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  • ウマ娘化したコントレイルくんを妄想しようの会 @ ウィキ
  • 264冠目のSSまとめ

ウマ娘化したコントレイルくんを妄想しようの会 @ ウィキ

264冠目のSSまとめ

最終更新:2023年03月18日 14:40

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

SSまとめ

スレでお出しされたSSをまとめるページです。
出された概念はあくまでも人それぞれであり、あなたの概念を否定するわけではありません!

+ to too cloud.
「──2番アーモンドアイ! その輝きを放ったままターフに別れを告げます! 2着は6番のコントレイル──」
 まばらに過ぎる観客席と、それでもなお地を揺るがすような喝采。人々の熱狂の理由はただひとつ、夢見た光景がそこにあったからだ。
 三冠ウマ娘3人の激突、まさに世紀の激突と呼ぶにふさわしい一戦。この先100年は起こり得ないだろう奇跡の勝者になったのは、他の誰でもない、最強の女王その人だった。そればかりか、三冠を戴いた3人が綺麗に123フィニッシュを決めているのだから、もはや出来過ぎと言っても何ひとつ過言じゃない。
 誰もが夢見た、最高の舞台。みんなが幸せになる、最上の結末。わたしに理想と呼べるものがあるのなら、それは今この瞬間に叶っている。みんなを笑顔にできたのだから、不満なんてどこにもあるはずがない。
 ない、からこそ。不平も不満も、何ひとつとして持っていないからこそ──たったひとつの事実が、隠しようもなく浮き彫りになる。
「……ああ。負けたんだ、わたし」
 曇り空を吹き飛ばすほどの歓声も、溢れそうなほどの称賛も、わたしに向けられたものではなくて。今まで一度も経験したことがないからこそ、どうすればいいのかわからない。
 自分の前に誰かがいて、自分より先にゴールを走り抜ける。いつかはそんな日が来るだろうと、ただ漠然と思っていた。けれど、いざ”その日”が来てみると、思っていたようなことは何ひとつ起こらなかった。
 悔しい、とか。不甲斐ない、とか。起こるべきはずの感情さえ、わたしの心には何ひとつとして湧き上がってこない。ただどこまでも静かな、凪いだ海のような静寂が広がっているだけだ。
「無敗三冠にハナ差4着ねぇ。実質三冠くらいなら名乗っていいんじゃない? ほぅら、だんだんGⅠ取ってた気がしてきただろう? ストレッチパワーが溜まってきただろう……?」
「そっちこそ、レースはほぼ一年ぶりでしょ? それで6着なんだから、十分誇れることだと思うけどな。トレーナーさんにも、二人揃って頑張りましたって報告ができるし。とっても嬉しいよ、私」
「……ん。まあ、そだね。敵わないよ、アンタにはさ」
 背後で聞こえる話し声も、今ひとつ頭に入ってこない。鳴り止まない歓喜の声に背中を押され、ただ漫然と足を動かしているうちに、気づけば控え室まで戻ってきてしまっていた。
 このあとはすぐにインタビュー、それが終わればウイニングライブの打ち合わせに直行だ。呆けている暇なんてどこにもないし、そんなことが許されるはずもない。上の空でライブを演ろうものなら、それこそお客さんたちを失望させてしまうこと請け合いだ。
 のんびり歩いていたおかげで、他のみんなはとっくに部屋を出てしまっている。ウイニングランをしている彼女は例外としても、表彰台に上がるべき人間が遅れました、なんてことでは話にならない。みんなに迷惑をかけないためにも、わたしも急いで準備をしなければ──
「ねね、コンちゃん」
 つい、と。軽く、しかし確かに引かれた袖が、わたしの動きをぴたりと止める。
 背後から聞こえてきたその声は、大人びていながらもどこか子供っぽいもので。女性と少女の中間のようなその声だけを聞いて、最強のウマ娘を想像する人はそう多くないだろう。
「今日、時間ある? ──ライブが終わったあと、コレ、行かない?」
 くいっと杯を煽る仕草に、ダメ押しとばかりにウインクひとつ。吸い込まれるような引力を持った瞳には、悪戯っ子のような色が浮かんでいる。名は体を表すというけれど、この人のそれは折り紙つきだ。
