―――夢を見た。
母が脳溢血により倒れて帰らぬ人になった。
その後、新たな夢のために日本を離れニューヨークへと旅立っていった自分。
でも、それは夢。
なぜなら、母は元気である。それに【世界に通用する女優】を夢見る自分がそう目指す夢を変えるはずがないから――――
母が脳溢血により倒れて帰らぬ人になった。
その後、新たな夢のために日本を離れニューヨークへと旅立っていった自分。
でも、それは夢。
なぜなら、母は元気である。それに【世界に通用する女優】を夢見る自分がそう目指す夢を変えるはずがないから――――
―――夢を見た。
とある島で美空小学校6年1組と2組の合計60人が【BR法】の対象クラスに選ばれて、殺し合いをすることとなった。
色々な出来事の果て、最後は長門さんのコルトM1911A1の弾を受け、どれみちゃんに謝ることができず無念の死を迎えた。
でも、それは夢。
なぜなら、この日本で生徒の殺し合いなんて政府が行うはずがない。なにより、自分は生きている。
とある島で美空小学校6年1組と2組の合計60人が【BR法】の対象クラスに選ばれて、殺し合いをすることとなった。
色々な出来事の果て、最後は長門さんのコルトM1911A1の弾を受け、どれみちゃんに謝ることができず無念の死を迎えた。
でも、それは夢。
なぜなら、この日本で生徒の殺し合いなんて政府が行うはずがない。なにより、自分は生きている。
パンッ! パンッ!! パンッ!!!
ただ、自分は夢と同じように銃を【撃てる】人間だった―――
そして、ブローニングHP…夢で自分に支給された武器と同じだった――――
そして、ブローニングHP…夢で自分に支給された武器と同じだった――――
☆彡 ☆彡 ☆彡
時は少し遡り―――
「どういうこと…」
困惑しながら草道を歩く少女。
名は瀬川おんぷ―――
美空市立美空第一小学校6年2組在籍。
人気チャイドルにして魔女見習いとして日々を過ごしていた。
奇妙な夢を見て、目を覚ますと見知らぬ草道に立っていた。
ご丁寧にパジャマではなく、普段よく着ているワンピースに紫のスパッツの格好―――
「殺し合い…ってそんなことできるわけないわッ!」
女優なら、殺人犯の役を演じることもあるかもしれない…しかし、これはドラマや映画ではなく、本物の殺し合い。
殺しなんてしたら、大好きなパパやママを悲しませる。そして、どれみちゃん…MAHO堂の皆に顔向けできない――――
おんぷは殺し合いにのらないことを決めると同時にデイパックの中身を確認する…と。
「これ…ッ!本物!!??」
おんぷが手にしたのは、拳銃…ブローニングHP。
夢で見た拳銃を見て青ざめるおんぷ。
「大丈夫…あれは…夢」
そう言い聞かせながら、おんぷは弾を装填すると、銃を固く握りしめる。
どうして、スムーズに弾を装填できるんだろう…その疑問を振り払い、
「どういうこと…」
困惑しながら草道を歩く少女。
名は瀬川おんぷ―――
美空市立美空第一小学校6年2組在籍。
人気チャイドルにして魔女見習いとして日々を過ごしていた。
奇妙な夢を見て、目を覚ますと見知らぬ草道に立っていた。
ご丁寧にパジャマではなく、普段よく着ているワンピースに紫のスパッツの格好―――
「殺し合い…ってそんなことできるわけないわッ!」
女優なら、殺人犯の役を演じることもあるかもしれない…しかし、これはドラマや映画ではなく、本物の殺し合い。
殺しなんてしたら、大好きなパパやママを悲しませる。そして、どれみちゃん…MAHO堂の皆に顔向けできない――――
おんぷは殺し合いにのらないことを決めると同時にデイパックの中身を確認する…と。
「これ…ッ!本物!!??」
おんぷが手にしたのは、拳銃…ブローニングHP。
夢で見た拳銃を見て青ざめるおんぷ。
「大丈夫…あれは…夢」
そう言い聞かせながら、おんぷは弾を装填すると、銃を固く握りしめる。
どうして、スムーズに弾を装填できるんだろう…その疑問を振り払い、
暗闇の草道を歩く。歩く。歩く。
「人?」
人がしゃがみこんでいる…
「あの…大丈夫ですか?あと、お尋ねしたいのですがここ、どこでしょうか?」
おんぷはしゃがみこんでいる男性に声をかけると…
「アアア…」
人がしゃがみこんでいる…
「あの…大丈夫ですか?あと、お尋ねしたいのですがここ、どこでしょうか?」
おんぷはしゃがみこんでいる男性に声をかけると…
「アアア…」
振り向いた男性の顔は、ひどく腐っていた―――
「アアアアア〜〜〜〜〜!」
言葉にならないうめき声を上げてよろよろと歩いてくる。
「こないでッ!これ以上、くるなら撃つわよ!!」
おんぷの警告にも男は意に介さず近づいてくる。
「……ッ!!」
言葉にならないうめき声を上げてよろよろと歩いてくる。
「こないでッ!これ以上、くるなら撃つわよ!!」
おんぷの警告にも男は意に介さず近づいてくる。
「……ッ!!」
パンッ! パンッ!! パンッ!!!
