その他(サーチ/仲間呼び連鎖)

サーチ粘り

サーチ粘りは、第六世代オメガルビー・アルファサファイア(ORAS)で登場した図鑑ナビのサーチ機能を使った色粘り。高確率かつピンポイントに特定の色違いを狙えるのが特長。
事前にサーチレベルを上げておくことで色違いの出現確率がグンと上昇する。
サーチレベルを上げる作業でやや時間が掛かることもあるが、サーチレベルは上昇しつづけるため、やりこむ程そのポケモンの色違いが登場し易くなる。

サーチレベルについて

図鑑ナビモードに切り替えサーチを開始したとき、そのポケモンの現在のサーチレベルを確認できる。
右上に表示されているのが現在のサーチレベルである。
最初は何も情報が無いが、徐々に遺伝技や特性、持ち物、高個体値かどうかが判明する仕様。(レベル5で全て解放)

サーチレベルを上げる際の補足を以下に示す。
  • レベル1にするためには、まず対象ポケモンを捕獲や通信交換で入手して図鑑登録する必要がある。
  • サーチレベルはそのポケモンに出会うことで上がる。通常のエンカウントだけでなく、孵化や交換、トレーナー戦等でもカウントの対象。
  • 群れ遭遇で同じポケモンに5体遭遇した場合、サーチレベルは5上がる。狙いのポケモンが群れで登場するなら、群れ遭遇をしてサーチレベルを上げておくのも手。
  • 遭遇後、倒すor捕まえずに戦闘から逃げてもレベルは上がっている。
  • 連続で遭遇する必要はない。また、サーチレベルはポケモン毎に記録しているため途中ほかのポケモンに遭遇しても問題ない。

サーチ粘りの確率

サーチモードでポケモンと遭遇したとき、現在のサーチレベルにより色違い出現確率が決まる。相関表は以下。
サーチレベル100までは確率が順調に上昇するが、それ以降は50刻み、100刻みで確率がアップするため上昇幅は落ち着く。
ひかるおまもりの効力も重複する。()内がひかるおまもり有りの場合。レベル999に到達すれば1/173という高確率になるが、上昇幅が緩やかになることもあり大抵はレベル999に到達する前に光ることが多い。

連鎖について

余談だが、サーチ粘りにも連鎖の概念は存在する。
連鎖数を上げるには以下の条件が必須。
  • 遭遇したポケモンを必ず倒すか捕まえる
  • 「逃げられてしまった!」「反応なし」の表示を出さない
  • サーチモード以外で野生ポケモンに遭遇してはならない(スプレー系アイテムで回避可)
  • マップ移動をしない
  • トレーナーと対戦しない
  • 電源を切らない(スリープはOK)
なお、狙いのポケモン以外がサーチモードでヒットしてしまっても問題はない。
そのポケモンも狙いのポケモン同様、遭遇して倒すor捕まえればよい。
また、サーチしたとき「みつからなかった!」の表示が出ても連鎖は切れていない。

連鎖によって色違い出現確率を上昇させることが可能だが、実は49連鎖目と99連鎖目でしかその判定が働かない。
 49連鎖目⇒色判定回数+5
 99連鎖目⇒色判定回数+10
上述のように連鎖を用いてサーチ粘りをする場合は、連鎖の条件は粘る場所やポケモンによってやや厳しい場面がある。よって、最初から連鎖させずサーチレベルを上げることのみに専念するか、99連鎖目まで連鎖をして、それ以降はリセットしてやり直すなどしたほうが良い。

サーチ粘りの粘り方

準備するもの

  • スプレー系アイテム(必須)
 サーチモードで移動中にほかの野生ポケモンにエンカウントして時間をロスすることを防ぐため、スプレー系アイテムを用意することを推奨。また、連鎖を意識するなら必須。
  • 捕獲用ボール(必須)
  • シンクロやメロメロボディ(任意)
  • PP回復パワー(推奨)
 ※長期戦が予想されるためPP回復系のアイテムが重要。
  他ロムからPP回復パワーを送ることで無限回復。