 これが全てのウマ娘の頂点。ターフでもステージでもてっぺんに立つ、誰よりも輝く一等星。
 アーモンドアイ。それが、わたしが越えられなかった、最強のウマ娘の名前だった。
「ごめんね〜、まさかどこも埋まってるなんて! 見通しが甘かった!」
「仕方ないですよ、GⅠの後ですから。皆さん話したいことも沢山ありますし、それにこんな時間ですし。学生が入れるお店なんて、そうそう空いてないです」
「それはそうなんだけど、誘った手前申し訳なくて。う〜ん、サイゼでも予約しておけばよかったかなぁ」
「前から思ってましたけど。案外庶民派なんですね、先輩」
「それはもちろん、みんなのアイドルだからね! 初デートがサイゼでも文句言わないよ? ミラノ風ドリアのミラノ抜きとか頼んじゃうよ?」
「その場合普通のドリアが出てくると思いますけど……」
 均整のとれた唇から転がり出してくるのは、存外に親しみやすい言葉。楽しげに跳ねるその声を聞きながら、夜の街をふたりで歩く。
 ウイニングライブもお開きになり、時刻はそろそろ10時を過ぎるかといったあたり。ご時世のことも相まって、歓楽街に人影と呼べるものはほぼ見当たらない。昼間に並んで歩こうものなら3分で人だかりができてしまうだろうし、これはこれで有難いことでもある。
 もっとも、人通りがないのは通りだけ。一度お店の中に足を踏み入れようものなら、どこもかしこもお客さんで満員状態だ。それだけ今日の勝負が語り草になっているということでもあるけれど、静かに話し込めるような雰囲気では間違っても無くなってしまう。
 そんなわけで。ノープランで繰り出したわたしたちは、当てもなく夜の街を彷徨う羽目になった、というわけなのだ。
「でも、コンちゃんが付き合ってくれてよかった! タクトちゃんにも声かけたんだけど、袖にされちゃって。これで二人に振られてたら、お姉さんしばらく立ち直れなくなっちゃう……お酒に逃げる日々になっちゃうよぉ、よよよ」
「まだお酒飲めないじゃないですか、先輩。それとタクトなら、トレーニングメニューを1から組み直すって言ってましたよ。よっぽど負けたのが堪えたんじゃないかなあ」
「ひゃー、ストイックだなぁ……ま、そうじゃなきゃ無敗で三冠なんて取れないよね。さっきのステージでも完璧だったし、アイちゃん先輩は後輩が末恐ろしいですよ、んもぅ」
言葉ごとにころころと変わる表情は、まさしくアイドルと呼ぶにふさわしい華やかさで。見た目だけでいえば冷たさすら感じる美貌からこんなテンションが飛び出してくるのだから、初見の人は誰しも面食らうに違いない。そのギャップも武器にして使いこなすあたりが、彼女がトップたる所以なんだろう。
 ギャップ、と言うのであれば。平時の彼女とレース中の彼女こそ、それこそギャップの塊なわけだけど。
「それはそれとして、そろそろどこかには入りたいよね。いくらレースの日とは言っても、帰りが遅くなるのは避けたいし……小さくていい感じの雰囲気で、なおかつお客さんもそこまでいないカフェとか、コンちゃん知らない?」
「いや、そんな都合よ、く……」
 ありませんよ、と。喉元どころか口先まで出かかった言葉が止まったのは、何もいい場所を思いついたのではなく。
 もっと単純に、実に”それらしい”場所が、まさに目の前にあったからだ。
 角を曲がった先に現れたその店は、小さいながらも良い雰囲気を備えていて。にも関わらずどこか寂れた空気なのは、往来から離れた僻地に位置しているせいか。
「へぇ、こんな場所あったんだ。コンちゃん知ってたの? 見た感じ、割と新めのお店っぽいけど」
「いえ全然まったく。なんて読むんでしょう、これ……ふぇいろー? ふぇいろあ?」
「うーん、そのへんは中で聞けばよし! せっかくいい感じの場所見つけたんだし、お客さんもあんまりいないっぽいし、入っちゃいましょう! へい大将、やってるぅー?」
 首を傾げるわたしを置いて、彼女は元気よく扉を開け放つ。からころと響くドアベルの音とともに、店内の様相が目に飛び込んでくる。
 エスニックな雰囲気のある内装を見るに、何らかのコンセプトがあるカフェなのか。きれいに清掃の行き届いた店内にいるのは、しかし二人の店員さんだけらしい。
