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切り札達の憂鬱 第2話 後編
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ストーリー
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はぁ……はぁ…… やっと大人しくなりましたか |
スペル・デル・フィン | |
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何度も言ったように…… 今は、闘いを…… 控えてください…… |
スペル・デル・フィン | |
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エネルギーを使い過ぎた…… フラフラ…… |
キリコ | |
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なかなかいい見せ物でしたわ そこの男二人は 全然元気そうですけれど |
ネロ・グリフィス | |
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やり過ぎないように加減するのは 面倒なんです…… 貴方もやってみなさい |
スペル・デル・フィン | |
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見込んだ通りの者達だ 以前ではできぬ闘い…… 愉快であった |
謎の侍? | |
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今の戦いで分かりました…… 貴方、バルガライゾウ ですね……? |
スペル・デル・フィン | |
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いかにも、 私がバルガライゾウだ |
バルガライゾウ | |
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チュリンの友であり、 お前達と共に力を貸した クリーチャ―の一人よ |
バルガライゾウ | |
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そして、闘いを愛する サムライである |
バルガライゾウ | |
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……フン、好きにすればいいが 巻き込むのは勘弁して もらいたいものだ |
謎の男 | |
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もう分かっていると思うが こっちのツンケンした男は ゼロ・フェニックスだ |
バルガライゾウ | |
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………… |
ゼロ・フェニックス | |
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なんだか、特にバルガライゾウは カードの時とキャラが 違いませんか? |
スペル・デル・フィン | |
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この体に引っ張られている のだろうな 妙に若々しい気分だ |
バルガライゾウ | |
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少し窮屈だが、ここまで自由に 動けるのは本当に久しぶりだ |
バルガライゾウ | |
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大きな体を動かすのは億劫でな すぐに元の身体が恋しくなる のだろうが |
バルガライゾウ | |
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そういうお前達も 元の身体の時とは 少し違うのではないか? |
バルガライゾウ | |
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……確かに 言われてみれば |
スペル・デル・フィン | |
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身体と精神は 密接に関係している |
キリコ | |
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バルガライゾウが言うように 精神が体に引っ張られるのも おかしなことじゃない |
キリコ | |
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ふむ……しかしいい身体だ これならばチュリンの友として 触れ合うことも可能だろう |
バルガライゾウ | |
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この森でチュリンと共に 戯れるのが楽しみだ |
バルガライゾウ | |
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人間の身体に喜ぶなど クリーチャ―としての プライドを捨てたか |
ゼロ・フェニックス | |
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またそんなことを…… お前の友もこの世界へ 来るのだろう |
バルガライゾウ | |
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対面するのが 楽しみではないのか? |
バルガライゾウ | |
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友だと? そんなものは俺には居ない |
ゼロ・フェニックス | |
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友、ねぇ……そんなことを のたまうのは貴方くらいですわよ バルガライゾウ |
ネロ・グリフィス | |
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ああ、ルカ様に劣るチュリンと 貴方にはお似合いの 関係かしら? |
ネロ・グリフィス | |
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ほう、聞き捨てならんな チュリンが守護者の中で最も 強いのは明らかだろう |
バルガライゾウ | |
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五人の中でも最年少であり あの強さは誰かに教えられた ものでも学んだものでもない |
バルガライゾウ | |
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あの子の感性そのものだ |
バルガライゾウ | |
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才覚とも違う、自然と共に生きる あの子だからこその 膨大な経験の表出 |
バルガライゾウ | |
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最早野生の勘と言えるほど 研ぎ澄まされた五感からくるもの あれぞ武人に必要なものだ |
バルガライゾウ | |
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そしてあの闘いを楽しむ心 あれ以上の存在は そうそういまい |
バルガライゾウ | |
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何を言う、序列を つけるならば皆をまとめる エレナこそが一番に相応しい! |
スペル・デル・フィン | |
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………… 頭が痛い、という感覚を 初めて理解できた |
キリコ | |
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【プレイヤー】 ここは任せた |
キリコ | |
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キリコは少し プログラムを確認してくる |
キリコ | |
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………… |
ゼロ・フェニックス | |
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(【プレイヤー】か こうして相対しても 何も感じられんな……) |
ゼロ・フェニックス | |
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(強者の覇気があるわけでも 守護者のような特殊な 感覚も感じない) |
ゼロ・フェニックス | |
