目次
あらすじ
第一部冥王星戦争より3年後が舞台。
地球が太陽系連合に任命され力を付けて行く中で、裏では不穏な影が動く。
ゼワン率いる特殊暗殺部隊のエージェントが太陽系連合のトップを次々と暗殺していた。
全ての「界」を支配しようと考えるゼロ、宇宙全体で繰り広げられる事になると考えられる戦争。
nova達はゼロを止める事ができるのか?
本編内容
第二部は第一部から三年後。
SP(スペースポリス)部長に出世したジャイアンから
NOVA達が呼び出されるところから始まる。
そして太陽系連合のトップが次々とゼワン率いる暗殺部隊の高ちゃんとスピリッツに殺されていることを知る。
彼らはそれを食い止めるため、火星に行き金三角の兄でノーの弟である銀三角を味方につける。彼は青き炎を発す青龍刀の使い手である。
そのころ、火星では今は亡きエバー博士の残したエバシップの設計図を発見、製造に着手する。
その一方火星最強の剣豪スルメイカ吾朗や火星最低の男タコローなどの面々が集まっていた。
吾朗やメロスと合流したNOVA達はいきなりゼロ、ゼワンの襲撃を受ける。
予想外の強さに圧倒され、なんと
うぴーを失ってしまう。
立ち直れないNOVAの前にバルスの使い手だという仙人、じーさんが現れ、NOVAは強くなっていく。
しばらくあと、ジャイアンは上司で七大戦士のソアラ大佐と面会。彼は5年前、ドルートと共にゼワンと戦い、片腕を失った男だった。
木造版のエバシップ試作機を落としたのが運のつきで、タコローもNOVA達と共にあゆむこととなった。
こうしてメンバーも集まり、打倒ゼワンの士気が高まってきたころ、エバシップで飛行中に銀三角の携帯が鳴る。
その回線は「あの世通信」。死んだはずのうぴーからの電話だった。
天界をゼワン達が襲っていることを知った彼らはいえすとじーさんとメロスを残し無謀にも幽体離脱をする。めちゃくちゃだ。
天界にてかれらはゼワンとノーが組んでいることも知る。
激しいバトルに銀三角はノーが彼らの弟、金三角を永遠の命のため、殺したことを想い、訴える。
一方エバシップ船内は大変なことになっていた。
NOVA達が動けない所を狙ってゴキラー三世が雇ったという名目で、エージェントヒットマン、高ちゃんとスピリッツが襲いかかってきたのだ!
必死に応戦する三人。だが徐々に追い詰められていく。
一方天界では吾朗のスルメ返しなど個々の技が炸裂。タコローが何もできず逃げるしか能がないことも分かった。
戦いは互角で、ついにゼワンたちは引き上げた。
うぴーとの束の間の再会を喜ぶ暇もなく、危機一髪現世に戻ったNOVA達はスピリッツ達とたたかう。
だが大量に分裂し己の細胞を自在に操るスピリッツに苦戦する。
じーさんの提案でスピリッツをエバシップ内の水素ガスと融合させ気体化後、爆破することに成功。
高ちゃんは成り行き上仲間となる。
そしてソアラ大佐が合流。改めてSPより協力を依頼される。
その後ソアラ大佐の紹介で七大戦士の一人、バルスを使う少年エストを仲間にすべく、某星に向かう。
ところが
いえすの熱唱のせいで交渉決裂。
エストの提案で勝負に持ち込み勝ったら、仲間にすることができるようになる。
一方ゼワンは瞬間移動能力で特殊な空間へと移動する。そこにいた謎の集団との禁忌を侵したことにより、罰を受ける。
そのころ地球ではカルト教団「双頭の蛇」が不穏な動きを見せていた。
宇宙船アトランタのテレポーテーション能力を駆使し、宇宙の中央に位置するナコト写本を手に入れる。
写本には、かつての神々の闘争によって封じ込められた邪悪神達が封印されており、「双頭の蛇」の目的は邪悪神達を復活させ、
この世に再び黙示録の結末ーーこの世の初期化を果たすことだった。 「双頭の蛇」党首氷室は邪神復活の呪文を唱え、邪神達を復活させる。
