投稿されたSSのまとめです。
店員「ではこちら巻数は1~13巻でお間違いですか?」
女「ああ」
店員「レンタルする日数はどうなされますか?」
女「日返しで」
男(こいつ・・・2クール全26話のアニメを一日で観る気か)
女「呼吸すらめんどくさい」
クール=ぞんさいな口調の方程式を壊したくてやった
後悔はしていない
女「男…」
男「どうした?」
女「……この前の宿題の件でありますが」
男「ああ」
女「私には解読能力とそれに伴う勉強時間がないため、協力を申請します」
男「断る」
女「なぜでありますか?」
男「お前、勉強時間がないのは単にゲームがやりたいだけだろ」
女「………趣味もない男に言われたくないのであります」
男「なあ、殴ってもいいか?」
男「! 確かあの人は女の……」
ダディ「やぁ、男くんではないか。奇遇だねぇ」
男「あ、どうも、お久し振りです(なんというダンディズム……この人は間違いなくジェントルマン)」
ダディ「女といつも仲良くしてくれてありがとうな。あの子もアレだからなぁ……ところで、500円貸してくれないかね?」
男「……お話がよく見えないんですが」
ダディ「競馬で50万ほどスッてしまってね。財布がすっからかんなんだよ」
男「……」
ダディ「昨日はパチンコで60万駄目になったし、先週は株で3000万ほど損してしまった……どうも運が向いてないみたいだな」
男「あの……大丈夫なんですか?」
ダディ「恥ずかしい話だが、この間遊園地を買ったら貯金が10ケタを切ってしまってね……まぁ、ブロッコリー株が伸びてるから、2000万ぐらいは挽回できるさ」
男「( ゚д゚ )……そうっすか……」
女「……男……男。おい、私のベッドを占拠するなよ」
男「……今夢に、お前の父さんっぽい人が出て来たよ……」
女「ほう。どんなだ」
男「……なんか、スケールのデカいお前だった……」
男「お前、なんか今日はいつもより髪型が可愛いな」
女「・・・そうか?」
男「だらしなくなくて、いい感じで決まってる!」
女「特に何も弄ってないんだがな」
男「そうなのか?」
女「強いて言えば、ここ1週間ぐらい頭を洗っていないといったところか」
男「・・・皮脂で整ってるのか・・・」
女「なんだ?そんなに気に入ったのなら、これからもこの髪型にしようか?」
男「やめておけ」
女「先程の体育の授業、見ただろう?」
男「……」
女「普段ダメダメ言われている私だが、運動となると話は別だ。バトミントン、水泳、ドッチボールなんでも来い」
男「……」
女「特に今日の種目、『短距離走』はもっとも得意とするところなんだ。何を隠そう、中学の頃は陸上部のスプリンターだった。それも、エースだ」
男「……」
女「ふっ。言葉も出ないのか。情けない男だな君は。まぁ、君の方ときたらスタートからずっこけて、おまけにフライングときている。記録にも載ってないんじゃないか? まったく、ダメダメにも程が――」
男「お前……何ではいての――スカート」
女「男さん、そこの本を取ってください」
男「『実践英語辞典』? どうした、勉強でもする気か」
女「ネットゲームで米国のプレイヤーとPTを組んだのですが、どうやら先方、初心者のようで」
男「それで英語で解説してあげようってか。見直したぜ」
女「まさか、ご冗談を。ちょっとネット社会の暗部を教育して差し上げるだけです」
男「……やめてやれよ……」
女「…………あ」
男「どうした?」
女「初心者のフリしたPKでした……」
男「……そうか……」
丁寧語って難しいくね?(´・ω・`)
彩菜「おはよう杉浦くん」
杉浦「ZZZ」
彩菜「・・・?」
杉浦「ZZZ」
彩菜「あ、歩きながら寝てるの?」
杉浦「ZZZ」
彩菜「てやっ(背中に蹴りをいれる)」
杉浦「ぐあっ(転倒)」
彩菜「おはよう杉浦くん」
杉浦「今激しく蹴られた木がするんだが」
彩菜「ききき気のせいよ」
杉浦「ところで、なんで俺は路上にうつ伏せに倒れているんだ?」
彩菜「歩きながら寝ちゃったんじゃない?」
杉浦「・・・そうか」
彩菜「そ、そうよ」
杉浦「ではもう一眠りするか」
彩菜「するなーーーー!!!!」
男「ってなわけよwwwww」
女「lol」
男「もうネトゲやめような・・・」
男「・・・・お前さあ、いい加減部屋片付けたらどうだ?」
女「ふむ、確かに年頃の乙女としてはいささか散らかりすぎで、健康すら害しそうだな」
男「よし、俺も手伝うからさ!」
女「それは駄目だ。北斗の拳といえばジャンプ黄金期を支えた普及の名作。手放すわけにはいかない」
女「それは95年に1万個限定で発売された超プレミア物。
ネットオークションで身を切る思いをしてなんとか落とした。捨てられるわけがないだろう」
男「・・・・・・実録!~捨てられない女たち~、ってか・・・」
女「男、10万貸してくれないか?」
男「何だよ突然、そんな大金持ってるわけ無いだろ」
女「いやな、さっきハガキが来ていてな
