背景ストーリー①
ある日、隣接する世界すら揺るがす大規模なエネルギーがとある世界から発せられた。
モモキングはレクスターズ達と共にその世界へ向かったが、モモキングと彼に掴まったカズマとずんだもんの三人だけがその世界に入ることができた。
その世界では、大地を龍が闊歩し、しかし人間の文明の痕跡らしき物が見当たる不可思議な世界であった。そんな世界を空から眺めていた三人だったが、モモキングに異変が起こる。突然身体が光輝いたかと思うと、その身体が一振りの刀になっていたのだ。困惑する三人。次の瞬間、強力なエネルギーで散り散りにされてしまう三人。別れるその少し前に三人が目撃したのは、空に向かって伸びる虹色の柱だった。
モモキングはレクスターズ達と共にその世界へ向かったが、モモキングと彼に掴まったカズマとずんだもんの三人だけがその世界に入ることができた。
その世界では、大地を龍が闊歩し、しかし人間の文明の痕跡らしき物が見当たる不可思議な世界であった。そんな世界を空から眺めていた三人だったが、モモキングに異変が起こる。突然身体が光輝いたかと思うと、その身体が一振りの刀になっていたのだ。困惑する三人。次の瞬間、強力なエネルギーで散り散りにされてしまう三人。別れるその少し前に三人が目撃したのは、空に向かって伸びる虹色の柱だった。
所変わって、この世界の大地に1人の少年がいた。クリーチャーでは無く、人間。彼はレクスターズの力を得て、唯一この世界で生き残った男だった。彼の名は藤丸立香。本来「人類最後のマスター」になるはずだった彼は爆竜ストームXXの力を借り、「最後の人類」としてあの巨悪に立ち向かおうとする。
今ここに、新たな物語が幕を開けた。
今ここに、新たな物語が幕を開けた。
ドラグハート・マスターズ②
ドラグハート・ウェポンに封じられたモモキングが出会ったのは、旅する山伏のドラグナーとその友だった。彼の名はリンクウッド。
「お前、モモキングって言うのか!これから宜しくなぁ!」
刀となったモモキングを片手に、リンクウッドとその傍の少女ヒビキは仲間達と落ちあうために旅を始めた。
「お前、モモキングって言うのか!これから宜しくなぁ!」
刀となったモモキングを片手に、リンクウッドとその傍の少女ヒビキは仲間達と落ちあうために旅を始めた。
この世界…ドラグサーガ・ランドは既に龍魂珠の手に落ちており、ディスペクターやディスタスが闊歩していた。そんな世界に、せめてもの抵抗か呼び出された龍達がいたが、彼らは軒並みドラグハートに封印されてしまっていた。そんな龍達も、自身の魂を預けるに値するドラグナー達と出会う。
「なんだこの『弓』はッ⁉︎まるで太陽のような輝きを感じるッ!これが伝承の『ドラグハート』なのか…!」
「ぼくならお前を扱える…どうだい?一緒に行く気は無いかな?」
そして…
「一体……何者だ?君は… 」藤丸立香…否、リツカXXの前には、『槍に絡まった』少女が1人…
「なんだこの『弓』はッ⁉︎まるで太陽のような輝きを感じるッ!これが伝承の『ドラグハート』なのか…!」
「ぼくならお前を扱える…どうだい?一緒に行く気は無いかな?」
そして…
「一体……何者だ?君は… 」藤丸立香…否、リツカXXの前には、『槍に絡まった』少女が1人…
ドラグハート・マスターズ③
ドラゴンの少女、清姫と出会ったリツカ。彼女曰く、自身は後天的に龍になった存在であるため槍から離れる事ができない少女の姿でドラグハートに封印されているとの事であった。リツカは(これ封印って言うのかな…?)と思いつつも彼女と行動を共にする事にした。そんな彼らの前に、ディスペクターとディスタスの一団が現れる。リツカと清姫が戦っていると、清姫の身体が槍に封じられていた龍と融合し、その姿を変えた。「龍解」…ドラグハートの力を解放する儀。それを、清姫は成したのだ。同時に、リツカも龍解の次元を超えた力を前にストームXXの力を解放した。疑似的な「覚醒」であった。そうして2人は、ディスペクターとディスタスを一掃するのだった。
