
私は光だ。二度と会えないわけではない。誰の心の中にも、光はあるんだ。
目を開いて周りを見れば、きっと私が見える…さらばだ
M78星雲出身のウルトラ戦士。宇宙各地で侵略行為を繰り返すパワードバルタン星人の母艦と先遣隊を追って地球を訪れた。地球上では長い間活動することができないため、ケンイチ・カイと「精神に干渉しない(プライバシーをのぞかない)」という条件で同化した。カイがフラッシュプリズムをかかげることで変身する。活動時間はおなじみ3分間。通常は目が青いが、何かしらの感情が高ぶると目の色が赤くなるという特徴がある。必殺技であるメガ・スペシウム光線は、本家ウルトラマンや、帰ってきたウルトラマンが使用するスペシウム光線の、実に5倍もの威力をほこる。
データ
身長 | 55m |
体重 | 5万8千t |
飛行速度 | マッハ27 |
走行速度 | マッハ9.99 |
打撃力 | 1億t(通常時) |
蹴撃力 | 2億t(通常時) |
斬撃力 | レーザーメス以上の切れ味を誇る |
ジャンプ力 | 1800m |
年齢 | 1万5千t |
活動時間 | 3分間 |
出身地 | M78星雲・ウルトラの星 |
変身アイテム | フラッシュプリズム |
変身者 | ケンイチ・カイ |
初登場作品 | ウルトラマンパワード(1993年12月5日発売) |
変身者プロフィール
- ケンイチ・カイ
ウルトラマンパワードの主人公を務めるW.I.N.R.の青年隊員。識別番号は5番。劇中で明言はないが、設定によれば日本人とのハーフで、主にローバーに搭乗して地上での情報収集活動や後方支援を担当することが多い。その為、滅多に戦闘機に乗って前線で戦うことは少なく、その為に危機に陥ったり負傷することが多い。ちなみにあらゆる兵器や武器の情報に精通している戦闘のプロフェッショナルでもある。地球に落下した赤い球を調査中にパワードと出会い、彼からバルタン星人の脅威を聞かされ、“決して心の中に立ち入ったりはしない”という条件の元に一心同体となり、以降バルタン星人や次々と出現する怪獣たちの脅威から人々を護るために戦いにその身を投じていく。
演:ケイン・コスギ、吹き替え:森川智之
演:ケイン・コスギ、吹き替え:森川智之
技
- メガ・スペシウム光線
腕を十字に組んで放つ青色の必殺光線。
- パワードスラッシュ
強化した光線エネルギーを光の丸のこぎり型に変換・凝縮して投げつける光輪。
- エナジーナックル
掌から放つ白色破壊光弾。ダダにダメージを与えて動きを封じた。
- パワードボム
両手で放つ青色爆発光弾。ドラコに使用するが効果はなかった。
- パワードバリヤー
透明なエネルギーの防御壁を作り出し、ドラコの高周波を防いだ。
- パワードアイビーム(本編未使用)
透視光線。主に特殊能力を持つ敵への対抗策として用いられる。
- テレパシー
怪獣や宇宙人に対して、精神波で意思の疎通を行う。精神統一する際には、合掌のポーズをとる。人間の森林伐採に対する怒りで暴れるザンボラーに対し、テレパシーで語りかけて説得した。
- 消火念力
ザンボラーが引き起こした山火事や、コンビナートの火災を、念力波で鎮めた。
- ハンドシャットアウト
ペスターの火炎を、両手で吸収し、何倍にも強化して逆に気力で浴びせ返す[39]。
- エナジーリバース
バルタン星人のバイオビームを両手で投げ返し、ダダのアームレーザーを跳ね返した。
- ボディリバウンド
アボラスの青色発泡溶解液とバニラの赤色高熱火炎を、それぞれ掌で受け止め気力で跳ね返す毒液防御能力。
- パワードパンチ
スタンダードな技。敵に連打し1億トンの破壊力で敵にダメージを与える。初期での名称は、「クェーサーパンチ」という名称であった。
- パワードキック
肉体の周辺に増幅した反重力フィールドを張ることで、数百倍に増幅した重力で敵に急降下キックを浴びせる。2億トンの破壊力を持つ強力な技でバニラやゴモラを吹き飛ばす威力を見せた。初期での名称は、「ビックバンキック」という名称であった。
- パワードチョップ
手刀と下腕のパワードスタビライザーを駆使した強力なチョップ。雌のレッドキングを一撃でダウンさせる威力がある。初期での名称は、「パルサーチョップ」という名称であった。
- パワードダブルチョップ
パワードチョップの変形版。手刀と前腕のパワードスタビライザーを駆使したパワードチョップを両手で打ち込む。
- パワードヘッドパッド
強烈な頭突きでダダ戦でのみ使用。ダダを後退させた。
- ウルトラパワー
体中の気を集めることでパワーをアップさせる。劇中では雄のレッドキングの突進を押し返すなどしている。
- ジャイアントスロー
両腕で4万t級の怪獣の体をつかみ、一気に500m以上の上空まで放り投げる大技。大量のガソリンを摂取しているため、地上で倒すと危険なペスターに対して使用した。
ドラゴニュートの人形劇では…
サイドストーリー「ゴーデスの復活」にて初登場。スラン星人とアポロガイスト率いる軍勢相手に、ウルトラマングレート、ウルトラマンジョーニアス、駆け付けたダンクーガノヴァと共に立ち向かった。撮影にはウルトラヒーローシリーズ(2009年版)を使用している。
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