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(何の変哲もない ただの、人間としか思えない) |
ゼロ・フェニックス | |
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(なぜグレンはコイツに 固執する……?) |
ゼロ・フェニックス | |
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真剣な顔で黙り込んで まだクールぶっているのかしら? |
ネロ・グリフィス | |
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そうすることがカッコイイ と思っているのでしょうか |
スペル・デル・フィン | |
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流石にコミュニケーションを 取る気を見せないのは 礼を欠いているのでは? |
スペル・デル・フィン | |
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ほら、【プレイヤー】 も貴方と話したがっています |
スペル・デル・フィン | |
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このままだと貴方と デュエマしたい! と言い出さんばかりの勢いです |
スペル・デル・フィン | |
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……けれど、 【プレイヤー】は 知っているのかしら |
ネロ・グリフィス | |
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こいつが何度も破壊の限りを 尽くしてきたことを |
ネロ・グリフィス | |
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………… |
ゼロ・フェニックス | |
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貴方ね……今そんなことを 話題にする必要がありますか? |
スペル・デル・フィン | |
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この男の危険性は 知っておくべきだと思いますわよ |
ネロ・グリフィス | |
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そっちのサムライのように 無暗に闘いをけしかける前にね |
ネロ・グリフィス | |
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うっかりこの機械はおろか |
ネロ・グリフィス | |
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【プレイヤー】の 精神や私達もろとも 消し飛びかねませんわ |
ネロ・グリフィス | |
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まぁ……この男に限らず 私達皆同じ危険性を 持ってはおりますが |
ネロ・グリフィス | |
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私もこいつの絶大な力に 関する話は幾度も 耳にしたことがある |
バルガライゾウ | |
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その昔の大戦では 一撃で大地を焼き尽くし 無に帰したと聞く |
バルガライゾウ | |
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その力を一目拝みたくて 闘いを申し入れたのだが |
バルガライゾウ | |
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――バ、バカなのですか 貴方は!? |
スペル・デル・フィン | |
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なに、心配は無用 此奴は力を使いたがらん |
バルガライゾウ | |
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どんな心境の変化が あったのかは知らぬがな |
バルガライゾウ | |
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例えそのような力を持っていても 使う前に斬ればよいだけのこと |
バルガライゾウ | |
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はぁぁ……この男は…… |
スペル・デル・フィン | |
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戦闘狂に理を説くだけ 時間の無駄でしてよ どうせ聞きやしませんわ |
ネロ・グリフィス | |
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そもそも斬る、って……貴方 刀も持っていないのに どうやって斬るのですか |
スペル・デル・フィン | |
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はっはっは 刀など無くとも斬れる! お主で試してみるか? |
バルガライゾウ | |
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鬱陶しい…… |
ゼロ・フェニックス | |
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もういいだろう 十分俺のことは詮索したはずだ |
ゼロ・フェニックス | |
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危険だと思うなら 近づかないことだな |
ゼロ・フェニックス | |
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心配しなくとも 俺には力を使う気はない |
ゼロ・フェニックス | |
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…………? おい、【プレイヤー】 そこをどけ |
ゼロ・フェニックス | |
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闘いたい? デュエマでもいい? ……ふざけるな 話を聞いていなかったのか |
ゼロ・フェニックス | |
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【プレイヤー】 あ、貴方と言う人は…… 今の状況が分かって……! |
スペル・デル・フィン | |
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流石はチュリンの友だ 私ともやるぞ 【プレイヤー】 |
バルガライゾウ | |
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そうね……私も 貴方がルカ様に相応しいのか 試したくなってきましたわ |
ネロ・グリフィス | |
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あ、貴方達…… |
スペル・デル・フィン | |
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はぁぁぁ…… エレナの大変さが 少しわかった気がします…… |
スペル・デル・フィン | |
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………… |
キリコ | |
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良かった、データは壊れていない シミュレーションは継続可能 |
キリコ | |
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不具合の原因は 大きすぎるクリーチャ―の力と 急造プログラムの干渉? |
キリコ | |
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もしくは……何者かの妨害? そんなことが……? |
キリコ | |
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このままでは予測不能な 事態が加速する…… 力を制御する方法を見つけないと |
キリコ | |
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例え見つからなくとも ここで止めるわけにいかない |
キリコ | |
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キリコはこのまま目的を遂行する |
キリコ |