「普通の石とは明らかに色が違う石でゲスな…。 」 カービィ「 わぁ~、カラフルだね。こういう石って案外貴重かもね 」 氷冬「鳳凰…凄い名前だね、カッコいいじゃん。(笑)いだ…独裁者…?あはは…うん、みんなよろしく。(苦笑)…わぁ…!綺麗な石があんなにたくさん。(覗き込む) 」
それぞれ赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と虹色の7色があった。粉々に割れた痕に見える
エスカルゴン「も、もしかしてこの石は…(石を見て)やっぱりでゲス。大王様、この石は昨日の箱に入っていた赤い石とほとんど同じ成分でできているでゲス! 」
デデデ「 レインボーで美しいゾイ…。 何ィ、じゃあどうしてこの石はこんなに小さいんだゾイ!? 」 真庭鳳凰「代々受け継がれる名だ(氷冬に)・・・・!!!(石を見て) 」 氷冬「割れているけど…それでも綺麗に輝いているのね。(見惚れている) 」 エスカルゴン「それはきっと誰かに粉々にされたんでゲショうな…。ですがこの石、物凄い頑丈でゲして大王様の力を持ってしても壊しにくい程でゲスからよっぽどの事があったんでゲしょうなぁ…。 」 真庭鳳凰「・・・・・・・・。(黙っている) 」 氷冬「にしても、まにわに?忍者だったんだね。 」 デデデ「 うむ、少しは綺麗にも見えるゾイ(石を全て持ち) 」 真庭鳳凰「ま・・・・まにわにぃ!?・・ああ、忍者だ(氷冬に) 」 カービィ「 忍者ってかっこいいよね… そんなに頑丈なのに壊れるなんて、一体何があったんだろう? 」 真庭鳳凰「・・・デデデ、箱と中身は持ってきているか? 」 デデデ「 でぇーははは!馬煮ワニ!傑作だゾイ 」 真庭鳳凰「ん?・・・・・何か言ったか?デ・デ・デ?(鬼のようなオーラ) 」 エスカルゴン「ああ、これだけなら私が持っているでゲスよ(赤い石、ボロボロ靴を見せる) 」 氷冬「……(石を凝視して左右に傾げる)忍者かぁ~…ロマン溢れるよね、なんか。うん、なんか言いやすいから「まにわに」って言わせてもらった♪(笑) 」 デデデ「 なぁに、細かい事は気にするなゾイ。だっはっは 」
だが石は前の赤い石と同じく、鈍い輝きだった
真庭鳳凰「悪いが持って来てはくれまいか?(エスカルゴンに)・・まぁ、好きにするよい・・・・(ま、まにわに・・か)(氷冬に) 」
デデデ「 うぅーむ…見ようによっては綺麗でもあるが、やっぱり何処と無く光が暗いゾイ 」 エスカルゴン「あ~はいはい、面倒なんでエスカルゴンロボRに持ってこさせるでゲス。 「エスカルゴンロボR『亜高速移動』!」(スイッチを押し) 」
ヒュンッ!ビュゥゥ・・・・・ン(エスカルゴンロボRが一瞬で行き来する[早すぎて風にしか見えない])
氷冬「うーん…んじゃあ、今度からまにわにの鳳凰さんって呼ばせてもらうよ。ギャップ萌えって奴だよね、うん♪(ぇ 」
エスカルゴン「本当に力を失った感じでゲスなぁ。ほら、これでゲスな(黒い箱を見せる) 」 真庭鳳凰「(心に何かがグッサリと刺さる)・・・・・鳳凰でよい、いや、そう鳳凰と呼んでくれ頼む(氷冬に) 」 カービィ「 ギャップ萌え…かなぁ?何いまの風・・・ 」 真庭鳳凰「ご苦労・・・さて。(石などを箱に入れていく) 」 氷冬「それにしても……何で岩の下なんかに隠されていたんだろう…?(鳳凰と台詞が被った為、耳に入っていない) 」 デデデ「 だっはっは、やっぱり超絶的に速いゾイ 」 デデデ「 おっ、統一化するのかゾイ 」 真庭鳳凰「(耐え忍べ・・・我よ・・・めげるな・・・・) 」 エスカルゴン「その石は損傷が酷いだけで赤い石と全く一緒でゲス。だから同じ場所に入れるのは正解でゲスな 」 真庭鳳凰「(箱の中に油を注ぎ、火をつける) 」 カービィ「 力を失って…それに少し悲しい気も感じたなぁ、気のせいだといいんだけど(箱を見ながら) 」 デデデ「 おいおいおいおいっ!