概要

Ⅴから登場した真っ赤な岩のモンスターで、この系統の最上位種。
ⅢとⅣで孤立していた【ばくだんいわ】に、やっと色違いが生まれた。
ⅦとⅨでは系統最下位種である【スマイルロック】も登場している。

【メガンテ】で自爆して相手を道連れにするという強烈な個性を持つ爆弾岩。
対するこちらは、【メガザル】で自爆し味方を完全再生させるという、爆弾岩とは違う意味のウザさ、厄介さを持つモンスターである。

また、普段は様子を見たり笑っていたりとあまり攻撃的ではないが、不気味に微笑んで飛びかかって来たりもする。
多くの作品で呪文耐性はかなり高く、守備力も高いため普通に戦うとメガザルを使われてしまうことが多い。
但し、作品によっては耐性に穴があるのでそこを突いていくのが賢明。


本編

DQⅤ

迷いの森周辺や内部、ボブルの塔の地下階や謎の洞窟の前半に出現する。
全ての攻撃呪文に耐性を持ち、HPが220、守備力も195とステータスがかなり高い難敵。
ルカニ系が確実に通る他、ラリホーやメダパニが効きやすいので、補助呪文を動員してメガザルを使わせないようにするのが得策。
面倒くさいならニフラムで消し去ってもいい。
落とすアイテムはいのちのいし。

仲間になるモンスターでもあるが、その確率は4強(リメイク版では【5強】)の1体に数えられるわずか1/256。
しかもその中で、使い勝手はかなり悪いという、敵の時も味方の時も困ったちゃんを地で行くモンスターである。
詳細は【メガーザ】にて。

DQⅥ

下の世界の山肌の道、ガンディーノ周辺などに出現する。
守備力はⅤと比べると低めで、Ⅵは味方の強化が容易なためダメージは通りやすい。
弱点であるバギ系・ヒャド系や、必ず当たる正拳突きなどを使って優先的に倒そう。ルカニも効く。
逆にマヌーサを除く補助系は全体的に強耐性を持つが、それでも50%は通るのでマホトーンなどを使ってみるのもいい。
落とすアイテムは【メガザルのうでわ】

スライム格闘場のGランク1回戦に登場。メガボーグ・キラーマシン2・地獄のたまねぎと同時に襲ってくる。
露骨すぎる回復要員だが、戦うのがCPUなのでメガザルを防げないことも多い。
この試合はかなり運も絡むため非常に厳しい。逆にメガボーグの皆殺しがコイツに当たったりするとすごく楽。

また、現実のライフコッドの山肌の道では、正直コイツが一番強いのにメガザル使ってなんなんだか…。
酷いときはスライム1~2匹をメガザルで蘇生して死ぬことも。本当にry

DQⅦ

現代のリートルード周辺や死地の洞窟などに出現する。
今作のみ、色が赤紫っぽくくすんでいる。
しかし、Ⅶでは敵のメガザルの処理(仕様)が粗悪で、でたらめな位置で蘇生されたり、全員生き返ることは少ないので、あまり気にしなくてもいい。
そもそも、出現場所自体がマイナーで出会う事すらあまりない。

落とすアイテムはⅥと同じくメガザルのうでわで、耐性もⅥと同じ。
また、新たな下位種としてスマイルロックが登場している。

DQⅧ

やはり物質系。
ベルガラック地方やサザンビーク国領西などに出現する。
また、人跡未踏の森でもダイス・ド・デビルに呼ばれると出てくる。

しかし、回復役のモンスターは全体的に弱体化しており、コイツもHPが少ないのですぐ沈む。正直設定ミスなんじゃないかと疑うほど。
ただし、呪文耐性は高く、バギ系とザキ系は無効、ルカニを含むほぼ全部の補助系も効果がない。
デイン系と強打系だけは弱耐性だが、この時点ではほぼ持ち合わせていないだろう。

HPの高い敵と出ることが多いし、Ⅷのメガザルは演出が非常に長くイライラする。蘇生してほしい敵でもいない限り、絶対に唱えさせないように。
まあ、テンションをためてばっかでメガザルを数ターン使わないこともあるが。やっぱり設定ミスなんじゃないの。
こちらもテンションを上げて打撃で一気に倒してしまうといいだろう。
落とすアイテムは石のぼうし、もしくはばくだん岩のカケラ。

また、バトルロードAランク3回戦の【きわめてコワモテ団】の一員でもある。
このチームには他にも2回行動する上に能力が高いボーンファイターに加え、同じく蘇生行動持ちのウドラーも居るため、
戦いを優位に進めていても、運が悪いと一気に形勢逆転される可能性もある。

DQⅨ

ジャーホジ地方や竜のしっぽ地方、自然タイプの宝の地図などに出現する。やはり物質系。
再び、全モンスター中唯一のメガザル使いとなった。
守備力依存の痛恨の一撃を放つことがある。
風、光属性が弱点なので、そこを突いて早く倒してしまおう。

落とすアイテムはばくだん石(確率1/16)、もしくはせかいじゅのしずく(同1/128)。
世界樹の雫を持つ唯一のモンスターだが、確率は低く、ぬすむを使っても厳しいのであてにしない方がいいだろう。
ちなみに図鑑によると何万年も転がってきた岩の大長老であり、世界樹の雫は万が一の為に備えて持ち歩いているらしい。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ2

パワータイプのあふれるフロアに出ることが多い。

隣接しているモンスターが倒れると命と引き替えに即座に蘇生させる。
はっきり言ってウザイが、爆弾岩よりはマシというところは見事なまでに本編と同じ。

普段意図的に他の敵に隣接することはないが、墓があると自分から隣接してメガザルする。
って、ゾンビ系同士はノーリスクで生き返すんだから犬死にじゃあ…合掌。

トルネコ3

2とだいたい同じ。本編ではあまり遭わないが、【異世界の迷宮】ではエミリーゾーン~爆ゾーンまで長い期間出てくる。

仲間にすると味方が死んだときにメガザルしてくれる。
ポポロ編序盤ではそこそこ役に立ち、特に、クリアまで世界樹の葉が手に入らない【バリナボチャレンジモード】では、このモンスターを保険として連れておいておきたい。
ただし、基本能力が低めなので肝心のメガザルロックが真っ先にやられてしまうことが多い。最初のうちはしっかりと面倒を見て育てておこう。
復活時は満腹度含め全てのステータスが回復するので、異世界の迷宮ではパン代わりに彼のメガザルを使う手もある。
なお、マホトーン状態だとメガザルは発動しない。マホトーンの石像やメイジキメラには注意。

少年ヤンガス

誘爆する上、メガザルを唱えるときに普通に爆発するようになった。
商品が消し飛んだり、仲間が大ダメージをくらったりとさんざん。爆弾岩よりタチが悪い。

最終更新:2014年02月03日 19:46