一方で、ドラグサーガ・ランドの温泉地に飛ばされたカズマと自然溢れる土地に飛ばされたずんだもんも同様に襲われていた。そんな中、彼らもドラグハートと出会い、レクスターズの力が龍覇の魂を呼んだ。水のヒーロー、メタルアベンジャー。自然の野生児、サソリス。その力を2人は手に入れ、ドラグハートを振るう力を掴んだのだった。
ドラグハート・マスターズ④
こうして、ドラグハート達の力を振るうドラグナーがレクスターズとなり、この世界にて反撃の狼煙を上げた。そして、虹色の光の柱の下に、戦士達は集結したのだった。
そして、光の柱の中から現れる強大なディスペクター。この世界の『接続王』、邪鎖接続王ザ=デルキドゥン。神の鎖と悪しき龍覇『邪悪王』が接続された、王たるディスペクターである(なお、モモキングの中にいる魂が「またアイツディスペクターになってるのかよ」と愚痴をこぼしている)。
その圧倒的な力を前に、ドラグハートを操り互角に戦う戦士達。そして、熱い想いが最高潮に達した時、この膠着した戦場をひっくり返す龍解が成されたのだった。「ゴジラ」「仮面ライダーリバイ&バイス」「ゲッタードラゴン」「サジットアポロ・ドラゴン」「清姫」…そして我らが『未来王』、モモキング!五体の龍が目覚め、ザ=デルキドゥンに渾身の一撃を叩き込んだのだ!そして、高まりに高まった激しく熱かりしエネルギーに、ストームXXの魂は答えた。仲間達と並び立ち、共に戦う力…『NEX』の力に目覚めたリツカは、ファイナル・ストームの力を解放する。その奇跡すら超越するほどの力が、仲間達のパワーとお互いに高めあい、ついにザ=デルキドゥンを打ち砕いたのだった!
そして、光の柱の中から現れる強大なディスペクター。この世界の『接続王』、邪鎖接続王ザ=デルキドゥン。神の鎖と悪しき龍覇『邪悪王』が接続された、王たるディスペクターである(なお、モモキングの中にいる魂が「またアイツディスペクターになってるのかよ」と愚痴をこぼしている)。
その圧倒的な力を前に、ドラグハートを操り互角に戦う戦士達。そして、熱い想いが最高潮に達した時、この膠着した戦場をひっくり返す龍解が成されたのだった。「ゴジラ」「仮面ライダーリバイ&バイス」「ゲッタードラゴン」「サジットアポロ・ドラゴン」「清姫」…そして我らが『未来王』、モモキング!五体の龍が目覚め、ザ=デルキドゥンに渾身の一撃を叩き込んだのだ!そして、高まりに高まった激しく熱かりしエネルギーに、ストームXXの魂は答えた。仲間達と並び立ち、共に戦う力…『NEX』の力に目覚めたリツカは、ファイナル・ストームの力を解放する。その奇跡すら超越するほどの力が、仲間達のパワーとお互いに高めあい、ついにザ=デルキドゥンを打ち砕いたのだった!
……しかし、ザ=デルキドゥンは怪しく嗤う。
「『ディスペクターによるササゲール』…試してみる価値はありそうダ」
そんな龍魂珠の声が僅かに聞こえたかと思うと、光の柱の中から大量の触手のような鎖が現れ、レクスターズ達を絡め取ってゆく。そして、ザ=デルキドゥンが柱の中に消えると、その柱を引き裂きながら、圧倒的な力を持つ怪物が現れるのだった。その名は「世壊英雄王 キング・オーバー・ザ・ギルガワールド」…!
「『ディスペクターによるササゲール』…試してみる価値はありそうダ」
そんな龍魂珠の声が僅かに聞こえたかと思うと、光の柱の中から大量の触手のような鎖が現れ、レクスターズ達を絡め取ってゆく。そして、ザ=デルキドゥンが柱の中に消えると、その柱を引き裂きながら、圧倒的な力を持つ怪物が現れるのだった。その名は「世壊英雄王 キング・オーバー・ザ・ギルガワールド」…!
