音もなく神速移動をし、敵を翻弄する。
対象者を生かしたまま人体を鋭く切断する。その逆も可能。人体は分担されても意識は繋がっている模様。
この技の正体は実はとても強力な幻術の類で、実際キセル自身は何も斬っていないが相手は斬られたと強い錯覚を覚える。
敵が、分担された人体の意識が繋がっているように見えるのはそのため。
敵の脳を掌握して思惑通り(記憶の読心や削除、人格の洗脳など)に操ることができる。
ありもしない処にモノを転送させる他、対象との位置を転換させることができる。
敵の死角を想像(創造)し、それを実行に移すことで一撃で敵を仕留める。
刀による一閃から繰り出された斬撃が光の礫となり、それが一定時間内に輝きを増し大爆発を引き起こす。
それによって生じた煙を利用し、主に“死角構成”と併用する。
手の指を折り曲げた構えで敵の胸部に衝撃波の一撃を浴びせ、気絶させる。
気絶した相手に再び衝撃波を与えることで目覚めさせることができる。
敵の身体に触れ、体内に潜む気の循環を逆回転させることで、次に敵が技を繰り出す際相手自身に返って来る。
降り積もる雪を利用し大吹雪を展開させる他、対象の動きを完全に封じる事が出来る。
特定の空間に入ると同じ場所を永遠に歩くことになる(ポルポル現象に似た効力)。来た道へと戻ると空間から逃れられる。
戦闘においては相手が一度技を使用すると強制的にその技しか使用できなくなる。この場合、逃れられる術はない。
敵との距離が離れていればいるほど真価を発揮する。
いかなる遠距離攻撃をも完全に回避するが、詳細は不明。
刀による乱舞の最中幻により刀を握った腕が何本も出現し、それが実体化し乱舞を越えた凄まじい連続攻撃を与える。
刀と鞘を分けて投げ飛ばすと幻によってそれらが無数に分裂して敵の周辺を飛び交い、斬撃と打撃の嵐を与え続ける。
“脳内操作”で相手の記憶に干渉し、相手の抱いてきた最も見たくないものを記憶から引き出し、あたかも現実の様に見せる非道な精神攻撃。
目の前に菫色の渦を巻き、敵の身体能力を鈍らせる催眠術の様なもの。
また自分にその催眠かける事で精神を活性化させ、一時的に幻術の効果を上昇させる。
相手に小さな電撃を加える事で相手の身体能力を一時的に上昇させる。
ただし効果時間が切れると同時にその動いた分だけの激痛が相手自身に返ってくる。
幻影によって生成した津波を発生させて敵を翻弄し、その隙に刀から繰り出される衝撃波で一撃を叩きこむ。
衝撃波は津波と同じ動きをして進む為、見切れる事はほぼ不可能。
幻覚から生み出したモノを実体化させる幻術の基本系。
AS、ラーヴァ戦では月を飲み込む海獣「リヴァイアサン」を繰り出した。
自分に幻をかけることで受けたダメージを完全無視する。
オリジナル技。
劇中では自身の“集結爆破”とASの“エクスプロード”の相打ちにより織り合って生み出された。
空間に刻んだ一閃の切り口から垣間見えるの異空間より、万物を蝕む閃光を解き放つ。
オリジナル技。
巻き起こした猛吹雪を手繰り凍てつく竜巻を作り出し、その凄まじい遠心力を利用して巨大な雪結晶型チャクラムを二つ形作る。
そして吹雪の風によって激しい回転を帯びる二つのチャクラムを左右から挟み撃ちさせるように投げ飛ばす。
オリジナル技。
劇中では、ASから受けた雷撃を黒刀へ飲み込ませ、天へと解き放つことで落雷を生み出し、幾つもの稲妻を落として攻撃した。
禁術能力。
"定められた運命そのものに幻をかける"ことで強制的に運命を覆し、変化させる業深い能力。
対象は他者だけでなく自分に定める事も可能。
禁術能力。
掌に光を集束し解き放つ事で超爆発を引き起こす“集結爆破”の最上級。
星一つを優に滅ぼす破壊力を持つ。
禁術能力。
刀より繰り出された凄まじい一閃が地を這い、刀を鞘に納めた途端、星そのものが真っ二つに切断される究極剣術。
キセル自身が誇る最後の切り札であり、 物語を終わらせる力。
『 大乱闘カオスマッシュピード』での描写として、覚醒した状態で黒刀を空へと投げあてた後、
サマーソルトキックのように宙へ浮かされた刀を対象に向けて勢い良く蹴り飛ばし、突き刺したものを起点にあらゆるすべてを抹消する。
これは、キセルの挙動というより黒刀『 零 』そのものの能力と言え、その刀の名の通り すべてを"ゼロ"に変えるものであった。
何者にも防げるはずのない絶対処刑技であったが、上述したようにキセル自身が消すことのできなかったAS、そして彼を想う者が成した奇跡の一撃の前に失敗する。
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