貴様何するゾイ!? 」 氷冬「わわ…っ!ど、どうしたの急に?(汗) 」 真庭鳳凰「これは・・・・最早あってはならん。故に火葬により供養する。この箱を管理するものとしての結論だ! 」 エスカルゴン「えっちょっ、証拠隠滅でゲスかぁ!?…まぁデータ採ってあるんでそう困らないんでゲスが 」 デデデ「 ぐぬぬぬぬ、ワシの特権を踏みにじりおってからに… 」 カービィ「 でもこれで赤だけじゃなくて七色の石を持ってるって事が分かったね。これなら誰だかわかるかも 」 真庭鳳凰「特権?お主はこれを掘り起こし死者の魂を辱めた愚者だ。故に葬らねばならん(デデデに) 」 氷冬「ぇ…なんで…?唯の綺麗な宝石じゃないの…? 」 真庭鳳凰「・・・ただの宝石ではない。これは・・・いや、なんでもない(氷冬に) 」 デデデ「 死者?これの持ち主は何、もう死んでいるのかゾイ!? 」 氷冬「え…じゃあ………(鳳凰の表情を察し、あえて口を出さなかった)」 エスカルゴン「あー…もしかして墓標の変わりでもあったのかもしれないでゲスな。そうだとしたら私にも非があるんでゲスが(汗) 」 真庭鳳凰「当たり前だ、生きているとでも思ったのか?これらは遺品なのだ。我が管理していた・・・・・・・・・・・・・・・(デデデに) 」 カービィ「 箱自体から怪しい雰囲気はしていたしね…。 」 デデデ「 うむむ…。だが、どうして墓もないんだゾイ? 」 カービィ「 何でだろう…何か深いわけがありそう 」 エスカルゴン「雰囲気からして重苦しいものになりそうなんで、聞きたい気はしないでゲスなぁ・・・ 」 真庭鳳凰「・・・・・・それは言えん、いわゆる極秘だ。ま、調べたければ己等で調べるが良い。 」 氷冬「うーん……気難しいわね、私には。(汗)(傾げる) 」 デデデ「 ふぅむ、本当に気難しいゾイ 」 カービィ「 子供だっていうし、簡単には言えるはずも無いよね…。 」 真庭鳳凰「そうだ、お主の言うとおり気難しい話だ。気にするでない。あと、へんな名前で呼ぶなよ?鳳凰って呼べよ?(汗)(氷冬に) 」氷冬「ピロリンリン、ピロリンリン♪…?(ポケットから携帯を取り出す)あ、スカーフィからのメールだ。……「フーナがおやつ作ったから一緒に食べよう♪今何処にいるの~?」だって…。(ほくそ笑む)ごめんね、なんか邪魔しちゃって。私友達のところに帰るから、またね…♪(鳳凰の台詞の前に走っていってしまう) 」 カービィ「 真庭、ハニワ、鼻毛…あ、何でもないよ 」 氷冬「ピロリンリン、ピロリンリン♪…?(ポケットから携帯を取り出す)あ、スカーフィからのメールだ。……「フーナがおやつ作ったから一緒に食べよう♪今何処にいるの~?」だって…。(ほくそ笑む)ごめんね、なんか邪魔しちゃって。私友達のところに帰るから、またね…♪(鳳凰の台詞の前に走っていってしまう) 」 デデデ「 難しい話は苦手だゾイ 」 エスカルゴン「では大王様、私研究があるんで先に帰っているでゲス(しっかしまだ気になるでゲスなぁ、とりあえず今までの情報をメタナイトに伝えて一緒に調べてみるでゲスか) (城へ戻っていく) 」 真庭鳳凰「(耐え忍べ・・・我よ・・・・・) 」 カービィ「 まったね~、元気な子だったね 」 真庭鳳凰「(炎を見て)・・・・知らぬほうがいい・・・歴史もある。(ボソリという) 」 デデデ「 よし、しっかりワシに役立つ研究を進めるゾイ 」 カービィ「 これで完全に灰になったね…。得体の知れないものでもあったし、これでよかったのかもね 」 デデデ 「 黒歴史という奴かゾイ、なんにせよワシの旺盛な知識欲はきえる事は無いがな。だっはっは 」 真庭鳳凰「調べるか・・・・・・・ま、よかろう。真実に辿りつけるなら調べるがよい。我は止めん・・・今はな。 」 続き……??