ドラグハート・マスターズ⑤
世壊英雄王 キング・オーバー・ザ・ギルガワールド……人類最古の『英雄王』と世界を滅ぼす機械の龍が融合した存在である。
そしてその怪物は、一振りの剣を超次元より将来した。その名は『乖離剣エア』。英雄王必殺の宝具である。ギルガワールドがエアを一振りすると、彼の背中のフォートレス融合体から無数の閃光が放たれた。吹き飛ばされる戦士達。
そしてその怪物は、一振りの剣を超次元より将来した。その名は『乖離剣エア』。英雄王必殺の宝具である。ギルガワールドがエアを一振りすると、彼の背中のフォートレス融合体から無数の閃光が放たれた。吹き飛ばされる戦士達。
立ち上がったドラグナー達は、自らの友の異変に気が付いた。龍解していたはずのドラゴン達は武器の形態にまで戻り、ボロボロの姿で転がっていた。その事実に最も激昂したのはリツカであった。この一度壊れた世界、そんな地で出会い、わずかな間でも共に戦った清姫は、彼の孤独感を埋める存在だったのだ。そんな清姫が、今まで封印されていようとその姿を見せていた清姫が、物言わぬ槍となってしまった事に怒り、悲しみ、ファイナル・ストームの力を完全解放してギルガワールドに立ち向かうリツカ。しかし、ギルガワールドの召喚した数多のドラグハート・クリーチャー達にその行く手を阻まれ、遂には龍の力を失ってしまい倒れ伏してしまう。このままでは、再びギルガワールドの力が行使され、世界は再び破壊されてしまうだろう。
そんな状況に、思わぬ横槍が入った。
そんな状況に、思わぬ横槍が入った。
ドラグハート・マスターズ⑥
ギルガワールドにどこからか砲撃が入る。その砲撃の主は、ゲッタードラゴンの力により強化された龍素艦隊、アクア撃墜王アイザック率いる新生幾何学艦隊ピタゴラス!
さらに、世界中に散っていた光文明のジャスティス・ウィング達が、自然の中から現れたビーストフォーク號が、あちこちに眠っていたファンキー・ナイトメアが、細々と生き続けていたヒューマノイド爆が一斉に集まって来たのだ!
その光景を前に、ドラグナー達は一つの結論に辿り着いた。ゲッタードラゴンが死んだのであれば、ピタゴラスの強化など出来るはずが無い。龍達は生きている。
その事に気がついたリツカは、龍の力を使い果たそうと清姫の槍を手に取り立ち上がる。
「……力を貸してくれ、清姫。俺はまだ、諦めちゃあいないんだ…!」
「……ここまで来たら一蓮托生だな、起きろよモモキング!」
「君がこんな所で死ぬわけが無いッ!もう一度目覚めてくれ、サジットアポロッ!」
「まさかこの程度で死んだりはしないよな、ゴジラ。さぁ、もう一度行こうか」
「お前らも正義のヒーローなら、もう一回くらい立ち上がれよ!リバイ!バイス!」
「君がそう簡単に死ぬ事ないなんて分かるのだ…だから、まだまだ行くのだ、ゲッター!」
ドラグハートと、心を通わせた使い手達。その魂の叫びは、彼らの心臓を暴れ出させ、切札となる力を呼び寄せた!
さらに、世界中に散っていた光文明のジャスティス・ウィング達が、自然の中から現れたビーストフォーク號が、あちこちに眠っていたファンキー・ナイトメアが、細々と生き続けていたヒューマノイド爆が一斉に集まって来たのだ!
その光景を前に、ドラグナー達は一つの結論に辿り着いた。ゲッタードラゴンが死んだのであれば、ピタゴラスの強化など出来るはずが無い。龍達は生きている。
その事に気がついたリツカは、龍の力を使い果たそうと清姫の槍を手に取り立ち上がる。
「……力を貸してくれ、清姫。俺はまだ、諦めちゃあいないんだ…!」
「……ここまで来たら一蓮托生だな、起きろよモモキング!」
「君がこんな所で死ぬわけが無いッ!もう一度目覚めてくれ、サジットアポロッ!」
「まさかこの程度で死んだりはしないよな、ゴジラ。さぁ、もう一度行こうか」
「お前らも正義のヒーローなら、もう一回くらい立ち上がれよ!リバイ!バイス!」
「君がそう簡単に死ぬ事ないなんて分かるのだ…だから、まだまだ行くのだ、ゲッター!」
ドラグハートと、心を通わせた使い手達。その魂の叫びは、彼らの心臓を暴れ出させ、切札となる力を呼び寄せた!