「はぁ……やっぱり立地が悪いのかなァ、ここ……。ホントなら今頃大繁盛、とはいかないけど、知る人ぞ知る路地裏のカフェくらいにはなってたはずなんだけどなァ……」
「繁盛も何もないだろ、新装開店の広告も出してないんだから。何もしないで人気者になろうとするの、店長の悪いトコだと思うぞ」
「今不特定多数の人間を滅多刺しにしたヨ、君。もうちょっと手心とか加えてくれない? かよわいいきものに対する慈愛の心とか持ってたりしない? 隣人愛とか無償の愛とか、2000年くらい前からのトレンドだよ?」
「私の愛は有償なんだ。どうしてもと言うのなら、セブンでハーゲンダッツを買ってくるくらいのことはするべきだな。1日くらいは慈愛を振り撒いてやるぞ」
「コンビニで298円の愛かァ……夢も希望もないなァ……」
 何やら暗めの店長さん(?)と、そんな彼女に同情することもなく塩対応気味の店員さん。わたしと同じくらいの年齢に見えるし、というか見たところ二人ともウマ娘だし、てっきりバイトさんなのかと思っていたけれど……会話を聞く限り、どうにもそういうわけではなさそうだ。
 もっとも。今大事なのは、このお店の雇用形態のお話ではなく。
「こんばんわー、2名でーす! やってますかー?」
「へいらっしゃい、お好きな席へどぞー。おい、待ちに待ったお客さんだぞ店長。井戸端で夜な夜なお皿なんか数えてる場合じゃないぞ」
「え”っ、あハイ。いらっしゃ──う”え”!?」
 朗々と響き渡る先輩の声に応じるのは、それとは相反するような気だるげな声。真っ白な髪の店員さんに引き連れられ、窓際の席へと案内される。てっきりもう店じまいをしたのかと思っていたけれど、ただお客さんがいなかっただけらしい。
「はい、これメニューです。オススメは、えーとなんだっけな……ま、ここに書いてあるやつは全部美味しいです。腕は確かなんで、あの人。期待しててください」
 投げやりに説明する店員さんは、同じウマ娘のわたしが見ても引き込まれるほどに華やかで。前情報なしで彼女を目にすれば、とてもカフェの店員さんとは思えないだろう。
 学園でも見たことのないほど真っ白の髪に、所作のところどころから滲み出る気品。何ひとつ飾っていないのに溢れ出すオーラは、スポットライトのただ中に立っているのかと錯覚するほどだ。ことスター性という点で言えば、それはわたしの目の前に座った先輩に何ひとつ引けを取っていないと断言できる。
 ただ、それはそれとして。彼女が示す「あの人」は、さっきから音信不通なわけだけど。
「……あの。店長さん、大丈夫なんですか? さっきから固まっちゃってますけど」
「ん? あー大丈夫、お客さんが想定外の大物で処理落ちしてるだけだから。あとでサインでも書いてあげれば喜ぶと思いますよ、割とミーハーなんで。ほいじゃ、ごゆっくりー」
 斜に構えてるけど根っこは純粋なんだよなー、なんてことを呟きながら、ひらひらと手を振って離れていく店員さん。およそオブラートなんてものが存在していない言い種だけど、雇い主(?)を好き放題言えるあたり、悪い関係ではないのだと思う。たぶんそう、きっとそう。
「へぇー、面白いお店! ねえコンちゃん、せっかくだしサイン書こうよ! あの隣に飾ってもらえるかもよ?」
「それはいいんですけど……誰のサインでしょう、あれ。トップウマドル……マツカゼ、さん? いたかなあそんな人……」
 店の一角に掲げられたサインは、とんと聞き覚えのないもので。何か怪しいものでも摑まされたのではと、ただの客ながらに要らぬ心配をしてしまう。あの店長さん、押し付けられたら断れなさそうだしなあ……怪しいモノじゃないといいんだけどなあ……。
「まあまあ、そのあたりは脇に置いといて。とりあえず、一日お疲れ様! 私もコンちゃんもがんばった! えらい! 乾杯!」
「はい。レースもライブも、おつかれさまでした」
 静かな店内にあっても、陽気な音頭が翳ることはなく。水がなみなみ注がれたグラスが、チン、と控えめな音を立てる。GⅠのお祝いにしては随分簡素だけれど、これはこれで得難いものだと思う。
 ごくりと飲み下した冷たい水が、熱を持った思考を鎮めていく。数時間前の記憶はなおも鮮やかに、私の中で渦を巻いている。
