波が耐えず満ち干きする砂浜、髪を逆立てたいかにもガラの悪そうな青年はククッと喉をならし、
目前に広がる海をながめていた。
目前に広がる海をながめていた。
「クククッ……上等じゃねえかぁ。こんなお祭りにこのオレ様が招待されてないなんてのは、虫が良すぎるって話だ」
拳をグッと強く握りしめた男は、カッと見開いた目で大海原を見つめる。
すると、海は男を畏怖したのか、波がごうごうと荒立ち始め、やがて大きな渦潮が出現した。
すると、海は男を畏怖したのか、波がごうごうと荒立ち始め、やがて大きな渦潮が出現した。
そう、彼はジャンプロワに大事件を巻き起こした最強最悪の書き手。アルジャーノンに花束をの書き手、通称:「アルジャ書き手」である。
海原のど真ん中を陣取るかのような大きな渦潮を見たアルジャは、もはや狂気としか思いようの無い満面の笑みを浮かべていた。
海原のど真ん中を陣取るかのような大きな渦潮を見たアルジャは、もはや狂気としか思いようの無い満面の笑みを浮かべていた。
「てめえらあああ! 首を洗って待ってやがれぇぇぇ! このアルジャーノン様が直々に血祭りにあげてやるからなぁぁぁ!! ヒャハハハハハハ!!!!」
アルジャは両手をめいっぱい広げ、これから血塗られた祭りに参加するへの喜びをかみしめていた。
しかし、アルジャは数秒した後に高笑いをやめ、不機嫌そうに砂浜にある岩の方をちらりと目線で見る。
アルジャは両手をめいっぱい広げ、これから血塗られた祭りに参加するへの喜びをかみしめていた。
しかし、アルジャは数秒した後に高笑いをやめ、不機嫌そうに砂浜にある岩の方をちらりと目線で見る。
「てめぇぇぇ、いつまでそこにいやがる。さっさと表に出やがれ!!! 」
アルジャは岩に向かって大きな声でどなりつける。
すると、岩が突如爆発し、煙の中から紫の亡霊のようなものが飛び出してきた。
すると、岩が突如爆発し、煙の中から紫の亡霊のようなものが飛び出してきた。
「ヒャッハアアア!!!」
アルジャーノンは手の平をかざし、渦潮を発生させ亡霊を閉じ込める。
すると、渦潮は先ほどの岩と同じように爆発した。
アルジャーノンは手の平をかざし、渦潮を発生させ亡霊を閉じ込める。
すると、渦潮は先ほどの岩と同じように爆発した。
「てめぇぇぇ、誰だぁぁ!?このアルジャ様に喧嘩を売ろうなんていい度胸してるじゃねぇぇぇかぁ!!」
アルジャはもうもうと上がる煙の方へ怒鳴り声をあびせるが、煙にいるであろう人物は何も答えない。
アルジャはもうもうと上がる煙の方へ怒鳴り声をあびせるが、煙にいるであろう人物は何も答えない。
数秒した後、砂浜を覆い隠す煙が完全に晴れ、アルジャの前にはある少女がいた。
その少女はぶ厚い本を持ったゴスロリの少女だった。
その少女はぶ厚い本を持ったゴスロリの少女だった。
「何だてめぇはぁ?」
アルジャはきなり現れた少女に不機嫌そうな顔でかみつくように話しかける。
「キミ、ゲームに乗ってるんだよね?」
ゴスロリの少女は淡々とした口調でアルジャに話しかける。
「あぁ?それがどうしたっていうんだぁぁぁ?まさか、「ころしあいはいけないんだよやめてー」とかでもいうのかぁ?ヒャハ!こいつぁ、オレ様よりも空気読めてねえんじ
アルジャはきなり現れた少女に不機嫌そうな顔でかみつくように話しかける。
「キミ、ゲームに乗ってるんだよね?」
ゴスロリの少女は淡々とした口調でアルジャに話しかける。
「あぁ?それがどうしたっていうんだぁぁぁ?まさか、「ころしあいはいけないんだよやめてー」とかでもいうのかぁ?ヒャハ!こいつぁ、オレ様よりも空気読めてねえんじ
ゃねえのぉ?」
アルジャは突然現れたゴスロリの少女に嘲笑する。
それを見たゴスロリの少女はアルジャを強く睨みつける。
アルジャは突然現れたゴスロリの少女に嘲笑する。
それを見たゴスロリの少女はアルジャを強く睨みつける。
「私がいる限り、無闇に人は殺させない。死者の秩序は私が守る。だから、私がキミを倒す。」
ゴスロリの少女は先ほどの狂気の男を野放しにすることは出来なかった。
