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校長の校内散策 後編
最終更新：
dmps_fun
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ストーリー
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はい、では これで授業を終わります 皆さんお疲れさまでした |
| オクトーパ | |
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座学だけではなく デュエマができて 楽しかったのだわ |
| カノン | |
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そうですね あっという間に時間が過ぎました |
| ルピコ | |
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そういえば シャコガイルさんは どこに行ったんでしょうか？ |
| ルピコ | |
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授業の途中までは いたはずなのだけれど |
| カノン | |
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いつの間にか いなくなってしまってるわね…… |
| カノン | |
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授業に潜り込んでみたり 学校中を歩いて色々垣間見させて もらったけれど |
| シャコガイル | |
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私の想像通り――いやそれ以上に ホウエイルは良い教育機関に なっている |
| シャコガイル | |
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それをこの目で確かめられたのは 大きな収穫だわ |
| シャコガイル | |
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あっ！ |
| ？？？ | |
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ん？ |
| シャコガイル | |
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珍しい…… こんな所に 猫がいるなんて…… |
| リュミエ | |
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（リュミエ…… そっか、今は私 猫の姿なのよね） |
| シャコガイル | |
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にゃぁ…… |
| シャコガイル | |
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何て可愛いのかしら…… |
| リュミエ | |
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どうしたの？ 迷子になっちゃったのかにゃ？ お姉さんが抱っこしてあげる |
| リュミエ | |
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（抱っこって――え？） |
| シャコガイル | |
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よいしょ……っと |
| リュミエ | |
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（ちょ――） |
| シャコガイル | |
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あったかい…… 貴方、天使のように可愛いわね |
| リュミエ | |
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よちよちよち…… |
| リュミエ | |
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………… |
| シャコガイル | |
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私の部屋で飼ってあげるからね |
| リュミエ | |
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（か、飼う！？ それはちょっと――） |
| シャコガイル | |
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あ、見つけたのだわ！ |
| カノン | |
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！？ |
| リュミエ | |
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リュミエさんも一緒にいますよ！ |
| ルピコ | |
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あ、貴方達…… いきなり何ですか？ |
| リュミエ | |
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（【プレイヤー】達 良いところに来たわ……！） |
| シャコガイル | |
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えっと、私達は シャコガイルさ―― いや、その猫を探してて…… |
| ルピコ | |
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まさか……この猫は 貴方達のペットか何かですか？ |
| リュミエ | |
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いえ そういうわけでは ないのだけれど…… |
| カノン | |
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なるほど…… では、こういうことですか |
| リュミエ | |
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貴方達も私と同様 この猫を保護しようとしているのですね |
| リュミエ | |
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えっと そ、そうなんです ですから、こちらに―― |
| ルピコ | |
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残念ですが 先に保護したのは私です |
| リュミエ | |
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ですので この猫は私のほうで預かります |
| リュミエ | |
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ええっ！？ |
| ルピコ＆カノン | |
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ど、どうしましょう 【プレイヤー】さん |
| ルピコ | |
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猫の正体を リュミエに伝えたほうが いいんじゃ…… |
| カノン | |
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え？ デュエマで勝ったほうが この猫を保護する……？ |
| リュミエ | |
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本気なの？ 【プレイヤー】 |
| リュミエ | |
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愚かにもマスター候補生に デュエマを挑むとは…… |
| リュミエ | |
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いいでしょう 返り討ちにして差し上げましょう |
| リュミエ |
勝利時
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侮っていたわけでは ありませんが 私をここまで追い込むとは…… |
| リュミエ | |
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くっ…… 貴方達にこの子を 幸せにできるのですか？ |
| リュミエ | |
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私ならばこの子にとって 最適な環境を提供できます |
| リュミエ | |
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この世界に不慣れな貴方達に 保護されるより、そのほうが この猫も幸せに過ごせるはずです！ |
| リュミエ | |
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あ…… |
| ルピコ | |
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えっと…… |
| カノン | |
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……？ |
| リュミエ | |
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どうしたのですか？ 気まずそうに目をそらして…… |
| リュミエ | |
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私の意見は 聞いてくれないのかしら？ |
| シャコガイル | |
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――！ しゃ、シャコガイル校長！？ いつからそこにいたんですか？ |
| リュミエ | |
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ずっといたわよ |
| シャコガイル | |
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ずっと……？ |
| リュミエ | |
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あ、あれ いつの間にか猫が いなくなってる…… |
| リュミエ | |
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……まさか |
| リュミエ | |
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そう、さっきまで 貴方が抱いていた猫は、私よ |
| シャコガイル | |
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！？ |
| リュミエ | |
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え～～～～～っ！ |
| リュミエ | |
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な、何で そんなこと―― |
| リュミエ | |
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猫の姿に変身して 生徒達の普段の生活を 覗かせてもらってたのよ |
| シャコガイル | |
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悪気はなかったんだけれど 申し訳なかったわね |
| シャコガイル | |
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しかしまさかリュミエが ここまで私を 可愛いがってくれるとは―― |
| シャコガイル | |
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！ シャコガイル校長 それは言わないでください！ |
| リュミエ | |
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うふふ…… |
| シャコガイル | |
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シャコガイルさん 私達の知らない間に 校内を見て回ってたみたいですね |
| ルピコ | |
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シャコガイルとリュミエ…… 今日のことが原因で 気まずくならないといいのだけれど |
| カノン | |
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私達が合流する前に 二人がどんなやり取りをしていたかは わかりませんが |
| ルピコ | |
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たぶんあれ、リュミエさんは 照れていただけだと思いますから きっと大丈夫ですよ |
| ルピコ | |
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……ルピコがそう言うなら 大丈夫そうね |
| カノン | |
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はい、それに シャコガイルさんが満足してた みたいなので、良かったです |
| ルピコ |
敗北時
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勢いは良かったですが やはり私には勝てないようですね |
| リュミエ | |
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（う～ん、リュミエが デュエマに集中してる間に 逃げたほうがいいかしら？） |
| シャコガイル |
