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  • ウマ娘化したコントレイルくんを妄想しようの会 @ ウィキ
  • ~99冠目までのSSまとめ

ウマ娘化したコントレイルくんを妄想しようの会 @ ウィキ

~99冠目までのSSまとめ

最終更新:2022年02月16日 14:50

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

SSまとめ

スレでお出しされたSSをまとめるページです。
出された概念はあくまでも人それぞれであり、あなたの概念を否定するわけではありません!

90冠目

+ ブロコレクラブの勧誘
90冠目 11

「ステラヴェローチェ君!良い走りだね!」
「ブロコレクラブのジャケットだよ」
「え…??」
「おや、似合うじゃないか!」
「ぶ、ぶ、ブロンズだけじゃないやーい!」

🥈
「あ」

「ブロコレクラブ入りおめでとう!」
「ま、気長に頑張りましょーや」


+ ワープレとブーケ
90冠目 26

ワープレ「悪いけど、私たちこのあと用事あるから」
男「」スゴスゴ

ブーケちゃん「いつもゴメンねプレミア。私、お誘いを断るのがヘタみたいで…」
ワープレ「別にいいよ。いいけどさ…なんで二人でいても声をかけられるのはいつもブーケなんだろうね…」
ブーケちゃん「そんなの決まってる。プレミアがあまりにかっこよくて、みんな気後れしてしまうのよ」
ワープレ「喜んでいいのかな、それ…」


+ オニャンコポンさん京成杯優勝おめでとう 作:ss注意!
90冠目 103

📞「オニャンコポンさん京成杯優勝おめでとうございます!」
オニャンコポンちゃん「…私の名前を聞いて笑わなかったの、アナタがはじめてよ…」
📞「何を言っているんですか!オニャンコポン、アカン語で偉大な者を意味する、ガーナの天空神だから素敵な名前じゃないですかもっと誇っていいんですよ!ほら、勝ったなら笑顔!」
オニャンコポン「はい…コントレイルさん!ありがとうございますこのお礼はいつか必ず!」

📞「ふふっじゃあこれからはフライトの安全を祈らせてもらうわね!」
📞「なむあみだぶつー神様仏様オニャンコポン様ー次の旅行を無事にできますように!」
「ええ…」


+ プイプイアイランド
90冠目 107

無人島に謎の建築物…
プイ「え…何この…何…?」
???「ゼロから開拓って話だったが興が乗っちまってよー。アタシが用意した障害物を潜り抜けて上まで上がってきてくれよな!」
🐴「親友殿、ちょっと火薬の量が多すぎやしないかい?」
プイ「待って。今火薬って言った。ちょっと、安全性どうなってるの?答えろォ!ゴルシィィ!」


+ キンイロな食卓 豪華海の幸編
90冠目 127

キンイロな食卓 豪華海の幸編

メロディーレーン「すごーい!芸能人のお正月みたいだよー!」

😷「何をしでかしたらこんなものが用意できる身分に変身できるんスか?正直に吐くっス」

ユーバーレーベン「そんな…ボスがとうとうお縄につくのか…それとも高飛びか…」

リョテイ「何をほざくかアホたれども。これはゴルシの知り合いの漁師さんを二人で何日も手伝って、それで譲ってもらったもんなんだよ」

ユーバーレーベン「ゴルシの人…今日は来ないのか?」

リョテイ「ああ…奴なら今朝も船に乗ってた。『この風…大物がアタシを呼んでる』ってな」

同 121

三冠バ会:高級料亭や三つ星レストランなどを会場にして、URAを中心にした会食。ごく一部を除いて「食べた気がしない」らしい。
トリプルティアラ会:ホールを借り切ってのパーティー、来賓は放送関係者や芸能業界などがメイン。華やかなイメージでちょくちょくエスコート役としてトレーナーが駆り出される。
シルコレ会:カレンブーケドールを中心にした料理上手が腕を振るいあう、互いに腕を競うのでプロ級の腕前に至ったメンバーもいる。キンイロ組組長が料理をかっさらっていくことが悩みの種。それはそうとして顔の広さを利用して高級食材を提供してくることもあるので怒るに怒れない。
ブロンズ会;ナイスネイチャを初代会長とした家庭料理が得意な集団。基本ゆるいのでホームシック気味のウマ娘が現れて心とお腹を満たして帰っていくことがおおい。タッパーにミチミチに料理を詰めるキンイロ組組長が名物で、気が向いたらどこかから調達してきた高級料理を置いていくこともある。
キンイロ組:某プレハブや新築ボロアパートなど決まった会場は持たない。メンバーは男子高校生レベルの食欲の持ち主のため作る料理や用意するものはとにかく量重視。組長がどこかから持ってきた料理はいつもレベルが高いのでありがたがってるが、ウニやら伊勢海老やらが満載の船盛の時はマジの盗難を疑ってピりついた空気が流れた。


91冠目

+ リーディング
91冠目 61

ガラッ
ラヴズオンリーユー「話は聞かせてもらったわ!!騎手の話をするのに避けては通れないのがリーディングよ。2021年のリーディングジョッキーはC.ルメール、圧巻の199勝。1位も納得ね。でも、2位は日本人よ。誰だか分かる?そう、川田将雅よ(ドヤ顔)。136勝を挙げたけど、これはルメール騎手が802回騎乗したのに比べて478回しか騎乗していないのにこの数字なのよ(恍惚)。勝率にするとルメール騎手の0.248に比べてゆーがの方が0.285、勿論堂々の1位ね(歓喜)。その実力を証明するように、今年2022年のリーディングは現在ゆーががトップよ(絶頂)。これからのレースも、目が離せないわね!」
コントレイル「…」ミキサーウイーン
エフ「…」ボリボリボリボリ
プボ「…にんじん、いります?」
ラヴズ「…………10本頂戴。」


+ ユーバーレーベンちゃん概念
91冠目 115

ユーバーレーベンちゃん概念を愛でてくれてありがとう。色々自由にやって頂けたらと思います。一応自分のほうでいつも書いてるのはこんな感じでやってます。


ユーバーレーベン「ゴルシの人、そう言えば白い子がゴルシの人にTシャツ以外はどうやって破るのか聞いて欲しいって言ってたぞ」

ゴルシ「あー…まずあのイタズラは乱用しちゃなんねーんだ。アタシもやった後はすげえ怒られたからな。今はバラエティ番組でもスレスレの、禁断の技なんだ。みだりに使わないように言っておいてくれ」

ユーバーレーベン「ゴルシの人も大変なんだな。わかったぞ。でもユーが言っても多分聞かないから、あのおじいさんに頼むしかないなー」ムムム…

コンちゃん「そもそもゴールドシップさんは、なんでそんな技をソダシちゃんに伝授しちゃったんですか!?」

ゴルシ「いやー最初は真面目ちゃんだと思ってたからよー。もしかするとアタシは、とんでもねー怪物を目覚めさせちまったのかもしれねーな…」(遠い目)


+ レイパパレださT概念
91冠目 134

レイパパレ「なっ…!ダサくないですけど!…

ねぇコントレイル、私のこのシャツダサいかな?」

コンちゃん「あー。個性的でいいと思う…よ…(曖昧な笑み)」

レイパパレ「ダサかったんか…!私のこのシャツダサかったんか!?ラヴズオンリーユーは『あなたにとてもよく似合っているわよ』って言ってたのに…」ガーン

コンちゃん「あ、それは思う。募金を呼び掛ける人みたいで」

レイパパレ「24時間テレビじゃん!私だけ24時間どころか365日やってたんか!?一人地球救いっぱなしだったんかー!」ガビーン

コンちゃん「そんなに着てるの?そのTシャツ…」


※黒船来航Tシャツは色も柄も結構なバリエーションがあるゾ

同 129

レイパパレは黒船来航Tシャツを愛用していてダサT断固拒否してる気がする。

同 130

黒船来航Tシャツがダサくないと申すか

同 135

これも全部

一

着

至

上

主

義。

が悪いんだよ


92冠目

+ 浜辺で声を掛けられた
92冠目 26

泳ぐ前のストレッチしてたら男グループから声をかけられ
「えっナンパ!?」って焦るコンちゃん(こんなの初めてされたな…って思ってるプイ)
揉め事になったらどうしようと思ってた矢先かけられた言葉は
「君たち二人だけ?お父さんとお母さんはどこかな?」というオチが毎年あるコンプイ


+ クロノさんの水着
92冠目 56

コントレイル「クロノさん網目模様の水着着てる~」
ラヴズ「うっ!?」
プボ「❗⁉️…はい、ラヴズ先輩解説お願いします!」
ラヴズ「……あの模様はね、網目じゃなくてディオールってブランドのオブリークっていうのよ。値段は調べないように。」
コントレイル(トレーナーさんのプレゼントなんだろうなあ)
プボ(とりあえず死ぬほど高いんだろうなあ)

同 57

困ったな…10万軽く飛ぶぞ…

同 58

見てきたけどビキニタイプのやつ上下合わせて12万行くのな…たっか…

同 84

ざっくり見て来たけど造りはすごく丁寧だと思う。

局面が強い形なのにパッと見ロゴがきれいに連なるように作るのはブランドの底力だと思う。

しかも伸び縮みする生地(ナイロン+ポリウレタン)でやってるのは覚悟完了しすぎですね……

伸縮するってことは縫製で歪む可能性が高いんです。

つまり加工~裁断~縫製がそこらのアパレルだと相手にならないレベルの商品です。

値段の価値はあるかどうかはわからないですが、安くは出せない代物ですね。

同 90

まさか服飾の有識者までいるとは・・・


+ 前が壁!なウマ娘でもビキニは勿論着れますとも
92冠目 111

コントレイル「説明しよう。前が壁!なウマ娘でもビキニは勿論着れますとも。ブカブカなせいで上からアレコレが見えてしまわないように、首まで布が延びているホルタータイプのものをつけます。次に寄せて上げるタイプのブラが仕込まれたものにします。更にはフリフリデコデコで形を誤魔化しまくりましょう。最後にさらっと上着を羽織ってはい、できあがり!」
プボ「はえ~」(シンプルなビキニ)
コントレイル「…」


+ 同期のお疲れ様スパ編
92冠目 113

同期のお疲れ様スパ編
グラン「ふん!」(ぽーじんぐ中)
ラヴズ「恥ずかしいから着替えてからやりなさい、おバカ」ポスッ(丸めたタオルを頭に置く音)
グラン「はー?わたしのボディはげーじゅつひんなんですけど!だれにみられてもはずかしくないんですけど!」バーン
クロノ「み、見られてもって…そんな…はしたないよグラン…」
ラヴズ「肉体が美しくても行動が恥ずかしいっつてんのよこの頭マイル娘」(お子ちゃまマントタオルを上からかぶせる音)
ブーケ「うーん…またサイズ合わなくなったかも…」


+ 漢ユーガ
92冠目 157

グラン「じゃーん!これがわたしたちないすばでぃずのベストショットなんですけど」ピョンピョン(水着集合写真の提示)
ラヴズ「ちょ、ちょっと待っ」
ユーガ「ん?…ぁ
ラヴズ「一言でも感想を口にしたらkrsね」(全力スマイル)
(黙って返却する漢ユーガ)
グラン「おとめごころはふくざつってわけね」ヤレヤレ
ラヴズ「そのムッカつく顔と仕草を今すぐやめなさいグランアレグリア…」


+ 量産型ロボ・ユーガくん(本体価格198000円)
92冠目 159

ラヴズトレ「俺よりそのボロボロのロボットの方が可愛がられてる気がする…」
ラヴズ「嫉妬してるの?」
ラヴズトレ「いや、そりゃ、俺は君のトレーナーだし多少は思うところも…」
ラヴズ「へぇ…気持ち悪いですよ♥️」ニチャア…

同 148

愛を忘れたサイボーグが「君だけを愛する」という名前の馬に乗ってハートマーク作るレベルにまでなる現実文庫の作品はみんな大好きだろ?