ドラグハート・マスターズ⑦
最初に変化が起こったのは、リンクウッドだった。本来この世界同様の歴史で「主役」の1人を背負う龍覇は、火文明の青年だった。しかし、この世界に彼はいない。故に、彼がその役目を継ぐ事となった。龍変化。リンクウッドが魂を燃やした結果、その力は剣聖と呼ばれた龍の力と一体化した。星界龍覇リンクウッド〈ジゲン.星〉。剣聖ジゲンと融合したその力は、ただ彼らのドラグハートを龍解させるだけでは無く、次元の彼方へとアクセスし、この世界に未だ眠っていたドラグハートすらも目覚めさせる力だった。
剣聖ジゲンの力で目覚めたドラゴン達。彼らは再び龍解し、ギルガワールドの召喚したドラグハート達と対峙する。
さらに、「ガイラオウ」の力を得たサジットアポロは、モモキングにこう告げた。
「我々に宿った龍の力を合わせるのだ、若き英雄よ!」そうサジットアポロが宣言しモモキングに触れると、モモキングは新たなフォートレスの姿となっていた。ガイギンガとガイラオウの力が合わさった、ハートバーンの力である。彼もまた剣聖ジゲンの力で龍解する事に成功し、ここに「ドラゴン・サーガ」の終幕を飾る龍がここに参上した。
「悪しき王を切り捨てて、新たな時代の幕を開く!龍の力を溢れさせ、次元の壁すら切り放つ!超戦英雄龍G-NEXTモモキング、ここに参上でござるッ!」
剣聖ジゲンの力で目覚めたドラゴン達。彼らは再び龍解し、ギルガワールドの召喚したドラグハート達と対峙する。
さらに、「ガイラオウ」の力を得たサジットアポロは、モモキングにこう告げた。
「我々に宿った龍の力を合わせるのだ、若き英雄よ!」そうサジットアポロが宣言しモモキングに触れると、モモキングは新たなフォートレスの姿となっていた。ガイギンガとガイラオウの力が合わさった、ハートバーンの力である。彼もまた剣聖ジゲンの力で龍解する事に成功し、ここに「ドラゴン・サーガ」の終幕を飾る龍がここに参上した。
「悪しき王を切り捨てて、新たな時代の幕を開く!龍の力を溢れさせ、次元の壁すら切り放つ!超戦英雄龍G-NEXTモモキング、ここに参上でござるッ!」
ドラグハート・マスターズ⑧
そして、剣聖ジゲンにはサイキックの力にも干渉できる力があった。その能力は、リツカに残るストームXXの残滓に触れる事となった。そして、目覚めた清姫とリツカは、お互いの心が混ざり合うのを感じていた。
精神世界で邂逅するリツカと清姫、そしてストームXXの魂。ストーム曰く、ここに揃った二頭の炎龍の力を合わせる事により、巨悪を討ち滅ぼす最強最後の力が目覚めるのだと言う。しかしそれは、リツカと清姫が完全に一体化する事と同義であり、さらにはここまでにストームXXとなっていない清姫の精神は最悪消滅するとの事だった。
融合を渋ってしまうリツカ。しかし、清姫は自らリツカと一つになる事を望む。彼女は従者、本来の歴史ならばリツカ…否、立香と主従関係を結び、共に世界のために戦う英霊なのだと語る。
彼女きっての望み。故に、立香も断ることはできなかった。しかし、最後の最期に彼はひとつだけ、ここまで共に戦ってくれた彼女と「約束」をした。
融合を渋ってしまうリツカ。しかし、清姫は自らリツカと一つになる事を望む。彼女は従者、本来の歴史ならばリツカ…否、立香と主従関係を結び、共に世界のために戦う英霊なのだと語る。
彼女きっての望み。故に、立香も断ることはできなかった。しかし、最後の最期に彼はひとつだけ、ここまで共に戦ってくれた彼女と「約束」をした。
いつか、世界がきっと直った時。その時にまた出逢おう。
そう約束すると、清姫は立香に抱きつく。きっと、本来ならばきっと、もっと違う関係性だったかも知れない。だけど今は、互いに互いを信頼し、ここまで駆け抜けて来たかけがえの無い存在だった。立香が清姫を抱き返すと、眩い光が2人を包む。そして、虹の力を持つ巨悪を討ち、新たな未来へ時を進める龍。その名は、ラスト・ストームXX。その魂が、世界の危機に再び降り立った。
