「ハァー……書き手は分かりますけどー。
どうして描き手まで巻き込まれるンすかねぇ……」
愚痴愚痴言いながらそこらへんを八つ当たりしながら歩いている女性。
その顔はブチギレ寸前である。
「とりあえずこっから脱出しようにもどうしよーもないのよネー。
FFDQロワの人が居ればいいんだけどナーっ、居る訳ないよネーっ!」
どうして描き手まで巻き込まれるンすかねぇ……」
愚痴愚痴言いながらそこらへんを八つ当たりしながら歩いている女性。
その顔はブチギレ寸前である。
「とりあえずこっから脱出しようにもどうしよーもないのよネー。
FFDQロワの人が居ればいいんだけどナーっ、居る訳ないよネーっ!」
彼女は自覚していないが、その声は凄く大きな声だった。
だから、か……ゲホンゲホン、彼女に気付かれた。
だから、か……ゲホンゲホン、彼女に気付かれた。
「あのー、もしもし?」
然し声をかける側もかける側である、後ろから声をかけるだけでなく。
話し掛ける相手の頬を指で突っついたのだ。
話し掛ける相手の頬を指で突っついたのだ。
「うっぎょえああああああ!!」
「あああああ! スンマセン、いきなり手を置いてホント御免なさい!
またうっかりしてたああああ、しっかりしろ俺ええええ!」
「あああああ! スンマセン、いきなり手を置いてホント御免なさい!
またうっかりしてたああああ、しっかりしろ俺ええええ!」
沈黙。
両者が両者とも状況を飲み込めずに居る。
両者が両者とも状況を飲み込めずに居る。
「あ、あの……殺し合いには乗ってないのかな?」
「あ、はい! そうです! そんなつもり全然ないです!いやホントさっきのは事故で本当はそのなんていうか、
肩に手を置いて注意をひきつけようかなとか思ってたんですけど。それもどうかなとか考えてギャグっぽくやれば戦う気がないことを証明できるかなって思って。
でもギャグっぽくってどうやればいいんだろうって考えてたら自然に手が伸びててつまりなんていうかもうわかんねえええええ!!!」
「あ、はい! そうです! そんなつもり全然ないです!いやホントさっきのは事故で本当はそのなんていうか、
肩に手を置いて注意をひきつけようかなとか思ってたんですけど。それもどうかなとか考えてギャグっぽくやれば戦う気がないことを証明できるかなって思って。
でもギャグっぽくってどうやればいいんだろうって考えてたら自然に手が伸びててつまりなんていうかもうわかんねえええええ!!!」
FFDQの専属描き手と言っても良い彼女は、無論このか……ゴホンゴホン、彼女の存在を知らない。
そう、いま目の前に居る人物こそ――。
そう、いま目の前に居る人物こそ――。
「あ、僕ツキノって言うんです。ギャルゲロワのしたらば運営とか書き手やってるんですけど……あ、つきのんでいいですよ。そちらは?」
いきなり落ち着きを取り戻したツキノが自己紹介を始めたことに、反応がワンテンポ遅れる。
いきなり落ち着きを取り戻したツキノが自己紹介を始めたことに、反応がワンテンポ遅れる。
「……んあ?あ、アタシはネスカっていうFFDQの絵の方の描き手なんですけド」
そこで彼女は首を捻った、ギャグ漫画で言えば一回転して元に戻るくらい強く。
そして、疑いの眼差しをツキノにかけながら言った。
そこで彼女は首を捻った、ギャグ漫画で言えば一回転して元に戻るくらい強く。
そして、疑いの眼差しをツキノにかけながら言った。
「いま、僕って言いましたよネ? ……ひょっとして男ですか?」
「え、ああハイ。良く間違えられるんですよーこういうナリですから。あ、全然気にしてないですよ?」
そういわれて見れば乳がない、いや貧乳という可能性も有るが。
それ抜きにしてもこの顔は美貌すぎるっていうか普通女性だと思いこんでしまうぐらいの顔。
それにそのハスキーな声って……それで男って常識的に考えてありえないだろ。
「え、ああハイ。良く間違えられるんですよーこういうナリですから。あ、全然気にしてないですよ?」
そういわれて見れば乳がない、いや貧乳という可能性も有るが。
それ抜きにしてもこの顔は美貌すぎるっていうか普通女性だと思いこんでしまうぐらいの顔。
それにそのハスキーな声って……それで男って常識的に考えてありえないだろ。
ストップの形で手を差し出し、ネスカは吼えた。
「うっそだあああああああああああああああああああああ!!」
「うっそだあああああああああああああああああああああ!!」
この世の中には理解し得ないことなんて腐るほどある。
これもまた、その中の一つ。
これもまた、その中の一つ。
「……で、脱出方法考えるより先に襲われたときの対抗手段ですよね。