同 149

でもジュニア時代に愛想のないのを気にして営業スマイルの練習台にしてた量産型ロボ・ユーガくん(本体価格198000円)がいつの間にか特定人物っぽく飾り立てられていくのとかいいと思うんですよ
そうは思いませんかラヴズ姉さん

同 156

多分ブリーダーズカップ勝った後は頭に造花のっけられておててをハートマークにされているロボユーガ君


+ ソダシちゃんの心の内
92冠目 182

情けない姿を見せない。そう誓ったはずなのに…
君が居なくなって、私は走り方が分からなくなった。
何をどれだけ試しても、走る場所を変えてみても
自分の体じゃないみたいに、うまく動かない。
「レイナス…」
誰と走る時も感じていた。ゴールを前にした瞬間、背後から猛然と迫り来る圧力。見なくても分かる優雅な姿が、風を切りながら私を捕まえようとやって来る。私は負けまいとギアを上げる。
「………」
今の私はひとりぼっちだ。レースに出ても心の熱が戻って来ない。誰もが孤独と戦いながら走るという。私だけがそれをサボってきたのかも知れない。だって私の心はあの日からずっと、彼女と共にあったのだから。

というソダシちゃんの心の内のライバルへのクソデカ感情についての妄想


93冠目

+ ゴールドシップへの重い矢印がつい漏れてしまったキズナSS
93冠目 132

深夜なので、ゴールドシップへの重い矢印がつい漏れてしまったキズナSSを供養したいと思うのだが女々か?

同 135

"1番のウマ娘"

「ユーのおふくろ様について教えて下さい。」練習終わりにユーバーレーベンに呼び止められたキズナは、いきなりの質問に思わず自分の顔が歪むのを抑えられなかった。
「えっと…ズナは、たった2回しかユーちゃんのおふくろシップ様と一緒に走ってないから、全然彼女のことを知らないズナね~」
慌てて誤魔化してみたが、全くユーバーレーベンには全く通じない。
「大丈夫です。ユーにはその2回で充分ですから。」
おっとりした外面に似合わない頑固な眼差しに晒されて、忘れたと思っていた古傷が痛みだす。
「…仕方ないわね。その代わり、本当にその2つのレースのことしか話せないから。」
ズナ言葉を忘れていたことに気付き、急いで「それでもいいズナね?!」と言うと、一転してユーバーレーベンは人懐こい笑みを浮かべて私を見上げる。
私はつっかえつっかえしながら、古い古い記憶を語りだしたのであった…

同 136

最初の印象は最悪であった。

「ふっざけんなフェノーメノ!!!いくらこのゴルちゃんのお尻がキュートだからっつったってよお、やっていいことと悪いことがくぁwせdrftgyふじこlp」

出遅れたせいで最後尾を走る彼女は、ずっと意味不明な言葉を喚きながら走っていた。最後尾2番手でじっくりレースを運んでいく積もりであった私の神経は、そのことでずいぶんと逆撫でされたものであった。ただでさえ私はこのレースの一番人気。みんなの期待に応える必要があり、カリカリしていたからだ…。

「うるさいわねあなた!レースに集中したらどうなの!あなた2番人気なんでしょ!!ちょっとはその自覚を持ったらいかがかしら!!」

「あ゛あ゛ん!?2番だろーがニシンだろーがそんなんしーらねー!ゴルゴル様はいつだってフリーダムのユニバースなんだからな!人様に指図される筋合いはねーなあ!!!」

呆れた私は何とかレースに集中しようとしたが、その後も精彩を欠いて結局4着。

挙句の果てにこのレースで骨折までしたものだから、私はゴールドシップを天災か何かと思うことにして、その年の天皇賞春は忘れ去ることにしたのだ…。

同 137

だが、次の年の天皇賞春。私の目の前ではあの天災がゲートを目の前にしてゴネにゴネており、みんなのスタートを散々に遅らせていた。そしてレースが始まると1枠1番にも関わらずやる気のない顔をして、2番手でレースを運んでいる私のはるか後ろの最後尾を、いかにも怠そうに走っていたのだった。

「…もう…この辺でいいズナ?」

私はタメ息を吐く。ユーバーレーベンはびっくりした様子だ。

「えっ…でもこれからがお話の盛り上がるところじゃ…?」

「そっからはズナじゃなくても他のみんなが話してくれるズナ。愉快で最強でギャグの塊みたいなゴールドシップを。でも、私が見たゴールドシップは気難し屋で、レースが大嫌いで、勝利ってものに1ミリも興味がないように見えるウマ娘だったズナ。」

「じゃあ…おふくろは、どうして…そんなに嫌いなレースを走ってたのに、あんなに強かったのでしょうか?」

「さあ?グランちゃんみたく上手く騙されてたズナかね?」

腑に落ちない顔のユーバーレーベンにじゃあね、と言って私は家路へとつく。

仕方ないじゃない。私だって腑に落ちていないのだから…上手く答えられるはずがないわ。

同 138

あの時、ゴールドシップに翼を授けたのが観客の歓声だったのだとしたら…観客の期待と声援だったのだとしたら…そのために嫌いなレースでも走っているのだとしたら…

1番人気の私の方が、レースが好きな私の方が、もっと期待されて、もっと応援されているのだから、もっと!速かったはずなのではないか?

どうして。どうして…。


とぼとぼ歩くキズナを、夕日が優しく包んでいく。

同 139

おわり。引退レースで見てしまった光景のせいで、深々と脳を破壊されたキズナのSSでした。


94冠目

+ コン×ラララ
94冠目 56

ラララ「こんなお洒落なカフェでランチなんて、普段は考えられないからちょっとドキドキするなあ」
コンちゃん「あれ、ちょっと意外です。結構お店とか詳しいイメージでした」ストローチュー
ラララ「憧れはあったんだけどね。ブエナさんと一緒だと食べ放題のお店とか…あとはすた丼だから」
コンちゃん「すた丼…」


+ もっこもっこ/燔祭の子羊は 作:交差点の人
94冠目 60

唐突に失礼
クロノ姉さんと同衾する話を書いたのだが需要はあるだろうか

同 63

そらもちろんトレーナーくんよ
というわけで投下していくぜ

同 64

もっこもっこ/燔祭の子羊は

「一緒に寝てくれるかしら」

「……は?」

 唐突に何を言い出すんですか、この人。昔話でももうちょい脈絡ってものがあると思うんですけど。
 何が何やら飲み込めず、ただ彼女と至近距離で見つめ合うことしばし。たっぷり数秒が経過したあと、彼女はようやく己の発言の頓珍漢さに気がついたらしい。

「いえ、その。もちろん、そういう意味ではなくて──そう、ソフレというやつです。知っているでしょう?」

「個人的にはバブのほうが好きだけど」

「入浴剤の話じゃないのよ」

 顔を真っ赤にして否定する中でも、突っ込みの心は忘れていないのか。それはそれでありがたいが、さりとて今はこちらの話だ。

「なんだっけ、添い寝フレンド? ただ男女が寝るだけの関係ってやつだっけ。一晩だけ寝て、朝になったら後腐れなく別れる感じの」

「言い方にとてつもない悪意を感じるけれど……ええ、だいたいそんなところよ。ハレンチな話じゃなく、ただ同じ布団で寝るだけの関係。健全でしょう?」

「同衾の時点で健全とは言い難いと思うんけどなぁ……平安時代ならほぼほぼ婚姻じゃないかな、それ」

「歌も贈らずに婚姻が成立するものですか。そもそも同衾なんて、さほど珍しいことでもないでしょう? ヘンに意識するからおかしなことになるだけで、冷静に考えれば大した問題じゃないって分かるはずよ。カンガルーだってしてるのだから、ウマ娘に出来ないはずがないわ」

「有袋類に対抗意識燃やされてもなぁ……」

 何やら開き直ったのか、彼女はふんすと鼻息ひとつ。胸を張るのは結構だが、その理論でいくと歌を贈ればOK、ということにならないだろうか。
 というか、だ。唐突にこんなことを言い出して、何を企んでいるのかは知らないが。

同 65

「わざわざそんな言い訳しなくても、普通に布団に入ってこれば良いんじゃないかな。仮にも同棲してるんだから、それくらいはセーフラインだと思うんだけど」


「…………っ、それ、は──そう、なのだけれど」


 そう。そもそもの話、俺と彼女の同棲生活はもう一年になろうとしている。そんな関係性の男女が、同じベッドで眠っていないというのもおかしな話だ。

 学園を卒業してすぐ、彼女は俺の家に生活の拠点を置くようになった。周囲の人間も、ともすれば俺自身も、あんまりのとんとん拍子に驚いたものだが……どうやら、あんまりにも早く進みすぎたようで。

 周りからは事実婚だなんだと言われているのとは裏腹に、その実態はどこまで行っても「トレーナーくん」のまま。未だに寝床すら別なのだから、これでは普通以上に狭苦しいシェアハウスだ。テラスハウスどころか、スペースがあるならテラスをハウスにしたいくらいなのである。

 流れで同棲することになったとはいえ、この状況は彼女の意に沿わないものなのかもしれない。日夜その疑問に頭を悩ませていたところに、今回の“これ”が飛んできたのだから、面食らうのも無理はないというものだろう。


「とにかく、今晩は私のベッドに入ってきていいことにします。この季節じゃ敷布団も冷えるでしょう?」


「……じゃあ、ありがたく。ちなみに何か企んでたりする?」


「……今にわかるわ」


 いまいち釈然としないままに、気づけば話がまとまりかけている。

 もちろん同衾そのものに文句などあろうはずもないが、こうも手の内が明かされないと一周回って面白いレベルだ。セリフもおあつらえ向きに悪の女幹部っぽいしな……特撮の悪役っぽい過激な衣装とか似合いそうだな……マジで着てきたらどうしようか……。


# # #

同 66

「えっかわいい……」


 杞憂でした。よかったね。

 なんて、そんな話どころではなく。いやむしろ、その程度であればどれほど良かったかと、己の見通しの甘さを責め立てている真っ最中だ。


「……その、似合っている、かしら。一目惚れしてつい買ってしまったもの、なのだけれど」


 普段の堂々とした佇まいが嘘のように、両手をもじもじと組み合わせる彼女。風呂上がりで上気する肌も、未だ僅かに湿っている髪も、この破壊力の前では文字通りの些事でしかない。

 見るからにふわふわもこもこのそれは、下ろし立てのルームウェア。薄いピンクに包まれたその破壊力を見れば、巷で散々に持て囃されるのも魂で分かるというものだ。

 見れば解る──その洗練されたデザイン、ジェラピケだな? 練り上げられたそのかわいさ、まさしく至高の領域に近い。しかもウマ娘用のフードまで付いているのだから、これでノックアウトされない方が失礼なレベルだろう。やだなにこれめっちゃかわいい……これから小雪さんって呼ぼうかな……。


「……あの、せめて何か言ってほしいのだけれど。友人ふたりにも太鼓判は押されたし、間違いはないはずよ。……たぶん」


「──ああ、ごめん。とりあえず写真撮っていい? 30枚くらいで済むと思うんだけど」


「七五三じゃないんだから……いいけど、あまり長くならないようにしてね」


 呆れたような顔こそしているものの、どうやらことのほか満更でもないらしい。これ幸いとカメラを起動してしばらくすると、彼女のほうも興が乗ってきたのかポーズを取り始める。

 ジェラピケ着て夜中に撮影会してる男女、よく考えなくてもだいぶおかしいな……明日の朝あたりに二人揃って後悔することになるだろうが、それはそれ、これはこれだ。ここまでテンションが上がっている彼女などなかなか見れたものでもないし、この機に動画でも残しておくのが出来るトレーナーくんの心構えというものだろう。

同 67

「──いえ、そうではなくて。一緒に寝る、という話だったはずなのだけれど」


「ああ、そういえば。あんまりにもかわいかったから、つい」


「つい、の長さではなかったわね……」


 たっぷり30分ほどかけて撮影会をしたあと、どうやら彼女は正気に戻ったらしい。顔を赤くしているあたり、本人としても多少おかしくなっていた自覚はあるようだ。

 このまま彼女を愛で続けるのもやぶさかではないのだが、彼女たっての希望となれば仕方がない。いつも使っている敷布団を跨いでベッドへと身を移せば、ややあって意を決した様子の彼女が潜り込んできた。