 けれど、それだけ。時間がたった今ならあるいは、と思ったけれど……やはりわたしの中には、どのような感情も起こってこない。
「──、──」
 悔しい、と思うべきなのだろうか。勝てなかった自分の不甲斐なさに、怒りを覚えるべきなのだろうか。けれど、それは──
「ねぇ。コンちゃんはさ、何のために走ってるの?」
 と。
 思考の淵に沈む意識を、水面に押し出すかのように。優しい、けれど確かに芯の通った声が、わたしの視線を引っ張り上げる。
「なんの、ため?」
「そ。一番になりたい理由、でもいいかな。他の誰かを押しのけてでも、自分がトップに立ちたい理由。コンちゃんにはある?」
「……それ、は。みんなの、ためです。みんなが、喜んでくれるから──」
「みんなが喜んでくれるなら、一番じゃなくてもいい? 仮にみんなが満足してくれるなら、コンちゃんは最下位でもいいの?」
 どこまでも穏やかな声だからこそ、それは妥協を許さない。一切の情けも容赦もなく、その声はなあなあにしていたものを抉り出していく。
 そこにいるのは、頼りになる先輩でも、完全無欠のアイドルでもない。無慈悲なまでの力で他者を蹂躙する、ターフに君臨する女王そのものだった。
「意味はあっても理由がない。それが今の貴方だよ、コントレイル。走ることの意味は誰かから与えてもらえるけれど、走るための理由は自分で見つけないといけない。貴方は今まで、”みんな”の願いを叶えてきたんだろうけれど……それは貴方が受け取ったものであって、貴方のうちから出たものじゃない」
「……それは、いけないことなんでしょうか。誰かのために走ることは、間違っているんですか?」
「ううん、そんなことないよ。それはとても素晴らしくて、尊いモノだと思う。でも、いくら”みんな”に後押しされたとしても、レースには自分ひとりしかいないから。自分のために戦えないウマ娘は、きっと最後の最後で競り負ける。根性論だ、なんて言われるかもしれないけど、技術と才能だけで勝てるほどGⅠは甘くない」
 静かに告げられる言葉には、有無を言わせないだけの力があって。そしてそれが正しいことを、わたしは今日の戦いで嫌というほど思い知っている。
 誰かを蹴り飛ばしてでも、たった一つの席に座る覚悟。人がエゴと呼ぶそれは、レースで鎬を削るウマ娘なら誰しもが持ち合わせているはずのものだ。一番になることを望むのは、そこに叶えたい夢や目標があるからに他ならない。
 けれど。けれど、わたしには。
「……先輩には、あるんですか。走る、理由が」
「あるよ、もちろん。私はね、特別な存在になりたいんだ。レースを見にきてくれた誰かに、支えてくれるみんなにとって──何より、私のことを特別だって言ってくれたトレーナーさんにとって、何よりも忘れられない存在になりたい。レースで一番になって、ライブでもセンターに立ったら、きっと私は誰よりも記憶に残るでしょう?」
だから私は、自分のために走るんだ。そう告げる彼女の顔に、嘘偽りのようなものは微塵もない。それは彼女の語った言葉が、正しく”理由”足り得るからこそだ。
 思いの強さ。それが勝負の決め手になるのなら、確かに私に勝ち目なんてない。私自身に願いがあるというのなら、それは誰かの願いを受け取った時点で既に叶っている。
 でも──それなら。いったい、わたしは、何のために。
「ま、こればっかりはすぐに解決できる問題じゃないからね。答えが出るのがいつになるのかは判らないけれど、アイちゃん先輩はコンちゃんの道のりを陰ながら応援してるから! 私がいなくなっても、アイコンタクトの誓いは永遠だよ! ──あ、店員さん、注文いいですかー?」
「はーい、ただいまー。ほれ店長、いい加減起きろ。さもないと喫茶リコリコって名前に変えてやるからな、この店」
「うう、なんか2年後ぐらいにバズりそうな名前……じゃない! 私だってやる時はやるんだヨ! うおおどんな注文でもどんとこーい!」
 何やら盛り上がる厨房を見て、先輩は楽しげに目を細めている。冷酷な女王の顔は既になく、そこにいるのは年相応に振る舞うひとりの少女だけだ。
 握り締めたコップの中で、溶けた氷がかたりと音を立てる。一度溶けてしまえば、それは決して元の形に戻ることはない。
 ──このまま、すべてが溶けて消えてしまったら。
 わたしの元には、いったい何が残るんだろう?

