概要
【Vジャンプ】にて2013年2月号より連載中の漫画作品。
監修は堀井雄二。作者は「デジモンクロスウォーズ」など、ゲームのローカライズ漫画で好評を得ている中島諭宇樹。
ウェディの少年「ソウラ」と竜の子「アズリア」を中心に展開される冒険譚で、原作DQ10のサイドストーリー的な位置にある。
この作品における本作の登場人物
何故か
【僧侶】を入れているPTは2巻現在で登場していない。回復役に困ったりしないのか、こいつら…?
ソウラ達
この漫画の主役として活躍するウェディの少年。性格は元気に満ち溢れていて、マヌケな所もあるが、仲間達と共に決めるところは決める、少年漫画の主役らしい
キャラクター。使用武器は両手剣。
レーンの村出身の漁師で、幼い頃両親と共に漁に連れてもらった時、海上で大嵐にあった商船に遭遇し、マルチナ達を助けた後、残った乗員を助ける為に両親は危険を顧みず商船に向かい、別れ際に母からお守りのアズライトを受け取る。直後に大波に攫われて海の底へ沈んでいく途中に大きな竜に出会う。そのことから、竜を探す旅「ドラゴンクエスト」を目指している。
仲間のギブとうりぽにであった経緯は不明だが、アズリアとは命を分け合った仲であり、強いつながりを持つ。
ヒロインに相当する、見た目は人間に近い女の子。おっぱいはソウラ好みの大きめ。
性格は天真爛漫で、悪く言ってしまえばバカ。しかし他人とは違う出生を持つ為、時折深く悩むことも。
人間?と書かれているが、竜の卵から産まれて人間には無い角を有していて、間違いなく別の種族である。
……と、作中で明言こそされていないが、ドラゴンクエストTVではあっさりと
「本編に先駆けて竜族のキャラクターが登場」といった旨の宣伝されてしまっていたりする。
体から流れ出た血は石や地面等の生命を持たない物質に命を与え、人体にはその力を使役できる紋章「エクステンション・ライン」を浮かび上がらせ、生命力や防御力を格段に増強させる。
生まれた直後は言語等の意思疎通が全く出来ず、代わりに遥か昔失われた古代魔法
【ギガデイン】?を使って
【スカルゴン】を一撃で倒すなど、呪文に関しては凄まじい潜在能力を秘めている。
自意識が芽生え、アズライトから「アズリア」という名前をソウラに付けられると会話が出来る様になった。その代わり、魔法の能力が著しく減少し、現在自在に使える呪文はマルチナに教えてもらった初級呪文のみ。ただし、即興で
【フバーハ】や
【マホカンタ】を「創造」する力を持つ。
【ドルワーム王国】出身のドワーフ。少々マヌケなソウラ達を支える知恵袋。
背中のバッグには実験で作ったたくさんのアイテムが詰まっており、ピンチの際に使って窮地を脱する時に役立つ。
パーティーのムードメーカー兼、僧侶がいないソウラ達の実質的な回復役として
【ベホイミ】や
【ザオ】を操る。使用武器は扇と思われる。
単行本に載ってる4コマ漫画では、ほぼ毎回作者にツッコミを入れる為に登場している。
マルチナ達
ヴェリナードに商会を持つ富豪の娘。過去、ソウラの両親に助けだされ、以降ソウラとは幼馴染。ソウラからは「ちな」と呼ばれている。
所謂ツンデレ系のキャラクターで、ソウラに好意を持っているが、ソウラは一切気づいていない。
作者好みのスレンダーな体型の美少女で、氷系呪文を応用してフィギュアスケートに似た戦法を得意とする。使用武器は両手杖
JB達
ソウラの大先輩にあたるベテラン冒険者。切符の良い快男児で、最も冒険者らしい性格を持つ。
主に格闘術を使うが、本気になれば使用武器はブーメランやムチ等、職業の枠を超えて使用する。
金儲けをする為にあくどいこともしたりするが、他のまっとうな冒険者に危害を加えようとすることは決してしない。
ソウラに多額の懸賞金がかけられる手配書を見た時は、敵の企みに気づきながらもソウラの気概を試そうとした。
主人公
この作品はソウラの他にもう一人、原作のプレイヤーキャラクターに相当するポジションの「ユルール」(作者が実際にプレイしているキャラクターと同名のオーガ男、ゲーム中のオーガと違って中性的な少年の顔立ち)が担当しており、登場する時点で既に原作ゲーム1stのメイン
ストーリーにあたる部分はキーエンブレム8個分経過しており、その功績と名声から勇者と呼ばれている。
エテーネの兄弟姉妹は妹・ユメル。
冥王ネルゲル
本人は直接登場はしていないが、現代の魔族を統率する君主的なポジションのようである。ネルゲル直轄の一族と漫画オリジナルの太陰の一族など、
モンスター側は実質的に複数組織となっている。
単行本
最終更新:2014年04月26日 02:01