「電気、消すよ」


「……ええ」


 何気ない会話を装おうとしたところで、空気を満たす不自然さが消えることはない。真っ暗になった視覚を補うように、五感はいっそう鋭敏に研ぎ澄まれる。

 一人用のベッドに二人が入っているのだから、姿勢は当然密着する他にない。彼女の方を向いていないことが幸運なのか不幸なのか、自分でも分からなくなってくる。

 かすかに聞こえる息遣い、背中越しに伝わってくる体温。普段は意識していない、しないように努めているそれらが、しかし今この場においては圧倒的な存在感を放つ。会話のやり方を思い出そうとすればするほどに、言葉は喉の奥につかえて出てこなくなる。


「……思ったより緊張するものね。ソフレ、って、みんなこうなのかしら」


「さあ……誰かさんは健全、って言ってたけど。少なくとも緊張はしないんじゃないかな、カンガルーだってできることなんだし」


「……確かに、カンガルーはちょっと言いすぎたかもしれないわね。オポッサムに変更するわ」


「ワラビーじゃないんだ……」


 他愛のない話をしたところで、言葉はどこまでも上滑りするだけ。それは緊張からではなく、本題が別にあると理解しているからこそだ。

 意味のない会話が過ぎ去れば、沈黙の帷はすぐに降りてくる。口火を切ってほしいと思いながらも、どこかでそれを恐れている自分がいることに気づいてしまう。

同 68

「──それで、その。話がある、のだけれど」


「……うん」


 だが。生憎と、逃げてばかりもいられない。

 この一年避け続けてきたものに、彼女が向き合うというのなら。俺にはそれを、真正面から受けて立つ義務がある。


「……一年前の、あの日。最後のレースで、私は一番になれなかった。あなたがいなくてもやってみせる、なんて大見得を切っておいて、ね」


 消え入りそうな声で語られるのは、この奇妙な同棲生活の契機となった出来事。彼女の華々しい道行き、その最後の一ページが書き記されるまさにその時に、隣に居られなかった男の話だ。

 もちろん、己の身に起こったことを嘆くつもりはない。不幸も、不運も、生きている限り必ずどこかで遭遇するものだ。極論を言ってしまえば、今この瞬間にも誰かが不幸に見舞われている。

 ただ。俺の人生においては、それがあの時だっただけ。


「やるべきことを全部やって、出すべき結果を出して──そのあとであなたに、言うべき言葉を言おうって思ってた。そうすれば何に恥じることもなく、帰ってきたあなたを迎えられるはずだ、って。……それが上手くいかなかったことは、あなたも知っているでしょう?」


「……そうだね。よく知ってる」


最後の一戦を終え、競技生活から身を引いたほんの数日後。俺の家に転がり込んできた彼女の存在に違和感を覚えなくなるまで、そう長くはかからなかった。

 「トレーナー」と「担当ウマ娘」。一年前の関係性は変わることなく、今でもずっと続いている。一緒に過ごすのが当たり前の、もとあった関係性の延長線だ。

 ……いいや。それはむしろ、延長“戦”と称した方がよほど適切だろう。

 見届けられなかった俺と、果たせなかった彼女。俺たちはどちらも、一年前のあの日から前に進めていない。ずっと同じところに留まって、意味の無い足踏みを繰り返している。

同 69

「私は、怖い。あの時止まってしまった時間を動かすのが、ずっと怖い。一度時計の針を進めてしまったら、二度と元には戻れないから──だからこの一年、あなたに甘え続けてきた。このままの関係を続けていれば、時計は止まったままなんだって、自分に言い聞かせながら」


 歌うように。呻くように。

 震える声が首筋をなぞり、思考の奥底へと侵入する。目を逸らし続けてきた罪を糾弾するかのごとく、それは脳髄に痺れるような痛みを残す。

 傷の舐め合いですらない、あまりにも強引な先延ばしの結果。合意もなく、同意もなく、ただ当然のように事実に蓋をした、その報いが訪れているだけのことだ。


「……ああ。本当に、非道い」


 わずかに息を飲む音、そして静寂。分かりきっていたものだとしても、それを耳にして冷静でいられる人間はいないだろう。

 でも──それでも。こればっかりは、本当にそうとしか言いようがない。


「あの時からずっと、時間が止まっているんだとしたら……俺はまだ、きみのトレーナーなんだ。それなのに、俺はきみに向き合わなかった。きみが苦しんでいることを知っているのに、このままの関係で居続けようとした。こんなもの、どう考えたってトレーナー失格だ」


 ──ああ、そうだ。本当に、酷すぎる。

 自分がまだ「トレーナーくん」であると、嘘偽りなくそう認識しておきながら。彼女の苦しみから目を逸らし、ただこの関係性を続けることを良しとした。ひたすらに傷つけることを、傷つくことを恐れて、一歩を踏み込もうとしなかった。


「きみは自分の意思で、時計の針を進められる人だ。でも俺には、結局それが出来なかった。ずっと怖がって、何もなかったように振る舞って……先延ばしにすればするほど、苦しくなっていくだけなのに」


 仮に今日、彼女が勇気を振り絞っていなければ。俺と彼女の関係は、これからもずっと変わらないままだっただろう。

 居心地のいいようでいて、その実どこまでも平行線のまま。血が滲む傷に何の処置もせず、ただ早く瘡蓋になれと願うだけ。

 最後の最後まで、俺は彼女に甘え続けている。こんな人間、失望されたって仕方がない。


「……だから、やめよう。こんな関係は、もうやめだ」


 ──だったら、せめて。

 せめてこれだけは、自分の意志で伝えないと。

同 70

「俺はもう、きみのトレーナーじゃない。それでも、一緒に居たいんだ──もう終わった関係だとしても、もう一度新しく始めることはできると思うから」


 五感を覆う闇の中、体を反転させて彼女と相対する。不安げに揺れる瞳から逃げることなく、その視線を今度こそ真っ直ぐに受け止める。


「きみと同じ場所で、きみと同じ世界を見たい。なんでもない、ただの一人の男が、きみの隣に立つことを許してほしい」


 「トレーナーくん」でなくなるのが怖かった。誰でもない誰かになるのが怖かった。綺麗な過去としてラッピングされ、ラベリングされた「思い出」の中に押し込められるのが怖かったから、ひたすら今にしがみついた。

 虫のいい発言であることくらい、もとより百も承知の上だ。だとしても、今ここでまた先延ばしにしようものなら、彼女の勇気すらも踏み躙ることになる。

 そんなことをしてはいけないと、誰よりもこの身が知っているから。

 自分の言葉で、自分の意志で、伝えなければならないのだ。


「──そうね。でも、ひとつだけ訂正させてもらえないかしら」


 長い、長い、永遠にも思える静寂の果て。

 僅かに残ったしじまを、どこまでも優しい声で取り払って。


「なんでもない男、ではなくて。できれば、その……パートナーとして、隣にいてほしいのだけれど──だめ?」


 目元を拭った彼女は、花のような笑みでそう口にした。


以上! つい筆がノった結果トレーナーくんがだいぶ面白い人になってしまった

創世記は面白いからみんな読もうね!


+ サワサワ
94冠目 141

ソダシ「…」サワサワ
ユーバーレーベン「…」サワサワ
アカイトリノムスメ「…」サワサワ
コントレイル「……………………」

プボ「先輩にセクハラキメるのはやめなさい」

同 138

拙者、コンちゃん×21世代牝馬大好き侍
コンちゃんと今年の牝馬組は相性が良くなるし尊いということをお教え致す

同 144

アカイトリノムスメちゃんはまずいですよ!?

同 148

プイプイの復活の儀だ.....!

同 149

"持って行かれ"そう

同 150

昨日のプイプイ二重人格スレかな?


同 154

シャフリヤール「全く、馬鹿なことを考える方々もいるものですね!禁忌ですよ、もう」

シャフリヤール「…禁忌…」サワサワッ

コントレイル「ひゃあっ!どっどっどうしたの?シャフちゃん💦💦💦」

シャフリヤール「…」

シャフリヤール<●><●>


+ 一月の曇らせ?編
94冠目 151

一月の曇らせ?編
ユーバーレーベン「コンの人ー!もっと遊ぼー!」
コンちゃん「ごめんねユーバーレーベンちゃん…そういうわけにもいかないの…だって…だって…
お正月のぶんのお肉がまだ落ちてないから!!
…私は今日もジムに行くよ…サリオスちゃんに基礎代謝落ちたら太りやすくなるって言われたし…新しく入った子達に飛行機雲?入道雲じゃね(笑)とか言われたらもう生きていけないからね…」
ユーバーレーベン「お…おー…頑張ってな…そんなに太ってないと思うけどなー」
リョテイ「(あっ)」
ゴルシ「(それは)」
メロディーレーン「(言い方っ!)」
コンちゃん「そんなに、ってことは…少しは太って見えるってことだね。いいよ。今月中にジャパンカップ前と同じまで絞って、これが本来の姿だッ!ってやるから。うわあああん!」ダッ


+ 天然畜生コンちゃん
94冠目 159

コンちゃん「…」(体重計に乗る音)
!?
コンちゃん「あばばばばば」
サリオス「筋肉は脂肪より重いんだから、メイチで鍛えりゃそりゃ体重が増えることもあるって」
コンちゃん「そっか…それでサリオスちゃんは絞れてないことがよくあるんだね…」
サリオス「おいコントレイル」


+ 現地のトレーナーさんには絆されないこと
94冠目 163


ユー「プボの人!今度ユードバイ行くの!」
プボ「なるほどプボ〜海外でもご飯をしっかり食べてお水もたくさん飲むの大事プボ。あと重馬場だったら無理に走らないのも大事プボ!」
ユー「ありがとうプボの人!これでユーも一着!」
プボ「あ、あと現地のトレーナーさんには絆されないこと。じゃないと泣かされることになるよ?」
ユー「プ、プボの人…?プボどこにやっちゃったんだ…?目が怖いぞ…ユーも怖いぞ…」


95冠目

+ 冬毛
95冠目 72

猫ちゃん撫でてたら変な文が出力できたので載せてよかけ?

同 74

サンキューヨカちゃん


 一月。三が日も小正月も過ぎて、みな仕事始めで忙しくなる頃。レース・プログラムも再開して、勝利を目指すウマ娘たちが汗を流す。


 そんな中、我が担当ーーいや、元担当が適切なのか。コントレイルは、マネージャーのようなことをしながら皆を応援しているのだ。


「勉強だけだと息が詰まっちゃって…」


 トレセン学園も走るウマ娘ばかりではない。サポートスタッフを育成する課程も存在しているし、レースを引退したウマ娘にもセカンドキャリアというものがある。引退したからといって、そのまま高校中退となるのはおかしな話であるから、卒業までは進路指導や学業面で支援をすることになっている。

同 75

 トレセン学園を途中で去るウマ娘は、実際には学業をそつなくこなせば、卒業自体はできる娘ばかりである。彼女たちはレースで走る夢があって、地方でのチャンスに賭けているのだ。

 もっとも、レースで勝てなければ、高額な学費を支払うことが難しいために、卒業するだけならば普通の学校に転校した方が良いという事情もあるのだが…おっと、変なことを考えてしまった。


「それに、この季節になると良いものが見られるんですよね〜」

「良いもの?」

「たとえばあそこにいるクロノさんですけど」

「うん」

「いつもよりもこもこしてカワイイですよね!」

「…もこもこ?あ、冬毛か」

同 76

冬毛。一年の寒暖差がある温帯や冷帯での動物に見られる。要するに体毛の生え方が変わるのだが、人間も実はそうなのである。いわんやウマ娘をや。ある有名な芦毛のウマ娘も、冬毛になると、サンタの髭のごとく、それは立派な毛量になったと聞く。


「なんかお人形さんみたいやなあ」

「あ、それだ!」


 しかし、講義や何やらで見聞きしていたものの、今まで、担当してきたウマ娘の冬毛というものをあまり気にしてこなかった。そうして見ると、コントレイルもどことなくふっさふさだ。

同 77

「私ももふもふですよ〜。はい、どうぞ」


 そう言って、私の手をとって頭に持っていった。仕方がないので触ってやる。ふむ、確かにこれは動物や良いお値段の人形を撫でる快感にそっくりである。さらっともふっと、手に温もり。布団の中に手を入れたような、優しい温かさ。


「えへへ、どうですか?お人形みたいですか?」


しかし、この娘っ子はウッドチップを浴び、舌を出して遊ぶいきものなのだ。外で遊び、もふもふで舌を出す動物といえば、ああ、そうか。分かってきたぞ。

同 78

「お前は人形ちゅうよりデカい犬やな」

「デカい犬!?!」


「コルテジア」

「なに、ビアンフェ」

「なんでアタシは練習中にイチャイチャを見せつけられてんだ??」

「さぁ…?」


もこもこの猫ちゃん気持ちよかったわ───

それだけで書いたヤツやからな──────

出来は勘弁したってくれ─────────


+ 香港スプリント後のピクシー×ダノンスマッシュ
95冠目 86

晩飯食ってたら香港スプリント後のピクシー×ダノンスマッシュの概念が舞い降りてきたからSS書いた
クソ下手文章だけど見たい人いますか?