以上! コンちゃんの物語はここからが折り返しだよね……大阪杯編から秋天編にかけてのスチル回収は本当にしんどかったよね……わかる……
それはそうとコンちゃんの馬生をちょくちょく抜き出して書いてたらそろそろラノベ1冊分くらいの分量になってきてビビる

+ 22世代ホワイトデー
この数日間、イクイの様子がおかしい。

今まではティアラ路線の子には見向きもせず練習をしていたはずなのに、いきなり同期に「アースちゃんって何が好きなの?」、「もらって嬉しいものってある?」とか聞いてきたり、いつもそわそわしていたり、トレーニングが終わったあとは残らないですぐに寮に帰ったり、とにかくクラシックだった頃のイクイとはどこか違う。

私たちが知ってるイクイじゃない。


いつもみたいに帰り道でみんなで騒いでいると、突然静かになってどこか遠くを見ている。


「どうしたの?お腹空いた?」


道端のシロツメクサをひたすら口に詰め込んでいるダービーウマ娘が言った。もしかしてその手と口にあるシロツメクサをイクイに食べさせるつもりなのか?


「それはないでしょ……ま、最近ぼーっとしてること多いよね」
「ドバイも近いからなぁ。初めての海外遠征だから緊張することもあるんじゃない?」


ベルーガとビクターもそんなことを思っていたようだ。確かに、海外遠征も理由になっているかもしれない。でももっと別の何かがある気がする。なんだろう、わからないけど……。


「……あ、ううん。なんでもないよ」
私だけじゃなくて他の奴らも同じことを考えていたようで、イクイはすぐに否定をした。
やっぱり変だ。


「そう?全然前とは違うよ、1ヶ月前くらいからチーム室でもスマホ睨むようになったよね」
「あっ!そうだね……でも、でも!それはドバイの対戦相手のこと調べてただけだから」


本当に大丈夫かな……。頼んでくれればトレーナーがまとめてくれそうだなとは思うけど。


「……え」
「あ、イクイくん!あれ、今日は自主トレしないんだ。珍しいね」


ふわりと黒鹿毛の髪が靡いた。雷みたいな特徴的な流星……同期のダブルティアラウマ娘、スターズオンアースが振り返るとイクイの前に立っていた。


バ群の中から鬼脚で抜け出した秋華賞のあと、繋靭帯炎になったらしいが今ではもうすっかり治っているらしい。


「え、あー……うん。ちょっと最近忙しいからさ、ようやく体が丈夫になってきたから出来るだけ走れるだけ走りたいけど……」
「そうなんだ、荷作りにインタビューの練習とか色々海外遠征大変だもんね」
「うん、まぁ……」
「そうだよね、もうすぐなんだし体調崩さないようにね」


揺れる尻尾と、感情豊かに動く耳と。すぐに頬は赤くなって、少し視線を下げながら話しているのを見て思わず苦笑いをする。
……これは。
「あ、あの!」
「ん?」
「今度、さ……一緒に走ってもらってもいい?」
「いいよー!楽しみにしてるね!」