ドラグハート・マスターズ⑨
ギルガワールドの前に再び並び立った戦士達。強大なる王に向け、彼らは一斉に飛び立った。
ギルガワールドは超次元から大量のドラグハートやディスペクターを招来するが、それらはこの世界の住人たちやレクスターズ達に相殺される。そして、ギルガワールドの前に立ちはだかったのは、超戦英雄龍G-NEXT・モモキングと超絶覚醒王 嵐龍完結リツカXXの二体であった。
ギルガワールドは超次元から大量のドラグハートやディスペクターを招来するが、それらはこの世界の住人たちやレクスターズ達に相殺される。そして、ギルガワールドの前に立ちはだかったのは、超戦英雄龍G-NEXT・モモキングと超絶覚醒王 嵐龍完結リツカXXの二体であった。
ギルガワールドが放つ熱線は、堅牢なる城同様の防御でモモキングに阻まれてしまう。一方の乖離剣の一撃は、何故かリツカを壊せない。恐らく、英雄王が純然にして十全であれば乖離剣はリツカをとうに殺していただろう。しかし、今の英雄王は虹の龍が混ぜられたディスペクターである。ラストストームの力と歴史により、五つの文明全ての力を持つ敵はラストストームとの相性が最悪になっている。また、英雄王と繋がった事により、オール・オーバーザ・ワールドは相当にサイズダウンしてしまっていた。故に、王は有効打を与えられないのだ。たとえ強大な力を併せ持つディスペクターであろうと、本来の歴史から逸脱してはその力は発揮できないのだ。少しずつ、しかし確実に劣勢に追い込まれているギルガワールドは、世壊王秘伝と英雄王秘伝、二つの必殺技を同時発動する。迸る閃光、揺れる世界。しかし、その爆炎の中から傷つきながらもモモキングとリツカは現れた。そして、2人の剣は必殺技を使った直後の隙をつき、ギルガワールドを無理矢理に両断した。
ドラグハート・マスターズ エピローグ
ギルガワールドが倒れた瞬間、世界中が震え出した。ギルガワールドの現れた虹の柱を見ながら、モモキングは故郷の「世界をつなぐ柱」を思い出す。ひょっとして、この世界はギルガワールドが中心となっていたのでは無いか?それが倒れた今、世界はそのあり方を再び変えようとしていた。召喚されていたドラゴン達は元の世界へと消えて行き、レクスターズ達も世界の外へと弾き出されようとしていた。これこそが、龍魂珠の最後の罠。なす術なく世界が壊れる様を見せつける、卑劣な策であった。
そんな時、名乗りを挙げたのは立香だった。彼曰く、自身のラスト・ストームの力を以って新たな柱を建て、世界を安定させるのだと言う。そう言うと、勝ち誇った笑みを浮かべながら立香はその力を解放し、紅蓮の柱を打ち立てる。そして三日三晩の後、世界は人間社会広がる元通りの姿を取り戻したのだった。
モモキング達は、悲しくも誇らしい思いでそれを見守っていた。
しかし、龍魂珠との戦いはこれからも続く。戦い抜き、そして平和を取り戻す事をレクスターズ達は友に誓うのであった。
ドラグハート・マスターズ 完
ドラグハート・マスターズ エピローグ
ギルガワールドが倒れた瞬間、世界中が震え出した。ギルガワールドの現れた虹の柱を見ながら、モモキングは故郷の「世界をつなぐ柱」を思い出す。ひょっとして、この世界はギルガワールドが中心となっていたのでは無いか?それが倒れた今、世界はそのあり方を再び変えようとしていた。召喚されていたドラゴン達は元の世界へと消えて行き、レクスターズ達も世界の外へと弾き出されようとしていた。これこそが、龍魂珠の最後の罠。なす術なく世界が壊れる様を見せつける、卑劣な策であった。
そんな時、名乗りを挙げたのは立香だった。彼曰く、自身のラスト・ストームの力を以って新たな柱を建て、世界を安定させるのだと言う。そう言うと、勝ち誇った笑みを浮かべながら立香はその力を解放し、紅蓮の柱を打ち立てる。そして三日三晩の後、世界は人間社会広がる元通りの姿を取り戻したのだった。