同 89

では行きます。拙い文章ですが許してね。


――――どのくらい寝ていたのだろう?目を開けて最初に入ってきたのは、真っ白な天井。数秒固まった後理解した。私は病院に搬送されたのだ。外はもう夜になろうとしていた。。
まだ少し頭がクラクラする…脳震盪が収まってないらしい。
――――――香港スプリント。香港にあるシャティンレース場で行われる、世界の頂点に立つ快速ウマ娘を決めるレース。長らく日本勢にとっては「凱旋門」と並ぶ世界の壁の1つで、ロードカナロア先輩が2連覇を果たしたのもつい最近のことだった。そんなレースに私は挑んだ。自分がここにいていいのか、まだキャリアの浅い私が、いきなり世界の頂点に挑むだなんて無謀すぎるのではないか。そんなことを思いながら―――――――
レースの終盤、第4コーナーに差し掛かった頃だった。後方から2番手で足を溜めていた私のにいた、記憶が正しければ2、3人が転倒した。巻きこまれる形で倒れた私が最後に見たのは目の前に迫ってくる芝で――――――そこから先の記憶はない。
そうだ、レースはどうなった?他に倒れた子は?レシステンシア先輩は?ダノン先輩は――――――
「お、目が覚めたみたいだね。無事で何よりだよ」
聞き覚えのある声がした。レースの前に私を励ましてくれた声、自分の引退レースと言えど決して贔屓、手加減はするなと言った声。
体をゆっくりと起こす。一人のウマ娘が私のすぐそばに座っていた。黒髪のロングヘア―と赤と白のラインの勝負服。きっとレースが終わった後も着替えていないのだろう。ダノンスマッシュ先輩だった。
「おっと、無理しちゃだめだ。まだ安静にしておいた方がいい
「ダノン先輩…あ、あの…」
口元が震えた。何から言えばいいのか分からない。言葉は途切れてしまった。
「君を含めて4人。第4コーナーで転倒した。うち2人は…重体だ。君は左膝と左鎖骨を骨折している。どうやら手術が必要になるみたいだね」
「…」
「君はあの後自分から救急車に乗ったんだが…まぁ、脳震盪で覚えていないか」
「…はい」
私が求めていた答えが先輩の口から出てきた。後ろでレースを進めていた私は比較的無事だったのだろう。しかし、同じレースを走っていたライバルが重体なのはショックだった。
「どうして、先輩がここに?トレーナーさんは…」

同 90

どうして先輩がいるのか、考えたくなかった。最悪の結末が待っていると思ったからだ。

「君のトレーナーくんは帰国の件でURAと相談している。君の帰国は私たちより遅れるみたいだ。君のトレーナーくんからしばらく容態をみてやってくれと頼まれたよ」

今度は私の求めていた答えは出てこなかった。

「あの、私が聞きたいのはそういうことじゃなくて…」

「どうしたんだい?かわいい後輩の面倒を見るのは先輩の務めだよ」

先輩はこのままシラを切るつもりなのだろうか。このまま待っていても私の求めている答えは出てこないだろう。

―—————覚悟を決めて、口を開いた。

「…レースは、どうなったんですか」

先輩の顔が、少し険しくなった気がした。それも一瞬のことで、先輩はすぐに笑って言った。

「レシステンシアが2着。よくやってくれたよ。他にもグローリーヴェイズやラヴズがお前や、私の分まで頑張ってくれた。ラヴズは有終の美だ」

私の分まで?先輩の言葉を聞いて、徐々に憶測が確信へと変わっていく。先輩は、先輩はきっと―――――

「…本当に、ユーガは素晴らしいトレーナーだよ。君たちが転倒した後すぐにだ。ユーガは私に外に出るよう指示を出した。あのまま内側にいたら、私も足を折っていたかもしれない」

大外を回った。不利を受けやすい大外を。パニックになって、速度も落とさざるを得なかったのだろう。そこから導き出される答えは――――

「…じゃあ、先輩は…」

「…ごらんの通り、表彰式にも出れずここにいる身だ。8着だったよ」

そういって笑顔を見せている先輩の目は、少し潤んでいた。あのまま事故が起きずにレースが進んでいたなら、先輩はきっと、有終の美を飾れていただろうに。

「だけど悔しくはない。自分の実力は、出し切れたと思うよ」

嘘つかないでくださいよ先輩.。絶対そう思ってないくせに。そう思った私の目から涙がこぼれ落ちて、喉から嗚咽が漏れる。そのせいだろうか、頭がズキズキと痛み出した。

嗚咽に気付いたのだろう。先輩はそんな私に振り向き、優しい口調で言った。

「...いいかい。あれは事故だったんだ。防ぎようもないし、誰を責めることもできない。こんなこともあるのがレースの世界なんだ。運が悪かった、それだけのことなんだ」

同 91

そういうと先輩は私の手を優しく握った。

「来年はこんなこと起きないさ。君も春には復帰できるそうだし、また挑めばいい」

そういう先輩の後ろのドアが開いた。眼鏡をかけた医者らしき人と、私のトレーナーさんが部屋に入ってくる。

「お、どうやら終わったみたいだね。それじゃ、私は失礼するよ」

そう言って入れ違いに部屋を去るダノン先輩。きっと同じチームのラヴズオンリーユー先輩の表彰式へ向かうのだろう。後ろ向きのまま手を振るその背中を、私は黙って見つめることしかできないのだった。



以上です。ダノンくん第2のお仕事ガンバレ!


96冠目

+ 秋天後のコンちゃん曇らせ→復活SS
96冠目 5

昨日ピクシー×ダノンのSSを書いた者です。
秋天後のコンちゃん曇らせ→復活SSをちまちま書いてたら5000文字超えました。
見たい人いらっしゃいますか?

同 10

めちゃくちゃ長くなるし私的なキャラ付けがありますが行きます



負けてはいけない戦いだった。追い越さなければいけない背中だった。私は、私たちは、決して弱い世代ではないと証明するために。
「グランアレグリア!もう負けられないグランアレグリア!」
「外からコントレイル!こちらも負けられない去年の三冠ウマ娘!」
「やはり三強!やはり三強!」
「しかしエフフォーリアだ!エフフォーリアが抜け出す!」
脚が上がらない。そこはもうゴール板だった。非情な掲示板は、私が2着という現実だけを伝えてきてている。
「若きウマ娘が天皇賞を制しました!」
「「「ワアアァァァーーーーッ!!!」」」
府中に大歓声が響き渡る。1年前は聞こえなかった大歓声が。
また負けてしまった。1度目は「皇帝」を超えた「女王」に、2度目は無敗の快速ウマ娘に、そして3度目は――――クラシック級の後輩に。
「ありがとうございました」
後輩が握手を求めてきた。握手を交わす。悔しいけれど、ここは握手を交わそう。この子の努力を精一杯、称えよう。だって彼女は、私よりも強いのだから。
「ありがとう。手も足も出なかった」
そう言った後、地下バ道に降りていく。控室に戻るなり、生ぬるい涙が頬を伝ってきた。もう府中の雨は止んでいるはずなのに、私の心は、いつまでも…そう、あの「世紀の一戦」からずっと、雨模様のままだ。
…これではっきりした。私は最弱の三冠ウマ娘だと。後輩にも勝てずに、ただ三冠の価値を下げていく存在なのだと。
だったら、もう____負け続けて、自分だけではなく、トレーナーさん、同期のみんなの評価を下げてしまうなら、もう___
次はウイニングライブがある。涙を拭って、涙腺をきつく縛った。お客さんの前で泣いてしまったら、それこそ本当に嫌われる気がして。「ライブもまともにできない」と言われる気がして。
「力の限り、先へ――――――」そんな歌詞も、今の私には何も響いてこなかった。
ウイニングライブが終わり、再び控室に戻ってきた。全身の力を抜いて、ライブの時はきつく絞っていた涙腺の力も抜いて、何もない天井を仰ぎながら、消え入るような声で呟く。
「…ごめんね、タクト。私もう、頑張れないや」

同 11

天皇賞から1週間が経とうとしている。その間のトレーニングには全く身が入らなかった。トレーナーさんがそんな私の事を心配したのか、今日のトレーニングは無しにしてくれた。

今日の天気も、やっぱり雨だった。

何もする気が起きず、でも何かしないとという使命感に駆られ、無気力のまま街へと歩き出す。クレーンゲーム、買い物、いや、何でもいいからとにかく何かをして、少しでも気分を楽にしたかった。トレーナーさんもきっと、私の精神面での回復が目的で今日を休みにしたのだろう。

「やだ!!エフフォーリアがいい!!」

エフフォーリア。その名が聞こえて足を止めた。声のした方向を向いてみる。ぱかプチが置いてある店の前で、駄々をこねているウマ娘の子供がいた。その母親だろうか、大人のウマ娘がその子に何かを言い聞かせていた。

その場に立ち止まり、耳を澄ます。その子はエフフォーリアのぱかプチが欲しいようだった。

「エフフォーリアは売り切れなんですって。それに前はコントレイルが欲しいって言ってたじゃない」

母親がそういうと、その子はしばらく黙り込んだ後、私がかすかに聞き取れるぐらい小さな声で話し始めた。

「だって…コントレイルずっと負けてるんだもん。周りのみんなはエフフォーリアとかシャフリヤールとか持ってて…「コントレイルはダサいー」とか「後輩に負けるなんてかっこ悪いー」とか言ってて…」

「…ッ!!!」

すぐにその場を走り去った。これ以上は聞きたくなかった。私が、世間の大人たちの期待を裏切っているばかりではなく、小さな子供たちの憧れにもなれていないことを、信じたくなかった。認めたくなかった。

同 12

「ハァ…ハァ…ハァ…」

一心不乱に走った。気が付くと街を抜けて、学園の近くを流れる川の河川敷に来ていた。よく自主トレでも使っている河川敷だ。そこから見える川はいつもと違って黒く濁り、流れは激しくなっている。

「…………」

小さな子供たちの憧れにもなれなかった。幼かった私が三冠を獲りたいと思うような、ディープさんのような、圧倒的な走りも、勝利もできなかった。

…もう、疲れたな。ジャパンカップには、エフフォーリアちゃんを下したシャフリヤールちゃんが来る。「幻のダービーウマ娘」と言われているオーソリティちゃんも。そんな相手に勝てる訳ないよ。どんなに頑張っても結果を残せないのなら、最弱の三冠ウマ娘の、私の存在している理由なんてないんじゃないのかな。いっそのこと、あのかわに「ふじちゃくすい」してみようかな。「すいぼつ」してみようかな。さいしょはごぼごぼして、くるしいだろうけど、くるしいだろうけど、それだけで、なんにもしなくてよくなるなら――――――――

