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用語:黒羽晄輪の繭

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cielenica

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黒羽晄輪の繭(くろばねこうりんのまゆ)

信仰などまやかしだ、人間が生きるために必要な杖でしかない。
神生教団もそうなのだ。本来は道標をなくし――いや、そもそも存在しない者のためにある。

無意味な神秘と、無価値な霊験を纏い、それでも懸命に産声を上げ続ける子供たちのために。
これ以上のいったい何が……できると云うのだろう。

レプリカントβ製造設備、およびそれが安置されたファンタジニア王国の巨大な地下施設の通称。略称は『繭』
現代において人間から時々発生する種族、レーヴァテイルを人工的に創り出すという、倫理的観点から見て物議を醸しかねない代物。元々は六花・ティーガーデン戦争において、ティーガーデン陣営が兵力増強のために設計した大規模な研究設備だったとされ、その科学力はロストテクノロジーの領域に至っているほど。
少なくとも二千年以上が経過している現代でも十全に稼働する代物であり、初代国王パルテネイアスはその危険性を認める形で王都パルティナという「偽装・封印」を施し、子孫らがその存在が忘却して尚も長らく護られ続けてきた。

概要

レプリカントβを製造できる設備。基本的には一度作動すると自動で培養を開始、ランダムに織り込まれたHDデータをプリセットされたクリスタルを設計し、およそ一年ほどの時間をかけて工程を完了させる。
ステータスそれ自体はランダムだが、概ね高水準のスペックを維持しており、覚醒時点で十分に生きていけるほどの知識のバックアップも行なう。
なお、本来設備の作動と停止にはが必要とされているが、現代でそれは喪われており、止める手段もなく勝手に生産を続けてしまっている。神生教団はこの設備を把握しており、定期的に生まれてくる子供たちを引き取っては人間社会に紛れ込ませる措置を取ってきた。

ギオ・イクワイエス時点である程度『繭』の研究が進んでいたらしく(それら痕跡となる資料は破棄されてしまっているが)、フローエティカは自らの遺伝子データをもとにしたクリスタルを設計し、それを〈澪の御子〉の礎として残している。
本来ならば換えの効かないレーヴァテイルを即座に補充させる、戦力増強のための設備ではあるが、一方でフローエティカが上述した用途で使ったようにクローン人間製造の側面もまた持つ。
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