☆彡 ☆彡 ☆彡
「はぁ…はぁ…はぁ…」
銃弾を受け、地面に伏した男の人――――
(撃った…人に銃を向けて私は撃った…あの夢のように……)
おんぷは、呆然とその姿を眺め、銃口から煙が立ち上る。
だが、直後、衝撃が走る―――
銃弾を受け、地面に伏した男の人――――
(撃った…人に銃を向けて私は撃った…あの夢のように……)
おんぷは、呆然とその姿を眺め、銃口から煙が立ち上る。
だが、直後、衝撃が走る―――
「ア…アア…アアアア〜〜〜!」
「ッ!!??そんな!!」
撃たれた男の人が何事もなかっかのようにおき上がってきたのだ!!
「い…いや…こないで…」
おんぷは有り得ない出来事に腰が抜けたのか地面に座り込む。
「アアアアア〜〜〜〜!!」
男はおんぷに近づく……
「いやああああ!!!」
もう、駄目――――おんぷは死を覚悟する…そのときッ!!
「ッ!!??そんな!!」
撃たれた男の人が何事もなかっかのようにおき上がってきたのだ!!
「い…いや…こないで…」
おんぷは有り得ない出来事に腰が抜けたのか地面に座り込む。
「アアアアア〜〜〜〜!!」
男はおんぷに近づく……
「いやああああ!!!」
もう、駄目――――おんぷは死を覚悟する…そのときッ!!
「Hey, I borrow the gun」(ちょっと、その銃かりるわよ)
そう言うと、女性はおんぷの銃を取り―――
そう言うと、女性はおんぷの銃を取り―――
「Is the man letting a woman cry not popular?」(女を泣かせる男はモテないわよ?)
パンッ! 弾は男の眉間にヒットするッ!!
男は仰向けに倒れると、二度と起き上がることはなかった……
男は仰向けに倒れると、二度と起き上がることはなかった……
☆彡 ☆彡 ☆彡
時は少し遡り――――
「ここは…?ラクーンシティじゃない…?」
女性の名はジル・バレンタイン。
アンブレラが人間をゾンビ化させるウイルスや生物兵器を開発していることを知ったジル。
その後、住んでいるラクーンシティは様々な要因が重なり、ゾンビで溢れる死の街へと変貌し生き残るべく脱出を開始した。
アンブレラが【S.T.A.R.S.】抹殺するために投入した兵器【ネメシス】の追撃を逃げる最中、ジルはTウイルスに感染して意識を失った。
女性の名はジル・バレンタイン。
アンブレラが人間をゾンビ化させるウイルスや生物兵器を開発していることを知ったジル。
その後、住んでいるラクーンシティは様々な要因が重なり、ゾンビで溢れる死の街へと変貌し生き残るべく脱出を開始した。
アンブレラが【S.T.A.R.S.】抹殺するために投入した兵器【ネメシス】の追撃を逃げる最中、ジルはTウイルスに感染して意識を失った。
(Tウイルスに感染して、私は意識を失った…今のところ、私自身の体に変化は見られない…どういことかしら?)
ジルが意識を失っている間、カルロスの懸命な行動により、完成したワクチンの力でジルの体内に抗体ができ、九死に一生を得た。
残念ながら、ジルはそのことを知らない……
残念ながら、ジルはそのことを知らない……
(ここが、どこかはわからないけど、殺し合いを容認するわけにはいかない――――)
ゾンビが闊歩する死の街から見知らぬ島に舞台が変わってもジルのやるべきことは変わらない。
罪なき市民を守る――――【正義の心】
罪なき市民を守る――――【正義の心】
(あれは…ゾンビッ!?)
草道を歩いていると、あの忌々しい洋館事件にラクーンシティで嫌というほど目にしたゾンビの姿があった。
(それに…あれは、子供!?)
ゾンビの歩行の先には子供が座り込んでいた。
草道を歩いていると、あの忌々しい洋館事件にラクーンシティで嫌というほど目にしたゾンビの姿があった。
(それに…あれは、子供!?)
