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音楽→DQ6 - (2013/02/09 (土) 23:48:38) の編集履歴(バックアップ)


交響組曲収録曲

ME

過去作品からの流用曲

DS版ミニゲーム


概要

ドラゴンクエストⅥの楽曲一覧である。

今作でカギを握るのは「モチーフ」である。
短い旋律のカケラをテーマとし、その旋律のカケラを楽曲中で様々に展開させていく。
さらにそのモチーフは、複数の楽曲に跨って使われる。
中でも「悪のモチーフ」は、ダンジョンや戦闘の曲において繰り返し使われ、非常に印象深いものになっている。
この手法は、「ライトモチーフ」によく似ている。
すぎやま先生いわく「ミュージカルのキャッツみたいに、1つのメロディで全ての曲を表現したかった」とのこと。
さすがにそこまでは無理だったようで、断念したらしい。

空を飛ぶときの音楽が2種類に増えた。コミカルな「空飛ぶベッド」と、神秘的な「ペガサス」の対比は見事。
確かに、この2つを同じ曲でまとめるのは無理があるだろう。
また、ラストダンジョン専用曲も初登場。
現代音楽であり、この作品から「ラストダンジョンの曲は現代音楽」というのが定着した。

本作の楽曲を作るにあたり、Ⅴでのサウンド面の不満を解消するため、専門のサウンドチームが結成された。
メンバーは、タクティクスオウガの崎元仁さん、イーハトーヴォ物語の多和田吏さん。
さらに、プログラマーの山名学さんには、本作専用のサウンドドライバーを作ってもらった、とのこと。

その結果、Ⅴに比べてサウンド面で大きく飛躍し、SFCの作品としては屈指のサウンドクオリティを誇るまでになった。
多くの曲でメロディに使われる、しっとりと、かつフワフワした独特の音色(木管楽器の音色を模したシンセ音)一つを取っても、Ⅴの頃からの大きな進化を感じさせる。
まるで本当に歌っているような「ハッピーハミング」のメロディ部分には、誰もが驚かされた。

他にも、唸るシンセ、音の太いベース、存在感抜群のパーカッションを駆使したアグレッシブな曲調は、他作品に比べると極めて異質であり、Ⅵにおける大きな特色になっている。
これが良い意味で視聴者の意表を突き、評価が高い。
特にパーカッションサウンドは派手な上に種類も豊富で、「迷いの塔」「勇気ある戦い」など、ロックに近い曲調に一役買っている。
これらは、編曲を担当した崎元仁さんによる功績が大きい。

しかし、逆に言えばオーケストラに合わない楽曲も生まれ、上記のロックのような2曲は、オーケストラ版では大きく迫力を減らしている。
今作の初CDは、【ロンドンフィルハーモニー管弦楽団】
オーケストラに合わない楽曲がある上に、演奏自体もやや雑で、この頃の演奏はまだあまり評判の良いものではなかった。

ドラクエ本編の音楽

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