概要
Ⅵから登場した、
モンスターが持っている特性の一つ。
【ドラゴン系】や
【ゾンビ系】などと同様に、主に特定の武器・特技によるダメージの増加に影響する。
種族を表す系統と比べると若干地味な系統と言える。
DQⅥ
【とびひざげり】によって与えるダメージが1.5倍になる。
該当するモンスターは以下の25種類。
なお、ⅥのAI……というかハッサンは自力で覚えるとびひざげりが大好きらしく、系統など関係なしに多用する。
【メタルぎり】などは相手がメタル系のモンスターでないと使用しないのだが、とびひざげりはこの限りではない。
「ハッサンがなんかいつもより強めのダメージを叩き出してる」と感じたら、その対象は浮遊系かもしれない。
DQⅦ
とびひざげりによって与えるダメージが1.5倍になる他、
【かもめ返し】によって与えるダメージが1.25倍になる。
該当するモンスターは以下の28種類。
やっぱりⅥ同様判別が安定していない。
スカイフロッグ、スライムブレス、ゴールドキッズは同系統でこいつらだけがこの系統に属している。
強敵と名高いヘルクラウダーにも有効なので、使ってみてもいいだろう。
DQⅨ
この系統に属するモンスターには
【足ばらい】が効かない。
各カテゴリの武器に有効な系統が設定されたⅨでは、従来のようにダメージ増加の対象にはならなかった。
とはいえ、旧作では1ターン休み系に耐性がなければ宙に浮いているモンスターも普通に転んでいたりしたので、
3D化に伴う変更としては頷けるところだろう。
該当モンスターも一気にわかりやすくなり、
「足ばらいが届かないような宙に浮いている」モンスターは基本的にみんな浮遊系である。
トルネコ2、3
【ウィンドスピアー】によって与えるダメージが増加する。
2では2倍、3では1.75倍を基本として印の数でさらに増加する。
また、3ではこの系統に属するモンスターは
【水路】の上を移動することができ、
【転びの石像】などの効果で転ぶこともない。
少年ヤンガス
「浮遊系」ではなく、「ふゆう」というモンスター「とくせい」の一つとして登場。
この特性を持ってるモンスターは全ての属性の床の上を通過できるようになる。
ヤンガスもこの特性を持つモンスターを合体することで、この効果の恩恵に預かることができる。
その他
DQⅤでは、モンスターが画面を埋め尽くす判定が上空を浮遊する敵と地面についている、地に近い場所にいる敵とは別に行われている。
そのため、ガーゴイルとイーターが同時に大量出現したり、ホークブリザードやれんごくちょうが魔界のモンスターを多数引き連れて現れるなんて泣ける事態もあった。
最終更新:2013年11月13日 01:56