そして、イクイは嬉しそうに微笑みを浮かべた。……いや、なんというか。…………イクイってあんな顔するんだ。

「みんなと楽しそうだったね。ごめんね、邪魔しちゃって」
「……あっ!?え、もういっちゃうの……?」

「うん、ちょっとリバティに呼び出されちゃってるから」


あからさまに尻尾と耳がしゅんと垂れる。それに声色もうわずり声からトーンが下がっている。


「じゃあね、ドバイ頑張って」
「……!うん…!」


耳をぴんと立てて尻尾と連動するように手を振るイクイノックス。アースの背中が小さくなっても、見えなくなっても嬉しそうに目を細めている。

「そういうことかぁ〜」


いつの間にかシロツメクサを全部飲み込んだおどうが言う。
私は近づいてニヤつきながらイクイの肩を叩いた。イクイはハッとした様子で我に帰る。
するとみるみると顔が赤くなり、恥ずかしそうに顔を手で覆った。
「ま、そういうこともあるよ。またアタックしよう、ね?」
「……うん、がんばる」

隣を見ると悔しそうに通学鞄の紐をぎゅっと握って下唇を噛み締めている。それを見て肩を抱いて、よくやった、という意味としてポンポンと叩く。


イクイが最近おかしい理由が分かった。あいつらは角度的に見れなかったかもしれないけど。


「それ、アースちゃんに渡したかったんでしょ?お返しで」
「……うん」


鞄から丁寧に黄色と黒のリボンでラッピングされたマドレーヌが出てくる。


今日は3月14日。

ああ、今日はホワイトデーだったなと今までのイクイの行動の変化に筋が通るなと頭の中で納得した。



だからあんなに忙しそうだったりそわそわしていたのか。幼馴染で同室なんだから相談してくれれば手伝ってやったのに、と思いつつも、お前はお前のままだなと自然と腑に落ちる。


「ドバイからでも絶対送りたい。まだアースちゃんだけまだお返ししていないから」


「色々届かなかった私でも、思いはアースちゃんに届くはずだから」

+ 21世代牝馬vsコンちゃん
レイナス「何よクソ兄貴。私は忙しいのよ。え、教授に呼ばれてフラッグについていけなくなった?代わりに行ってくれって?無理に決まってんでしょうが!赤ん坊じゃないんだからフラッグなら平気よ!母さんも心配してるって……あーもう!!代わんなくていいわ!分かったわよ!行きゃあいいんでしょ!」


レイナス「という訳で身内の用事でしばらく暇を頂きます。スケジュールは生徒会PCにPDFで入ってるんで確認しておいて下さい。会長が心配なのでASAPで帰りますが、くれぐれも入り浸ってる部外者に好き勝手させないで下さいね」
レーベン「ナスの子の留守はこのユーが守る」フンス
ソダシ「来客用の棚の菓子が古くなってないか確認しておこう」パリ
コンちゃん「う、うん。が、頑張るね……」
レイナス「ダイヤさんがなぜ素晴らしいのか考えているようではまだ二流です。若い者はこの世に生まれ落ちた時からダイヤさんの存在に感謝し、先に生まれたものはダイヤさんの光来を予感して涙する。世界はそのようにして成り立っているのです」

コンちゃん「なんか変な怪文書メールが。レイナスちゃん、頭でも打ったのかな?」
ソダシ「いつも通りじゃないか。先輩は勘違いしているがレイナスも大概変人だぞ。そもそも私の同期で一番常識的なのは私まである」
コンちゃん「くっ……ツッコミが不在の時にそうやって攻勢に出られると思わず流されちゃいそうだよ」

+ 体育で
ある日の授業の事‥‥‥
📞「(‥‥‥‥)」
その日は跳び箱の授業であった。
📞「(3‥‥2‥‥1‥‥)」
📞「ッッ!!」
ドシッ
コントレイルは、見事に7段の跳び箱に頭をぶつけ‥‥‥
♨「(‥‥‥‥‥)」
📞「やめっ!‥‥」
📞「いた‥‥‥い‥‥いたぁぁぁぁぁ!!!」
「おい!お前のせいでロスの時間が増えるだろうが!」
📞「なん‥‥‥で‥‥‥こん‥‥な‥‥‥こと‥‥‥に‥‥‥」
📞「や‥‥‥め‥‥」
バタッ
♨「ッッ!」
シュッッ
📞「ん‥‥うーん‥‥‥ここは‥‥病院‥‥?」
♨「あんた!あんた‥‥!あんた!!」
📞「ん?君は‥‥‥同室の‥‥誰だっけ?」
♨「デアリングタクトよ!デアリングタクト!」
📞「あ‥‥‥君ね‥‥‥‥ありがと‥‥‥‥」
📞「そういや‥‥‥あの子達は‥‥‥‥」
♨「安心して!その後ちゃんと"こうせい"させたから!」
📞「うん‥‥ありが‥‥‥とう‥‥‥」