しかし、邪神達は復活させてもらったことに対する謝恩など一切なく、その場で教団の人物を惨殺する。
氷室は邪神達に対してただ惨殺するだけでは面白くないと評し、黙示録通りに人類を消すことを提案。
自分自身が黙示録の内容を語る条件で一時的にナコトの集団に入団、生きながらえる。
一方、「双頭の蛇」の生き残りはアトランタへ避難。テレポーテーションでその場を退避。
しかし、テレポーテーション先の座標を入力しなかったことからエスト、NOVA達の闘いの最中へ移動することとなる。
神々を研究する田所博士は邪神に殺された「双頭の蛇」の被害者達の死体を発見。
教団以外で唯一邪神復活を知り、旧友のソアラ大佐へ伝えるため、NOVA達がいる某惑星へ赴き邪神復活の旨を伝え、戦える仲間達の補充及び説得をするよう頼む。 エストは邪神復活の一報を聞くことで、闘いへと参加。ゼワン一味、ノー、ラージなどの協力を仰ぐためにそれぞれ奔走する。
一方、地球のエバー研究所にて、「EX書類」を狙う多数の集団が争いを繰り広げる。
最中、集団のうち一人の人物が エバーの眼帯を発見、物心から付けてみると、何らかの作用によりエバーが天界から憑依することとなる。
先ほど受けた罰により、深手を負ったゼワンはそれをきっかけとし、潜入捜査していたナコトの住民に反旗を翻す。
ゼワンは元々自分の力を薬で制限して戦っており、そのリミッターを解除する薬をゼロから受け取ろうとする。
しかゼロの予想外の一撃を受け、さらに注射器で謎の薬を投与されてしまう。
実はその薬はゼロがゼワンを思うように扱うためのものであり、ゼワンが失血で注意力を失っていたことなどから、あっさりとゼワンの僕と成り果てる。
~三年前~
ドルートが自爆し、死んだかに思われたデーモンは瀕死の状態で生きており、そこにてガタノゾーアラに憑依される―
~現在~
アトランタのテレポーテーション能力でゼロの眼前に現れたNOVA一行。 打倒ナコトのためにゼロに協力を要請するが、ゼロの条件により、インセクトアーミー隊の残兵達との闘いに入る。成長した彼らは、それらを特に苦にすることも無く撃破に成功。タコ郎はまったくもって戦力外であった。
闘いに勝利した彼らをねぎらうというゼロに甘える一行は、ゼロに操られてるゼワンの配膳にて、食事。 無力の塊であるタコ郎が一番食べていたことに多少の疑問を覚えるが、その前にゼロの行動に疑問を覚えなかったことが祟り、料理に仕込まれたしびれ薬の効力に逆らえず、ゼロに屈服するNOVA一行。
自分の力でナコト殲滅を構想していたゼロの手により一行は「いる奴ら」、「いらない奴」にわけられる。勿論、「いらない奴」はタコ郎である。
タコ郎一人だけが別の場所に収容されるが、そこでノーとラージに遭遇。時間潰しにと生体検査を受ける。
結果に驚嘆することもなく、ノーとラージは帰ろうとするが、タコ郎が持ち前のウザさを遺憾なく発揮しする。 それに感化されたか、ノーは今NOVA達は試されているとの旨の話をタコ郎にし、離脱。
NOVA達は独力でナコトに挑もうとするゼロに捕まり、脱出不能な状態にあったが、天界から帰ってきたあの男、うぴーが現れれ、即座に牢屋を叩き割りNOVA達を解放する。
しびれ薬で動けないNOVA達をよそに、うぴーとゼロの闘いが始まる。うぴーは刀の所持者の魂を吸うことで、吸った魂を刀身として伸ばす、という神から授かった刀の本来の能力を解し、スピリッツの細胞を移植し、変幻自在な攻撃を繰り出すゼロと互角に戦っていた。
ゼロの一撃により、死んでいると思われていたゼワンは咄嗟の判断で生きたままゾンビとなっていたので、しびれ薬が効かず、唯一動けるイエスがゼワンの心の中に語りかけ、ゼロの精神操作を解くという偉業を成し遂げる。
最終更新:2010年08月03日 23:53