詳細↓
就役から30年以上が経過し、老朽化したAKR-1級車両貨物輸送艦を更新すべく開発された高速車両貨物輸送艦。
各艦の艦名は歴代の補給艦艦長もしくは統合軍兵站部門所属の軍人名からとられている。
船体設計面では概ね
カヤンバ級の改良発展型であり、高く評価されながらも設計上の問題を多く抱えていたカヤンバ級の短所を潰し、格段に完成度が高くなった。
具体的には、カヤンバ級では搭載されなかったに積み下ろし用の大型クレーン1基/小型クレーン2基が装備、艦橋の位置が変更され、ヘリコプター甲板のレイアウトも見直されている。
船体は安価かつ高速発揮可能な船体を求めた結果、LCF系の
ロックラック級嚮導艦準拠の船体二つを並列に並べた双胴船型となった。
機関はLCFⅥ以降の要素を先行的に導入して統合電気推進式となったが、これによって航続距離や最高速力に悪影響が出たことが指摘された。とはいえ、航続距離・最高速力共にクラフタリアの輸送艦としては建造時点で最も高い水準にある。
就役はシェラルド=クラフタリア戦争終結直後の統一歴150年/標準歴3043年から開始、同型艦は12隻が建造され、カヤンバ級と共に高速輸送艦隊を編成する。
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備考 |
全長 |
189m |
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全幅 |
65m |
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満載排水量 |
19840t |
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機関 |
PE N6000M ネザー機関 ×2(50000HP×2) D7-SD665 ディーゼル×4(15000HP×4)
PE X3070 推進電動機 ×4(20000kw×4) SAT150「セイレーン」電気推進ポッド×2(15800kw×2) |
統合電気推進 |
合計出力 |
116000kw(157700HP) |
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最大速力 |
33ノット |
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乗員数 |
操艦要員45名+1800名) |
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装備 |
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主砲 |
TC242 多用途コマブロ速射機関砲(CIWS統合型76mm単装砲)×2 |
その他火器 |
CBFCMG-2 2連装FC機銃(12.7mm機銃) ×2 |
艦載機 |
ヘリコプター2機運用可能(固有搭載機なし) |
搭載車両 |
戦車・装甲車・トラック・火砲など多数(AKR-3級比1.8倍) |
艦番号 |
艦名 |
分類 |
状況 |
AKR-30 |
ナディア・コロナード(Nadia Coronado) |
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現役 |
AKR-31 |
セシリオ・バレンティン(Cecilio Valentin) |
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現役 |
AKR-32 |
エルナン・ヒロン(Hernan Giron) |
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現役 |
AKR-33 |
ヘルバシオ・ビドリアレス(Gervasio Vidriales) |
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現役 |
AKR-34 |
アーロン・レオン(Aaron Leon) |
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現役 |
AKR-35 |
バシリア・マティアス(Basilia Matias) |
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現役 |
AKR-36 |
グレゴリオ・ビラール(Gregorio Vilar) |
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現役 |
AKR-37 |
アルマ・ビクトリア(Alma Victoria) |
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現役 |
AKR-38 |
テオ・レムス(Teo Lemus) |
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現役 |
AKR-39 |
ラウル・メネンデス(Raul Menendez) |
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現役 |
AKR-40 |
ルイス・エスクデーロ(Luis Escudero) |
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現役 |
AKR-41 |
シリノ・クエルバス(Cirino Cuervas) |
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現役 |
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合計 |
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隻運用中 |
最終更新:2021年08月06日 13:39