+ Flight 2: 東京スポーツ杯ジュニアステークス
(これが重賞の雰囲気、なんだろう。案外落ち着いていられるけど、今日のレースが少人数だからかもしれない)

出走バを見やる。レースの展開を握るゼンノジャスタ、マイネルデステリョも気になるが、さしあたっての脅威は一番人気の6番。彼女は私と同じくメイクデビューから直接ここに駒を進めており、まだ底を見せていない。

(でも、流れは速くなりそうだし、後ろ目につけて足をためる!私なら差せるはず)

前走ではスローながら33秒6の上がりを記録し、瞬発力はここでもひけを取らないだろう。トレーナーからもそう言われており、自信はある。事実、2番人気に推されているのだから、その見立ては概ね正しいはずだ。

ゲート入りはスムーズに進んでいく。やがて、全バが収まった。

『東スポ杯ジュニアステークス、体勢完了!』
ガッコン
『スタートしました!揃ったスタート!』

(予想どおりゼンノジャスタが前を引っ張ってる。…6番は少し前か)

『外からマイネルデステリョが上がってくる!』

(デステリョは掛かった。ペースが流れてる…後ろでついていく)
『前半800は47秒台!マイネルデステリョ後続に3バ身のリード!じんわりとした下り坂!1000m通過は58秒7、流れたペース!』

(このペースなら、こっちが有利!ここは我慢…!)

『影が長く伸びる中、600m標識を通過して、スターへの登竜門、東スポ杯ジュニアステークス!マイネルデステリョがまだ後続をリードする形!』

(6番が動いた、ここッ…で…)

『外からコントレイルが!コントレイルが来た!』

(えっ────)

『残り300坂の途中!コントレイルが!いーっきに先頭に立った後続を突き放ァす!』

(なんで、あんな脚が──)

『残り200m半ば大勢は決した!2番手争いは単独アルジャンナが追いかけるが!前とは5バ身近い差がある!』

まだ終わっていない、決めつけるな。ああ、でも、あれはまるで。

『強い!強い!』

(──空を飛んでいるみたいだ)

『府中がどよめく!タイムが1:44:5!レコード!それまでのボニたんの記録を───』

+ 繋靱帯炎で
「いてててて‥‥やっぱり繋靱帯炎って痛いんだなぁ」
痛みに苦しんでいたのはコントレイル。大阪杯の後繋靱帯炎を発症し、現在はリハビリに励んでいる。
「ふーん。まあ私は足が強いからそんなこと起きっちゃないけど」
「(うざい‥‥‥‥)」
10分後
「これが終わったら休憩しよー」
「ん‥‥あれ‥‥なんか‥‥足が‥‥きゅ‥‥に‥‥」
「ちょっ?!タクト!?タクト!?タクト!?きゅ、救急車ぁぁぁぁぁ!!」
1時間後
「‥‥‥‥‥‥コンちゃん。」
「何?タクト」
「私‥‥不甲斐ないなって」
「?」
「コンちゃん‥‥‥」
「あの時、凄まじい痛みを感じて‥‥」
「痛みで視界が霞んでいく中、少しだけ、少しだけ救急車を呼ぶコンちゃんが見えて‥‥‥」
「私、あんなこと言ったのに‥‥う、うう‥‥う‥‥ぐずっ‥‥‥」
「‥‥‥‥う」
「?」
「えっ‥‥‥」
コントレイルは、デアリングタクトを優しく抱きしめた。
「えっ?」
「君がどんなことを言おうとも、どんな姿になろうとも、どんな声になろうとも、僕は君の1生の味方だよ。」
「う‥‥‥う‥‥うぅ‥‥コンちゃん‥‥うぅ‥‥う‥‥」



_____勝利の女神はどのウマ娘に微笑むか!ヴィクトリアマイル!
「ついに‥‥‥だね」
「‥‥‥‥うん!」

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