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侵略者たちの晩餐 前編
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ストーリー
| 灼熱の陽の光が降り注ぐ荒野―― そこは無限の並行世界のひとつ | |
| ………… | |
| アダムスキー | |
| ………… | |
| デッドゾーン | |
| 宿敵の影を追い求めて あてのない旅を続ける4人 | |
| ………… | |
| サンマッド | |
| ………… | |
| ヴィヴィ | |
| 行く道はどこまでも険しく 灼熱の陽射しは容赦ない | |
| だが、くじける者はいない 宿敵を倒し自らの誇りを取り戻す 旅だと誰もが知っているから…… | |
| これは、そんな旅を続ける一行の ある日の物語―― | |
| うおおおっ! クソ暑いぞ! 俺の血がたぎってやがる! | |
| デッドゾーン | |
| それは物理的に 体温が上がってるだけ | |
| アダムスキー | |
| 夕方になったら少しは涼しく なるかと思ったけど 昼間と変わらないね | |
| ヴィヴィ | |
| この惑星を照らす恒星によって 地表が暖められたことが原因 | |
| アダムスキー | |
| 西日と、地表からの熱気…… 遮蔽物もないこんな場所では 暑いのも当然 | |
| アダムスキー | |
| そうだな、ただでさえ暑いのに デッドゾーンのせいで余計に 暑苦しくなるのは願い下げだ | |
| サンマッド | |
| なんだと!? このクソ暑さは俺のせいだって 言うのかよ? | |
| デッドゾーン | |
| 物理的には否定 心神的には肯定 | |
| アダムスキー | |
| ん? なんだそりゃ? | |
| デッドゾーン | |
| ガハハハハ! なるほど、そういうことか | |
| サンマッド | |
| 気温はお前のせいじゃないが 暑苦しい気分になるのは お前のせいだってことだな | |
| サンマッド | |
| 畜生め! テメェのそのクソ暑苦しい顔で 言われたくねェぞ! | |
| デッドゾーン | |
| 俺様から言わせれば お前らの顔は寒そうで気の毒だ! | |
| サンマッド | |
| みんな、喧嘩はやめて まだまだ先は長いのに | |
| ヴィヴィ | |
| だいたいサンマッド、テメェが あそこでギュウジン丸の野郎を 取り逃がしたから…… | |
| デッドゾーン | |
| 俺様のせいじゃない アダムスキー、どうして奴が 逃げるのに気づかなかった? | |
| サンマッド | |
| 私には検知できない距離にいた ギュウジン丸の近くにいたのは デッドゾーン | |
| アダムスキー | |
| お願いだからやめて 喧嘩、嫌なの…… | |
| ヴィヴィ | |
| そのとき | |
| …………! | |
| ヴィヴィ | |
| ブハハハハ! 腹の虫で口ごたえするとは デッドゾーン、間の抜けた奴だな | |
| サンマッド | |
| 俺じゃねえよ アダムスキー、テメェだろ? すました顔でとぼけやがって! | |
| デッドゾーン | |
| ヴィヴィ、エネルギー不足? | |
| アダムスキー | |
| ……うん | |
| ヴィヴィ | |
| クソ、テメェのせいで 俺まで腹が減ってきやがった…… | |
| デッドゾーン | |
| それなら時空を超えて 何か食べられる所に―― | |
| ヴィヴィ | |
| それじゃあ、今日はこのあたりで 野営してメシにするか | |
| サンマッド | |
| あそこの遺跡のあたり…… いいんじゃねェか? 早く何か作って食おうぜ | |
| デッドゾーン | |
| あの、きっとどこかに 食べに行った方が早い―― | |
| ヴィヴィ | |
| 待って、あの遺跡……何かいる ……この惑星の現生生物? | |
| アダムスキー | |
| え!? | |
| ヴィヴィ | |
| 怖い人とかじゃなければいいけど できれば仲良く…… | |
| ヴィヴィ | |
| いいじゃねェか お望みなら轢き潰してやるよ | |
| デッドゾーン | |
| おいおい、不法侵入だぜ ここは俺達の縄張りだ | |
| 野盗A | |
| ……あなた達の土地なの? | |
| ヴィヴィ | |
| ここは公有地 管理人がいないだけ | |
| アダムスキー | |
| だから俺達がボランティアで 管理人をしてやってんだよ | |
| 野盗B | |
| ボランティア? それって何? | |
| ヴィヴィ | |
| お金を貰わずに 働いてる人達のことだな | |
| サンマッド | |
| そ、そうなんだ…… | |
| ヴィヴィ | |
| それはそれは…… どうもお疲れさまです | |
| ヴィヴィ | |
| あ、どういたしまして…… | |
| 野盗B | |
| ……ちげぇよ! 有り金置いて出て行きなって 言ってるんだよ! | |
| 野盗A | |
| え? ボランティアって言ったのに…… | |
| ヴィヴィ | |
| 通行料だよ、おとなしく払いな ここじゃ、強い奴がルールだぜ | |
| 野盗B | |
| 強い奴がルールか ブハハハハ! それを聞いて安心したぞ | |
| サンマッド | |
| よーし、テメェらを ブチのめせばいいんだな? グチャグチャにしてやるぜ | |
| デッドゾーン | |
| 遺跡を傷つけると 夜風をしのげなくなるから やりすぎないように | |
| アダムスキー | |
| 俺達に逆らおうってのか? 上等だ、かかって来やがれ! | |
| 野盗A |
勝利時
| くそ……てめえら動くな! とっとと武器を捨てないと このお嬢ちゃんが痛い目みるぜ | |
| 野盗A | |
| 戦う相手の力量も 分からないなんて ……ミステリー | |
| アダムスキー | |
| ――!? な、なんだこれは……! 身体が宙に―― | |
| 野盗A | |
| 浮いてる、浮いてるぜ……! お、おい…… 一体どういうことだ!? | |
| 野盗B | |
| ガハハハハ! 無重力を味わうのか初めてか? | |
| サンマッド | |
| おい、アダムスキー! 俺達まで巻き込むんじゃねェ! | |
| デッドゾーン | |
| ……無重力、解除 | |
| アダムスキー | |
| っ――!? いってぇ……! | |
| 野盗A | |
| お、おい なんださっきのは……! 俺達、宙に、浮いてたぞ……! | |
| 野盗B | |
| アダムスキーさん! | |
| ヴィヴィ | |
| おかえり、ヴィヴィ | |
| アダムスキー | |
| ……形勢逆転、どうする? | |
| アダムスキー | |
| うわあああっ! 勘弁してください~! | |
| 野盗A、野蛮B | |
| 情けねェ連中だぜ | |
| デッドゾーン | |
| しかし、これで拠点は手に入った あとは手分けして食糧探しだな! | |
| サンマッド | |
| なんでテメェが仕切ってんだ | |
| デッドゾーン | |
| サンマッドに指図される 理由はない | |
| アダムスキー | |
| 暗くならないうちに 野営の準備、 それと食べものが必要だね | |
| ヴィヴィ | |
| ……チッ しょうがねえな | |
| デッドゾーン | |
| 手分けするのが効率的 | |
| アダムスキー | |
| おい、なんでヴィヴィの 言うことは聞くんだ!? | |
| サンマッド |
敗北時
| おっと、動くなよ 動くとこのお嬢ちゃんの かわいい顔に傷がついちまうぜ | |
| 野盗A |
