水の守護者 カイト/知的なトレーニング 後編 - デュエプレ ストーリーまとめwiki

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ストーリー

	うぅっ……ここは……？
水の守護者 カイト
	マスター、起きた？
キリコ
	キリコ……？　私は…… 確かトレーニングをしていて……
水の守護者 カイト
	……何だ？ やけに体が軽い……
水の守護者 カイト
	いや違う…… この感覚、何だ……！？
水の守護者 カイト
	体中に力がみなぎっている……！
水の守護者 カイト
	……マスターから正体不明の パワーを観測
キリコ
	これがトレーニングの成果……！ 私の計算に狂いはなかった！
水の守護者 カイト
	これほどの力を手に入れるには 過酷なトレーニングがあったはず
キリコ
	気にしなくていいよ 全てはキリコのためだ
水の守護者 カイト
	……キリコのため？
キリコ
	あぁ、あの日私はただ君に 抱きかかえられるだけだった
水の守護者 カイト
	しかし今は違う……今なら！ 私がキリコを抱きかかえられる！
水の守護者 カイト
	……マスター、素敵
キリコ
	さぁ行こうか！　キリコ！
水の守護者 カイト
	マスターの腕の中に移動 ジャストフィットを確認
キリコ
	フッ、あのキリコが今は 羽毛のように軽い……！
水の守護者 カイト
	ははははっ！　全力で走っても 疲れを感じない……！
水の守護者 カイト
	トレーニングの成果としては十分 マスターの努力は報われた、と 結論を出すには十二分
キリコ
	そうだね……頑張った甲斐が あったよ
水の守護者 カイト
	キリコを抱きかかえても 問題のない体を手に入れた……
水の守護者 カイト
	走るだけでなく こうして空を飛んでも大丈夫だ
水の守護者 カイト
	絶景……
キリコ
	ふふっ、喜んでくれたのなら 何より……
水の守護者 カイト
	…………
水の守護者 カイト
	マスター？　どうかした？
キリコ
	……待て 何故私は空を飛んでいるんだ？
水の守護者 カイト
	ありえない、筋トレで 空が飛べるようになるものか！
水の守護者 カイト
	つまり―― これは、恐らく…………
水の守護者 カイト
	……て
？？？
	……起きて
？？？
	……起きて、マスター
キリコ
	……やはり、夢か
水の守護者 カイト
	意識の復旧を確認
キリコ
	外傷はなし 寝不足とハードなトレーニングで 体が限界を迎えたと推測
キリコ
	寝ころんでそのまま気絶した時は ビビったぜ……悪かったな
鬼丸
	人間の限界について 我らはもっと正確に 見極めるべきだった……
修羅丸
	いや、気にしないでくれ 私こそみっともないところを……
水の守護者 カイト
	……というかキリコ？ 何故キリコがここに？
水の守護者 カイト
	マスターのバイタルの変調を 確認して駆けつけただけ
キリコ
	……マスターこそ何故 このようなトレーニングを？
キリコ
	それは……
水の守護者 カイト
	……？
キリコ
	あぁ、すまない 少し言葉にまとめにくくてね
水の守護者 カイト
	……【プレイヤー】？ そういう時は デュエマをするといい？
水の守護者 カイト
	……確かに、自分と向き合って 思考をまとめるのにはぴったりか
水の守護者 カイト
	分かったよ 一戦付き合ってもらおう
水の守護者 カイト