~デデデ城~
デデデ「 あぁ~…くそっ。暇スクランブルだゾイ(ゲームをしているが全て全クリしてしまった) 」
エスカルゴン「大王様、ちょっと聞いてほしいでゲス!(デデデの部屋をノックして) 」 デデデ「 おぅエスカルゴン、暇だからお前の殻の中身でも見せるゾーイ! 」 エスカルゴン「あーちょっ、大王様!それがでゲスね…歴史書と昨日の物々の情報を照らし合わせたら、ある人物って事が分かったらしいんでゲス 」 デデデ「 貴様ァ!わしの台詞をスルーしおってからに…何、それは本当かゾイ!?早く教えろッ(エスカルゴンを掴み) 」 エスカルゴン「アゲェッ…い、いえ、だから私じゃなくてメタナイトが真相を知ったと言う話でゲシて… 」 デデデ「 こんの相変わらずの役立たずめがぁーー!(エスカルゴンを壁に叩き付ける) 」
ブンッ!ドコォォォォオオォォン!!!!
エスカルゴン「えっ、ちょっ、やめ…アゲヘェェッ!! 」
デデデ「 お前など頼りにならん、今すぐメタナイトに聞いてくるゾイ!!(エスカルゴンを見下してからメタナイトの自室へ向かう) 」
エスカルゴン「あいてててっ…もー、いつもこれなんでゲスから・・・。まともに働いたらあの世~でゲス(愚痴りながらデデデについて行く) 」
デデデ「 おいメタナイト、居るかゾイ!?(メタナイトの部屋の扉を強くノックする) 」
ドンドンドォン!!!
メタナイト「 大王様、私は此処に居ます。それとノックが強すぎますよ(部屋の中から) 」
デデデ「 よし居るな。メタナイトよ、昨日の事の研究についてだが明確な察しはついたのかゾイ? 」 メタナイト「昨日の謎の箱についてですね。ええ、完全とは言えませんがかなり明確な答えが出す事ができました 」 エスカルゴン「たった一晩でもうでゲスか!?さっすがでゲスな… 」 デデデ「 だっはっは、そうかそうか!このアホキングとは大違いだゾイ。では早く教えるゾイ! 」 メタナイト「 とはいえ大王様、まずは私の部屋へお入りください。廊下で聞くのは大王らしくは無いと思われますが 」 デデデ「 おぉそうだったゾイ!大王たるワシがそんな行為などできんゾイ(部屋へ入る) 」 エスカルゴン「(今まで大王様は大王らしくない行為は無数にやってのけてるんでゲスがねぇ…) (入室) 」
ガチャッ、キィ…バタンッ
カービィ「 やっほ~、大王♪ 僕もメタナイトの手伝いをしてたんだ~(煎餅食ってるだけ) 」
ワドルディ「カービィは食べ物を食べているだけで、なんにもしていないんですけれど…。(歴史書のひとつを見ながら) 」 エスカルゴン「何だお前たちも居たんでゲスか、研究補助ご苦労さんでゲス 」 カービィ「 えへへ、そんなに苦労してないんだけどね 」 デデデ「 では早速そのお前の解き明かした真相とやらを聞かせるゾイ、メタナイトよ!少なくともエスカルゴンよりは期待しているゾイ 」 メタナイト「 ええ、ではお話します。…これはカービィ、前にまでこの世界に存在した「カービィ」に深くかかわりのある話でもある…心して聞け、カービィ(カービィを真剣な目で睨み) 」 カービィ「 えっ、あぁ…うん、分かったよ(汗) (煎餅の袋をとじる) 」 ワドルディ「 (メタナイト卿の目が変わりました…これは本当に重要な話なんですね…。) 」
メタナイト「 まずは…閣下、昨日の宝石の分析書を出して頂けませんか? 」