そういえば自分の支給品確認しましたか?」
そう言われて、ネスカは自分のカバンを漁り始める。
その様子を見てツキノはなにやら笑っている。
「ダメですよー、まずロワに来たら支給品の確認をしないとー。
僕はもう終わってますけどねー、ホラこの三つです」
そういえば自分の支給品確認しましたか?」
そう言われて、ネスカは自分のカバンを漁り始める。
その様子を見てツキノはなにやら笑っている。
「ダメですよー、まずロワに来たら支給品の確認をしないとー。
僕はもう終わってますけどねー、ホラこの三つです」
ツキノの手から表れたのは三つ、なんかのゲームで見たことのあるお面とドライヤーと良く分からない細長い筒。
「ドライヤーはどうしようもないですよねー、電源も無いし。
このハクオロのお面はまぁこうやってつけるぐらいですかねー、アハハハハ」
お面をつけながらケタケタ笑って遊んでいる。
そんなツキノの微笑ましい姿を見ながら、自分も早く支給品を確認する。
「そんで、この筒なんですけど……良くわかんないんですよねー。
なんか危険な香りはゲロ以下の臭いがプンプンするんですけどねぇ、もう一回説明書探してみるか……」
ネスカが自分の支給品――虫取りアミを掴んで底らへんで振り回していたときであった。
最後に残された謎の筒、ネスカにはどこかで見た覚えがあった。
そう、スクエニゲーのなんかの……えーと。
「ドライヤーはどうしようもないですよねー、電源も無いし。
このハクオロのお面はまぁこうやってつけるぐらいですかねー、アハハハハ」
お面をつけながらケタケタ笑って遊んでいる。
そんなツキノの微笑ましい姿を見ながら、自分も早く支給品を確認する。
「そんで、この筒なんですけど……良くわかんないんですよねー。
なんか危険な香りはゲロ以下の臭いがプンプンするんですけどねぇ、もう一回説明書探してみるか……」
ネスカが自分の支給品――虫取りアミを掴んで底らへんで振り回していたときであった。
最後に残された謎の筒、ネスカにはどこかで見た覚えがあった。
そう、スクエニゲーのなんかの……えーと。
「あ! これ核爆弾みたいですね!」
ザ・ツキノワールド。
周囲の空気は凍る。
そして悲劇は更に襲い掛かる。
あろう事かツキノの持っていた核爆弾がツキノの手から逃れるようにツルっと滑り落ちたのだ。
あろう事かツキノの持っていた核爆弾がツキノの手から逃れるようにツルっと滑り落ちたのだ。
火事場のクソ力という物をご存知だろうか。
普段の五倍の能力で身体を動かす事ができる、いわば潜在能力である。
某二重人格僧侶はこの潜在能力を開放することによって超人的な能力を……。
普段の五倍の能力で身体を動かす事ができる、いわば潜在能力である。
某二重人格僧侶はこの潜在能力を開放することによって超人的な能力を……。
「ってそんなの関係ねえええええええええ!!」
自分の中でノリツッコミをし、とんでもない速度で虫取りアミを構える。
そして地面からあと三十センチばかりのところで虫取りアミが核爆弾を捉え。
次の瞬間に華麗に衝撃を和らげながら舞い上がる。
そして、ゆっくりとネスカの手中へ。
そして地面からあと三十センチばかりのところで虫取りアミが核爆弾を捉え。
次の瞬間に華麗に衝撃を和らげながら舞い上がる。
そして、ゆっくりとネスカの手中へ。
「おー……すげぇ……って感心してる場合じゃねええ!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃぃ!! 俺がうっかりしてるばっかりにぃぃ!!」
「……死ぬかと思った」
寿命が十万と幾つか減って一週回ってなんかやたら長生きになってしまったような気がする。
それより心臓が幾つあっても足りない、爆破されても蘇る究極生命体じゃないとやってられない。
「……死ぬかと思った」
寿命が十万と幾つか減って一週回ってなんかやたら長生きになってしまったような気がする。
それより心臓が幾つあっても足りない、爆破されても蘇る究極生命体じゃないとやってられない。
「……これ、アタシが預かっときますね」
御願いしますと地面に頭をつけ謝るツキノ。
そんな姿を見るとどうもこっちが悪人のような気分がしてしょうがない。
御願いしますと地面に頭をつけ謝るツキノ。
そんな姿を見るとどうもこっちが悪人のような気分がしてしょうがない。
「と、とにかくこの紅茶でも飲んで落ち着きますね……」
そう言って、目の前にあったペットボトルに手をかけ蓋を開けた。
ネスカは、一瞬疑問に思った。そんなところにペットボトルがあったのか?
