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波乱の夏季合宿 中編
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ストーリー
| ぜえ……はあっ…… 二時間泳ぐとかキツすぎ……! し、死ぬ……! | |
| 切札勝舞 | |
| 安心せい ワシがいるんじゃから すぐに復活させてやるわい | |
| Dr.ルート | |
| それ全然嬉しくないってば……! ガクッ | |
| 切札勝舞 | |
| 勝舞くん、よく頑張ったね 僕が運んであげるよ | |
| 白凰 | |
| うむ では次の特訓 砂風呂耐久を始めるぞ | |
| Dr.ルート | |
| ぐぅっ……下半身が熱い…… これは漏らしてるのか 地熱なのかどっちだ……? | |
| ジョージ釜本 | |
| っ!? い、いかんっ! 想像したら急激に尿意が……! あああああああっ! | |
| ジョージ釜本 | |
| あらら…… 後でジョージをシャワーに 連れてかないといけないね | |
| 白凰 | |
| 白凰様も汗をたくさん流されて いますが大丈夫ですか? | |
| 黄昏ミミ | |
| うん、これぐらい平気だよ 心配してくれてありがとう ミミくん | |
| 白凰 | |
| ああっ、勿体ないお言葉ですっ! 白凰様のお世話は私の義務 ですのでっ! | |
| 黄昏ミミ | |
| あはは、それはちょっと 過保護すぎじゃないかな……? 気持ちは嬉しいけれどね | |
| 白凰 | |
| あ、【プレイヤー】も お疲れ様 | |
| 黄昏ミミ | |
| 初めての合宿なのに かなり頑張ってるじゃない 見直したわ | |
| 黄昏ミミ | |
| ……白凰様の方がすごい? ふふんっ、それはそうね! | |
| 黄昏ミミ | |
| 白凰様は今まで どんな過酷な内容の修行でも 決して挫けなかったんだから! | |
| 黄昏ミミ | |
| みんなが根を上げる中、 嫌な顔一つせずに 訓練メニューをこなして…… | |
| 黄昏ミミ | |
| もうほんとパーフェクトなのよ! 白凰様は! | |
| 黄昏ミミ | |
| そういうミミも よくそんなにはしゃげるな…… ああ、すっげーしんど…… | |
| 切札勝舞 | |
| 逆に勝舞の体力がないだけじゃろ ほれ、今からデュエマの時間じゃ シャキッとせい | |
| Dr.ルート | |
| デュエマ……? っ! デュエマか! よっしゃ、元気出てきたぜ! | |
| 切札勝舞 | |
| わぁ、すごい立ち直りだね | |
| 白凰 | |
| って、【プレイヤー】 君も復活したんだ ふふ、ほんと似たもの同士だなあ | |
| 白凰 | |
| 言っておくが遊び感覚では やらせんぞ? | |
| Dr.ルート | |
| デュエルに負けた方は トレーニングメニュー追加 じゃからのー | |
| Dr.ルート | |
| げっ、マジかよ! | |
| 切札勝舞 | |
| ま、嫌なら勝って相手を 蹴落とすんじゃな | |
| Dr.ルート | |
| ジョージはデュエルできる状態 ではないし ワシが組み合わせを決めてやろう | |
| Dr.ルート | |
| では勝舞とミミたん 白凰と【プレイヤー】 で戦うがよい | |
| Dr.ルート | |
| わかりました | |
| 白凰 | |
| そういうわけで、よろしくね 【プレイヤー】 | |
| 白凰 | |
| 君には悪いけど 僕も少しは楽をしたいんだ | |
| 白凰 | |
| 疲れ切っているところ 申し訳ないが 全力で行かせてもらうよ! | |
| 白凰 |
勝利時
| す、すごい集中だね そんな状態で戦い抜くなんて…… | |
| 白凰 | |
| ……完敗だよ このコンディション差で 負けるとは思ってもみなかった | |
| 白凰 | |
| まだまだ修行が足りないようだね もっとトレーニングを積んで 君に追いついてみせるよ | |
| 白凰 | |
| さあドクター 僕がやる追加メニューを 教えてくれませんか? | |
| 白凰 | |
| ……いいじゃろう では腕立て伏せ1000回じゃ | |
| Dr.ルート | |
| …………白凰様 | |
| 黄昏ミミ | |
| …………ふぅ なかなか寝付けないな | |
| 白凰 | |
| (みんなと、ドクターの前で 【プレイヤー】に 勝とうって約束したけど……) | |
| 白凰 | |
| (ちゃんと、叶えることは できるのかな……?) | |
| 白凰 | |
| ……っ!? なんだ、今の音は……? | |
| 白凰 | |
| きゃあああああーっ! | |
| 黄昏ミミ | |
| この声は……ミミくんのだ! もしかして、何かあったのかも! | |
| 白凰 | |
| ………… | |
| 黄昏ミミ | |
| あ、あれは……! | |
| 白凰 | |
| 待つんだ! ミミくんを放せ! | |
| 白凰 | |
| くっ……逃げられたか…… | |
| 白凰 | |
| (僕一人で追いかけるのは 得策じゃない…… みんなに知らせないと!) | |
| 白凰 | |
| 勝舞くん、ジョージ、ドクター、 【プレイヤー】! 大変なんだ! | |
| 白凰 | |
| ……あれ? ミミくんだけじゃなく みんないなくなってる……? | |
| 白凰 | |
| 一体何が起こってるんだろう…… 誰が何の目的でこんなことを…… | |
| 白凰 | |
| ……ん? これは、手紙? | |
| 白凰 | |
| 「一人で海岸の洞窟まで来い」 か…… | |
| 白凰 | |
| 明らかに罠だろうけど 今助けられるのは僕しかいない | |
| 白凰 | |
| 待ってて……! 今助けに行くからね……! | |
| 白凰 |
敗北時
| やっぱりその状態での デュエマはきつかったみたいだね | |
| 白凰 | |
| ただ……僕としても、 こんな風な勝ち方では 満足できないかな | |
| 白凰 | |
| 調子を万全に整えたら、 もう一度勝負をしよう! | |
| 白凰 |