「いたー!!コンちゃーん!!」

「……..ぼんどちゃん?」

同 13

足は川へ一歩踏み出そうとしていた。そこに駆けてきたのは、フランス遠征をしていた親友でルームメイトのディープボンドだった。

「探したよー!!空港にもいなくて寮に戻ってもいなくてさ!ルドンナ寮長に聞いたら街に行ったっていうから、ずーーーーーっと探してたんだ!」

そこには息を切らしながら、楽しそうに話す親友の姿があった。

「…帰国、今日だったっけ…?」

最低だ。ルームメイトの、親友の帰国する日を忘れるなんて。

「うん!フランスの料理すっっごくおいしかったよ!!…凱旋門賞は残念だったけど、また次があるから!次はね、有マ記念にしようと思ってるんだ!…大丈夫だよ!次は1着とって、コンちゃんを笑顔にしてあげるから!そうだ!コンちゃんも有マ記念出ようよ!また一緒に走りたいな!」

やっぱり。私はこの子に無理をさせている。この子は私を笑顔にせんと、自分の本当にやりたいことを押し殺している。

「もうほっといてよ…有マ記念には出ないし…ジャパンカップで…走るのやめるから…」

「えっ…」

親友の顔が困惑の表情に変わる。でも、すぐに彼女の顔は笑顔に戻った。さっきとは違う、どこか無理をした笑顔に。

「…天皇賞は残念だったけど、ジャパンカップは勝てるよ!コンちゃんは強いんだもん!三冠ウマ娘なんだもん!それで勝ったら、また走りたくなって、そしたら有マ記念に――――」

「もういいよ!!!!無理に私に優しくしないで!!」

「…!!」

言ってしまった。心の中に閉じ込めていた、最低の言葉を。ボンドちゃんは、何も悪くないのに。私を励まそうとしてくれただけなのに。ますます自分が嫌になる。今すぐにでも、あの川に飛び込んで消えてしまいたくなる。

「…ごめんねボンドちゃん。でも、私なんかのために無理なんかしなくていいんだよ?私はボンドちゃんの本当の走りが見たいな。私の事なんか忘れた、本当の「ディープボンド」の走りが。」

次から次へと言葉が出てくる。いままで押し殺していた本心が言葉になって、喉から、口から溢れ出てくる。

同 14

「もういいの…ジャパンカップもどうせ勝てないよ。同じ条件でエフフォーリアちゃんに勝ったシャフリヤールちゃんも、東京レース場が得意なオーソリティちゃんもが来るから。それで私が負けたら、トレーナーさんもダメな指導者って言われるだろうし、ボンドちゃんやサリィちゃん、アリストテレスちゃん、ヴェルトライゼンデちゃん……みんなみんな、私に負ける弱い子って思われちゃう。私が苦しむだけならいい。でも周りのみんなも傷ついちゃうなら、もう…何もしないほうがいいんじゃないかなって…なんならジャパンカップも...出なくていいんじゃないかなって…」
溜まりに溜まっていたすべてを言葉と涙にして吐き出した。ボンドちゃんは何も言ってこない。かける言葉が見つからないのだろう。
最後に残った、思いの残りかすを言葉にして、全てを外の世界へ吐き出す。
「…三冠なんか、獲るんじゃなかった…….三冠ウマ娘になんか…なるんじゃなかった…!」
「…..なんですって…ッ!?もう一度言ってみなさい…今の言葉!!!もう一度言ってみなさいッ!!」
背中から叫び声が聞こえた。
「……タクト…?」
後ろを振り向くとそこには、雨に濡れ、険しい顔をした、共に「ダブル・トリプル」を作り上げた、史上初の無敗のトリプルティアラウマ娘の、私のもう一人の親友であり、最高のライバルの――――――――デアリングタクトがいた。

同 15

「た、タクトちゃん待って…」

タクトはボンドちゃんの静止も聞かず、私にまっすぐ歩み寄って、私の胸倉をを思いっきり掴んだ。

「…何が「三冠なんか獲るんじゃなかった」よ!あなたは三冠を目指して散っていった、幾千の屍の上に立つ者としての自覚を持ちなさい!」

「…私にそんな自覚持つ資格なんて無いよ…全部運だったんだから…ダービーにオーソリティちゃんが来なかったのも…菊花賞でアリストテレスちゃんに抜かされなかったのも…全部全部…運だったんだよ…」

「いいえ!1年前、ジャパンカップで戦ったあなたは、そんな運に頼ったような顔はしていなかった!!正々堂々、実力で三冠を獲った顔をしていた!…約束したじゃない!アーモンドさんに負けた後、2人であの先頭争いの続きをするって!!」

思い出した。あの「世紀の一戦」が終わった後の地下馬道での話だ。

「絶対女王」に負け、私は暗い顔をしていたんだと思う。そんな私にタクトが歩みよってきて、こういった。

「コントレイル。来年、この先頭争いの続きをしましょう。」

そうか、来年はアーモンドさんがいない。だから、2人で思いっきり走れると思った。お客さんが望んでいた、最高の景色を、2人で作り上げることが出来ると思った。

「…うん。約束だよ。」

ああ。思い出した。でも、1年前とは自分も周囲の環境も、何もかもが違いすぎていた。

「…1年前とは、もう何もかも違うんだよ…無敗でもなければ、最強でもない、今の私には、なんっっっにも…!!何も残ってないんだよ!!!」

「…ッ!!!」

タクトは一歩も引かない。しかし次出た声の声色は、さっきまでと違い暗く沈んでいた。

「…いいえ…今のあなたには…まだ脚が残ってるわ…元気に動いてくれる脚がね…」

「本当に何も残ってないのは…私の方よ…」

同 16

タクトは一歩も引かない。しかし次出た声の声色は、さっきまでと違い暗く沈んでいた。

「…いいえ…今のあなたには…まだ脚が残ってるわ…元気に動いてくれる脚がね…」

「本当に何も残ってないのは…私の方よ…」

「…タクト…?」

確かにタクトもジャパンカップ以降、海外で敗戦を重ねている。でも、何も残っていないとは、どういう意味なのか。考えているうちに、その答えが彼女の口から出た。

「教えてあげる。私の脚はね…繋靱帯炎なの…」

思わず目を丸くして息を吞んだ。繋靱帯炎。それは一度発症したら最後、本来の走りには戻れないというウマ娘にとって最悪の故障だ。過去に様々な名バがこれに苦しめられたと聞く。それを、ライバルが、親友が、タクトが。

「タクト…」

「だからっ…もし復帰できたとしても、以前のような走りはできない!!二度とあなたと先頭争いをすることも!!あなたと一緒に走ることも叶わない!!!あの約束をもう!!二度と!!果たすことはできないッ…!!」

だんだんタクトの顔がぐちゃぐちゃになっていく。それに合わせて、声に嗚咽が混じりだした。そしてついに――————

「ぐすっ…えぐ…うぅ…うわあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!ああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁああぁぁあぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁ!!!!!!」

目から大粒の涙を流し、その場に泣き崩れるタクト。さっきまで鬼の形相で私に説教していた姿が嘘のようだ。あまりに痛ましいその姿を見て、私は自分自身に問い始めた。

――――――何ができる?今の私に何が。目の前で泣いているライバルに、いつも私を支えてくれた親友に、いったい何が―———————

「——————あなたがくれる、最後の勇気。あなたに捧げる、最後の祈り。」

「——————あなたは、”伝説”になる。」

「————————最後の衝撃だ!!これが最後の、ディープインパクトォォッ!!!!」

同 17

―――――思い出した。ディープさんが勝って、トゥインクルシリーズを締めくくった有マ記念。そのとき脚部不安を抱えていた私は、1回だけ三冠の夢をあきらめようとしたんだっけ。でも、その走りを見て、もう一度、三冠へ向けて頑張ろうと思えた。
私ならやれる。そんな勇気が湧いてきたのを思い出した。
――――――そうだ。勇気だ。今の私なら、三冠ウマ娘の私なら,
”あの人”の後継者である私なら、タクトに、ボンドちゃんに、みんなに、勇気を与えることが出来るはずだ。繋靱帯炎という困難を乗り越える勇気を。もう一度、世界の頂点に挑む勇気を。この困難な時代を乗り越える勇気を。ジャパンカップという舞台で、最高の走りをすることが出来たなら、伝説…とまではいかなくても、私だけの”軌跡”を残すことが出来るなら―――――――――
まだ脚は残っている。タクトの言った通り、まだ私にはターフの上を走ることが出来る脚がある。ようやく分かった。この脚は、みんなに勇気を与えるために神様がくれた脚なんだと。
自分の手を見つめた。手を握る、手を開く、握って、開いて、また握って、また開いて―――――――
「…よし」
もう下は見ない。まっすぐな瞳で、タクトを見つめた。
「タクト」
精一杯。自分が作ることの出来る精一杯優しい声でタクトに話しかけた。
「…コントレイル?」
親友に歩み寄って、膝を落とす。そして、だらんと垂れ下がっていた親友の腕を、優しく握った。
「今のあなたに、勇気をあげたい。あなた自身の困難を越える勇気を。今の私には、これしかできないけど——————ジャパンカップで、1着を取るよ。タクトの分まで走ってくる。だから待ってて」
「…ッ!!」
それだけ言うと立ち上がり、ボンドちゃんの方を向く。ちょっと無茶なお願いだけど、少し申し訳ないけど、でも私の親友だから、きっと笑顔で許してくれるよね。
「ボンドちゃん。帰国早々悪いけど、並走。付き合ってくれる?」
ボンドちゃんの笑顔が、いつもより輝いて見えた。
「…うん!分かった!!!!!じゃあまずトレセンまで競争だね!!まっけないぞー!!!」
「よーし!こっちだって!!」
先に走りだしたボンドちゃん。後を追って私も駆け出す。
後ろを振り向くと、タクトが一人で立ち上がるのが見えた。
それだけ見て、あとは前だけを向いて走った。
――――――――――雨は、いつの間にか止んでいた。

同 18

「空の彼方に最後の軌跡!コントレイル有終の美を飾ってみせました」【ジャパンカップ2021】

以上です。いつか見た「えっちゃんのぬいぐるみが欲しい子供を見て曇るコンちゃん」と交差点SSで見た途中からひらがなになる演出を取り入れてみました。

これからもいろいろ書いていきたいですね。

最後にコンちゃんのJCでとどめを刺して終わります。ありがとうございました。


+ 小さい頃のイタズラ
96冠目 66

メイケイエール「ソダシちゃんは小さい頃、一緒にイタズラしてもいつもあたしを置いて逃げて…あたしだけ怒られて…」
ソダシ「私に言わせれば私より速く走れるエールが毎回捕まってるのが不思議だったんだが」
コンちゃん「まず逃げる前提なのが間違ってると思うよ」


+ 「EYE HAVE U!」
96冠目 81

曇らせだけでなくてちょっと特殊な概念を出力しても良いだろうか…拙いが…

同 86


サンキュー師匠。レース関係者じゃないとこから。


 唸るターボファン・エンジン。ウマ娘よりも、遥かに高く、速く飛ぶ、金属とコンピュータの塊。キャノピー越しにうっすらと見えるのは、東京レース場。あんなに広かったレース場も、高度1000mの空から見れば、こうも小さく見えるのか。


「天皇賞以来かな。結局、ほとんど縁がなかったなあ」


 某年某月、私は第4航空団飛行群第11飛行隊の一員として、展示飛行の任に就いていた。この状況の中、医療従事者への敬意と感謝を表すためのものである。


 今はこうして空を飛んでいるが、あの頃はターフの上で鳴らしたものだった。菊花賞をはじめとして、G Iレースを制したことが、もう遠い昔のことのように思える。あれから、20年以上。私もベテランなんて言
われる年になってしまった。最近の若い子は、私のことを知らないことも多いだろう。

同 87

 レースといえば、明後日は東京優駿。日本ダービーの開催日であった。一生に一度の晴れ舞台、クラシックレースの最高峰。最高の2分30秒を、若きウマ娘が駆け抜ける。

「ま、私は出てないけど───」

 "ドルフィン"が空をゆく。スモークを曳きながら。

「そう、確か、"ヒコーキグモ"みたいな名前の娘がいたっけ。偶然にしても、ちょっと出来過ぎかな」

 今年の日本ダービーは、無敗での二冠達成がかかっていると聞いた。ヒコーキグモと、飛行機雲。狭くて広い日本の空と、芝の上で。

しかし、頂点を目指すのは、みな同じ。それぞれの夢を乗せて、走るのだ。平時では異例の無観客開催。彼女たちを祝うはずの客はいない。だから、全てのウマ娘たちへ。

「後輩へのエールになるかは分からないけど」

私たちが観ている。

「EYE HAVE U!」

青空を衝撃が突き抜けた。


〜
展示飛行中にこんなこと考えてたら本当はヤベーけどね!いいだろフィクションなんだから!

