概要

Ⅳ(リメイク版)、Ⅵ~Ⅸなどに登場する特技。初出はⅥ。
敵全体に30+Lvの2倍(平均値)のバギ系のダメージを与える。全体攻撃可能なので使いやすい。
ただしバギ系が効かない敵(水中系、風系に多い)には絶対にダメージを与えられないので、注意が必要。
ⅥとⅦではMPを消費しないが、それ以外の作品ではMPを消費する。

DQⅣ(リメイク版)

表記は「しんくう波」となっている。
【ピサロ】がLv44で習得する。ピサロはバギクロスを習得しないので、バギ系のダメージを与えたいときは役に立つ。

DQⅥ

【パラディン】の★2で習得。
MPを使わずにここまでの威力の全体攻撃を使えるのはかなり優秀。【バギクロス】のお株を奪った元凶。
バトルマスターをマスターしてようやく【がんせきおとし】を覚える事を考えれば、習得時期も早く使いやすい。
ただ、エフェクトが非常に長く、煩わしいという理由であまり使われないことも……。

また、アモスを使っていると【へんしん】で怪物になった時によく使ってくれる。
こちらはモンストルのクリア直後から使えるので、上手く機能してくれれば頼もしいことこの上ない。

DS版

与えるダメージが20上昇し、50+Lvの2倍になった。
この変更により、【かくとうパンサー】の群れや、【ブラスト】に切り刻まれるプレイヤーが続出した。

DQⅦ

相変わらずパラディンの★2だが、最上級職の登場によりⅥよりもやや早めに覚えられるようになった。
ついでに【フライングデビル(職業)】★7でも覚えられる。
終盤はバギ耐性を持つ敵が多いのが気になるが、やはり使い勝手は上々。
相変わらず【バギクロス】の立場が無い。
僧侶・武闘家共に優秀な呪文・特技が多いので、さっさと覚えておくと中盤以降の攻撃を任せられる。

エフェクトは短く改良。ただし、クレージュ周辺の大量のスライム等に使うと、
切り裂く風が一体一体に出るので、敵が多すぎるとやはり煩わしい。

3DS版

上の2つに加え、【海賊】★4、【ゴッドハンド】★1、【勇者】★3でも習得できるようになった。
これは、人間上級職で覚えた呪文・特技は転職すると使えないという仕様変更の為。
全職業で使うには、フライングデビル職で覚える必要がある。
威力が50+Lvの2倍に強化されたにも関わらず消費MPは0のまま。ダーマ開放直後に覚えれば雑魚戦が一瞬で終了する。
敵が使う場合も強く、これを覚えてサクサク進んできたプレイヤーは【ヘルクラウダー】戦で地獄を味わうこととなるだろう。

DQⅧ

【主人公(Ⅷ)】【ヤンガス】【ゼシカ】【格闘スキル】で修得する。
習得ポイントは主人公とヤンガスが42、ゼシカは68。

主人公とヤンガスは習得が早く、格闘スキルをメインに上げて早期に習得すると、
習得後しばらくはテンションを溜めずとも雑魚モンスター全員を一撃で倒せる程の脅威の破壊力を見せる。
その後もテンション上げと併用すれば雑魚モンスター戦で大活躍。MPを2消費するようになったが、やはり優秀である。

ただ、格闘スキル自体が地雷と言われているので、スペックの割に活用される事が少ない特技。
ヤンガスならば33で利用価値の高い【しのびばしり】がある。ここからちょっと手を伸ばせば習得できるので覚えさせても良い。

余談として、Ⅷの公式ガイドブックに「MPを2しか消費しないので、MPの少ないヤンガスにお勧め」という旨のガイドがあるが、
最速のレベル12で覚えた時点でのヤンガスのMPはわずか14。7回しか使えない。
その後も、レベル20ではMP23、レベル30になってもMPはわずか48。
一貫してゼシカの1/5程度のMPしかなく、ヤンガスにとっての消費MP2は、ゼシカに置き換えるとベギラゴンとほぼ同等。
ヤンガスが使う場合はそれなりの使い方で冒険に臨みたい。

また、イーブルアイズが【真空波Lv?】という技を使用してくる。

DQⅨ

敵のみが使用する風属性の全体攻撃。ダメージは使用者によって変わる。
使用するのは【ホワイトランサー】【ダークマリーン】【暗黒皇帝ガナサダイ】(変身前)、【名をうばわれし王】【ダークドレアム】(Lv5~99)。

DQM1、2、CH

【かまいたち(特技)】の上位特技で、レベルが19(CHでは23)に上がると進化する。
消費MPは6になったが、レベルに応じたバギ系ダメージを与えるのは以前と同じ。
DQM1ではかがみのとびらのデュランが使い、こちらを苦しめる。
これとゾンビぎりを習得していると【グランドクロス】を思いつく。
また、2では相性を整えた上でギガスラッシュとしんくうはを同時に繰り出すと連携特技【空裂斬】になる。

DQMJ2、DQMJ2P、テリワン3D

DQMJ1では欠席していたが、J2から復活。
バギとドルマの複合属性になったほか、上位特技の【トルネード】も誕生した。
消費MPはJシリーズでは8、テリワン3Dでは14と高めになっている。

最終更新:2014年01月03日 19:33