概要
今作での最大の特徴は、各章の主人公にテーマ曲があることだろう。
そのテーマ曲が、各章のフィールド曲に採用されている。
どれも
キャラクターの性格や心情をよく表しており、プレイヤーのより一層の感情移入を誘う。
また、カジノ、コロシアムという施設が初登場し、それ専用の曲も初登場した他、
ラスボス以外の専用戦闘曲が登場したのも今作が初である。
また、Ⅰ~Ⅲの頃とは世界観が変わったためか、いくつかの楽曲では方針転換が図られており、
「序曲」のファンファーレ変更、海の曲の3拍子をやめる、といったところに、それが見て取れる。
それ以外に関しては基本的にⅢと同様であるが、容量に余裕ができたためか、長い曲が出始めている。
特に「のどかな熱気球のたび」は、変拍子に目が行きがちだが、その曲の長さもFCドラクエでは異例なほどである。
エンディング曲「導かれし者たち」に至っては、ゲーム中のアレンジでは各章主人公のテーマ曲などをメドレーにしており、曲の長さはぶっちぎりの1位である。
Ⅲに引き続いてオーケストラ版のCDも発売された。初CD(カセットテープも発売)は引き続き
【NHK交響楽団】。
前作Ⅲの大反響もあってか、CDの売り上げもかなり伸び、1990年3月26日のオリコン週間アルバムチャートで1位を取った。
オーケストラ、かつゲーム音楽のCDが1位を取るのは、なかなか珍しいことではないだろうか。
場面別楽曲一覧
オープニング・セレクト画面
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戦闘
エンディング
ME
交響組曲収録曲
最終更新:2013年09月01日 14:18