ゾンビの歩行の先には子供が座り込んでいた。
「You ask, and be in time!」(お願い、間に合って!)
☆彡 ☆彡 ☆彡
そして、今に至る――――
ゾンビを撃退して、ジルとおんぷは近くにある適当な大きさの石に腰を下ろす。
互いに簡単な自己紹介を済ませた後、ジルは話を切り出す。
互いに簡単な自己紹介を済ませた後、ジルは話を切り出す。
「Is it good Onpu?(いいおんぷ?)
Though it is cruel, you of the primary schoolchild cannot survive when you cannot fight here」
(小学生のあなたには酷だけど、ここでは、戦えないと生き残ることができない)
Though it is cruel, you of the primary schoolchild cannot survive when you cannot fight here」
(小学生のあなたには酷だけど、ここでは、戦えないと生き残ることができない)
「……」
ジルの言葉に耳を傾けながら真剣な表情で聴くおんぷ。
「Of course I protect you with every effort!」(勿論、あなたのことは私が全力で守るわ!)
「But I may die」(だけど、私が死んでしまうこともあるかもしれない)
「Therefore of course is it accepted ... ... that I am going to tell you as much as possible between time that I am told though I think that I will tell you strictly?」
(そこで、私が教えられることは、時間の合間に出来る限り教えようと思うの…もちろん、厳しく教えることになるとおもうけど…受け入れられるかしら?)
ジルの提案におんぷは……
ジルの言葉に耳を傾けながら真剣な表情で聴くおんぷ。
「Of course I protect you with every effort!」(勿論、あなたのことは私が全力で守るわ!)
「But I may die」(だけど、私が死んでしまうこともあるかもしれない)
「Therefore of course is it accepted ... ... that I am going to tell you as much as possible between time that I am told though I think that I will tell you strictly?」
(そこで、私が教えられることは、時間の合間に出来る限り教えようと思うの…もちろん、厳しく教えることになるとおもうけど…受け入れられるかしら?)
ジルの提案におんぷは……
「はい!…覚悟はできています!!私はどれみちゃん…友達に会うために生きます!!」
おんぷの覚悟を決めた姿に……
「O.K. Sure. Thank you! Onpu」(わかったわ!よろしくね!おんぷ)
ジルの差し出した手をおんぷは握り…
「こちらこそ、よろしくお願いします!ジルさん!!」
ジルの差し出した手をおんぷは握り…
「こちらこそ、よろしくお願いします!ジルさん!!」
日米の同盟がここに組まれたッ!!
【C--3/草道】
【瀬川おんぷ@おジャ魔女どれみドッカ〜ン!】
[状態]:健康
[装備]:FN ブローニング・ハイパワー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2(本人確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:生きて帰る
1:ジルと行動を共にして強くなる
[備考]
参戦時期は33話以降43話前。
ジルには自分が魔女見習いであること・奇妙な夢のことは伝えていません。
FN ブローニング・ハイパワーを難なく扱えたこと・銃を撃てた自分に若干、戸惑いがあります。
ジルとは、会話が難なく行えています。(英語が日本語に訳されている)
[状態]:健康
[装備]:FN ブローニング・ハイパワー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2(本人確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:生きて帰る
1:ジルと行動を共にして強くなる
[備考]
参戦時期は33話以降43話前。
ジルには自分が魔女見習いであること・奇妙な夢のことは伝えていません。
FN ブローニング・ハイパワーを難なく扱えたこと・銃を撃てた自分に若干、戸惑いがあります。
ジルとは、会話が難なく行えています。(英語が日本語に訳されている)
【ジル・バレンタイン@バイオハザード RE:3】
[状態]:健康
[装備]:コンバットナイフ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2(本人確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合いを打破する
1:おんぷを守る
2:情報を集めつつ、時間の合間におんぷを鍛える
[備考]
参戦時期はカルロスがワクチンを打ち、意識を取り戻した直後
Tウイルスに対する抗体を持っている(そのことにジルは気づいていない)
おんぷが魔女見習いであることは知りません。
おんぷと難なく会話ができています。(日本語が英語に訳されている)
[状態]:健康
[装備]:コンバットナイフ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2(本人確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合いを打破する
1:おんぷを守る
2:情報を集めつつ、時間の合間におんぷを鍛える
[備考]
参戦時期はカルロスがワクチンを打ち、意識を取り戻した直後
Tウイルスに対する抗体を持っている(そのことにジルは気づいていない)
おんぷが魔女見習いであることは知りません。
おんぷと難なく会話ができています。(日本語が英語に訳されている)
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