同100

自レスで今更ながら反応ありがとうございます。
≫86のネタ元は、うっすら気づいてるかもしれませんが、ブルーインパルスが一昨年5月東京で行った展示飛行。

「EYE HAVE YOU」はメタルギアシリーズから。
パイロットもあるウマ娘さんが歳とって丸くなったらこんな未来あるかな?ないかもな?みたいな感じですね。TACネームはマヴェリックです。

匿名とはいえ恥ずかしいね結構…


+ DMMのCM
96冠目 153

DMMはラヴズオンリーユー所有できたのは幸運だよな

同 155

でもDMMのCMに出て完璧な営業スマイルでテレビの前のちびっことお父さんを魅了するラヴズ姉さんはみんな好きだろう? 俺も好きだ

同 156

グラン「ぷぷぷ!このCMのラヴズウケるんですけど!めっちゃニコニコしてるんですけど!」

クロノ「…グラン…あの…後ろに…」

ラヴズ「グ ラ ン ア レ グ リ ア ?」

グラン「うわーッッ!!怖いんですけど!!ラヴズのトレーナーみたいな顔してるんですけど!!!」


97冠目

+ 「君…良い匂いがするね…」
97冠目 16

「君…良い匂いがするね…」
「は?」
「あの娘とよく似た匂いだ…」
(なんか変な人だ…)
「かわいいなぁ…エピピピ…舌出してよ…」
「ヒエッ」

「キズナ。やりなさい」
「はい。キズナカッター!!!」

「アバーッ!!」
「ディープさん!キズナさん!」
「無事だったようね。キズナ、アレの始末は任せたわ」
「はい」
「さ!コンちゃん、遊びに行くプイ」
「あの人は…?」
「気にしたら負けプイ。見たら逃げた方がいいプイ」
「えぇ…?」


+ BTTF2012 ラジオNIKKEI杯
97冠目 20

BTTFでもいいぞ

2012 ラジオNIKKEI杯
エピファネイア「あ゛あ゛?なんだてめー。名前は?」
コントレイル「(昔こんなキャラだったんだ…)えー、キズナですズナ(大嘘)」
エピファネイア「ハッ…例の三冠バ確実美少女戦士さまさまかよ。おい、てめーの名誉のために忠告したげるけどな、さっさと尻尾巻いて帰りな。このレース、ざーんねんながら…
私が勝つからさ。」
コントレイル(すごい闘争心…でもキズナ先輩に嫌われてる理由分かっちゃった)


+ BTTF F4とエッピー
97冠目 21

F4「エピファネイアさん…目立たないでと言ったはずですが」
エピファネイア「ねえねえ、昔みたいにエッピーって呼んでよ♪」
F4「呼びません。それに一度たりとも呼んでません」
エピファネイア「つれないなー。有馬取ったら急に大物ぶっちゃって…エッピー寂しい」
F4「あなたは有名人ですし、面倒を起こす前に帰ったほうがいいと言ってるんです」
👹「あら、久しぶりね」ザッザッザッ
F4「すみませんジェンティルドンナさん。この人もう帰るので…」
エピファネイア「は…?え、あのターフの狂犬ジェンテルドンナ?鼻息荒くないし、偽物じゃないの?」
(箒の柄が半分になる音)
👹「…久々だし、ゆっくりしていきなさい。いいお茶っ葉があるから。ちょっとこの子借りるわねー!」ズルズル
エピファネイア「ぐえっ…苦しい!待って!助けて!」
F4「(やはり何も起こさないで帰ることは無理だったか…)」


+ ズナエピ、もしかしたら寮で同室だったかもしれない……
97冠目 70

勝ちを確信したエピファネイアをユタカ仕込の大外一気で差し切る…
…美しい 

同 71

この芸術写真、キズナの仕事部屋にデカデカと引き伸ばしたのが飾ってありそう

同 74

卒業後

「ケッ、それにしても相変わらず趣味のいい部屋だな」(写真見ながら)

「嫌なら来るな、なんで私の部屋に入り浸るんだ?」

「ハァ?お前の部屋はワタシの部屋だろ?」

「えぇ……」


まで頭に浮かんだ


ズナエピ、もしかしたら寮で同室だったかもしれない……


+ off shot!/ほわいとあうと・はんぐおーばー
97冠目 62

タイホちゃんは攻め攻めイケイケなのでオフショルも難なく着こなします
声をかけられたトレーナーさんが試着室を覗くとあらびっくり! そこには満面の笑みのタイホちゃんと明らかに着させられたと思しき顔が真っ赤のえっちゃんが!
ここまで考えたのであとは誰か書いて♡

同102

off shot!/ほわいとあうと・はんぐおーばー


「……何処だ、ここ……」


 迷った。完全に。

 ショピングモールの服屋というのは、どうしてこう無駄に広いのか。無論、こういった場所に縁がないのもあるだろうが、それを差し引いてもあんまりに広すぎる。

 一念発起して服を買いに来たはいいものの、未だ靴下一枚カゴに入れられていない。どころか出口すら見失っているのだから、ファッション音痴ここに極まれりといったところだろう。ファッション音痴というか方向音痴なんですけどね、ええ。


「──あれ、トレーナーさん?」


 と。

 行き場を失った哀れな子羊の前に、見覚えのある美少女がひとり。心の底から想定外だと、そう言わんばかりの彼女の顔はかなりレアな気もするが、さりとて今はそれどころの話ではない。


「……ホルダー? なんで……」


「それはもう、見ての通りお買い物をしに。トレーナーさんこそ、どうしてここに? 婦人服売り場にご用でも?」


 その言葉に周囲を見渡せば、なるほど陳列されているのはいずれも婦人服ばかり。どうやらひたすらに彷徨い続けているうちに、紳士服のゾーンから大きく逸れてしまっていたらしい。

 いくら周りが見えなくなっていたからといって、婦人服コーナーを練り歩くというのは男としてどうなのか。しかもこの歳の男が単身、パートナーも姉妹もいない状態で……ああ、見れば見るほど不審者だなこれ……出会いがないのが恨めしい……


「でも、ちょうどよかった。この場にトレーナーさんが居てくれるのも、きっと何かの運命です──さ、こっちに!」


「え……っ、ちょっと──」


 思い悩むこちらとは裏腹に、どうやら彼女は一人で納得してしまったらしい。

 満面の笑みで手を取られ、あれよあれよと引き摺られていく俺。そういえばこの娘もウマ娘なんだなあ、などと考えているうちに、気づけばその場所まで辿り着いてしまっていた。

同103

「……で、なんで試着室?」


「それはもちろん、お姫さまに似合う服を探すためです──えっちゃん、開けるよ?」


 息を整える間も無く、がらりとカーテンが開け放たれる。「もう服着てんのに鏡の前でうだうだ悩んでんのは知ってんだぞ覚悟しろ」と言わんばかりの容赦ない挙動は、とても『お姫さま』に向けられたものとは思えない。

 果たして。その中にいたのは、想定通りの人物で──


「…………えっ」


「………………ふぇっ!?」


 想定通り、だった──はず、なのだが。

 どうやら。その衝撃は、自分が想像していた以上のものだったらしい。

 そこにいたのは、あまりに見慣れない格好をしていた彼女。予想外すぎるその姿に、思考が完全に停止する。


「…………ホルダー。これは」


「たまにはこういう服もいいかな、と思ったので。スタイルがいいから何着ても似合うのに、フォーマルな服かジャージばっかりで……仕方がないから着せ替え人形にしていたら、丁度よくトレーナーさんが来られたので。どうでしょう?」


「トトトトトレ、トレ、トレ──なん、なん、なんで──」


 壊れたラジオのごとく、言葉にもなっていない鳴き声を連呼する目の前のソレ。そんな有様を知ってか知らずか、この惨状を引き起こした張本人は殊更にこやかに意見を求めてくる。

 ……どうでしょう、と言われても。正直頭がパンクして、言葉のひとつも出てこないのだが。二人揃ってポンコツ具合を晒していないだけ、よく出来ていると褒めて欲しいものだ。

 着てくるものといえば練習用のジャージか、あるいは正式な場に出るための礼服か。そんな彼女が、イメージとかけ離れた服装をしているというのだから、それだけで衝撃を受けるには十二分すぎる。

 しかも、だ。それがオフショルダーともなれば、その破壊力はまさしく天井知らずと言うに等しい。

 赤色にのぼせた顔とは対照的な、オフショルダーの真っ白いニット。袖口を少し余らせたそれも、下に履いているストライプのフレアスカートも、おそらくは隣で微笑む下手人が用意したものだろう。よくぞここまで似合うものを用意してきたものだと、拍手のひとつも送りたくなってくる。

同104

「──その、似合ってるよ。すごく、綺麗だ」


「………………きゅぅ」


 えっ? 今ヘンな音しなかった?

 どうにかこうにかして、肚の奥から感想を捻り出した直後。沸騰したヤカンもさながらの音を出した眼前の『お姫さま』は、それきり一言も喋らなくなってしまう。


「あー……キャパ超えちゃったみたいです、たぶん。このぶんだと記憶も飛んでるかも」


「大丈夫なのか、それ……」


「平気です、そのうち再起動しますから。むしろ、待ち時間に新しい服を用意しておけば、何度も楽しめて一石二鳥ですよ?」


「……ひょっとして、この状況楽しんでない?」


「さあ? どうでしょう♪」


 確信犯じみた笑みを浮かべて、彼女は俺の手を再び握る。どうやら冗談でもなんでもなく、別の服を探しに店内を回るつもりらしい。

 ……まあ、俺がずっと目の前にいたら、『お姫さま』の気も休まらないだろう。無茶苦茶なように見えて、一旦離れるというのは案外理に適っているものなのかもしれない。

 勝手知ったると言わんばかりの足取りで、彼女は店内をすいすいと進んでいく。柔らかなその掌に引かれるうちに、ふと当然の疑問が頭を過った。


「……なあ、ホルダー。人に着せるのもいいけど、自分の服は買ってないのか?」


「え? ああ……私のぶんは、あとでまとめて買おうと思ってるんです。さっきみたいなオフショルにも色々種類があって、どうしても悩んじゃうので──もちろん、それがお買い物のいいところなんですけど」


 答えとともに歩調を緩め、手近な棚へと歩み寄っていく彼女。真剣ながらも楽しげなその表情を見る限り、新しく『お姫さま』に着せるものを見繕ったのか。


「……でも。トレーナーさんがそう言ってくれるのに、チャンスを逃すのも勿体無い気がしてきました」

同105

──だが。

 その顔に浮かぶのは、先の何倍も悪戯っぽい微笑。「悪だくみ」を思いついたと言わんばかりに、彼女はくるりと振り返る。


「これと、これ──どちらがお好みですか、トレーナーさん? 私、あなたが選んでくれた色にしますね♪」


 ……どうやら。本日の受難は、まだまだ先が長いらしい。


以上、走り書きにつき乱文失礼

きっかけは例のJCですね……脳をこんがりやられてしまいまして……


+ 映画<はんぐおーばー伝説>
97冠目 157

映画<はんぐおーばー伝説>

レースを2日後に控えてみんなで温泉に来たソダシは、トレーナーさんに甘えようとアカイトリノムスメ、ユーバーレーベンと一緒にお酒入りチョコレートをたらふく平らげる。翌朝、彼らが目覚めると旅館の部屋は滅茶苦茶になっており、そこには幼児退行したエフフォーリアと1頭のたぬきがおり、そしてアカイトリノムスメが姿を消していた。2人は何も思い出せないながらも、なんとかアカイトリノムスメを見つけ出そうと奔走する。


98冠目

+ グランアレグリアくん……よ
98冠目 7

「グランアレグリアくん……よ」
ボクは彼の背から声をかける。
「レースだけど、気楽に行こうぜ。クリス(マッキャロン)じゃないけど、テイク・イット・イージーだぜ。君の頭なら、この程度の英語はわか………気楽にって意味だ。そうだ、そうだ、2000mはマイルだ」


+ キングとプボのじじまご
98冠目 33

プボ~お年玉ちょうだいプボ~

だから私はボンドさんのお爺様ではないのよ!