勝利時

	……なるほど
水の守護者 カイト
	マスター、意見はまとまった？
キリコ
	あぁ、しっかりまとまったよ
水の守護者 カイト
	……私は先日 瓦礫の撤去作業中にキリコに 助けられただろう？
水の守護者 カイト
	しかも 君を庇おうとして、逆に君に お姫様抱っこで助けられた
水の守護者 カイト
	……キリコは自分の役割を 果たしただけ
キリコ
	だが、私はそれがずっと…… 引っかかっていたんだ
水の守護者 カイト
	ただ守られるだけでは…… 対等な関係とは言えないと
水の守護者 カイト
	あの時、キリコを抱きかかえて 逃げられなかった自分が 情けなかったんだ……
水の守護者 カイト
	だが結局、トレーニングも 途中で気絶する有様だ こんなザマでは……
水の守護者 カイト
	それは……違う
キリコ
	え？
水の守護者 カイト
	力仕事はキリコがやる これはキリコの役割だから
キリコ
	マスターにはマスターに しかできない役割があるはず
キリコ
	……！
水の守護者 カイト
	……対等な関係とは 同じ事ができるという意味 だけではない
修羅丸
	あぁ、役割分担が出来る事も 対等な関係の一つだと思うぜ
鬼丸
	キリコはマスターと対等で ありたいと思う
キリコ
	けれどそれはマスターに力仕事を してもらいたいという意味では 決してない
キリコ
	あぁ……そうだったのか 私の目は随分曇っていたようだ
水の守護者 カイト
	夢の中で君をお姫様抱っこして 満足していたけど、違ったんだな
水の守護者 カイト
	そんな事が出来なくとも 私は君のマスターとして やれることがたくさんある
水の守護者 カイト
	そういう事だったんだね
水の守護者 カイト
	へっ、随分とイイ顔に なったじゃねぇか
鬼丸
	これなら、トレーニングは もう不要だろう
修羅丸
	……待って
キリコ
	あぁ、大丈夫だよキリコ 私はもう間違えたりしないから
水の守護者 カイト
	違う 夢の中で何をしたと？
キリコ
	え？　あ、あぁ……キリコを 抱きかかえて空を飛んだんだ
水の守護者 カイト
	どんな夢見てんだよ！？
鬼丸
	…………ならば
キリコ
	…………
エンペラー・キリコ
	え？ ……な、なぜ急にその姿に？
水の守護者 カイト
	その姿は燃費が悪いんだろう？
水の守護者 カイト
	この姿のキリコは 『本来のキリコ』により近い だから……
エンペラー・キリコ
	マスターに提案がある この姿のキリコを 抱きかかえてほしい
エンペラー・キリコ
	！？
水の守護者 カイト
	夢の中のキリコにしておいて 現実のキリコにしないのは不平等
エンペラー・キリコ
	うっ……た、確かにそうか
水の守護者 カイト
	本当にそうか？
鬼丸
	ならば……ここで トレーニングの成果を見せよう！
水の守護者 カイト
	……
エンペラー・キリコ
	ふんぬっ……！！
水の守護者 カイト
	…………
エンペラー・キリコ
	はあああああああっ！ ふぬぬぬっ、うおおおおっ！
水の守護者 カイト
	…………
鬼丸
	…………
修羅丸
	…………１ミリも 上がっていない
エンペラー・キリコ
	はぁっ、はぁっ、はぁっ！
水の守護者 カイト
	はぁっ、はぁっ…… なんでこんなに重いんだ！？
水の守護者 カイト
	この姿の時は、ほぼ人間と 同じなんじゃないのか！？
水の守護者 カイト
	そうだけど今回は特別
エンペラー・キリコ
	マスターには『本来のキリコ』に より近い姿と重さの私を 持ち上げてほしい
エンペラー・キリコ
	本来の重さっ！？ それはクリーチャーの…… 無理……いや！
水の守護者 カイト
	それくらいできなければ！ 私達は役割分担して 対等な……はぁっ……関係……
水の守護者 カイト
	……修羅丸、鬼丸、お願いがある
エンペラー・キリコ
	この私を抱きかかえることが できるように マスターを鍛えてあげてほしい
エンペラー・キリコ
	！？
水の守護者 カイト
	承知した 必ず仕上げて帰そう
修羅丸
	！？！？
水の守護者 カイト
	何だったっけ、ご愁傷様？ ってやつだな……
鬼丸
	ま、待ってくれキリコ！ 何がどうなっているんだ！？
水の守護者 カイト
	もうトレーニングしなくても いいはずじゃなかったのか！？
水の守護者 カイト
	安心しろ……必ずお前を 人類の限界まで導いてみせる
修羅丸
	待ってくれ！！ 引きずるな！　手を放すんだ！
水の守護者 カイト
	どうして こうなるんだぁぁぁぁっ！？
水の守護者 カイト

敗北時

	これだけではまだ 自分と向き合いきれていない……
水の守護者 カイト
	すまないが もう一戦付き合ってくれ……！
水の守護者 カイト

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