そこに、10万円振り込めば100万円もらえると書いてあったんだ。」
男「そんなハガキすぐに捨てなさい!」
女「こう見えても私は動物好きでな。犬を一匹飼っている」
男「お前が?意外だな・・・メシちゃんとあげてるか?」
女「失礼な。面倒を見る気のない人間にペットを飼う資格はない」
男「散歩は?」
女「・・・一ヶ月ほど前に」
男「・・・・・・」
男「じゃーこいつと散歩に行ってくるわー」
女「助かる。できれば毎日
男「たまにはお前も連れてけ。つーかまずお前自身が散歩しろ」
男「おっしじゃー行くぞオラー!」
犬「ワンワン!」
男「おっい・・・なんだ・・・ほら・・・動け!」
犬「ワンワン!(散歩?・・・面倒だ)」
男「ペットは飼い主に似るってか・・・」
女「…ぐ…」
男「どうした?」
女「いや、どうもここの所、腰が…」
男「…」
女「それに、最近鼻も出るし、喉も痛いんだ」
男「…」
女「なぜだろう」
男「…寝るときは布団に入ったほうがいいぞ」
女「いや、布団は暖まるまで時間がかかるだろう」
男「…コタツで寝るから風邪ひくんだ」
女「何で暖かいところで寝るのに風邪をひくんだ?」
男「…いや、おれも知らんけど」
女「ならば暖かいところで寝る。私は間違っていない。この症状も風邪じゃない」
男「…もういいや」
女「男よ、期限といっても色々ある」
女「食品には賞味期限、その後に消費期限」
女「漫画家には普通の締め切りと、本当の締め切りと、真の締め切り」
女「大学には通常の4年間での卒業、または修士・博士課程があるな」
女「何事も、人が言う期限と本当にギリギリのラインには結構な差があるということだ」
男「逆ヒモニート生活はもうアウトだろ」
女「いいやまだまだ、現代社会100年人生というじゃないk……ちょ!?」
びたーん! びたーん!
女「っちょ、尻、尻ー!? いたっ、いたーっ!?」
女「死ぬことすら面倒」
男「いっ!!やべぇ、指切っちまった・・・」
女「まったく、ドジだなお前は」
男「お前に言われたくないな・・・とりあえず、絆創膏もってないか?」
女「持ってるわけ無いだろ」
男「だよなぁ・・・痛ててて」
女「どれ、見せてみろ」バッ
男「お、おい」
女「こんなもの、ツバつけておけば治る・・・ちゅぽ」
男「ちょ、お前////・・・ってお前最近、歯磨いてるか?」
女「ちゅぽん・・・2週間前に磨いたぞ」
男「病院いってくる・・・」
男「どうした?」
女「ふむ、この子供がな…迷子になってしまったらしい」
男「どういう風の吹き回しだ。落ちてるもんでも食ったか?」
女「…心外だな。先ほど、落ちていたハンバーガーに気を取られたのは確かだが…」
男「おい、人間として大丈夫か?」
女「だが、非常に口惜しいことにカラスに先を越されてしまった」
男「可哀想にカラスと同レベルか……
女「カラスは人間の3歳児並みの知能があるのだぞ?人間レベルだ問題ない」
男「つまり3歳児レベルなわけな…で、その少年はどうしたんだ?」
女「そうだった。男、手伝ってくれるか?電話番号を聴きだそうと悪戦苦闘中なのだ」
男「電話番号?普通に親を探せばいいじゃないか」
女「ふむ、電話をかけて金と引き換えに身柄を交換しようと……」
男「どこの犯罪者だお前…」
女「○年×組の□□だ。今日は欠席させてもらう」
先生「どうしました?」
女「いや、雨が降っているのでな」
先生「お前はどこぞの大王か」
女「暑いな……」
男「ん?……あぁ……」
女「夏休みも近い」
男「あぁ」
女「ほら」
女、鍵を渡す
男「……何これ」
女「暑いと何もする気が起きないしな」
男「……え、嫌だよ俺。何でお前の世話しなきゃなんないの」
女「彼氏だからだ。実は一人暮らしだから、邪魔は入らないぞ」
男「……」
女「それに、死んでしまうしな――主に私が」
男「…………」
後日
男「(なんだかんだで夏休み始まってから一週間たっちまった……アイツは大丈夫なのだろうか。)」
男「一応来たけど入りたくないなぁ……」
カチャカチャ、ガチャ
男「お、女、生きてる?(ド真剣)」
……
男「女……?」
玄関上がる
寝室を発見
男「…………」(どんな凄惨な現場になってるか想像してる)
十五分後
男「よ、よし。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ……お……女ぁ?」
ガチャ
男「……」
女「…………」
男「……」
女「………」
ガチャ……バタン
ガチャ……バタン
男「…………そうか、暑いからか」
男「…………暑いからか(前屈みになりながら)」
男「あ、鼻血出てきた」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……っぷはぁ!」
男「……さっきから何をやってたんだ」
女「いや何……息をするのも面倒になってな……」
男「……」
最終更新:2007年03月04日 21:44