エスカルゴン「ああ、あるでゲス。これが七色の石の分析書類でゲスよ(書類をメタナイトに渡す) 」 メタナイト「 ありがとうございます。…やはり思ったとおりだ。この七色の宝石のような石は、元々は全て同じ大きさだったという事だ。 」 カービィ「 昨日見つけたのは小さかったけど…じゃあどうしてあんなに小さかったの? 」 エスカルゴン「何者かに壊さちまった可能性が高いでゲス。明らかに割れた跡のような歪な形だったでゲスからね 」 ワドルディ「 壊されたんですか…。この時点でもう悪い予感がします 」 デデデ「 それでその事項が今の真相にどう結びつくんだゾイ? 」 メタナイト「 この七色の宝石は昨日述べた通り「体の一部」です。それとこの他さまざまな分析でこの人物は「人型」であるのも確実です。もうこの時点で該当者は…絞られます 」 カービィ「 こんなのをたくさん付けてる人なんて普通居ないしね… 」 エスカルゴン「七色の羽根とかならともかく、そんな物を複数付けている生き物なんて私は現実で見た覚えがないでゲス 」 メタナイト「 そしてさらに「女性」、「幼児」、「青い眼球」の条件と照らし合わせると…歴史書に書かれている人物は…一人だ。これはあくまで私の予想だが、可能性は高い 」 ワドルディ「 一人って…もう確定じゃないですか! 」 デデデ「 それは誰なんだゾイ、早く教えろメタナイトよ! 」 カービィ「 それって…一体誰なの? 」 エスカルゴン「僅か一日でそこまで行くとは…恐れ入ったゲス 」 メタナイト「 種族は星の戦士と吸血鬼の間に生れ落ちた異型のハーフ、年齢は最終目撃時が2歳、そして性別は女性。名前は…「桃虹桜」だ 」 デデデ「 言い難い名前だな、舌周りが悪い奴だと舌を噛みそうだゾイ 」 エスカルゴン「あぁ、その名前は歴史書の至る所に載っていたでゲス。でも2歳ってそりゃ何かの冗談でゲしょうッ!それって外見がそうなだけじゃないんでゲスかぁ!? 」 カービィ「 に、2歳って赤ちゃんに毛の生えたようなものじゃん…本当に何でもありだね 」 メタナイト「 いや、本当の年齢も2歳だった様だ。この者はこの歳にして高い能力を持ち、この世界を幾度も守って来たと書かれている。それに加え実力はこの世界の中でも相当な強豪だったらしい 」 デデデ「 だはは、名探偵コ○ンよりも物凄いアンバランスさだな。 」 ワドルディ「 凄いと言うより、もう普通じゃありませんね。我々の常識が通用しません…。 」 エスカルゴン「し、信じられないでゲスなぁ…。幼稚園児どころかそりゃもう保育園児でゲス 」 メタナイト「 しかしこの者は突然この世界から姿を消した。原因は全く書かれていない。 」 エスカルゴン「無茶苦茶な素質を持って生まれて、突然消えて…つまりは最初から最後までよく分からない奴だったって事でゲスなぁ 」 メタナイト「 そしてこの者の情報に関してとても興味深いのが…カービィ、お前がこの者の父親であると書かれている事だ 」 カービィ「 えっ、えぇぇーーーっ!?僕が父親ぁ!? 何それ、意味わかんないってば!! 」 デデデ「 何ゾイそりゃぁ!カービィが繁殖行動をしたという事かゾォォーーイ!! 」 エスカルゴン「しかしカービィにどうやって繁殖行動が…あぁ、でも擬人化とかいうのをやれば可能でゲスか 」 ワドルディ「 それはちょっと…よく分かりませんね、それも「前の大王様」と同じように前のカービィが行ったことですか? 