「僕は……メフィレス…―――― 闇の…メフィレス…。」
原作
本名:メフィレス・ザ・ダーク
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ (2006年のゲーム)』に登場するキャラクター。
シャドウ・ザ・ヘッジホッグと瓜二つの姿をした黒いハリネズミのような姿をしている(外見は「
こちら
」)。
もともとはルージュがエッグマン基地から回収した“闇の帳”に封印されていた。その正体は10年前の事故で「イブリース」と分離した「
ソラリス」の片割れ。
カオスエメラルド?の力を使ってイブリースと融合し、再びソラリスに戻ろうと企んでいる。
皮肉にも過去世界でシャドウに封印され、現在世界でシャドウにより復活した。
シャドウの影を通して姿を具現化したため、姿が彼とそっくりな上に能力もコピーしている。一人称もそれに合わせてか「僕」である。
後に禍々しい容貌に変貌、特に針は結晶のようになり眼球も真っ赤になる(下記関連画像参照)
。
10年前の事故で分裂した時、元々は黒い液体のような姿だった。
イブリース - Iblis -
+
|
... |
「永遠の太陽」を意味するソラリスの 災厄の炎そのものであり 永遠の命を持つ。
未来世界を焼き尽くした恐怖の化け物。
その姿は、炎の巨体を持った化け物で、進化を遂げる度に様々な姿へと変貌を遂げる(外見は「
こちら
」)。
未来世界で猛威を振るい、シルバーにより倒されても何度でも蘇り、未来世界を荒廃させた。
その正体はメフィレス同様、10年前のソレアナ公国で行われていたソラリスを使った新エネルギーの実験の失敗で分裂したソラリスの片割れ。
カオスドラマでは『 闇からの侵略者編』にて、リンクの中から出てきた炎塊として登場。
メフィレス曰く、その昔、まだ目覚める前にケイオスに存在していた第二のイブリースを、未来を滅ぼす恐れがあると予知したリンクの父親が彼の中に封印した。
封印された器の力が弱まった時、即ちリンク自身が絶望に暮れた瞬間にイブリースの封印が解かれるようになっていた。
その事実を知っていたメフィレスは、リンクの前で彼の戦友である アオを殺害することで、イブリースの封印を解いたのである。
その後はメフィレスと一つとなり、ソラリスへと還る。
|
ソラリス - Solaris -
+
|
... |
今は存在しない小説掲示板にて原作のIFストーリーとしてこのソラリスの概要、そしてメフィレスが ケイオスへ訪れる前日譚が描かれた。
元々ソラリスは『ソレアナ王国』に眠っていた聖なる灯。
灯には様々な神様の魂が宿り、その火は永遠に消えることはないと謳われていた。
時空を歪め消失させるほどの力価を持ち、その力で亡くなった人を蘇らせる事も出来ると言われている。
しかし10年前、ソレアナ王国のとある研究員チームがソラリスを利用し膨大なエネルギー源を生み出す「ソラリスプロジェクト」を企画。
住民たちには反対されていたが、王の承諾を受けていたためプロジェクトは実行に移されたが研究は失敗。
ソラリスのエネルギーを吸収しても無くなることはなく、逆にオーバーヒートしてしまい、研究所は大爆発。
その衝撃でソラリスは二つの物体、黒い液体状の物体(メフィレス)と激しく燃える火球(イブリース)に別れてしまい、二つの物体は無意識に何処かへと姿を消してしまう。
しかしシャドウとシルバーの二人によって、二つの物体は「闇の帳」に封印され、深い海の底に沈められた。
その3年後、突然巨大な嵐が起こって海の底に沈んでいた闇の帳が陸に吹き飛ばされてしまい、落ちた衝撃で闇の帳が割れてしまう。
封印されていたメフィレスとイブリースは蘇るが、完全に復活できたのは前者だけで後者は不完全体のまま何処かへと姿を消す。
姿を消したイブリースを探すべく、メフィレスはソニックやシャドウたちと出会い、情報収集する。
そこで、イブリースを完全体にするにはカオスエメラルドが必要であることを知る。
それを知ったメフィレスはソニックたちを利用し、カオスエメラルドがあるという ケイオスへ訪れる。
『 闇からの侵略者編』のラストにてソラリスが復活し、カオス界の住人たちとの壮絶な激闘を繰り広げることになる。
異空間より隕石を呼び起こしたり、あらゆる物質を滅する閃光を解き放つ攻撃を行う。
第一形態はすぐに破られるも、本来の姿である第二形態では住人たちに圧倒的な差を見せつけた。
時空が消失した世界でソラリスが存在できる『意志』を アオや レイたちに破壊され、
本来の種火の姿に戻ったところを バルザにより壺に封印された。
『大乱闘カオスマッシュピード』でも再登場。
カオス・リ・マスターに召喚され、ゼローグ内部にてアオを始めとする住民たちの前に立ちふさがるが、激闘の末に倒された。
|
カオスドラマ
『
メフィレス襲来編』で
カオス界初の闇の者として、また列記とした敵キャラクターとして登場。
夜神月の前に突如として姿を現し、彼が所持していたデスノートを狙い、彼とその仲間たちの抹殺を企てる。
劇中では明かされなかったが、本当の狙いはデスノートに潜む強大な闇そのものであり、
それを取り込むことで
ケイオスに訪れる際に一度弱体化した自らの闇を増幅させ、力を取り戻すことが目的だった。
しかし地下世界での決闘にて、彼と
水男のコンビにより敗北。
その後は『
闇からの侵略者編』で復活し、
ヘルブラザーズや
ダークネスたちと計画を再実行する。
彼らの協力を得て闇の力を取り戻した後、災厄の炎「イブリース」と合体し、本来の姿である永遠の太陽「ソラリス」に戻るべく計画の大詰めへと踏み込む。
リンク?の目の前で
アオを殺害することで、リンクの体内に眠っていたイブリースを呼び覚まし、カオスエメラルドの力を使いついにソラリスへと還る。
その後、スーパー化した
アオや
レイ、
バルザの三人を始め、ソニック、
シルバー、リンクといった混沌世界の住人たちの壮絶な戦いの末に敗北し、
ソラリスの本来の姿である種火となったところをバルザによって壺に封印された。
『
闇の逆襲編』では、メフィレスがカオス界に襲来する前までの物語が一部描写された。
シルヴィ?とは地獄で知り合った悪友であり、彼を地獄から脱獄させた張本人でもある。
またメフィレスは、消滅直前に
アクネスやラクネスなどの自身の片割れを己の意思を継がせている。
他に
ザント?や
ダークマスター?、
サカキや
魅上照?といった人物とも深い関係を結んでおり、彼らの暴走を引き起こした元凶でもあった。
そして『
Lemniscate』にて現世に再び姿を現わし、『闇からの侵略者編』以来となる11年ぶりの復活を遂げた。
虚無空間にて
インフィニットと出会い、似た境遇を持つ彼に大いなる野望を持ち掛け、力を貸すと共に空間から脱出させた。
戦闘
闇を自由自在に操る能力を持つ。闇という不安定概念を応用することで様々な能力を発揮できる。
殺傷力のある闇弾や闇棘による物理攻撃や傀儡や下部を生み出す召喚能力、 対象の影に潜み、影を通じて自在に行き来する移動能力がある。
しかし、ありとあらゆる万物を呑みこむ底知れない闇を広げることで、相手の攻撃や能力者の能力を無効化する脅威の力を発動できる。
最終更新:2021年08月21日 21:57