(プボプボウルウル)

…もう!

同 50

「キングお姉さま!キングお姉さま!私にはないんですか!?」


「ピクシーナイトさんまでなんでなのよ!もう!」


「はいどうぞ~ナイトちゃんはいつも頑張り屋さんですからね~ちょっと奮発しちゃいました~」


「グラスさん!?全くしょうがないわね、大事に使うのよ!」

同 58

「ああああああああ!ありがとうございます!キングお姉さまからのお年玉・・・!末代までの家宝にいたします!」


「プボ~ナイトちゃんもキングお爺ちゃんからお年玉貰ったプボ?良かったプボねぇ(お菓子モグモグ)」


「だ!か!ら!私はあなた達のお爺さまでもお姉さまでもないのよ!!!!」

同 62

そしてアサマ、イクイノックス、ヴァイスメテオール、ウオーターナビレラあたりもちゃっかり貰っちゃってる


+ 政治的なコメントだけはクソ真面目に答えるグランちゃん
98冠目 57

いつもはひらがな会話なのに
政治的なコメントだけはクソ真面目に答えるグランちゃん

同 70

Q.トゥインクルシリーズを卒業されてドリームカップへの挑戦を表明されていますが次走の予定はありますか?

「まいるをはしるわ、こんどこそ2000mのかべをこえるのよ」


Q.趣味は国会中継を聞く事とありますが何か覚えていることなどはありますか?

「直近の課題である経済の立て直しに向けて行動を重ねているのはよく理解できるのですが、そもそも首相が打ち出した次なる経済のヴィジョンを国民も含めて共有できているのかが疑問ですね、あくまで個人の意見ですが何をもって次なる経済としているのかの周知が不十分であるように私は感じます、ですから国民がもつ経済への先行きに不安をぬぐい切れず経済活性化に今一つつながっていないのではないかと感じますね、ですのでワンフレーズもしくはツーフレーズで言えてはっきりとした目標にあたる物を国民に周知するのもまた手ではないかと思いますね。」


+ チョーカー
98冠目 95

「……チョーカー」
ショッピングの傍ら、ふと呟いて立ち止まった彼女。つられて視線の先に目を向ければ、確かにそこには銀のワイヤーチョーカーが鎮座ましましている。
「珍しいね、こういうのを欲しがるの。モデルの仕事とかで慣れてるものだとばかり」
「それとこれとは話が別です。そもそも仕事したからといって、プレゼントしてもらえるわけでもないわ。せいぜい化粧水の試供品が関の山よ」
 ああ……それで我が家の洗面所には試供品が山積されてるのか。いやほんといつ使うんですかねあれ……。
「──だったら、俺からプレゼントしようか。きちんとした贈り物もしてないし、君さえよければだけど」
「……あなたの方こそ、珍しいわね。どういう風の吹き回しかしら? ペット相手に首輪でもつけるつもり?」
 掛け値なしの親切でそう口にしたところ、返ってきたのは警戒心マシマシの答えだった。俺なんか疑われるようなことした? いやしたか……写真とか30枚くらい撮ったもんな……。
「や、単なる下心。男としては、パートナーにはなるべく見栄を張りたくてさ──ま、ペット扱いのほうがいいならそうするけども」
「……っ、そういう訳じゃありません。ええ、そういうことなら有難く頂戴するわ。パー、トナー、なんですから」
 なにやらひとりで自爆しているが、どうやら彼女なりに納得してくれたらしい。顔が見えずとも真っ赤になっていることが分かるあたり、彼女との付き合いも長くなったということなのか。
「ペット……………わん」
 ……おっと。こいつはまずいぞ、色んな意味で。


+ BTTFと言えばスポーツ年鑑
BTTFと言えばスポーツ年鑑
2013年の全重賞の結果を手にしたコンちゃんは
12世代に狙われることになる…

そして横浜ベイスターズの成績を知り
ヴィルシーナに憐れみの目を向けるコンちゃん

同 108

そういや去年の横浜…

同 110

コン「み…三浦監督…!?」
ヴィルシーナ「どうしたのコンちゃん、勝手に番長を引退させて」

同 113

翌日ベンチで冷えている内川と病院内で息を引き取った吉村と村田とキズナカッターされたエピファネイアが発見されそう


+ 天涯孤独グランちゃん概念
98冠目 79

天涯孤独だけど人前では明るく振る舞う健気なグランちゃん概念からの夜にベッドで一人ふと涙を流すグランちゃん概念…!?

同 112

グラン「…かわいそうだとでもいいたいですか?」

ラヴズ「貴女をかわいそうだなんて、一度も思ったことはない」

グラン「………」

ラヴズ「カッコいいって思ったことは何度もあるけどね」

グラン「ぐぬ…やりますねラヴズオンリーユー。わたしのまけなんですけど」

ラヴズ「何の勝負よ、この意地っ張り」ギュッ


+ <"勝負">
98冠目 111

突然すまない
深夜だし、以前に投稿したけど消した
しっとりキズナSSの修正が終わったので投稿したいのだが女々か?

同 118

<"勝負">



夏合宿のある日。夜は始まったばかりであり、カエルの声がかしましく辺りに響いている。

コーチに転職した私、コントレイルは、キズナ先輩と一緒にレースの勉強会を合宿所で開いていた。

私がみんなに配る紅茶を用意している間、お団子ヘアに丸メガネのキズナ先輩が、難しい顔をしてルーキー達の周りを歩きまわっていた。

「キーズーナーちゃーん!wwww」

そんな真面目な場にそぐわない大声が聞こえてきたかと思うと、ばん、と開いたドアの先にしたたか酔っ払ったエピファネイア先輩が現れた。ワンピースに羽織ったブルゾンが、今にも肩から落ちそうになっている。

「アル中はお帰り下さいズナ」

キズナ先輩はこの闖入者に冷たくいい放つと、彼女を無視してまた歩きはじめた。

エピファネイア先輩はふてくされた顔をしていたが、中央に据え付けられた大型テレビの液晶画面をみて、何故かニヤニヤと笑いはじめた。

同 119

「あっそうだあ~wそろそろ教えてくれよズナちゃーんw本当はどっちが上手くトレーナーに告白できたのかをさ~wwwww」

私は運ぼうとしていた紅茶を危うくトレーごと落としそうになった。

慌てて前を見ると、キズナ先輩がスーツを着ているとは思えない速度ですっとんでいく。

「その勝負の話はもうやめろとあれほど…おらあっ!キズナカッター!」

「グワーッ!」

エピファネイア先輩がもんどり打って床に倒れこみ、呆れた様子のエフフォーリアやアリストテレスに助け起こされる。

「誰ですか、こいつに酒を飲ませたのは…そもそも何でここにきた…勉強会が台無しだズナ…」

キズナ先輩がぶつくさ言うと、エピファネイア先輩は起き上がり、相変わらずニヤニヤしながらテレビを指差した。

画面の向こうでは1人の評論家が記者を相手にして、春の競馬について独特の切り口の予想を行っている。…キズナ先輩の元トレーナーだ…

「へっへっへ、忘れもしないぜ…あの年のラジオNIKKEI杯、あの時最強たるあたしはお前と」

「うるせえ!!キズナカッタアアアアアアー!!!!!!!」

「グワーッ!!!!サヨナラ!」

今度は綺麗にチョップが決まり、エピファネイア先輩は部屋の隅の、座布団の山の中に沈んだ。

同 121

「っし…フーッ…じゃ、勉強会を再開するズナ~…」

「あっ、あの~…」

メイケイエールがキズナ先輩の額に癇筋が浮かんでいることも気付かずに、興味津々といった様子で手を挙げた。

「勝負って…何のことですか?」

やばっ、と私は身を固くしたが、キズナ先輩はため息を1つつくと、からりとした表情で、

「メイクデビューしたばかりの時のアホな恋愛勝負だズナ。どっちが早く"ウマ娘は大変なものを盗みました。トレーナーの心です"するかってね…ま、その勝負、私のトレーナーが女性に代わったせいでどっかに吹っ飛んだズナよ。」

と言った。

「さ、勉強に戻る戻る!」

ぱん、とキズナ先輩が手を叩くと、ルーキー達は慌てて本を広げて勉強を再開しようとした。…が、思春期真っ盛りのウマ娘がそれで収まるまずもなく。

「ま、タイホちゃんはもうトレーナーさんの心をルパンしたけどね~」

「は?聞き捨てならないわねそれ?私のトレーナーでもあるのよ?」

「まーまーえっちゃん落ち着いて。まーだ告白しないと専属契約できないって嘘吐いたの、怒ってるの?♪」

「~~~!!!!!」

……あっ、これはもう駄目みたいですね。

すっかり集中力を切らしたルーキー達は、そのまま鬼ごっこ大会をはじめてしまったのであった。

同 122

みんなが寝静まった後も私はコーチ業の勉強を続けていたが、いつの間にかぐうぐうと寝てしまっていた。がば、と起きた時には夜中の2時だったが…誰かが暗がりの中でテレビをみている。

「キズナ先輩…?」

私が呼びかけると、椅子の上で体育座りをしていたキズナ先輩が振り返る。私は思わずドキリとする。いつものスーツ姿ではなく、豊かな黒髪をさらりと胸まで垂らしたパジャマ姿…見る人全てに「君は3冠ウマ娘になれるよ」とお追従を言わせたとかいう、絶世の美女がそこにいた。

「あら、ごめんね。起こしちゃったんだ…どうしたの?」

吸い込まれそうな先輩の優しい声。テレビには…キズナ先輩の元トレーナーのビデオが流れていた。それに釣られて、私は思わず聞いてしまう。

「あの、エピ先輩との恋愛勝負ですけど…まさか本当にやったんですか?」

すると、キズナ先輩は私に向き直る。

「そんなこと気にしてどうするの?」

他のみんなが寝ていて、誰も聞いていないのをいいことに私はもじもじしながら言う。

「…エピファネイア先輩のトレーナーさんは、私のトレーナーさんでもあるので…ちょーっとばかし…私は気にしてしまうんです…昔、先輩に告白されたんだろうなってことが…」

先輩はにこりと微笑み、そしておどけた顔になった。「"少なくとも"、あの野郎は失恋したズナ。コンちゃんには特別に教えちゃうズナよ。エピの野郎はクラシックの間じゅうかかりまくってて、トレーナーにレースの度毎に告白しては撃沈してたんだズナ~」と言った。