手順

1.粘りたい対象ポケモンを捕獲等で図鑑登録を済ませる※サーチモード起動のために必須。
2.該当のポケモンが登場するエリアまで移動
3.下画面で図鑑ナビを起動し、サーチ対象のポケモンをタッチ
4.「サーチする」をタッチしてサーチ開始
 ・自分の周囲7~9マス離れた場所に出るため、その場所に出現できる草むら等が無いとサーチに失敗する。⇒「みつからなかった!」の表示
 ・サーチ後にポケモンを倒すor捕まえると次のサーチがヒットしやすい。
5.周囲で隠れているポケモンが出現するので近づいて遭遇
 ・走って近づくと逃げてしまう。周囲4マス以内に到達し「ゆっくり近づこう」の表示が出たらスライドパットを使い忍び足で近づく
6.遭遇後、連鎖させる場合は倒すか捕まえる。連鎖を気にしないのであれば逃げる
7.4~6を色違い出現まで繰り返す

サーチ粘りの参考動画配下。

仲間呼び連鎖

仲間呼び連鎖は第七世代サンムーン/ウルトラサンムーンで登場した色粘り。
野生ポケモンがピンチになると、別のポケモンを呼び出すという仕様がある。
呼び出した回数が連鎖数となり、色違いの出現確率を上昇させることが出来る。

仲間呼び連鎖の連鎖について

仲間が呼ばれ出現すると1連鎖となる。
連鎖数を稼ぐには呼ばれた仲間を倒し、再度呼ばせればよい。
仲間を呼ばせやすくするためには以下を意識すればよい。
  • 呼び出すポケモンのHPを赤ゲージまで削る
  • 道具「ビビりだま」を使う ※1度使えばOK
  • 「こうかばつぐん」の技で相手を倒す
  • 特性「いかく」「プレッシャー」「きんちょうかん」持ちのポケモンで戦闘する

仲間呼び連鎖の確率

仲間呼び連鎖の色違い出現確率は以下の通り。
~9連鎖まで  1/4096(1/1366)  色判定追加無し
10~19連鎖  1/819(1/585)  色判定+4回
20~29連鎖  1/455(1/373)  色判定+8回
30連鎖  1/315(1/273)  色判定+12回
このように30連鎖で色判定回数が13回、ひかるおまもりと合わせると15回になるため、歴代の色粘りの中でも相当効率が良い粘りである。

仲間呼び連鎖の粘り方

準備するもの

  • 連鎖用のポケモン
  • 捕獲用のポケモン(色違い出現時)
  • 捕獲用のボール(必須)
  • 道具「ビビりだま」(必須)
  • HP/PP回復用アイテム

長期戦となるため、PPが多い連鎖用ポケモンを用意することを推奨。PP回復系アイテム(ヒメリの実がおススメ)があると尚良し。

手順

1.狙いたいポケモンに遭遇(Aに遭遇したと仮定)
2.Aに対しビビりだまを使用
3.AのHPを赤ゲージまで削る(峰打ちがおススメ)
4.Aが仲間(Bと仮定)を呼ぶまで待機
 ・Bを中々呼ばずやることがない場合、ビビりだまを使用すると玉を消費せずに1ターン消費できる。よく使うテクニックなので覚えておくこと。
5.AがBを呼び出したらすぐさまBを倒す
 ・このとき、AがAと別種族のポケモンを呼ぶことがある。別種族のポケモンを残し、Aを倒してしまうと連鎖終了となるため注意。
6.色違いが出るまで4,5を繰り替えす

また、少し準備が必要となるが、簡単に連鎖を続けるコンボを使用してボタン連打のみで色違いを粘る方法がある。
仲間呼び連鎖で特に注意しなければならない点として、
呼び出すポケモン(上記でのA)の技PPを管理していないと、PPが枯渇し、悪あがきで自滅、戦闘が終了してしまう危険性がある。
その場合、Aに呼び出された同種族のBに代わりに呼び出してもらうよう、Aを倒し、Bにビビりだまを使用、HPを削り再度呼び出す準備をする必要がある。
ただし、定期的に上記対応をすることが面倒な場合、呼び出すAにPP無限回復のコンボを施すことで置物にしておくことが可能。
詳細は以下の動画より。
最終更新:2021年09月25日 17:01