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リュミエと子猫 前編
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dmps_fun
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ストーリー
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――あとは校内の見回りを終えれば 今日の業務は終わり…… |
| リュミエ | |
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貴方が付き合ってくれて助かりました |
| リュミエ | |
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たまたま暇だったからな お前はいつもそんなに気を張っていて 疲れないのか? |
| マルハヴァン | |
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正義を体現する者としての自然体です 疲れるも何もありません |
| リュミエ | |
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そうか…… |
| マルハヴァン | |
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(真面目なのはいいが コイツは普通の人間だ) |
| マルハヴァン | |
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(何か気分転換できることが あればいいんだが) |
| マルハヴァン | |
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おや……何やら騒がしいですね 何かあったようです 行ってみましょう |
| リュミエ | |
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(考えた傍から……) |
| マルハヴァン | |
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くっそ、あいつすばしっこいな!! |
| 顔に引っかき傷のある男子 | |
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大丈夫? 迷っているだけかもしれないし 先生に言ったほうがいいんじゃない? |
| 心配そうな顔の女子 | |
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二人とも いったい何があったんですか? |
| リュミエ | |
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あ!! リュミエさん 何か学校に子猫が迷い込んでるみたいで 保護しようと思って探してるんです |
| 顔に引っかき傷のある男子 | |
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結構、弱っていたみたいなんですが すばしっこくて なかなか捕まえられなくて…… |
| 心配そうな顔の女子 | |
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子猫…… それは丁重に保護しないといけませんね |
| リュミエ | |
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リュミエ……? |
| マルハヴァン | |
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(何だ? 急に眼を輝かせはじめたぞ) |
| マルハヴァン | |
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万が一にも怪我をさせたら 子猫ちゃんが可哀想です 全力で探しますよ、マルハヴァン |
| リュミエ | |
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ああ、別に構わないが…… |
| マルハヴァン | |
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(何なんだ、こいつのこのやる気は それに、子猫「ちゃん」?) |
| マルハヴァン | |
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おお、リュミエさんが 手を貸してくれるなら、百人力だぜ! |
| 顔に引っかき傷のある男子 | |
| にゃーにゃー | |
| 子猫 | |
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こっちで鳴き声が聞こえました 急ぎましょう! |
| リュミエ |
勝利時
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あそこにいました お願いします、マルハヴァン |
| リュミエ | |
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ああ、任せろ 木の上だな |
| マルハヴァン | |
| にゃぁぁぁ!! | |
| 子猫 | |
| 捕まえにきたマルハヴァンを怖がって 枝の先に逃げていた子猫が 後がなくなってついに枝から飛び降りた | |
| しかしマルハヴァンは 落ち着いてジャンプすると 難なく空中で子猫を捕まえる | |
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これで問題ないだろう? リュミエ こら、猫、お前も落ち着け |
| マルハヴァン | |
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凄い!! 木から飛び降りた子猫を 空中でキャッチした!? |
| 顔に引っかき傷のある男子 | |
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さすがはマスター候補生と そのクリーチャーね!! |
| 心配そうな顔の女子 | |
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もう、首根っこを掴むなんて マルハヴァンは乱暴すぎます |
| リュミエ | |
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大丈夫ですか? 猫ちゃん ほら、私は怖くないですよ |
| リュミエ | |
| にゃぁぁ…… | |
| 子猫 | |
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リュミエ…… お前、俺から奪うように…… |
| マルハヴァン | |
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貴方の子猫の扱いが 雑だからですよ |
| リュミエ | |
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二人とも、後は私がやっておくので 任せてください |
| リュミエ | |
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ありがとうございます 後はお願いします 行くぞ |
| 顔に引っかき傷のある男子 | |
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ああ、私も子猫を抱きしめたかったのに |
| 心配そうな顔の女子 | |
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うふふ、抱っこすると 温かくて癒されますね…… |
| リュミエ | |
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あいつらがいなくなったからって 気を抜きすぎじゃないか……? |
| マルハヴァン | |
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たまにはいいでしょう? うふふ、ほっぺたをすりよせてきて 可愛い |
| リュミエ | |
| にゃーにゃー | |
| 子猫 | |
| 抱かれ心地がいいのか 子猫の鳴き声はどこか嬉しそうだった | |
| だがそれ以上に リュミエのほうが嬉しそうで 驚くほど表情を崩していた | |
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(小動物を抱きしめるだけで こんなになるとは…… クリーチャーの俺にはわからんな) |
| マルハヴァン | |
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ふふ、すっかり懐いてくれたようですね |
| リュミエ | |
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決めました 学校とはいえ危険もありますし 私のほうで保護しましょう |
| リュミエ | |
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勝手にすればいいと思うが 一応、シャコガイル校長に 許可を取るべきだろう |
| マルハヴァン | |
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確かに……それなら善は急げです 見回りを終えたら 校長室へ向かいましょう |
| リュミエ | |
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おい、見回りに子猫も連れていくのか? |
| マルハヴァン | |
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(まあ、この顔を見たら 置いていけとは言えないか……) |
| マルハヴァン |
敗北時
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くっ……声はこっちから 聞こえてきたと思ったのですが…… 何としてでも探しますよ! |
| リュミエ | |
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ああ、わかった |
| マルハヴァン | |
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(何でこいつはここまで必死なんだ?) |
| マルハヴァン |


