モモキング達は、悲しくも誇らしい思いでそれを見守っていた。
しかし、龍魂珠との戦いはこれからも続く。戦い抜き、そして平和を取り戻す事をレクスターズ達は友に誓うのであった。
ドラグハート・マスターズ 完
作者
快雄王来外伝(シンディオ・ランドルフの人)
登場人物
- モモキング
今回モモギンガから発展してバトガイ、さらにガイNEXTの力を継承した我らが主人公。実は今回ドラグハートになっている状態が続き新規スター進化が無い。
- リンクウッド
現地のドラグナー。本来グレンモルトがやるべき火のドラグナー枠に収まった人。新世界で普通の人になっている。
- カズマ
- ずんだもん
モモキングに同行したレクスターズの仲間。積極的にスポットが当たらないためちょっと不遇。
- ジョナサン・ジョースター
- 鬼太郎
現地スタッフ。こちらもスポットが当たらない。新世界では原作通りな話を繰り広げる人たち。
- 藤丸立香/リツカXX
もう1人の主役格。人類最後のマスターどころか人類最後の生き残りになった男の子。当然魔術は知らないしマシュとも出会っていない。それどころかこの世界ゲーティアも異星の神も出ない非FGO世界。カルデアもあるか不明。よくもまぁこんな一般人がここまでできたよ(身も蓋もない)
ストームXXの力を得て戦ったはいいが、勝舞編主役ドラゴンの例に漏れず最後が救われない。ちなみに、炎の柱の中で清姫と再会する事に一応成功している。
ストームXXの力を得て戦ったはいいが、勝舞編主役ドラゴンの例に漏れず最後が救われない。ちなみに、炎の柱の中で清姫と再会する事に一応成功している。
- 清姫
今作のヒロイン(彼女以外の味方女性キャラがいない)。
サーヴァントとしての記憶や記録を持っているが、実は今回の彼女自身はドラグサーガ・ランド出身のドラゴン。この世界は人間世界とクリーチャー世界が密接に関わっており、龍に変身したのもそれが原因。そうしてドラグサーガ・ランドで召喚された際の人格は鯖きよひーが少し混ざった別人になっている。嘘は当然嫌い。炎属性の龍なのでストームXXと合体することが出来た。消滅の危機にあったがなんだかんだで炎の柱の中で立香と再会できている。
サーヴァントとしての記憶や記録を持っているが、実は今回の彼女自身はドラグサーガ・ランド出身のドラゴン。この世界は人間世界とクリーチャー世界が密接に関わっており、龍に変身したのもそれが原因。そうしてドラグサーガ・ランドで召喚された際の人格は鯖きよひーが少し混ざった別人になっている。嘘は当然嫌い。炎属性の龍なのでストームXXと合体することが出来た。消滅の危機にあったがなんだかんだで炎の柱の中で立香と再会できている。
- サジットアポロ・ドラゴン
バトルスピリッツ出身の射手座のドラゴン。今回のメイン武装は実は剣。ガイラオウパワーでガイNEXTを完成させている。
- 仮面ライダーリバイ&バイス
一つ前の仮面ライダー。召喚されたのは「五十嵐一輝とバイス」では無く「仮面ライダーリバイとバイス」なのでドラゴン判定を受ける。青黒なのにジュラシックドラゴン。
- ゲッタードラゴン
ゲッター線のやべー奴。この世界の自然文明はコイツのゲッター線で急速に進化した。おまけにピタゴラスをゲッター艦隊にできるやべー奴。
- ゴジラ
怪獣王。エバーラストはコイツに力貸して良かったのかと突っ込みたくなる。実は放射線を放っているやべードラゴン。この世界はもうボロボロ。
- ギルガメッシュ
英雄王(アーチャーの方)。今回哀れにも龍魂珠の手に落ちディスペクターになった。乖離剣ブンブンしたり超次元からドラグハート呼び出したりとやりたい放題。
- オール・オーバー・ザ・ワールド
なんかデカいやつ。世界を滅ぼした。実は5色でデカい背負い物した人型クリーチャーと言う点がラスト・ストームと死ぬほど相性が悪く死んだ。
- エルキドゥ
今回前座になった人。鎖が楔を引き摺り下ろす。
- デッドマン
お前3回目だぞ