何故なら、彼女は死亡者の秩序を司る死亡者図鑑だからだ。
彼女はかつて所属していたロワで無残に殺されていく、キャラたちを憂いでいた。
そこで、死亡者図鑑というルールを設けようとした。
しかし、彼女の考えは受け入れてはもらえなかった。
何でもありなカオスロワと誠実な彼女の関係は火に油と等しいものだった。
何故なら、彼女は死亡者の秩序を司る死亡者図鑑だからだ。
彼女はかつて所属していたロワで無残に殺されていく、キャラたちを憂いでいた。
そこで、死亡者図鑑というルールを設けようとした。
しかし、彼女の考えは受け入れてはもらえなかった。
何でもありなカオスロワと誠実な彼女の関係は火に油と等しいものだった。
カオスロワから追い出された彼女は失意の底にいた。彼女を取り巻くのはキャラたちを守れなかった挫折。
そして時は経ち、この世界に連れてこられた彼女の決意は揺らぎはしなかった。
今度こそ、私は守ってみせる。みんなを。そして、死者の秩序を。
そして時は経ち、この世界に連れてこられた彼女の決意は揺らぎはしなかった。
今度こそ、私は守ってみせる。みんなを。そして、死者の秩序を。
「オレ様を倒すぅ?ヒャッハァ!!面白れぇ、やってみろよおおおおお!!! 」
大きく両手を広げたアルジャの周りを渦潮が包みこむ。
それに対して死亡者図鑑の周りに破黒きオーラが包みこんでいく。
両者はいつ戦闘が始まってもいいように互いをにらみ合う。
それに対して死亡者図鑑の周りに破黒きオーラが包みこんでいく。
両者はいつ戦闘が始まってもいいように互いをにらみ合う。
かくしてこの戦場のさいはての海岸で大きな火花がぶつかろうとしていた。
【ゲーム開始数十分後/D-6の海岸/一日目】
【アルジャ書き手@ジャンプロワ】
[状態]健康、死亡者図鑑への苛立ち
[装備]:
[道具]支給品一式
[思考]
1:あのガキ(死亡者図鑑)を殺す
2:手当たり次第に見つけた相手を殺害する。
[備考]
※:特殊能力「無常なる渦潮」
渦潮を発生させ、相手を呑み込むことができる。
水がある所ならどこでも渦潮が発生できるが、海や川の方が大きな渦潮を作りやすい。
※:外見はツンツンの髪型の、青いノースリーブの服を来たガラが悪そうな青年。
[状態]健康、死亡者図鑑への苛立ち
[装備]:
[道具]支給品一式
[思考]
1:あのガキ(死亡者図鑑)を殺す
2:手当たり次第に見つけた相手を殺害する。
[備考]
※:特殊能力「無常なる渦潮」
渦潮を発生させ、相手を呑み込むことができる。
水がある所ならどこでも渦潮が発生できるが、海や川の方が大きな渦潮を作りやすい。
※:外見はツンツンの髪型の、青いノースリーブの服を来たガラが悪そうな青年。
【死亡者図鑑@カオスロワ2nd】
[状態]健康、アルジャに対する怒り
[装備]:『死亡者の図鑑』(彼女自身が呼び出したスタンド)
[道具]支給品一式
[思考]
1:あの男(アルジャ書き手)の殺害
2:このゲームの死者をなくす。
3:カオスロワ住民とは会いたくない。
[備考]
※:スタンド能力:「スニビル・メモリアルズ」
スタンドのビジョンはぶ厚く、黒い図鑑。
図鑑はスタンド「トト神」のようにダメージを受けてもフィードバックしない。
主な能力は、パロロワの死者の怨念が具現化したものを飛ばしてそれを爆散させたり、
死者(ガイコツのようなもの)を召還したりする。
※:外見はゴスロリの少女です。
[状態]健康、アルジャに対する怒り
[装備]:『死亡者の図鑑』(彼女自身が呼び出したスタンド)
[道具]支給品一式
[思考]
1:あの男(アルジャ書き手)の殺害
2:このゲームの死者をなくす。
3:カオスロワ住民とは会いたくない。
[備考]
※:スタンド能力:「スニビル・メモリアルズ」
スタンドのビジョンはぶ厚く、黒い図鑑。
図鑑はスタンド「トト神」のようにダメージを受けてもフィードバックしない。
主な能力は、パロロワの死者の怨念が具現化したものを飛ばしてそれを爆散させたり、
死者(ガイコツのようなもの)を召還したりする。
※:外見はゴスロリの少女です。