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「光在らざれよ」

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cielenica

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森羅万象の主要たる一片が、この地獄(争乱)であると断じられれば。ひとが、はたして仕方がないものと諦め切れるのか。
答えは否、否、否である。なぜならひとは、そんな大それたことよりも自らの生存を優先するのが常であるから。
当たり前にある現象を前にして、死にたくない、生き延びたい、いっそおまえのほうが滅びてしまえ――そう願うことは、正しく自然だ。人類(ひと)個人(ひと)たり得ることは別として、やはり生命(ひと)として息づくならば、本能から畏怖し逃避を選ぶことは何らおかしくはないし、本来ならば責められようもない。
だのにどうして、戦いとは、争いとは殺し合いとは、こうも忌避されながら繰り返されていくのか。
これも当然だ。ほとんど誰もが同じ感覚を持っているからこそ、武器を取ることしか選べないのだ。倒される前に倒すべしと考える者が二人いれば、それだけで激突は起きる。この数値を十、五十、百、千と増やしていって起きることは、世界を巻き込む大戦乱だ。
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