」 メタナイト「 その通りだ、この話はお前(カービィ)とは異なる話だ。だが前のカービィを含めこの者の家族は全員・・・死亡している。 」 ワドルディ「 え…そ、それは・・・。 」 エスカルゴン「な、何と言う…普通じゃなさすぎでゲスな 」 カービィ「 んだって前の僕も死んだの!?大王なんかよりずっと酷いじゃん…。 」 メタナイト「 この者は心優しさが強かった。だが守備的な戦闘以外は嫌う性格だったそうだ。精神面が弱い点があったと書かれている。最初は何度も自殺を図っていた程だと言う事だからな。 」 デデデ「 なんてネガティブな奴だゾイ、もっとワシのようにポジティブライフを送らないと人生損だゾーイ 」 エスカルゴン「(大王様のはポジティブの度を越している気もしないでゲスがねぇ) 」 メタナイト「 そして生命力も並大抵な物では無かったと書かれている。そして昨日も物々の様子から察すると…この者は今も苦しみ続けているか、死亡しているかのどちらかだな。 」 ワドルディ「 もの悲しげな雰囲気はありましたけど・・・ちょっと凄すぎますね、いろいろと 」 カービィ「 凄いと言うか、何かすっごい憂鬱な話…。 」 デデデ「 ぐむむむ…よぉし、この憂鬱なムードを取っ払う為にまた探検に行くゾイ! 」 エスカルゴン「あーはいはい、大王様ならそう言うと思ったでゲス 」 カービィ「 うん、僕も行くよ。今日はどこに行くつもり? 」 デデデ「 今回は以前中止した西の方の探索へもう一度出発だゾイ!おいエスカルゴンよ直ぐに車の準備をせぃ! 」 エスカルゴン「ただ今やりますでゲスよ~(車庫へと) 」 メタナイト「 私はもう暫くこの事について調べてみる事にする。この世界に関しての情報も得られるかもしれないからな 」 ワドルディ「僕もちょっと気になるんで…すいません、大王様(メタナイトと一緒に) 」 デデデ「 構わん構わん、留守番も勤めるのがお前たちの仕事だゾイ(車に乗り込む) 」 カービィ「 じゃあまったね~ メタナイト、ワドルディ~(車に乗り) 」 デデデ「 では出発だゾーーーイ!! 」 エスカルゴン「あい、お任せを~(発進) 」 |
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探索地域 | 備考 |
森林 | 食料調達の為による探索。偶然出会ったライオンカービィ?の協力により多量の食料獲得に成功する。(ライオンカービィの分の食料も掻っ攫って行った) |
カオス界西方地域・森林付近 | カオス界西方地域への本格的な探索。開始早々にウベイル?の襲撃に遭い、探索は中断。その後にフラウノス?、サキヘル&カブーラー?らとも遭遇する。 |
砂漠? | 砂漠地域の探索。途中遭遇したデザートマター?の案内により謎のピラミッド探索も行ったが、数々の罠に苦戦し途中で脱出。赤カービィ、ヨッシーらとも遭遇する。 |
名も無い湖 | デデデ城に近い湖での探索。かなり小規模な探索だったが、ある者の遺した箱を発見する。(その箱は後に真庭鳳凰の手により消失した) |
異次元世界? | デデデのみの探索。進入してすぐにメフィレスの手により脱出した |
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