
ジオン公国が「ゴッグ」に次いで開発した水陸両用MSであり、水中と陸上の両方で活動を行う事を前提としている為、冷却システムには水冷式と空冷式のハイブリッドを用い、水中では、水流ロケットエンジンを、陸上では熱核ジェットエンジンと高機動バーニアを使用する事で、水陸問わずに高い機動性を持つ。
スペック
分類 | 水陸両用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | MSM-07 |
頭頂高 | 18.4m |
本体重量 | 65.1t |
全備重量 | 96.4t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2480kw |
スラスター推力 | 35,000㎏×2、13,000㎏×3 |
スラスター総推力 | 83,000㎏ |
装甲材質 | チタン・セラミック複合材 |
開発 | MIP社 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット | ジオン兵 |
初登場作品 | 機動戦士ガンダム 第27話「女スパイ潜入!」(1979年10月6日放送) |
武装
- アイアンネイル
両腕部に装備された格闘戦用の3本の金属爪。本編では特にそういった描写はないが、対艦戦では刺した衝撃によってブレード基部が歪み、抜けなくなる事例が多発したという。
- 240mmミサイル
頭頂部に6基内蔵。装弾数は30発。水中、地上を問わずに使用可能。
- メガ粒子砲
両腕中心部に1門ずつ内蔵されている。ゴッグのそれと比べて、収束率が高い。
ドラゴニュートの人形劇では…
モビルスーツ連合の戦力として多数が登場する。
余談
- 冒険王版ではドズル・ザビの指揮の下、ゾックと共に宇宙空間において大群でホワイトベース隊を襲撃した。これは作者がメカの設定を把握していなかったことに由る。
- 漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』においても、レストアされ宇宙で行動可能となったズゴック(とゾック)が登場した。
- リメイク漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではくびれが大きくなり、太めの女性のような曲線的なフォルムで描かれている。
- 鳥山明の漫画『銀河パトロールジャコ』(『ドラゴンボール』の前日譚)ではブルマの母が、来客にプレゼントとして本機のプラモデルを渡しており、最終回ではその客の自室に完成したズゴックが飾られている。
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