私はほっとして胸を撫で下ろす。

ころころとキズナ先輩は笑い、「さ、もうおやすみなさいな」と言って、テレビを消してしまった。

翌朝はいつものお堅いキズナ先輩に戻っていたし、それから1カ月の間、先輩は一切夜更かしをすることはなかった。

同 123

夏が深まったある日、夜中に水を飲もうとした私はキズナ先輩が起きているのを見つけた。

また、元トレーナーのビデオを見ている。

彼女はバツが悪そうに私に言い訳をする。

「12日はね、彼の引退日なんだズナ~」

いつもの口調が薄明かりの中の美女から発せられると、こうも蠱惑的に聞こえるものか。

私は思いきって聞く。

「先輩…エピファネイア先輩との恋愛勝負、先輩が…勝ったんですね?」

私は疑問が生じていたのだ。勝負の勝敗は今や明らかだ。しかし、キズナ先輩が勝ったのなら、一体どうして…

私が横に座ると、キズナ先輩はぽつぽつと話を始める。

「エピファネイアは時々ああやって絡むのよ。私がトレーナーさんに告白したことをどんなに正直に話しても…信じてくれないの。ズナのトレーナーはズナが大好きだった。それが告白したのに未だに一緒になっていない。トレーナーは本当に告白を断ったのか…いやもしやこいつ実は告白なんかしてないんじゃないか…ズナとズナのトレーナーが真面目だったから、自分も巻き添えを食って自分のトレーナーが告白を受け入れなかったんじゃないか…と、ね。恋したらほんと、IQが下がるもんだわねえ。」

私は身動ぎもしない。エピファネイア先輩がいきなり絡んできた理由が分かった。もしかしたら、ちょうど何度目かの失恋をしてきたところだったのかもしれない。

同124

キズナ先輩は呟く。

「エピの野郎は羨ましいわね…好きな人が好きなことをしているなら、それで充分じゃないのよ…」

ゆっくりとキズナ先輩がこちらに振り向いた。私は思わず背を伸ばす。

「…恋愛はね…勝負を競うゲームじゃないのよ。でも、私はお子ちゃまだったから、あの頃は何にも分かってなかった…レースを競いはじめた時にエピに仕掛けられた恋愛勝負を、はじめはまるで相手にしてなかったわ…でも…エピにレースの成績で勝てなくなったとき、焦って、私は…恋で勝とうとしてしまったの…これならヤツに勝てるって、私、私…………確信してたから…」

ふいに、私の脳裏に燃え盛るような紅葉の中を、手を繋いで歩く学生とトレーナーのカップルの幻が思い浮かんだ。

"かわいいよ、キズナ…こんな気持ちは初めてだよ…"

「…それで、一体…どうなりましたか…」

「どうなった?ふふ、ふ…」

彼女は再びテレビに向き直る。

「勝とうとして、私は全てをめちゃくちゃにしてしまった…」

先輩はテレビの中の人を指差し、秘密を囁くように、小声で言う。

「もうこの人は、ウマ娘のことを対等なパートナーとして考えられなくなってしまったの。だからトレーナーを辞めて、トレセンを去ったの。」

キズナ先輩は俯く。

「私は…結局…勝負に負けたのかもしれないね」

とても、とても悲しい話…。ただ、最後に1つ、私が知りたいことがある。先輩は…"勝負"をしたことをどう思っているのだろう?後悔しているのか?それとも…

私は呟く。

「やっぱり先輩は勝ちました。この方はもう永遠に…先輩のものなんですからね。」

先輩は何も答えない。

静かに夜が更けていく。


+ キングとプボのじじまご その2
98冠目 127

プボ~今朝はコンちゃんが朝練でいないからキング先輩に起こしてもらったプボ。キング先輩はなんだか怒ってたけど髪を整えてくれる手つきがすっごく優しくて温かかったプボ。で、仕上げのドライヤーをかけてくれた時に何か言ってた気がするけど思い出せないプボ、だけどなんだか胸が温かくなった気がしたプボ。
      • さぁ阪神大賞典と天皇賞に向けて今日も頑張るぞー!プボー!


+ ホームシックになるグラン
98冠目 88

ホームシックになるグランというのは!どうでしょうか!

同 143

この世界線のss

ほぼ初めて書くので読みにくかったらすみません


プイプイ。ディープインパクトプイ。昼間は生徒会とURAのお仕事で時間がないから夜走ってるプイ。もちろん無許可で寮脱走してるプイ。ドンナちゃんには叱られたくないプイ。

あー、どこかに生徒会長の後釜を継いでくれる無敗三冠バはいないプイ?あと一年くらいで来てくれる気がするプイが…。


深夜の寮のエントランスは静かプイ…怖いプイ…

そういえばすすり泣く女の幽霊が出るなんて噂も聞いたプイ…

「ぐすっ…ぐすっ…」

プイィ!?

「わっ…誰ですか?」

わ、私はディ…じゃなくてプイプイだプイ。

「可愛いお名前ですね!驚かせちゃって申し訳ないです」

大丈夫プイ。ところで何で泣いてたプイ?何かあったプイ?

「いいえ、大したことないんです。大丈夫です!」

本当プイ?トレセン学園はたくさん走れるし楽しいこといっぱいだけど…………辛いこともいっぱいあるプイ。通りすがりのプイに話してみるプイ。

「…他の人には言わないでくれますか?」

もちろんプイ!

同 144

「私、ここに入学するまではいっつもパパとママと、弟と一緒に寝てたんです。だから一人で寝るの寂しくて…同室の子に一緒に寝てなんて言えないし…」

なるほどプイ。プイも分かるプイ。プイのお母さんも元気いっぱいな人でよく一緒に走ってくれたから大好きプイ。

「……グスッ…会いたいよお…ママ…パパ…」

…………プイ!

「わわっ!どうしたんですか!」

寂しい時はギュッてするのが一番プイ。プイも走りすぎて、足に怪我して帰ったら、お母さんが手当てしてギュッてしてくれたプイ。しばらくプイが背中もとんとんしてあげるプイ…


    …⏰…


少し落ち着いたプイ?

「…お父さんみたいな匂いがする…」

プイィイ?!加齢臭プイ?!

「違います違います!落ち着く匂いってことです!ごめんなさい!」

なんだプイ…プイも加齢臭とか言って悪かったプイ!

「すみません、もう大丈夫そうです!」

良かったプイ!プイは時々この時間にこの辺通るからまた眠れなかったら会おうプイ。プイは君の味方プイ!あともし良かったらプイと一緒に走ろうプイ!

「ありがとうございます!まいるならまけませんよ!……あ!」

どうしたプイ?


「自己紹介してませんでした!えーこほん、改めましてこんにちは!こんしゅうのおうかしょうにでます、ぐらんあれぐりあです!」


+ グランちゃんの部屋
98冠目 150

天外孤独の身になったけど明るく生きるグランちゃんの部屋のトロフィーとか飾ってある場所にクロノ、ラヴズ、ブーケちゃんと四人で何気なく撮った写真が一緒に置いてあるの想像したら泣けてきた。
友達との思い出が輝かしい戦歴と同じくらい大切っていう心の内が見える。本人は「せまいへやなのでたまたまですけど」って誤魔化すだろうけど。


+ コントレイルの菊花賞最終直線
98冠目 153

コントレイルの菊花賞最終直線は熱すぎるよ

コントレイル「はあっ…!はあっ…!!」
アリストテレス「私の意地悪なマークによくぞずっと耐え続けたね、コンちゃん…でも、もうチェックメイトだ!」ビュンッ
コントレイル「…!!!」ビュンッ
プボ「!2人がスパートをかけた!…でもっ…もうコンちゃんには体力が…」
コントレイル「ああっ…」グラリ…
アリストテレス「ではさよなら、コンちゃん。もういいんだよ、ゆっくり走っ…!?!?」
コントレイル「…!!…!!」ビキビキビキビキッッ
プボ「…っ!速度が…っ!落ちないだって!!?こんなのっ…データには…!」
アリストテレス「~~~!!!あと、あとクビ差だけなんだッ!!!!」ビキビキッ
コントレイル「……!……………!………!!!!!!」

ゴール!ゴール!三冠バの誕生です!

アリストテレス「そんなっ!こんなのあり得ないっ!」2位
コントレイル「コヒューッ…コヒューッ……えへへ…ぶいっ…」1位

プボ「気を取られてたらうっかり最後に差されちゃった♥️」4位


99冠目

+ 苦労人モズベッロのチャレンジクッキング、第一回 プレハブ死闘編
99冠目 28

カッコいい姉貴でお馴染みモズベッロがレース休んでる時、たまたまikzeさんにご飯つくってあげる流れになったところ、何やらプレハブの中が騒がしい…。
まあ、いつもワケわからないことで騒いでるから気にしなくていいっしょ、と流していたモズベッロはなぜかikzeさんだけでなくプレハブのみんなに料理を振る舞うことになり…
苦労人モズベッロのチャレンジクッキング、第一回 プレハブ死闘編
みたいなのが浮かんだ。本編はない。


+ テレビドラマ"BTTFコントレイル"シーズン3 第7話予告
99冠目 35

あっそうだ(唐突)

テレビドラマ"BTTFコントレイル"

シーズン3 第7話のSSを今制作中なので予告だけ置いておきます


「地味ウマ娘、天地をかける」


いつものごとく昼寝中に"自称女神"マンニカに過去へと連れ去られたコントレイル。

言うことを聞いて歴史を救わないとディープボンドが消え去ると脅されてしぶしぶ1984年へと飛んだ彼女は、新人オーディションでボロボロにけなされている地味なウマ娘に出会う。コントレイルに課せられたミッションは、何としてでも、「サウジの王子様」にこの「ぶちゃいくむすめ」のトレーナーになってもらうことだった。

慌てたコントレイルはちょうど昼寝をしていたディープボンドも過去へと拉致して協力させて、王子様に向けた必死のセールスアタックを始めたのだった…


+ 愛する人のためならなんでも
99冠目 112

アイ先輩「愛する人のためならなんでも自然とできるようになるわ」
グラン「あーはいはい」
ラヴズ「そういうの」
ブーケ「いいんで」
クロノ「(な、なんでもって…本当になんでも…?)」ドキドキ

グラン「はー…うぶいのがもうそうでかたまってるんですけど」ヤレヤレ
ラヴズ「年頃なのよ。そっとしておきましょう」
ブーケ「クロノの純情なところ、とても良いと思うわ」
アイ先輩「(相変わらず見た目の印象と中身がちぐはぐな子たちね…)」


+ 麻雀プイ
99冠目 134

「プイ先輩、麻雀ってやったことあるッスか?」
「ア●ギで見たけど、ルール全然分からんまま進んだプイ…」
「じゃあ、一回打ってみるッス。モノは試しッスよ」
「え?血液賭けるのはちょっと…」
「偏見がヒドイ!」


+ BTTFコンちゃん 〜踊る勇者の伝説〜
99冠目 158

BTTFコンちゃん 〜踊る勇者の伝説〜

イマイチG1で勝ちきれないディープボンドに喝を入れたい三女神、
またいたずらにコントレイルとセットで過去へタイムスリップさせてしまう
行き先は1986年のフランス。たどり着いた先でコンプボは
日本に1年以上帰らずに欧州を転戦しているという日本のウマ娘、
シリウスシンボリとひょんなことから友情を深める。

凱旋門賞の日、スタンドからシリウスを応援していたコンプボ。
あるウマ娘が現れた瞬間、ディープボンドの血が湧き上がるような
言いようのない衝撃に見舞われる…


+ BTTFコントレイル 「我が足よさよなら、良識よこんにちは」
99冠目 162

便乗じゃ~
※過去に飛ばされても、未来に戻ったら1分しか経っていないという設定があります

BTTFコントレイル
「我が足よさよなら、良識よこんにちは」
女神にまたまた説明なく1960年のアメリカに拉致されたコンプボは、名前と姿が全く合っていない横暴でボンキュッボンなウマ娘に喧嘩をふっかけられる。元気をもて余している彼女にターフをかけることを持ちかけたところ、アメリカのレースを総ナメにしていく。だが、ある日不幸な事故で足を粉砕骨折してしまい…
コントレイル「もう無理だよ…お医者さんもいないし…」
ヘイルトゥーリーズン「…諦めないってことを教えてくれたのは、あんたらじゃないか!この"レース"、勝てれば私は生まれ変われそうな気がするんだ!」
プボ「…よし、覚悟はいいね!麻酔ナシだよ!」
ヘイルトゥーリーズン「ふっ…さ、ゲート入りは済んだ。やってくれよ。」

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