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知的なトレーニング 中編
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ストーリー
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あの日……キリコに助けられた時 私は何も出来なかった |
| 水の守護者 カイト | |
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だから私は 変わらなくてはならないんだ |
| 水の守護者 カイト | |
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そしてどう変わるか考えた末 出た結論は…… |
| 水の守護者 カイト | |
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自分を鍛え上げて 屈強な肉体を手に入れる！ |
| 水の守護者 カイト | |
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これしかない！！ 君もそう思うだろう 【プレイヤー】！！ |
| 水の守護者 カイト | |
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よし、証明終了したところで トレーニング場所を探さねば…… |
| 水の守護者 カイト | |
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あ～……ちょっといいか |
| ？？？ | |
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ん？ 君達は…… |
| 水の守護者 カイト | |
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悪いな、話の途中に ただ実はオレ達…… |
| 鬼丸 | |
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【プレイヤー】と ここで待ち合わせをしていてな |
| 修羅丸 | |
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あぁ、そうだったのかい 彼を勝手に借りて失礼した |
| 水の守護者 カイト | |
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気にしなくていいぜ それより、話は聞かせてもらった |
| 鬼丸 | |
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オレら、この後クリーチャー界で トレーニングをする予定なんだ |
| 鬼丸 | |
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体を鍛えたいんだろ？ せっかくなら一緒にどうだ |
| 鬼丸 | |
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それは願ってもない話だが…… 突然邪魔してもいいのかい？ |
| 水の守護者 カイト | |
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これもまた巡り合わせの一つ 遠慮は無用だ |
| 修羅丸 | |
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何より、力を求める者を…… 見て見ぬふりは出来ん |
| 修羅丸 | |
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（パワーに長けたクリーチャーと 共にトレーニングをすれば…… 効率よく鍛えられるだろう） |
| 水の守護者 カイト | |
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……なるほど、渡りに船とは まさにこの事だね |
| 水の守護者 カイト | |
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そういうことなら遠慮なく ご一緒させてもらおう |
| 水の守護者 カイト | |
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決まりだな！ それじゃあ行こうぜ！ |
| 鬼丸 | |
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ふむ、ウォームアップは これぐらいか |
| 水の守護者 カイト | |
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（……少し走っただけなのに 体が少しだるい、流石に なまりすぎか……） |
| 水の守護者 カイト | |
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では、まずはこの壁を 素手で登り切ってもらう |
| 修羅丸 | |
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……落ちたら死ぬ高さだね |
| 水の守護者 カイト | |
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リスクなく強くなろうとするなど 虫のいい話だな |
| 修羅丸 | |
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……！ |
| 水の守護者 カイト | |
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……いや待ってくれ兄貴 流石にこれは危ねぇだろ |
| 鬼丸 | |
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いいだろう…… 覚悟はでできている！ |
| 水の守護者 カイト | |
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うわっ、始めちまった！ |
| 鬼丸 | |
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チッ、仕方ねぇ…… 【プレイヤー】 カイトのフォローを頼めるか？ |
| 鬼丸 | |
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兄貴の奴、本気も本気らしい オレも色々と手は回すからよ |
| 鬼丸 | |
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くっ……まだまだ……！ |
| 水の守護者 カイト | |
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どうした、これはまだまだ ウォーミングアップだぞ |
| 修羅丸 | |
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これぐらいで…… 音を上げてたまるか……！ |
| 水の守護者 カイト | |
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……そりゃっ |
| 鬼丸 | |
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うっ！？ な、何の揺れだ……！？ |
| 水の守護者 カイト | |
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（鬼丸……壁の上部を丸ごと 削り飛ばしたのか） |
| 修羅丸 | |
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（甘い奴だ……） |
| 修羅丸 | |
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ハァッ、ハァッ…… これで頂上に辿り着いた……！ |
| 水の守護者 カイト | |
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……まぁいいだろう 少し休憩だ |
| 修羅丸 | |
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ハァ、ハァ……普段使わない 筋肉を使うとこうなるのか…… |
| 水の守護者 カイト | |
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体が悲鳴を上げているよ…… |
| 水の守護者 カイト | |
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……【プレイヤー】？ え？ 休憩といえばデュエマ？ |
| 水の守護者 カイト | |
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まったく、君は普段通りだな しかしそれでこそか |
| 水の守護者 カイト | |
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私も気分転換はしたかった 一戦頼むよ |
| 水の守護者 カイト |
勝利時
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見事なデュエマだった 休憩は終わりだ |
| 修羅丸 | |
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あぁ、引き続きよろしく頼む |
| 水の守護者 カイト | |
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（……さっきの調子で 本当に大丈夫かよ） |
| 鬼丸 | |
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これから落とす岩を その拳で打ち砕いてみせろ！ |
| 修羅丸 | |
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重量に加速度……計算通りなら 打ち砕くのは容易いはず……！ |
| 水の守護者 カイト | |
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その前にお前が バラバラになるだろうが！！ |
| 鬼丸 | |
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カイトが接触する瞬間に 真っ二つにするしかねぇ！ うおおおおおおっ！！ |
| 鬼丸 | |
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このクリーチャー用の重りを 背負って広場を二百周！ |
| 修羅丸 | |
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ぐっ……一歩進むだけでも とんでもない負荷だ……！ |
| 水の守護者 カイト | |
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これはどうしようもねぇか…… え？ さっき重りを人間用の物に 入れ替えた？ |
| 鬼丸 | |
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流石【プレイヤー】だ それならオレ達も走ろうぜ！ |
| 鬼丸 | |
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さぁ、この溶岩の海を 飛び越えるのだ！ |
| 修羅丸 | |
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このぐらいの障害…… 越えてみせるさ！！ |
| 水の守護者 カイト | |
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何やらせてんだよ！！ 跡形も残らねぇぞ！！ |
| 鬼丸 | |
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溶岩を押し下げて 足場を作るしかねぇ 何とかなれぇぇっ！！ |
| 鬼丸 | |
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ふむ……よくついてきている 己を鍛えたいという意志は 本物だったか |
| 修羅丸 | |
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ハァッ……ハァッ……！ |
| 水の守護者 カイト | |
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しかし…… |
| 修羅丸 | |
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ハァッ……ハァッ……！ |
| 鬼丸 | |
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……要らん気を回して お前も疲労困憊か |
| 修羅丸 | |
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こうでもしなきゃ アイツ死んでるからな……！？ |
| 鬼丸 | |
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くっ……少し、横に…… |
| 水の守護者 カイト | |
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どうした？ もう諦めるのか？ |
| 修羅丸 | |
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そんな、こ……とは…… |
| 水の守護者 カイト | |
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………… |
| 水の守護者 カイト | |
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（……何だ？ 声が、聞こえなくなった） |
| 水の守護者 カイト | |
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……？ ――！ |
| 修羅丸 | |
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……！！ ――！？ |
| 鬼丸 | |
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（ぼんやりとしか聞こえない…… 何が、どうなって……） |
| 水の守護者 カイト | |
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（体にも力が入らない…… 急に、眠気、が……） |
| 水の守護者 カイト |
敗北時
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すまないがもう少し 付き合ってもらってもいいかな |
| 水の守護者 カイト | |
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これじゃあ気分転換と呼ぶには 余りにも味気ないだろう？ |
| 水の守護者 カイト |