そもそも支給の飲み物は「水」じゃなかったのか? と。
そういえば支給品を説明する為に、そういえば四次元デイバッグから出して置いて置いたんだっけ。
そう言って、目の前にあったペットボトルに手をかけ蓋を開けた。
ネスカは、一瞬疑問に思った。そんなところにペットボトルがあったのか?
そもそも支給の飲み物は「水」じゃなかったのか? と。
そういえば支給品を説明する為に、そういえば四次元デイバッグから出して置いて置いたんだっけ。
じゃあ、あの飲み物はなんなのかな……と。
この虫取りアミに、ネットラジオ放送キットに……ほうほう、あの有名なローラの毒入り紅茶ねぇ……。
この虫取りアミに、ネットラジオ放送キットに……ほうほう、あの有名なローラの毒入り紅茶ねぇ……。
ん?
もう一度紙を見て、ツキノの方を見る。
今にも液体はツキノの口の中に入りそうで……。
今にも液体はツキノの口の中に入りそうで……。
「だらっしゃあああああああああああああ!!」
「あわびゅでぶッ!」
こんなこともあろうかとモンクの「格闘」アビリティをつけていて本当に良かったとネスカは心底思う。
武藤もびっくりの低空ドロップキックからキャ○ンスパ○クよろしくの突き上げのコンボを喰らいツキノは空高く舞い上がる。
「あわびゅでぶッ!」
こんなこともあろうかとモンクの「格闘」アビリティをつけていて本当に良かったとネスカは心底思う。
武藤もびっくりの低空ドロップキックからキャ○ンスパ○クよろしくの突き上げのコンボを喰らいツキノは空高く舞い上がる。
「頼むからアタシにも支給品紹介やらせてください、頼むからアタシが言うまでそこでじっとしててください」
神様、お願いですからまともな人を連れてきてください。
ああ、エドさんあんどれさん名無し三号さんを筆頭にしたFFDQロワの皆さん。
もう読み手でもなんでも誰でもいいです、話の分かる人。大募集。
ああ、エドさんあんどれさん名無し三号さんを筆頭にしたFFDQロワの皆さん。
もう読み手でもなんでも誰でもいいです、話の分かる人。大募集。
詳しくはE-6海岸のネスカまで……。
【F-6 海岸】
【ツキノ(書き手)@ギャルゲロワ】
[状態]:脛部と腹部にダメージ、アンリミテッドうっかりワールド展開中
[装備]:ハクオロのお面@ギャルゲロワ、ドライヤー
[道具]:支給品一式(地図なし)
[思考]
基本:ロワイアルからカレイ道に脱出してやるZE!
1:信用できそうな人に会いたいなあ
2:とりあえずネスカさんと行動したい
[備考]
※天然搾り100%のうっかり
※ぱっと見少女に見える美麗の少年
※毒入り紅茶@FFDQ3rdは地面にブチまけられました。
[状態]:脛部と腹部にダメージ、アンリミテッドうっかりワールド展開中
[装備]:ハクオロのお面@ギャルゲロワ、ドライヤー
[道具]:支給品一式(地図なし)
[思考]
基本:ロワイアルからカレイ道に脱出してやるZE!
1:信用できそうな人に会いたいなあ
2:とりあえずネスカさんと行動したい
[備考]
※天然搾り100%のうっかり
※ぱっと見少女に見える美麗の少年
※毒入り紅茶@FFDQ3rdは地面にブチまけられました。
【ネスカ(描き手)@FFDQロワ3rd】
[状態]:この人マジヤバイどうしよう。
[装備]:虫取りアミ
[道具]:支給品一式(地図なし)、ねとらじ放送キット、核爆弾@魔界塔士Sa・Ga
[思考]
基本:とりあえず脱出したい
1:今後をどうするか切実に考える。
2:マトモな人に会いたい
3:FFDQロワの人に会いたい
[備考]
※ジョブ:物真似師 アビリティ:!黒魔法、!スケッチ、格闘
※黒スーツエルフ耳の長い黒髪の女性
[状態]:この人マジヤバイどうしよう。
[装備]:虫取りアミ
[道具]:支給品一式(地図なし)、ねとらじ放送キット、核爆弾@魔界塔士Sa・Ga
[思考]
基本:とりあえず脱出したい
1:今後をどうするか切実に考える。
2:マトモな人に会いたい
3:FFDQロワの人に会いたい
[備考]
※ジョブ:物真似師 アビリティ:!黒魔法、!スケッチ、格闘
※黒スーツエルフ耳の長い黒髪の女性