F2320型 > オーベム級フリゲート

▲基本構造はLCFⅦとほぼ同じだが、格納庫が大幅に拡大され航空機運用能力が向上した。ただし、その代償としてRCS(レーダー反射面積)はやや大きくなりステルス性は低下している。

備考
分類 汎用フリゲート(FF)
前級 F2400型/パルキアⅡ級大型フリゲート
次級 F2350型/ゲッコウガ級フリゲート




詳細↓

LCF計画艦のひとつで、7番目に設計された艦級であり開発計画名は「LCFⅦB」。設計の世代としては第三世代に当たり、駆逐艦型(LCFⅤ)や巡視船型(LCFⅥ)を除いたLCF系フリゲートとしては5番目に登場した。
本来はLCFⅦをベースに船体を延長、対空レーザー砲や新型主砲など新型兵器に換装された次世代艦「LCFⅧ」として建造される予定であったが、実際にはLCFⅦの格納庫を拡大しただけのマイナーチェンジモデルとして登場した。
この背景には、北連最終戦争で多数を喪失した艦艇の代替艦とすべく早期のフリゲート増備が必要とされており、新装備の開発と大規模な設計変更が間に合わなかったという事情がある。
とはいえ、LCFⅦはクラフタリアの駆逐艦及びフリゲートの中では建造時点で最も優れた対空・対潜戦闘能力を誇っており、その点に関しては本来のLCFⅧと遜色ない。

同型艦は全部で9隻が建造され(なお本来のLCFⅧも同数の建造が予定されていた)全艦が同盟統合海軍に配備される。
LCFⅦとは別艦級として扱われることが多いものの、実質的にはLCFⅦの準同型艦、マイナーチェンジモデルであり、合計の同型艦数21隻はクラフタリアのフリゲートとしては2番目に多い。


備考
全長 159m
全幅 21m
満載排水量 7700t
機関 PE N6000T ネザー機関 ×1(96000HP×1)
D7-SD690 ディーゼル×2(14000HP×2)

PE X3080 推進電動機 ×2(32000kw×2)
SAT180「セイレーン」電気推進ポッド×1(18300kw×1)
 
合計出力 82300kw(111880HP)
最大速力 34ノット
乗員数 100名前後(無人艦としての運用可)



装備
 
主砲 TC234A 7方位対応・自由装薬型コマブロ速射砲(127mm「ウルトラライトⅡ」両用砲) ×1
副砲 TC243 多用途コマブロ速射機関砲(CIWS統合型76mm単装電磁速射砲)×3
VLS-15(24モジュール)
(1モジュール:VLS-9 4セル及びVLS-11 1セル相当)
射程延伸型コマンドブロック式対空対地VLS ×4
LAVS-1 艦隊防空システム用コマブロVLS ×1
「トライデント」統合対潜火力投射システム用VLS ×1
4連装無水式長距離対艦コマブロ砲×2
SST/SUTL-004 連装魚雷発射管 SST-141 対艦コマブロ魚雷 2射線×2(再装填可能)
「トライデント」システム用連装短魚雷 2射線×2(再装填可能)
近接防御火器
その他火砲 CBFCMG-2 2連装FC機銃(12.7mm機銃) ×2
艦載機 CSH-5K 哨戒ヘリコプター
CSH-7A/B/F 多機能哨戒ヘリコプター
いずれか1-2機
RQS-404 無人偵察・観測飛行艇 2機
C4Iシステム RS-FCS ver17 Fv5
TWS-10「ティソーナⅡ」共同交戦・データリンクシステム
      
TIWS-M7C 「トライデント」統合対潜火力投射システム(RS-FCS統合)
レーダー MR-544C 多機能型レーダー(ACR-2C コマブロレーダー統合)
探知・妨害システム SPM-100 コマブロ式TNT起爆妨害システム
IWS-300 「アイアンウォール」対ミサイル防御壁展開システム
ソナー ACS-2B トライデントASWS対応コマブロソナー

  • 同型艦
艦番号 艦名 分類 状況
FF-2321 オーベム 現役
FF-2322 シャンデラ 現役
FF-2323 フリージオ 現役
FF-2324 アギルダー 現役
FF-2325 ゴルーグ 現役
FF-2326 クリムガン 現役
FF-2327 バルジーナ 現役
FF-2328 サザンドラ(二代目) 現役
FF-2329 ウルガモス 現役
     
合計 9隻運用中

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最終更新:2022年10月02日 12:47