パンクすると評判のこの時期のホンダのレギュレートレクチファイア。一般的にはレギュレータと呼ぶのかな。オルタネータから出力される交流を14V程度の直流に整流するのが役割。故障すると電圧が乱高下する。オルタネータよりはこちらの故障頻度が高いのでまずはこちらを疑うのがよい。
トランザルプのレギュレータは新品ではもちろん品切れで中古もほぼ出回らない。ただスティードやシャドウが同型のレギュレータのため、状態の良いものがあればそのまま交換できる。とはいえ同じものなので壊れやすさが変わらない。
定番としてはFETを使ったレギュレータにすると耐久性安定感ともに増すとのこと。安定的に中古
パーツとして入手可能なのは台数の多いフォルツァということで、MF08のものを使うのが定番らしい。ちなみにMF06はFETではなくパンクしやすいそうで、MF10のものは端子が特殊でカプラが手に入らないとのこと。ハーネスごと手に入るのでなければ無難にMF08のものを使うのが良いのだろう。型番の刻印がSH始まりのがサイリスタ採用のもので、FH始まりのがFET採用とのこと。
死んだトランザルプのレギュレータがあるなら、そのケーブルをぶった切ってカプラを流用するのがよいかも。MF08のレギュレータから出ている直流が1組なのに対してトランザルプのでは2組なので分岐する必要がある。MF08が312端子を使用しているのはおそらくそのため。分岐して並列にすれば2sqの線でも問題ない。また250端子はどちらにせよ必要になる。
MF08のレギュレータのカプラは312型端子のMコネクタ。
トランザルプのレギュレータのカプラは250型端子の直流(赤白/緑)が6極Fコネクタのうち4端子を使うもの、交流(黄色3本)が3極Mコネクタ。
自分はMF08のレギュレータの端子はそのまま、変換ケーブルを挟んでトランザルプの本体ハーネスに接続することにした。もしまたレギュレータが壊れた場合に交換が楽になるからである。
使用した部品は以下の通り。
- 312のF端子x5
- ヤザキ 312型2極Fコネクタ
- ヤザキ 312型3極Fコネクタ
- デイトナ 250型コネクターセット 3極逆ロックコネクター(使用するのはFコネクタ)
- デイトナ 250型コネクターセット 6極逆ロックコネクター(使用するのはMコネクタ)
- 2sqの電線(交流側3本と直流側4本分の長さが必要)
- ハーネスチューブ 10φ
- IWISS TOOLS HS-03BC ギボシ端子用圧着ペンチ
312型端子とコネクタは配線.comで、デイトナのと電線はAmazonで。端子はカシメの失敗率に応じて多めに買っておくのが吉。
圧着工具は安い電工ペンチだとカシメる際にブレたりするので、しっかりしたものがあると失敗が少ない。2sqの線を2本束ねて312端子にカシメる必要があるので、5sq程度に対応した圧着ペンチが必要になる。
交流用に250型F端子と312型F端子のケーブルを3本作る。長さは10-15cm程度あれば良い。ハーネスチューブでまとめて両側にカプラを取り付ける。交流なのでプラスマイナスはなく、どの組み合わせでも問題ない。できるだけねじれたり無理な力がかからないようにする。
直流用に片側が250型M端子のケーブルを4本作り、ハーネスチューブに通す。反対側は2本の線をまとめて312型のF端子でカシメる。2本束ねると太いのでなかなかに難しい。これを2組作る。
プラスとマイナスの端子を間違えないようにカプラに挿入する。プラスマイナスを間違えるとショートするので危険。確信が持てなかったので、この時点ではまだカプラに挿入していない。現場合わせで、車体ハーネスの対向側のケーブル色で判断。
作ったケーブルをMF08のカプラとトランザルプの本体ハーネスに挟むようにして接続して、エンジンをかけて電圧が正常範囲で出力されていれば完了。
今回追加した部分のハーネスに比べて、車体ハーネスは劣化してるのか発熱が大きく感じるのが気になるところ。接点もしくは全体の抵抗が高くなっているのか。
最終更新:2023年12月04日 11:10